本書をご使用になる前に、IBM Rational Developer for System z 資料に関する特記事項に記載されている全体的な情報をお読みください。
本書は、IBM Rational Developer for System z バージョン 8.5 (プログラム番号 5724-T07)、および新しい版で明記されていない限り、これ以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。
第7版第1刷 2012.5
このインストール・ガイドには、IBM® Rational® Developer for System z® バージョン 8.5 のインストールおよびアンインストールを行うための手順が記載されています。
本書では、以下のタスクに関する情報が示されています。
本書では、以下の名前が使用されます。
本書の情報は、すべての Rational Developer for System z バージョン 8.5 パッケージに適用されます。 Developer for System z に関する記述は、特に注記のない限り、Developer for zEnterprise にも適用されます。
本書は、ワークステーションで Developer for System z 8.5 クライアントをインストールおよび構成するプログラマーを対象としています。本書を使用するには、Microsoft Windows オペレーティング・システム、Red Hat Linux オペレーティング・システム、または SUSE Linux オペレーティング・システムに精通している必要があります。
本書には、Developer for System z の使用についての情報は含まれていません。 詳細については、オンライン・ヘルプを参照してください。
製品の問題および制限事項の詳細については、IBM Rational Developer for System z インストール・ディスク または IBM Rational Developer for zEnterprise インストール・ディスク の Documents¥nl¥en¥readme ディレクトリーにある rdz85_releasenotes.html ファイルを参照してください。
更新された資料およびトラブルシューティング情報については、Developer for System z Web サイトの「Library」ページ (http://www.ibm.com/software/rational/products/developer/systemz/library/index.html) を参照してください。
Developer for System z には、ホスト・コンポーネントとワークステーション・クライアント・コンポーネントがあります。 ホスト・コンポーネントは一般にその設置場所のシステム・プログラマーによってインストールされ、 アプリケーション・プログラマーに対して透過的です。 本書ではこれ以降、ホスト・コンポーネントが特に呼び出されない 限り、Developer for System z という 用語は、ツールのワークステーション・コンポーネント (Eclipse プラットフォームで稼働する グラフィカル・ユーザー・インターフェース) のことを指します。
Developer for System z は、Eclipse プラットフォーム (www.eclipse.org) で作成されている一揃いの開発ツールです。Eclipse プラットフォームはフレームワークとお考えください。 また、Developer for System z および他のバンドル・オファリングはツール・コントリビューターとお考えください。
製品をインストールする前に、以下に示す手順を実行してください。
インストールの準備として、以下の要件を確認する必要があります。
以降に記載されている物理ディスクの名前は、以下の表に示すように、対応する電子イメージ・ディレクトリーの名前で置き換えることができます。
ディスク名 | 電子イメージ・ディレクトリー名 |
---|---|
IBM Rational Developer for System z インストール・ディスク |
|
IBM Rational Developer for zEnterprise インストール・ディスク |
|
IBM Rational Developer for System z z/OS® Server インストール・ディスク |
|
IBM Rational Developer for zEnterprise z/OS and Multiplatforms Server インストール・ディスク |
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IBM Rational Developer for System zクイック・スタートおよびドキュメンテーション・ディスク |
|
IBM Rational Developer for zEnterprise クイック・スタートおよびドキュメンテーション・ディスク |
|
ワークステーションへ Developer for System z をインストールするには、以下のいずれかのメディアにアクセスできる必要があります。
Developer for System z イメージを Passport Advantage® から ダウンロードして展開すると、以下の Developer for System z インストール用 ディレクトリーがワークステーションに作成されます。
または
必要な System z コンポーネントを System z ホストへインストールするには、以下のいずれかのメディアにアクセスできる必要があります。
Developer for System z イメージを Passport Advantage からダウンロードして展開すると、以下のディレクトリーが、必要なソフトウェアを System z ホストにインストールするために使用されます。
ホスト・コードのインストールの手順については、関連する製品のディレクトリーにある以下のインストール構成資料を参照してください。
Developer for System z のメディアに加えて、Developer for System z にバンドルされている他のオファリング用に追加のインストール・メディアがある場合があります。これには、IBM Rational Business Developer または IBM Rational Application Developer が含まれることがあります。ご使用できるバンドル・ソフトウェアは、どの版の Developer for System z を購入したかによって異なります。本書ではこれ以降、Developer for System z にバンドルされているこれらのオファリングは、バンドル・オファリング と呼ばれます。
Rational Team Concert™ Integration 拡張機能をインストールするには、以下のいずれかのメディアにアクセスできる必要があります。
Developer for System z 電子イメージをダウンロードすると、拡張機能のインストールに次のディレクトリーが適用されます。
このソフトウェアのインストールについて詳しくは、Rational Team Concert Integration 拡張機能のインストールを参照してください。
Developer for System z に関するハードウェア要件とソフトウェア要件についての以下の情報は、「IBM Rational Developer for System z 前提条件」にも記載されています。この前提条件の資料には、ハードウェア要件とソフトウェア要件についての最新情報が記載されています。前提条件の資料へのリンクは、以下の Developer for System z Web サイトの「Library」ページにあります。
http://www.ibm.com/software/rational/products/developer/systemz/library/index.html
Developer for System z は、大規模ビジネス・アプリケーションを作成するユーザーをサポートするためのライセンス・プログラムです。
このソフトウェアを使用するには、前提条件と相互必要条件があります。
製品をインストールするためのハード・ディスクの最小スペース所要量に対応していることを確認します。 インストール・プロセスの段階ごとのスペース所要量を次の表に示します。
ハードウェア | 要件 |
---|---|
プロセッサー | 1 GHz 以上 32 ビット (x86) または 64 ビット (x64) プロセッサー
デュアル・コアまたはクワッド・コアを推奨します。 |
メモリー | 最小 2 GB RAM
推奨: 3 GB RAM 以上 |
ディスク・スペース |
IBM Rational Developer for System z のフィーチャーの最小セットをインストールするには、1 GB のディスク・スペースと 200 MB の一時スペースが必要です。 IBM Rational Developer for zEnterprise のフルインストールには、1.8 GB のディスク・スペースと 200 MB の一時スペースが必要です。 IBM Installation Manager がシステムにまだインストールされていない場合は、そのインストールのために追加で 210 MB のディスク・スペースが必要になります。 その他のバンドルのソフトウェア・オファリングをインストールする場合は、必要なディスク・スペースの量が大きく変動する可能性があります。
|
ディスプレイ | 1024 x 768 の解像度で、256 色
これより高い解像度および色数の多いカラー・パレットを推奨します。 |
その他のハードウェア | Microsoft マウスまたはその互換ポインティング・デバイス |
製品をインストールする前に、システムがソフトウェア要件を満たしているかを確認してください。
以下のオペレーティング・システムがこの製品でサポートされています。
製品名 | 必要な PTF またはサービス・レベル |
---|---|
Microsoft Windows XP Professional | Service Pack 3 以降 |
Microsoft Windows Server 2008 Enterprise Edition | Service Pack 2 以降 |
Microsoft Windows Server 2008 Standard Edition | Service Pack 2 以降 |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition | Service Pack 1 以降 |
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition | Service Pack 1 以降 |
Microsoft Windows Vista Business | Service Pack 2 以降 |
Microsoft Windows Vista Enterprise | Service Pack 2 以降 |
Microsoft Windows Vista Ultimate | Service Pack 2 以降 |
Microsoft Windows 7 Professional Edition | Service Pack 1 以降 |
Microsoft Windows 7 Enterprise Edition | Service Pack 1 以降 |
Microsoft Windows 7 Ultimate Edition | Service Pack 1 以降 |
Red Hat Linux Desktop v 5.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
Red Hat Linux Desktop v 6.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
Red Hat Linux Desktop v 6.0 64 ビット | 必要なサービス・レベルなし |
Red Hat Linux Enterprise Server v 5.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
Red Hat Linux Enterprise Server v 6.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
Red Hat Linux Enterprise Server v 6.0 64 ビット | 必要なサービス・レベルなし |
SUSE Linux Enterprise Server v 10.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
SUSE Linux Enterprise Server v 11.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
SUSE Linux Enterprise Desktop v 10.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
SUSE Linux Enterprise Desktop v 11.0 | 有効なすべてのサービスを推奨 |
製品名 | バージョン | 必要な PTF またはサービス・レベル |
---|---|---|
Citrix® (32 ビットおよび 64 ビット) | Presentation Server 4.X | 使用可能なすべてのメンテナンス |
VMware® | Server バージョン 2.0、Workstation | 使用可能なすべてのメンテナンス |
VMware® | vSphere 4.0 ESXi | 使用可能なすべてのメンテナンス |
仮想化環境で使用する IBM SWG 製品のソフトウェア・サポート・サービスの詳細については、「VMware 環境における IBM SWG 製品に対するソフトウェア・サポート (Software support for IBM SWG products in a VMware environment)」を参照してください。
Developer for System z では、インストールする Developer for System z 機能により、インストールの相互必要条件としてこのセクションにリストされたソフトウェアのインストールが必要となります。
組み込み CICS® ステートメントを使用するアプリケーションをサポートするには、以下のいずれか 1 つのレベルがインストールされている必要があります。
プログラム番号 | 製品名 | 必要な PTF またはサービス・レベル |
---|---|---|
5724-B44 | TXSeries for Multiplatforms v 7.1 | 使用可能なすべてのメンテナンス |
5655-M15 | TXSeries for Multiplatforms v 6.2 | 使用可能なすべてのメンテナンス |
5655-M15 | TXSeries for Multiplatforms v 6.1 | IZ00893 |
関連製品の Web サイトは次のとおりです。
組み込み SQL ステートメントを使用するアプリケーションをサポートするには、以下のいずれか 1 つのレベルがインストールされている必要があります。
プログラム番号 | 製品名 | 必要な PTF またはサービス・レベル |
---|---|---|
5765-F35 | DB2® Workgroup Server Edition v 9.7 | |
5724-B55 | DB2 Connect Personal Edition v 9.7 | |
5765-F41 | DB2 Enterprise Server Edition v 9.7 for Windows |
関連製品の Web サイトは次のとおりです。
README ファイルとインストール・ガイドを表示するには、以下の Web ブラウザーのいずれかがインストールされている必要があります。
製品名 | 必要な PTF またはサービス・レベル |
---|---|
Microsoft Internet Explorer 7.0 以降 | 使用可能なすべてのメンテナンス |
Firefox 1.5.x 以降 | 使用可能なすべてのメンテナンス |
製品資料 PDF を正しく表示するには、以下のソフトウェアがインストールされている必要があります。
製品名 | 必要な PTF またはサービス・レベル |
---|---|
Adobe Acrobat Reader Version 7.0 以降 | 使用可能なすべてのメンテナンス |
IBM Rational Developer for System z をインストールするには、以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。
製品フィーチャーをインストールする前に、ここに記載されたすべてのトピックをお読みください。 インストールを実際に開始する前にインストール・プロセスの主な段階を適切に計画および理解することによって、多くの問題を回避することができます。
Developer for System z のインストール時に使用できる方式は数多くあります。
使用するインストール方式を決定する要因のいくつかは以下のとおりです。
使用する一般的なインストール方式は以下のとおりです。
この方式では、インストール・ファイルが含まれているインストール・ディスクを使用して、一般に、各自のワークステーションに Developer for System z をインストールします。手順の概要については、概要: インストール・ディスクからの Developer for System z のインストール を参照してください。
IBM Passport Advantage からインストール・ファイルをダウンロードした場合は、インストールを開始する前に、Developer for System z およびインストールを希望するバンドル・オファリングの圧縮ファイルから電子イメージを解凍する必要があります。 Developer for System z 電子イメージは、zip ファイルとして圧縮されています。
この方式では、IBM Passport Advantage からダウンロードしたインストール・ファイルを使用して、ワークステーションに Developer for System z をインストールします。手順の概要については、概要: ワークステーション上の電子イメージからの Developer for System z のインストール を参照してください。
この方式では、企業内のユーザーが単一ロケーションから Developer for System z のインストール・ファイルにアクセスできるように、共用ドライブに電子イメージを置きます。手順の概要については、概要: 共用ドライブ上の電子イメージからの Developer for System z のインストール を参照してください。
この方式は、ネットワーク全体にインストールするための代替方法です。この方式は前の方式とは異なります。異なるのは、Developer for System z のインストール・ファイルを HTTP Web サーバーに配置するために、Developer for System z インストール・メディアの Rational Enterprise Deployment ディスクに用意されている IBM Packaging Utility というユーティリティー・アプリケーションを使用しなければならない点です。IBM Packaging Utility は、HTTP Web サーバーから直接 Developer for System z をインストールできるように、そのインストール・ファイルをパッケージ・フォーマットでコピーするために使用します。このパッケージが入った HTTP Web サーバー上のディレクトリーは、リポジトリーと呼ばれます。 同じリポジトリーをその他のオファリングおよび将来のサービス更新に使用することができます。手順の概要については、概要: HTTP Web サーバー上のリポジトリーからの Developer for System z のインストールおよび 概要: HTTP Web サーバーへの Developer for System z の配置を参照してください。
インストールするフィーチャーおよびバンドル・オファリングを選択して、Developer for System z のインストールをカスタマイズすることができます。Developer for System z ランチパッドでは、 ガイド付きインストールまたはエキスパート・インストールを選択することができます。
Developer for System z ランチパッド・プログラムについて詳しくは、 ランチパッド・プログラムの使用を参照してください。
Installation Manager は、フィーチャー間の依存関係を自動的に強制し、必要なフィーチャーが選択解除されないようにします。
次の表は、インストール可能な Developer for System z のフィーチャーを示しています。 Developer for System z にバンドルされている他のオファリングの使用可能なフィーチャーについては、それらのオファリングの資料を参照してください。
フィーチャー | 説明 |
---|---|
AIX® 用 C および C++ 開発ツール
注: このフィーチャーは、Developer for zEnterprise でのみ使用可能です。 |
AIX 用の C/C++ プログラムを編集、コンパイル、およびデバッグするためのツールを提供します。 |
Linux 用 C および C++ 開発ツール
注: このフィーチャーは、Developer for zEnterprise でのみ使用可能です。 |
Linux 用の C/C++ プログラムを編集、コンパイル、およびデバッグするためのツールを提供します。 |
AIX 用 COBOL 開発ツール
注: このフィーチャーは、Developer for zEnterprise でのみ使用可能です。 |
AIX 用の COBOL プログラムを編集、コンパイル、およびデバッグするためのツールを提供します。 |
System z 統合開発環境 (必須) | 対話式のワークステーション・ベース環境を提供します。この環境では、メインフレームに接続でき、COBOL、PL/I、アセンブラー、C/C++、および Java で記述されたメインフレーム・ベースのアプリケーションを開発できます。
Developer for zEnterprise では、このフィーチャーは COBOL、PL/I、および Java で記述されたワークステーション・ベースのアプリケーションの開発もサポートし、他の環境 (System z 上の AIX® および Linuxなど) への接続も組み込まれています。 |
COBOL for Windows と PL/I for Windows [非推奨]**
** この表の下の注を参照してください。
注: このフィーチャーは、現在は Developer for zEnterprise オファリングでのみ使用できます。 |
COBOL プログラムおよび PL/I プログラムによる Windows バイナリーの作成を可能にします。これは、Windows シェル・スクリプトまたは CICS TXSeries ランタイムでアプリケーションをローカルに単体テストするときに使用します。このフィーチャーは、ローカル構文チェックには必要ありません。ローカル構文チェック機能は
System z 統合開発環境フィーチャーを選択すると使用可能になります。
このフィーチャーは、 これ以上拡張されません。Rational Developer for zEnterprise の 将来のバージョンでは削除されます。 詳細については、IBM Rational Developer for System z サポートの Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/rdz/support) を参照してください。 |
コード分析 | コードが規則やベスト・プラクティスに準拠しているかを検査します。 問題の起こりそうな箇所を強調表示し、品質向上のためのコード変更を推奨します。 |
行レベル・コード・カバレッジ | アプリケーションのテスト範囲を測定し、そのレポートを作成するためのツールを提供します。 レポートは、テスト済みのソース・コード行と、テストが必要なソース・コード行を示します。 |
IBM z/OS Automated Unit Testing Framework (zUnit) | Enterprise COBOL および PL/I の、コード主導型の単体テスト・フレームワークを提供します。IBM z/OS Automated Unit Testing Framework (zUnit) は、zUnit フレームワークを使用して作成された Enterprise COBOL および PL/I 単体テスト・ケースの実行および検証を行う、自動化ソリューションを提供します。 |
System z コード生成プログラム | UML モデルまたはユーザー提供の入力から、System z のアプリケーション・コード・スケルトンおよびロジックを迅速に作成できる設計ツールおよびウィザードを提供します。 |
SCLM Developer Toolkit | Software Configuration and Library Manager (SCLM) が管理するソース・コードにアクセスして操作するためのツールを提供します。 |
Rational ClearCase® SCM Adapter | IBM Rational ClearCase SCM プラグインおよび ClearCase MVFS プラグインを提供します。これらのプラグインにより、 ClearCase VOB およびビュー・サーバーもインストールされている場合に、スナップショット・ビューおよび動的ビューを使用して、ClearCase のバージョン付きオブジェクト・ベース (VOB) 中のソフトウェア成果物のバージョン管理を行うことが可能になります。 |
CA Endevor Software Change Manager | CA Endevor Software Change Manager が管理するソース・コードにアクセスして操作するためのツールを提供します。 |
Enterprise Service Tools for CICS (サービス・コンポーネント・アーキテクチャーを含む) | Enterprise Service Tools for CICS は、最新のアプリケーション・アーキテクチャーならびに既存の CICS アプリケーション・プロセスの変換および再利用をサポートする、統合されたツール・セットを提供します。これらのツールは、Web サービス記述の生成、および CICS TS や CICS Service Flow Runtime を含み、直接 z/OS システムに対して成果物を処理するサービス・フローをサポートします。 Enterprise Service Tools により、サービス指向アーキテクチャー (SOA) への移動が可能になります。 |
BMS Screen Designer | 基本マッピング・サポート (BMS) マップ・セットを視覚的に作成および変更することができます。 CICS 開発者で、端末ベースのツール (例えば SDF II) に習熟した開発者や、GUI ベースのツール (VA COBOL に組み込まれた BMS エディターなど) に習熟した開発者が使用できるようにデザインされています。 |
CICS コード生成プログラム | UML モデルまたはユーザー提供の入力から、CICS Transaction Server のアプリケーション・コード・スケルトンおよびロジックを迅速に作成できる設計ツールおよびウィザードを提供します。例えば、UML モデルまたはデータベース・スキーマ定義を使用して、DB2 テーブルに作成、読み取り、更新、および削除のインターフェースを提供する CICS トランザクションを生成します。 |
Enterprise Service Tools for IMS™ | Enterprise Service Tools for IMS は、最新のアプリケーション・アーキテクチャーならびに既存の IMS アプリケーション・プロセスの変換および再利用をサポートする、統合されたツール・セットを提供します。これらのツールは、Web サービス記述の生成、および IMS SOAP ゲートウェイや IMS info 2.0 アプリケーションを含み、直接 z/OS システムに対して成果物を処理することをサポートします。 Enterprise Service Tools により、サービス指向アーキテクチャー (SOA) への移動が可能になります。 |
MFS Screen Designer | メッセージ形式サービス (MFS) メッセージの作成および変更と、ファイルのフォーマット設定を行うことができます。 多くの情報管理システム (IMS) プログラムは、端末装置との間で送受信するメッセージをフォーマット設定する IMS Transaction Manager 環境機能の 1 つである、MFS に基づいています。 |
IMS コード生成プログラム | 共通のプログラミング・オブジェクトを IMS アプリケーション・コードに迅速に追加できるコード・スニペットを提供します。 |
データ・ツール | テーブル、テーブル・ビュー、およびフィルターを操作するためのリレーショナル・データベース・ツールを提供します。これらのツールでは、データベース・テーブルのリバース・エンジニアリングによって、または DDL スクリプトを使用することによって、物理データベース・モデルを作成できます。 このツールを使用して、SQL ステートメント、DB2 ルーチン (ストアード・プロシージャーおよびユーザー定義関数など)、および SQLJ、SQL DDL、XML ファイルといった何種類ものファイル・タイプを作成することもできます。 |
System z Stored Procedures | COBOL、PL/I、Java、または SQL で書かれた DB2 ストアード・プロシージャーを作成してテストし、それらを z/OS システムに直接デプロイすることができます。 |
Fault Analyzer (Windows でのみ使用可能) | 異常終了する問題のリアルタイム分析時に IBM Fault
Analyzer for z/OS によって作成される障害エントリーを処理できるようにします。
注: このフィーチャーには、IBM Fault Analyzer for z/OS のライセンスが必要です。 |
Common Access Repository Manager (CARMA) | System z ベースのソース制御管理ツールにアクセスするための、統一されたインターフェースおよび一連のサービスを提供します。 CARMA はまた、カスタム・ソース制御管理システムにアクセスおよび結合するためのフレームワークとして使用できる 汎用グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) クライアントを提供します。 |
プラグイン開発環境 (PDE) | IBM Software Delivery Platform Eclipse 環境を拡張するために使用できる Eclipse プラグインを作成、開発、テスト、デバッグ、およびデプロイするためのツールを提供します |
IBM Installation Manager は、Developer for System z および他のパッケージをワークステーションにインストールするプログラムです。また、インストールしたこれらのパッケージや他のパッケージを更新、変更、およびアンインストールします。 パッケージとは、Installation Manager を使用してインストールするように設計されている製品、コンポーネント・グループ、または単一のコンポーネントです。
IBM Installation Manager の最新情報については、下記アドレスの Installation Manager インフォメーション・センターを参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/index.jsp
Installation Manager は、時間を節約するための数多くのフィーチャーを提供するインストール管理ツールです。コンピューターで製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行うのに役立ちます。インストールしようとしているパッケージ、さらにすでにインストールされているパッケージ、およびインストール可能なパッケージを追跡します。 最新バージョンのパッケージをインストールしようとしていることがわかるように、更新を検索します。 また、インストールするパッケージのライセンス管理や、パッケージの更新および変更を行うためのツールも備えています。
Developer for System z を多数のユーザーに対してデプロイする方法については、Installation Manager インフォメーション・センターの『Enterprise installation articles』セクションにある情報を参照してください。以下のサイトです。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/topic/com.ibm.im.articles.doc/topics/articles.html
さらに、developerWorks® の Rational Installation Wiki にある情報も参照してください。以下のサイトです。
https://www.ibm.com/developerworks/wikis/display/rationalinstall/Home
Installation Manager には、パッケージの保守を、そのライフ・サイクルを通じて容易にするための以下の 6 つのウィザードがあります。
Installation Manager は、インストールする製品 (選択可能なフィーチャーや製品の保守更新を含む) を追跡管理します。Installation Manager でインストールできる一部の製品の旧バージョンが他のインストール・テクノロジーでインストールされている可能性もあります。Installation Manager は、これらの製品の変更や更新を実行する前に、これらの製品の既存のインストール環境に関する情報をインポートしなければなりません。
IBM Installation Manager は通常、Developer for System z インストール・プロセスの一部として自動的にインストールされます。
Developer for System z をインストールせずに IBM Installation Manager 自体をインストールする必要がある場合、IBM Rational Developer for System z インストール・セットアップ・ディスクの InstallerImage_platform ディレクトリー、または電子イメージをダウンロードした場合は RDz85_Setup ディレクトリーに、Installation Manager があります (platform は、インストール先のプラットフォーム (win32 や linux など) です)。Installation Manager をインストール・メディアから直接インストールすることも、他のユーザーがアクセスできる共有ロケーションに InstallerImage_platform ディレクトリーをコピーすることもできます。
install.exe
install
現行ユーザーだけのために非管理者としてインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。
userinst.exe
userinst
また、以下の手順で、Installation Manager のサイレント・インストールを実行することもできます。
installc.exe -acceptLicense
install -acceptLicense
現行ユーザーだけのために非管理者としてインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。
userinstc.exe -acceptLicense
userinst -acceptLicense
IBM Installation Manager は、Developer for System z のインストールを実行すると、自動的にインストールされ、開始します。
Installation Manager を手動で開始して、更新、変更、ロールバック、またはアンインストールをインストール後のパッケージに対して行う必要がある場合は、以下を行います。
「プログラムの追加と削除」パネルを使用して、IBM Installation Manager をアンインストールする必要があります。
Installation Manager をアンインストールするには次の手順を実行します。
インストール可能なオファリングまたはパッケージは、リポジトリーと呼ばれるロケーションに保管されます。これは HTTP Web サーバー、共用ネットワーク・ドライブ、物理ディスク、ご使用のローカル・マシンの上のいずれかになります。Installation Manager は、これらのリポジトリーからパッケージを取り出して、それをシステムにインストールします。
Developer for System z のインストールをランチパッド・プログラムから起動すると、必要なリポジトリー情報が Installation Manager へ自動的に渡されます。Windows の「スタート」メニューから手動で Installation Manager を開始するときは必ず、Installation Manager のリポジトリー設定に、インストールするパッケージが入ったリポジトリーを指定して、Installation Manager にその検索場所を知らせる必要があります。詳しくは、Installation Manager でのリポジトリー設定を参照してください。
組織によっては、独自の製品パッケージをイントラネット内でバンドルおよびホストする場合があります。 このタイプのビジネス・ケース・シナリオについては、HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストールを参照してください。 システム管理者から正しい URL を取得することが必要になります。
デフォルトでは、IBM Installation Manager は、インストールするそれぞれのパッケージに組み込まれた URL を使用して、インターネット経由でリポジトリー・サーバーに接続し、サービス更新や新規フィーチャーといったインストール可能なパッケージを検索します。
Developer for System z のインストールをランチパッド・プログラムから開始すると、必要なリポジトリー情報がその開始時に Installation Manager へ自動的に渡されます。ただし、例えば Web サーバーにあるリポジトリーからパッケージをインストールするなどのために、Windows の「スタート」メニューから手動で Installation Manager を開始する場合は、パッケージをインストールする前に、Installation Manager の設定にリポジトリー・ロケーションを追加する必要があります。これは、Installation Manager の「設定」ウィンドウの「リポジトリー」パネルで行います。デフォルトでは、Installation Manager は、それぞれの Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれた URL を使用して、インターネット経由でリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージ、更新、および新規フィーチャーを検索します。お客様の組織で、イントラネット・サイトを使用するためにリポジトリーをリダイレクトすることが必要になる場合があります。
Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下の手順を行います。
IBM Installation Manager を使用して Developer for System z をインストールするときは、パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリーを選択する必要があります。
インストール・プロセス中に、Developer for System z およびインストールする他のバンドル・オファリングのパッケージ・グループを指定する必要があります。パッケージ・グループは、パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 これはシェル共用として知られています。Installation Manager を使用して Developer for System z およびバンドル・オファリングをインストールする場合は、新しいパッケージ・グループを作成するか、パッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするかを選択することができます。 (パッケージによっては、パッケージ・グループを共用できないことがあります。 このような場合は、既存のパッケージ・グループを使用するためのオプションは使用不可になります。)
パッケージ・グループには、自動的に名前が割り当てられます。 ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーはユーザーが選択します。
パッケージを正常にインストールして、パッケージ・グループを作成した後は、そのパッケージ・グループのインストール・ディレクトリーを変更できません。 インストール・ディレクトリーには、そのパッケージ・グループにインストールしたパッケージに固有のファイルとリソースが入っています。 他のパッケージ・グループが共用する可能性のあるパッケージ内の他のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに入れられます。
共用リソース・ディレクトリーは、異なるパッケージ・グループに入っている可能性の高い、異なるパッケージによる共用が可能なリソースを保管しているディレクトリーです。 これらのリソースに共通のロケーションを使用すると、Installation Manager は、複数のパッケージによって使用される同じリソースの個別コピーをインストールするのではなく、各リソースの 1 つのコピーのみをインストールしてディスク・スペースを節約できます。
重要: 共用リソース・ディレクトリーを指定できるのは、パッケージの初回インストール時の 1 回のみです。最適な結果が得られるように、最大のドライブを使用してください。すべてのパッケージをアンインストールしない限り、後でディレクトリー・ロケーションを変更することはできません。
Developer for System z パッケージには、Eclipse 統合開発環境 (IDE) のバージョンつまりワークベンチが含まれます。これは Developer for System z のインストール時にインストールされます。 ただし、すでにインストールされている既存の Eclipse 統合 IDE がワークステーションにある場合は、既存の環境に Developer for System z 機能を追加することによって、その IDE を拡張できます。
Developer for System z のインストール中に、「パッケージのインストール」ウィザードの「ロケーション」ページで「既存の Eclipse IDE の拡張 (Extend an existing Eclipse IDE)」オプションを選択して、既存の Eclipse IDE を拡張します。 既存の Eclipse IDE と、使用する Java 仮想マシン (JVM) のロケーションが求められます。
例えば、Developer for System z パッケージで提供される機能を取得したいが、Developer for System z の機能を操作する際には現行 IDE の設定を使用したい場合などに、既存の Eclipse IDE を拡張することができます。 また、すでにインストール済みのプラグインを操作して、Eclipse IDE を拡張することもできます。
既存の Eclipse IDE はバージョン 3.6.2 でなければなりません。また、拡張する IBM Java Development Kit (JDK) は少なくともバージョン 1.6 を使用する必要があります。Installation Manager は、指定された Eclipse 環境がインストール・パッケージの要件を満たすかどうかを検査します。 要件を満たしていない場合には、その Eclipse IDE を拡張できません。
ここでは、Developer for System z のインストール時に使用する各種のインストール方式の概要を示します。
IBM Rational Developer for System z インストール・ディスクに関するすべての記載は、特に注記のない限り、IBM Rational Developer for zEnterprise インストール・ディスクにも適用されます。RDz85_Setup ディレクトリーに対するすべての記載は、特に注記のない限り RDz85Ent_Setup セットアップにも適用されます。
このインストール・シナリオでは、インストール・ファイルが含まれている物理ディスクを使用して、一般に、各自のワークステーションに Developer for System z をインストールします。
インストール・ディスクからインストールする場合の一般的な手順は、以下のとおりです。
launchpad.exe
launchpad.sh
詳しくは、ランチパッド・プログラムの使用を参照してください。
電子インストール・イメージからインストールする場合の一般的な手順は、以下のとおりです。
以下の手順を行います。
RDz85_Setup ディレクトリーのルートから次のコマンドを実行することによってランチパッド・プログラムを開始します。
launchpad.exe
launchpad.sh
詳しくは、第 5 章 Developer for System z のインストールを参照してください。
このシナリオでは、企業内のユーザーが単一ロケーションから Developer for System z およびバンドル・オファリングのインストール・ファイルにアクセスできるように、共用ドライブに電子イメージを置きます。これは、数多くのユーザー・システムでサイレント・インストールを実行する必要がある場合にも役立ちます。以下の手順は、共用ドライブにインストール・イメージを置く人が行う手順です。
共用ドライブ上のインストール・ファイルから Developer for System z を対話式にインストールするには、以下の手順を行います。
共用電子イメージを使用したサイレント・インストールの実行については、サイレント・インストールを参照してください。
このシナリオでは、IBM Installation Manager が HTTP Web サーバーから製品パッケージを取得します。
以下の手順では、Developer for System z およびバンドル・オファリングのパッケージが入ったリポジトリーを HTTP Web サーバー上に作成したものと想定します。HTTP Web サーバーへのインストール・パッケージのコピーについて詳しくは、概要: HTTP Web サーバーへの Developer for System z の配置を参照してください。
HTTP サーバー上のリポジトリーから Developer for System z パッケージをインストールするには、以下の手順を行います。
IBM Packaging Utility を使用してインストール・リポジトリーを作成することにより、Developer for System z インストール・パッケージと他のオファリング・パッケージを HTTP Web サーバーに配置することができます。これは、Developer for System z 8.5 オファリングおよびそのバンドル・オファリングに加えて、さまざまな数多くのオファリングやサービス更新を単一のリポジトリーに置きたい場合に行うと便利です。このリポジトリーを使用して、対話式インストールまたはサイレント・インストールを実行できます。
パッケージを HTTP Web サーバーに配置するには、IBM Packaging Utility を使用して、新規インストール・リポジトリーを作成するか、既存のリポジトリーへコピーします。 IBM Packaging Utility をインストールして使用するための詳細な手順については、Installation Manager のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/index.jsp) を参照してください。 『Packaging Utility でのパッケージの管理』というトピック (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/topic/com.ibm.cic.auth.ui.doc/topics/c_modes_pu.html) に最新情報があります。
リポジトリーを作成すると、以下を行うことができます。
Developer for System z ランチパッド・プログラムでは、リリース情報の表示とインストール・プロセスの開始を単一のロケーションで行うことができます。
以下のケースでは、ランチパッド・プログラムを使用して、Developer for System z のインストールを開始します。
インストールをランチパッド・プログラムから開始すると、必要なリポジトリー・ロケーション情報が自動的に構成された状態で、IBM Installation Manager が起動します。このため、Installation Manager の設定で、リポジトリー・ロケーションを手動で設定する必要はありません。
ランチパッドの「Rational Developer for System z のインストール」パネルでは、すべてのユーザー用にインストールする (この場合は管理者権限を持っている必要があります) ことに決定することも、現在のユーザー用のみにインストールすることもできます。次に、提供されたリンクのいずれかをクリックして、ガイド付きインストールまたはエキスパート・インストールを開始します。
ガイド付きインストールを選択する代わりに、エキスパート・インストールの実行を選択できます。エキスパート・インストールを選択すると、最も一般的なフィーチャーおよびバンドル・オファリングがデフォルトで選択された状態で、Developer for System z のインストールが起動します。
ランチパッド・プログラムから Developer for System z のインストールを管理者として開始するには、以下の手順を行います。
ランチパッド・プログラム (ランチパッド・プログラムの使用を参照) から Developer for System z のインストールを起動すると、IBM Installation Manager が開始して、「パッケージのインストール」ウィザードが示されます。以下の手順は、Installation Manager の「パッケージのインストール」ウィザードを使用して Developer for System z をインストールするプロセスです。
「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。
選択が終了したら、「次へ」をクリックして先に進みます。
Developer for System z に新規パッケージ・グループを作成するには、以下を行います。
Developer for System z を既存のパッケージ・グループにインストールするには、以下を行います。
選択が終了したら、「次へ」をクリックして先に進みます。
インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。
このフィーチャーについて詳しくは、「Developer for System z ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『クライアントへのプッシュ機能に関する考慮事項』を参照してください。
デフォルトでは、z/OS 接続構成は使用不可になっています。 z/OS 接続を構成しない場合は、「z/OS 接続をすぐに構成する」チェック・ボックスのチェック・マークを外した状態にしておき、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。このフィーチャーを使用可能にして z/OS 接続設定を入力するには、以下のステップを実行します。
現行セッションのインストール・ログ・ファイルを表示するには、「ログ・ファイルの表示」をクリックしてインストール・ログを新しいウィンドウで開きます。
Developer for System z は、サイレント・モードでインストールすることができます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、そのユーザー・インターフェースが使用不可になるため、代わりに応答ファイルを使用して、パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。
サイレント・モードで Installation Manager を実行すると、バッチ・プロセスを使用して、スクリプトによりパッケージをインストール、更新、変更、およびアンインストールできるので、便利です。
サイレント・インストールには次の 3 つのメインタスクがあります。
以下の各セクションでは、インストール・イメージを共用ドライブまたはサーバーにコピーする操作について説明します。残りの操作 (応答ファイルを作成し、サイレント・モードで Installation Manager を実行してパッケージをインストールする操作) の最新情報については、Installation Manager のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/index.jsp) を参照してください。
『サイレント・モードでの作業』というトピック (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/topic/com.ibm.silentinstall12.doc/topics/t_silentinstall_overview.html) にこれらの操作に関する詳細情報があります。
サイレント・インストールを複数のシステムで実行する計画の場合は、インストール・イメージを、イントラネット内の他のシステムがアクセスできるように共用ドライブ上のロケーションにコピーする必要があります。
インストール・イメージを物理インストール・ディスクから共用ロケーションにコピーするには、以下の手順を行います。
インストール・イメージを電子イメージから共用ロケーションにコピーするには、以下の手順を行います。
代わりに、インストール・イメージを HTTP Web サーバー上のリポジトリーにコピーし、そのリポジトリーを使用してサイレント・インストールを実行できます。リポジトリーを作成するには、IBM Packaging Utility を使用する必要があります。詳しくは、概要: HTTP Web サーバーへの Developer for System z の配置を参照してください。
デフォルトのヘルプ配信では、Web からコンテンツを動的に取得します。このリモート・ヘルプでは、製品内から常に最新のコンテンツを利用できます。ご使用のコンピューターに、ヘルプ・コンテンツをローカルにインストールすることもできます。
ヘルプのインストールおよび構成に関する追加情報は、ヘルプ・コンテンツの構成 (http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/ratdevz/v8r5/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.help.common.rational.remote.doc%2Ftopics%2Ft_configuring_help.html) を参照してください。
ヘルプ・コンテンツをローカルにインストールする方法については、次のいずれかのトピックを参照してください。
EXEC CICS、EXEC SQL、EXEC DLI の各ステートメントのコンテンツ・アシストを有効にするには、IMS インフォメーション・センターと CICS インフォメーション・センターにアクセスする必要があります。
これらのインフォメーション・センターのオンライン版は、以下の場所にあります。
CICS: http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicsts/v4r2/index.jsp
IMS: http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dzichelp/v2r2/index.jsp
IMS インフォメーション・センターと CICS インフォメーション・センターをローカル・マシンやイントラネット・サーバーにインストールすることもできます。IMS インフォメーション・センターを入手し、インストールし、初期化するための情報については、Information Management Software for z/OS Solutions (IMS) インフォメーション・センターのインストールと初期化を参照してください。CICS インフォメーション・センターを入手し、インストールし、初期化するための情報については、CICS Transaction Server バージョン・インフォメーション・センターのインストールと初期化を参照してください。
Information Management Software for z/OS Solutions インフォメーション・センターは、Microsoft Windows XP Professional システムに対応したインストール可能なインフォメーション・センターとして用意されています。インストール可能なインフォメーション・センターは、ローカル・システムでもイントラネットの Windows でも実行できます。
Information Management for z/OS Solutions インフォメーション・センター DVD (SK5T-7377) は、IBM Publication Center から低価格で注文できます。インストール可能なインフォメーション・センターは、英語版だけの対応になっています。国や地域によっては、注文できない可能性があります。Information Management for z/OS Solutions インフォメーション・センター DVD を注文するには、以下のようにします。
IMS インフォメーション・センター DVD を受け取ってインフォメーション・センターをインストールしたら、インフォメーション・センターに用意されている手順を実行して最新の更新を取得してください。
EXEC SQL ステートメントと EXEC DLI ステートメントのコンテンツ・アシストを有効にするには、インフォメーション・センターのインストール場所に移動し、IC_start.bat を実行してインフォメーション・センターを初期化します (このルーチンを実行すると、ポート 8801 でインフォメーション・センターが初期化されます)。コンテンツ・アシストでヘルプ情報を検索できるようにするには、ポート 8801 でインフォメーション・センターを初期化する必要があります。
IMS インフォメーション・センターを開くには、IC_start.bat の実行後にブラウザーで http://127.0.0.1:8801/help/index.jsp にリンクします。
CICS Transaction Server バージョン・インフォメーション・センターは、Microsoft Windows、Linux、AIX の環境で実行できます。IBM Publications Center にプラットフォームごとのパッケージが用意されています。各パッケージには、ワークステーションまたはサーバーでインフォメーション・センターを実行するために必要なすべての Eclipse コードと CICS 資料が含まれています。
CICS インフォメーション・センターをダウンロードするには、以下のようにします。
SK4T-2664 CICS Transaction Server Version Information Center for AIX
SK4T-2665 CICS Transaction Server Version Information Center for Linux
SK4T-2666 CICS Transaction Server Version Information Center for Windows
インフォメーション・センターをインストールしたら、インフォメーション・センターに用意されている手順を実行して最新の更新を取得してください。
EXEC CICS ステートメントのコンテンツ・アシストを有効にするには、インフォメーション・センターのインストール場所に移動し、IC_start.bat を実行してインフォメーション・センターを初期化します。CICS インフォメーション・センターを開くには、IC_start.bat の実行後に help_cd_start.bat を実行するか、ブラウザーで http://127.0.0.1:9999/help/index.jsp にリンクします。
インストールした IBM ソフトウェアとカスタマイズしたパッケージのライセンスは、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用して管理されます。「ライセンスの管理」ウィザードは、ライセンス情報を表示して、インストール済みパッケージごとに、ライセンス構成タスクを実行できるようにします。
一部の Rational 製品に付属する試用版ライセンスは、インストール後、30 日または 60 日経過すると有効期限が切れます。有効期限後も製品を使用するには、その製品をアクティブ化する必要があります。「ライセンスの管理」ウィザードを使用すると、製品アクティベーション・キットをインポートすることにより、試用版オファリングをライセンス版にアップグレードすることができます。 また、試用版ライセンスまたは永続ライセンスのオファリングに対して、フローティング・ライセンスの適用を有効にして、ライセンス・サーバーからフローティング・ライセンス・キーを使用することもできます。
IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、特定の単一の個人に、Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、何らかの形で製品にアクセスする個々のユーザーごとに、許可ユーザー・ライセンスを取得する必要があります。 許可ユーザー・ライセンスは、購入者が長期的または永続的に、元の譲受人を置き換えない限り、再割り当てすることはできません。
例えば、許可ユーザー・ライセンスを 1 つ購入した場合は、そのライセンスを特定の個人 1 名に割り当てることができ、その人が対応する Rational ソフトウェア製品を使用できます。許可ユーザー・ライセンスは、ライセンスを受けた人が積極的に使用しない場合であっても、いかなる時点においても、別の人にその製品の使用権を与えるものではありません。
IBM Rational フローティング・ライセンスは、複数のチーム・メンバー間で共用が可能な単一ソフトウェア製品に対するライセンスです。ただし、同時ユーザーの総数は、購入フローティング・ライセンスの数を超えてはなりません。 例えば、Rational ソフトウェア製品に 1 つのフローティング・ライセンスを購入した場合、組織内の任意のユーザーが任意のある時点でその製品を使用していることがあります。その製品にアクセスしたい別の人は、現行ユーザーがログオフするまで待たなければなりません。
フローティング・ライセンスを使用するには、フローティング・ライセンス・キーを取得して、それを Rational ライセンス・サーバーにインストールする必要があります。サーバーはエンド・ユーザーのライセンス・キーへのアクセス要求に応答します。アクセスが認可されるのは、組織で購入したライセンス数に一致する数の同時ユーザーです。
トークン・ベースのライセンス・モデルは、一定数のトークン・ライセンスを購入できることを意味します。 トークン・ベースのフィーチャー (FEATURE) をチェックアウトする Rational ツールを使用した場合は、ライセンス・ファイルのフィーチャー (FEATURE) 行により、チェックアウトされるトークンの数が指定されます。
トークン・ベースのライセンスは、フローティング・ライセンスでしか使用できません。許可ユーザー・ライセンスには使用できません。
トークン・ライセンス交付の詳細については、最寄りの IBM 営業担当員にお尋ねください。
Rational ソフトウェア製品を初めてインストールする場合、または製品の使用を継続するためにライセンスの延長を希望する場合、該当の製品のライセンスを使用可能にする方法は複数あります。
Rational Software Development Platform オファリングのライセンスは、以下の 2 通りの方法で使用可能にされます。
製品アクティベーション・キットには、試用版 Rational 製品の永続ライセンス・キーまたは期限付きライセンス・キーが含まれています。アクティベーション・キットを購入し、アクティベーション・キットの .zip ファイルをローカル・マシンにダウンロードしてから、アクティベーション・キットの .jar ファイルをインポートし、ご使用の製品のライセンスを使用可能にします。アクティベーション・キットを製品にインポートするには、IBM Installation Manager を使用します。
必要に応じて、フローティング・ライセンス・キーを取得し、IBM Rational ライセンス・サーバーをインストールして、ご使用の製品に対するフローティング・ライセンスの適用を有効にできます。フローティング・ライセンスを適用することには、以下の利点があります。
アクティベーション・キットおよびフローティング・ライセンスの取得について詳しくは、ライセンスの購入を参照してください。
インストール済みパッケージのライセンス情報は、ライセンス・タイプおよび有効期限を含めて、IBM Installation Manager から確認することができます。
ライセンス情報を表示するには、以下の手順を行います。
パッケージ・ベンダー、現在のライセンス・タイプ、および有効期限は、インストール済みパッケージごとに表示されます。
永続ライセンス・キーまたは期限付きライセンス・キーをインストールするには、アクティベーション・キットをダウンロード場所または製品メディアから IBM Installation Manager を使用してインポートする必要があります。
アクティベーション・キットを購入していない場合は、最初にそれを購入する必要があります。製品または製品アクティベーション・キットを購入している場合は、該当するディスクを挿入するか、またはアクティベーション・キットを IBM パスポート・アドバンテージから、アクセス可能なワークステーションにダウンロードします。アクティベーション・キットは、Java アーカイブ(.jar) ファイルとしてパッケージされています。.jar ファイルは永続ライセンス・キーを含みます。このファイルをインポートして、ご使用の製品をアクティブ化する必要があります。
アクティベーション・キット .jar をインポートして、新しいライセンス・キーを有効にするには、以下の手順を行います。
永続ライセンス・キーを含む製品アクティベーション・キットが製品にインポートされます。 「ライセンスの管理」ウィザードが、インポートが正常に終了したかどうかを示します。
チーム環境がフローティング・ライセンスの適用をサポートしている場合は、ご使用の製品のフローティング・ライセンスを使用可能にして、フローティング・ライセンス・キーにアクセスできるように接続を構成することができます。
フローティング・ライセンスの適用を有効にする前に、管理者からライセンス・サーバー接続情報を入手する必要があります。ライセンス・サーバー、ライセンス・キー、および Rational Common Licensing による管理について詳しくは、「IBM Rational License Management Guide」を参照してください。
指定されたパッケージのライセンス・タイプとしてフローティング・ライセンスを使用可能にして、ライセンス・サーバー接続を構成するには、以下を行います。
「ライセンスの管理」ウィザードが、フローティング・ライセンスの構成が正常に終了したかどうかを示します。
ここで、有効になった製品を次に開くと、使用可能なフローティング・ライセンス・キーのプールからライセンス・キーを取得するために、ライセンス・サーバーとの間に接続が作成されます。
現行製品ライセンスの期限切れが近づいている場合、またはチーム・メンバー用に製品ライセンスを追加で取得したい場合、新規ライセンスを購入できます。
ライセンスを購入して、ご使用の製品を有効にするには、以下の手順を完了します。
必要に応じて、Passport Advantage にもアクセスし、ご使用の製品のアクティベーション・キットをダウンロードすることができます。アクティベーション・キットのインポート後、PC を長期間、オフライン状態で使用する場合には、ライセンス・タイプをフローティングから永続へと切り替えることができます。
アクティベーション・キットをインポートしたい場合、またはご使用の製品にフローティング・ライセンス・サポートを有効にしたい場合には、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用します。
製品ライセンスをインポートして、サイレントにフローティング・ライセンス・サポートを設定できます。これは、パッケージをサイレントにインストールできるのと同じように行えます。ライセンス構成タスクを実行するために、IBM Installation Manager が使用する応答ファイルを生成する必要があります。応答ファイルの記録、およびサイレント・インストールの実行について詳しくは、サイレント・インストールを参照してください。 応答ファイルを記録する場合は、「ライセンスの管理」パネルを使用して、アクティベーション・キットをインポートするか、フローティング・ライセンス・サポートの設定を行ってから、Installation Manager を終了します。 これらのタスクをサイレントに実行するために必要な情報が応答ファイルに書き込まれます。
最高の製品パフォーマンスを得るために、ファイル・ハンドルの数をデフォルトの 1024 ハンドルよりも増やします。
必ず、以下の手順を正しく完了します。この手順が正しく完了されない場合は、コンピューターは始動しません。
Linux コンピューター上でファイル・ハンドルの数を増やすには、以下の手順を完了します。
以下のサンプル limits.conf ファイルでは、すべてのユーザーを制限してから、後でそれ以外の制限を設定します。 このサンプルでは、ステップ 4 で、ハンドルの数を 8192 に設定したと想定しています。
* soft nofile 1024
* hard nofile 2048
root soft nofile 4096
root hard nofile 8192
user1 soft nofile 2048
user1 hard nofile 2048
上記例での「*」は、まず、すべてのユーザーに制限を設定することに注意してください。この制限は、後に続く制限よりも小さい制限です。root ユーザーに許可されるオープン・ハンドルの数の方が大きくなっています。一方、user1 が使用可能な数はその 2 つの間です。 変更を行う前に、必ず、limits.conf ファイル内のドキュメンテーションを読んで、理解してください。
Linux オペレーティング・システムを使用する場合は、ご使用のコンピューターがこのトピックにリストされている要件を満たしていることを確認する必要があります。
64 ビットの Linux システムで Developer for System z が 32 ビットのパッケージ・グループにインストールされている場合は、32 ビット版の xulrunner パッケージをインストールする必要があります。 このパッケージがインストールされていないと、製品を実行したときに以下のエラー・メッセージが表示されることがあります。
org.eclipse.swt.SWTError: No more handles
[Unknown Mozilla path (MOZILLA_FIVE_HOME not set)]
通常は、Linux ディストリビューションと一緒にインストールされるパッケージ・マネージャーを使用して、32 ビットの xulrunner パッケージを見つけてインストールできます。 (例えば、Red Hat Linux では YUM、SUSE Linux では YaST を使用できます。) 別の方法としては、Linux ディストリビューションの更新サイト、32 ビットの Linux ディストリビューション・ディスク (使用可能な場合)、他の RPM パッケージ配布ソースのいずれかから 32 ビットの xulrunner RPM をダウンロードし、rpm コマンドでインストールすることもできます。以下に、その例を示します。
rpm -Uvh <xulrunner module name>
環境変数 MOZILLA_FIVE_HOME を Firefox または Mozilla インストールが含まれるフォルダーに設定する必要がある場合があります。例えば、setenv MOZILLA_FIVE_HOME /usr/lib/firefox-1.5 のように設定します。
この環境変数を設定しないと、製品の実行時に以下のエラー・メッセージが表示される場合があります。
org.eclipse.swt.SWTError: No more handles
[Unknown Mozilla path (MOZILLA_FIVE_HOME not set)]
SWT ブラウザー・ウィジェットをサポートするには、Firefox ブラウザーは動的にリンクされていなければなりません。つまり、ブラウザーは mozilla.org からダウンロードされたのではなく、ソースからコンパイルされたということです。通常、Firefox が ディストリビューションの一部として提供された (つまり、/usr/lib/firefox などの場所にある) 場合が、これに当たります。
これが当てはまることを確認する 1 つの方法として、そのブラウザーが /etc/gre.conf によって指されているブラウザーであるかどうかを調べます。この gre.conf ファイルの目的は、組み込み可能ブラウザーを指すことです。
ご使用のブラウザーが動的にリンクされていないと、製品の実行時に以下のエラー・メッセージが表示されることがあります。
org.eclipse.swt.SWTError: No more handles
(java.lang.UnsatisfiedLinkError:
/home/n0002466/.eclipse/ibm.software.development.platform_7.0.0
/configuration/org.eclipse.osgi/bundles/267/1/.cp/libswt-mozilla-gtk-3236.so
(libxpcom.so: cannot open shared object file: No such file or directory))
SUSE Linux might require a fix for invisible text problem.))
ご使用のオペレーティング・システムが SUSE Linux Enterprise Desktop 10 SP1 または SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 の場合、エディターによってはテキストが表示されないという問題を解決するため、以下のオペレーティング・システム更新が必要な場合があります。
http://support.novell.com/techcenter/psdb/44ab155e3202595389c101e6cf7e20f2.html
Developer for System z は、Windows デスクトップ環境またはコマンド行インターフェースから、以下のように開始することができます。
IBM Installation Manager の「パッケージの変更」を使用すると、フィーチャーを追加または除去することによって、インストール済みパッケージの内容を変更できます。この機能は、IBM Installation Manager を使用してインストールされたパッケージでのみ使用可能です。
インストール済みパッケージを変更するには、以下の手順を行います。
IBM Installation Manager を使用して、Installation Manager によってインストールされたパッケージの製品更新および新規フィーチャーをインストールできます。
デフォルトでは、システムからアクセス可能なローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーをリポジトリー設定が指している場合を除き、更新をインストールするにはインターネット・アクセスが必要です。詳しくは、Installation Manager ヘルプ を参照してください。
パッケージ更新を検索してインストールするには、以下の手順を行います。
Installation Manager の「アンインストール」オプションを使用すると、以前に Installation Manager を使用してインストールされたパッケージをアンインストールすることができます。
パッケージをアンインストールするには、そのパッケージのインストールに使用した同一のユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要が あります。
アンインストール・プロセスを開始するには、以下のいずれかを行います。
以下の手順を実行してアンインストール・プロセスを開始します。
WebSphere® Developer for zSeries® 6.0.1 または WebSphere Developer for System z 7.0 で使用したワークスペースがあり、それを IBM Rational Developer for System z バージョン 8.5 で使用するためにマイグレーションしたい場合は、以下の手順に従ってください。
ホスト・コードのインストールの手順については、関連する製品のディレクトリーにある以下のインストール構成資料を参照してください。
IBM TXSeries for Multiplatforms にはローカル CICS 開発プラットフォームが用意されているため、CICS プログラムの開発が可能です。
IBM TXSeries には専用のインストール資料のセットがあり、製品に同梱のディスクに入っています。
IBM TXSeries for Multiplatforms をインストールするには、以下を行います。
オプションの RSE サーバーのインストールの詳細は、AIX、Linux、Linux on System z、Linux on Power® の IBM Rational Developer for zEnterprise Server for z/OS and Multiplatforms インストール・ディスク に含まれている「Developer for System z RSE サーバー インストールおよび構成ガイド 」を参照してください。
Power/AIX と Power/Linux を基盤とするオプションの RSE サーバーを IBM Rational Developer for zEnterprise にインストールするための詳細については、「RSE サーバー・インストール・ガイド: AIX on Power and Linux on Power Systems」(SA88-4566-01) を参照してください。
Rational Team Concert Integration 拡張機能は、以下の手順を実行することで、Developer for System z のインストール時に一緒にインストールすることができます。
このセクションでは、インストールおよびアンインストールにおける 既知の問題と制限事項について説明します。
製品の問題および制限事項の詳細については、IBM Rational Developer for System z インストール・ディスク または IBM Rational Developer for zEnterprise インストール・ディスク の Documents¥nl¥en¥readme ディレクトリーにある rdz85_releasenotes.html ファイルを参照してください。
IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用して、HTTP または HTTPS 経由で使用可能な Web サーバーに配置できるリポジトリーにパッケージをコピーできます。
Packaging Utility ソフトウェアは、IBM Rational Enterprise Deployment ディスクに入っています。Developer for System z および他のパッケージの入ったリポジトリーを、HTTP 経由で使用可能な Web サーバーに配置する場合は、Packaging Utility を使用して、それらのパッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。
このユーティリティーを使用して、以下の作業を行うことができます。
IBM Packaging Utility をインストールして使用するための詳細な手順については、Installation Manager のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/index.jsp) を参照してください。 『Packaging Utility でのパッケージの管理』というトピック (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1r5/topic/com.ibm.cic.auth.ui.doc/topics/c_modes_pu.html) に最新情報があります。
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