注: 本書をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。
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本書は、IBM® Rational® Developer for System z® バージョン 9.1.1 (プログラム番号 5724-T07) および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。
本書では、IBM Rational Developer for System z の機能の構成について説明しています。 ここには、ご使用の z/OS® ホスト・システム上に IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1.1 を構成するための説明が記載されています。
本書の情報は、すべての IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1.1 パッケージに適用されます。
本書の最新バージョンについては、「IBM Rational Developer for System z 構成ガイド」(SC88-5663) (http://www-05.ibm.com/e-business/linkweb/publications/servlet/pbi.wss?CTY=US&FNC=SRX&PBL=SC88-5663) を参照してください。
インストールの説明、ホワイト・ペーパー、ポッドキャスト、およびチュートリアルを含む、資料一式の最新バージョンについては、IBM Rational Developer for System z Web サイトのライブラリー・ページ (http://www-01.ibm.com/software/sw-library/en_US/products/Z964267S85716U24/) を参照してください。
本書は、IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1.1 のインストールおよび構成を行うシステム・プログラマーを対象にしています。
本書では、製品を完全にセットアップするために必要な手順を、デフォルト以外のシナリオも含め、詳細に記載しています。構成の計画と実行に役立つ基本的な情報については、「IBM Rational Developer for System z ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) に記載されています。本書を使用するには、z/OS UNIX システム・サービスおよび MVS™ ホスト・システムに精通している必要があります。
ここでは、「IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1.1 ホスト構成ガイド 」(SC88-5663-13) (2014 年 12 月に改訂) の変更点を要約します。
本文または図表に対して技術的な変更または追加が行われている場合には、その個所の左側に縦線を引いて示してあります。
新しい情報:
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1 ホスト構成ガイド 」(SC88-5663-12) に記載されていた情報が含まれています。
新しい情報:
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 9.0.1 ホスト構成ガイド」(SC88-5663-09) に記載されていた情報が含まれています。
新しい情報:
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 9.0.1 ホスト構成ガイド」(SC88-5663-08) に記載されていた情報が含まれています。
新しい情報:
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 9.0 ホスト構成ガイド」(SC88-5663-07) に記載されていた情報が含まれています。
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 8.5.1 ホスト構成ガイド」(SC88-5663-06) に記載されていた情報が含まれています。
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 8.5 ホスト構成ガイド」(SC88-5663-05) に記載されていた情報が含まれています。
本書には、「IBM Rational Developer for System z Version 8.0.3 Host Configuration Guide」(SC23-7658-06) に記載されていた情報が含まれています。
本書には、「IBM Rational Developer for System z バージョン 8.0.1 ホスト構成ガイド」(SC88-5663-03) に記載されていた情報が含まれています。
このセクションでは、本書に記載する情報を要約します。
この章の情報を使用して、Developer for System z のインストールとデプロイメントを計画してください。
共通アクセス・リポジトリー・マネージャー (CARMA) は、Repository Access Manager (RAM) 向けのサーバー・プラットフォームです。RAM は、z/OS システム・ベースの Software Configuration Manager (SCM) 用のアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) です。SCM 機能を RAM に内包することにより、サポートされる SCM にクライアントがアクセスするときに、単一の API が使用できるようになります。
Developer for System z は事前に組み込まれた複数の RAM と、ユーザーが独自の RAM を作成するためのソース・コード・サンプルを提供しています。
IBM Rational Developer for System z Interface for CA Endevor® Software Configuration Manager は、Developer for System z クライアントが CA Endevor® SCM に直接アクセスできるようにします。
SCLM Developer Toolkit は、SCLM の機能を拡張するために必要なツールをクライアントに提供します。SCLM 自体はホスト・ベースのソース・コード・マネージャーであり、ISPF に組み込まれています。
SCLM Developer Toolkit は、SCLM へのインターフェースとして機能する Eclipse ベースのプラグインを備えています。これにより、従来型コード開発におけるすべての SCLM プロセスへのアクセスを可能にし、メインフレーム上の SCLM と同期したワークステーション上で完全な Java™ および J2EE 開発を行えるようにサポートします。同期アクティビティーには、メインフレームからの J2EE コードのビルド、アセンブル、およびデプロイメントが含まれます。
Developer for System z クライアントと同様に、 Developer for System z ホストは 別の製品として提供されている実行中のコード分析ツール、IBM Rational Developer for System z Host Utilities をサポートします。このコード分析をホスト上で実行する利点は、それを日常のバッチ処理として組み込むことができる点です。
このセクションは、さまざまなオプションのカスタマイズ・タスクを結合したものです。 必要なサービスを構成するには、該当するセクションの説明に従ってください。
製品のカスタマイズの完了後、この章で説明するインストール検査プログラム (IVP) を使用して、主要な製品コンポーネントのセットアップが正常であることを検査できます。
ここでは、サンプルの RACF® コマンドを使用して必須およびオプションのセキュリティー定義について説明します。
ここでは、本製品の以前のリリースと比較したインストールおよび構成上の変更点に重点を置いて説明します。また、このリリースへのマイグレーションに関する一般的なガイドラインも示します。
このセクションでは、Developer for System z で使用可能なオペレーター (またはコンソール) コマンドの概要を説明します。
ここでは、「IBM Rational Developer for System z ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) に記載されている情報を要約します。
マイグレーション・ガイドでは、本製品の以前のリリースと比較したインストールおよび構成の変更点を説明します。この情報を使用して、Developer for System z の現行リリースへのマイグレーションを計画してください。
Developer for System z は、ユーザーのパーソナル・コンピューターにインストールされたクライアント、および 1 台以上のホスト・システムにインストールされたサーバーで構成されます。この資料では、z/OS ホスト・システムに関する情報を記載しています。ただし、AIX® や Linux on System z などの他のオペレーティング・システムもサポートされています。
クライアントでは開発者は Eclipse ベースの開発環境を利用できます。この開発環境は、ホストに対するグラフィカル・インターフェースの統一を促進します。また、何よりも、ホストからクライアントへの作業のオフロードを可能にしてホスト上のリソースを節約します。
ホスト部分は、永続的にアクティブな各種のタスクと、臨時に開始されるタスクから構成されます。これらのタスクによって、クライアントは z/OS ホスト・システムのさまざまなコンポーネント (MVS データ・セット、TSO コマンド、z/OS UNIX のファイルとコマンド、ジョブ実行依頼、ジョブ出力など) を処理することができます。
Developer for System z は、ホスト・システム上のサブシステムや他のアプリケーション・ソフトウェア (CICS、IBM File Manager、Software Configuration Manager (SCM) など) と連携することもできます。 そのためには、Developer for System z がそのように機能するよう構成されていることと、相互に必要なこれらの製品が使用可能であることが前提となります。
Developer for System z の設計に関する基礎知識については、「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『Developer for System z について』を参照してください。
Developer for System z に備わっている機能の詳細については、Developer for System z の Web サイト (http://www-03.ibm.com/software/products/en/developerforsystemz/) を参照するか、IBM 担当員にお問い合わせください。
経験則から判断すると、Developer for System z ホスト・システムをインストールして構成するプロセスには、完了までに 1 日から 4 日が必要です。これは、経験を積んだシステム・プログラマーが新規インストールを行う場合の時間要件です。問題が発生したり、必要とされるスキルが不足していたりする場合は、セットアップにさらに時間がかかります。
SMP/E による製品のインストールの詳細な手順については、「Program Directory for IBM Rational Developer for System z 」(GI88-4172) を参照してください。
Developer for System z サーバーは、単一システム志向であり、SYSPLEX 対応ではありません。SYSPLEX 内のサーバーを使用している場合、エンド・ユーザーの要求したデータ (データ・セット、ジョブ出力、z/OS UNIX ファイル) が、Developer for System z がインストールされているシステムにあることを確認する必要があります。 他のシステムで Developer for System z のクローン作成を行う方法については、デプロイメント前の考慮事項を参照してください。
単一ホスト・システム上で Developer for System z の複数のインスタンスを実行する場合は、「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『複数のインスタンスの実行』を参照してください。
Developer for System z がインストールされているファイル・システム (HFS または zFS) は、SETUID 許可ビットをオン (これはデフォルトです) にしてマウントする必要があります。NOSETUID パラメーターを指定してファイル・システムをマウントすると、ユーザーのセキュリティー環境が Developer for System z によって作成されず、クライアントの接続要求が拒否されます。Java および z/OS UNIX バイナリーをホスティングしているファイル・システムについても同様のことが言えます。
Developer for System z には、製品が機能する前にインストールして操作可能にしておく必要がある、前提ソフトウェアがリストされています。また、Developer for System z の特定のフィーチャーをサポートするために相互に必要となるソフトウェアのリストもあります。 該当するフィーチャーを設計どおりに機能させるには、これらの必要なソフトウェアをインストールし、実行時に操作可能になるようにしておく必要があります。
「IBM Rational Developer for System z 前提条件ガイド」(SC88-4704) には、Developer for System z を機能させる前にインストールして操作可能にしておく必要がある、前提ソフトウェアがリストされています。また、Developer for System z の特定のフィーチャーをサポートするために相互に必要となるソフトウェアのリストもあります。 該当するフィーチャーを設計どおりに機能させるには、これらの必要なソフトウェアをインストールし、実行時に操作可能になるようにしておく必要があります。この資料の最新バージョンは、Developer for System z Web サイト (http://www-01.ibm.com/software/sw-library/en_US/products/Z964267S85716U24/) のライブラリー・ページにあります。
Developer for System z を使用するには、表 1 にリストしたシステム・リソースの割り振りが必要です。オプションのサービスには、表 2 にリストしたリソースが必要です。これらのリソースを使用できるようにするための計画を立ててください。これは、ご使用のサイトのポリシーによっては、ソフトウェアの取得にある程度の時間がかかる場合があるためです。
リソース | デフォルト値 | 情報 |
---|---|---|
LPA データ・セット | FEK.SFEKLPA | LPALSTxx での LPA 定義 |
APF 許可データ・セット | FEK.SFEKAUTH | PROGxx での APF 許可 |
開始タスク | JMONおよび RSED | PROCLIB の変更 |
ホスト限定使用のポート (JMON) | 6715 | FEJJCNFG、JES ジョブ・モニター構成ファイル |
クライアント/ホスト通信用のポート (RSED) | 4035 | rsed.envvars、RSE 構成ファイル |
クライアント/ホスト通信用のポート範囲 (RSED) | 使用可能な任意のポートを使用 | RSE サーバーに使用可能な PORTRANGE の定義 |
z/OS UNIX サーバー・セキュリティー定義 | RSED 開始タスクについての BPX.SERVER に対する UPDATE 権限 | セキュアな z/OS UNIX サーバーとして RSE を定義する |
PassTicket セキュリティー定義 | デフォルトなし | RSE の PassTicket サポートの定義 |
MVS ビルド・プロシージャー | ELAXF* | PROCLIB の変更 |
リソース | デフォルト値 | 情報 |
---|---|---|
CLPA を伴う IPL | 適用外 | (オプション) 統合デバッガー |
開始タスク | DBGMGR | (オプション) 統合デバッガー |
LINKLIST データ・セット | FEK.SFEKAUTH および FEK.SFEKLOAD | |
LPA データ・セット | FEK.SFEKLPA | |
セキュリティー・プロファイル | AQE.** | |
ホスト限定使用のポート範囲 | 使用可能な任意のポートを使用 | |
ホスト限定使用のポート範囲 | 5336 | (オプション) 統合デバッガー |
クライアント/ホスト通信用のポート |
|
|
CICS CSD アップデート | 複数値 | |
CICS JCL アップデート |
|
管理者 | タスク | 情報 |
---|---|---|
システム | すべてのカスタマイズ・タスクには、一般的なシステム・プログラマー・アクションが必要である | 適用外 |
セキュリティー |
|
「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『セキュリティーに関する考慮事項』 |
TCP/IP | 新しい TCP/IP ポートを定義する | 「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『TCP/IP に関する考慮事項』 |
WLM | 開始タスクの目標をサーバーとその子プロセスに割り当てる | 「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『WLM に関する考慮事項』 |
管理者 | タスク | 情報 |
---|---|---|
システム | すべてのカスタマイズ・タスクには、一般的なシステム・プログラマー・アクションが必要である | 適用外 |
セキュリティー |
|
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TCP/IP | 新しい TCP/IP ポートを定義する | 「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『TCP/IP ポート』 |
SCLM |
|
(オプション) SCLM Developer Toolkit |
CICS TS |
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WLM |
|
|
LDAP | クライアントへのプッシュ用のグループを定義する | 「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の 『クライアントへのプッシュ機能に関する考慮事項』 |
Developer for System z 自体の情報、またそれがシステムと連携する方法、ならびに前提条件および相互必要条件となる製品と連携する方法については、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) を参照してください。 この情報は、現在のニーズや今後の成長をサポートするようなセットアップを作成する上で助けとなります。
従来の z/OS アプリケーションとは異なり、Developer for System z は、ワークロード・マネージャー (WLM) で容易に識別できる一体構造のアプリケーションではありません。Developer for System z は、クライアントがホスト・システムのサービスとデータにアクセスできるようにするために相互に作用する、複数のコンポーネントで構成されています。WLM 構成を計画するには、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) の 『WLM に関する考慮事項』 を 参照してください。
Developer for System z では、アドレス・スペースや z/OS UNIX のプロセスおよびスレッドなど、不定数のシステム・リソースが使用されます。これらのリソースの可用性は、さまざまなシステム定義によって制限されます。システム構成を計画するために主要なリソースの使用量を見積もるには、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) の 『チューニングに関する考慮事項』 を 参照してください。 Developer for System z は、ストレージ・リソースの制限を大幅に変更すれば、31 ビットまたは 64 ビット・モードのいずれでも実行できます。
Developer for System z ユーザーのユーザー ID には、以下の属性が最低でも必要です。
USER=userid
OMVS INFORMATION
----------------
UID= 0000003200
HOME= /u/userid
PROGRAM= /bin/sh
CPUTIMEMAX= NONE
ASSIZEMAX= NONE
FILEPROCMAX= NONE
PROCUSERMAX= NONE
THREADSMAX= NONE
MMAPAREAMAX= NONE
GROUP group
OMVS INFORMATION
----------------
GID= 0000003243
Developer for System z は、インストール済み環境のクローンを別のシステムに作成することをサポートしているため、システムごとに SMP/E によるインストールを行う必要がありません。
Developer for System z
Developer for System z クライアントのユーザーは、クライアントを正しく機能させるために、特定のホスト・システム・カスタマイズの結果 (TCP/IP ポート番号など) を把握しておく必要があります。 これらのチェックリストを使用して、必要な情報を収集してください。
表 5 のチェックリストは、必須のカスタマイズ・ステップに必要な結果を示しています。表 6 は、オプションのカスタマイズ・ステップに必要な結果を示しています。
カスタマイズ | 値 |
---|---|
RSE デーモン TCP/IP ポート番号。デフォルトは 4035 です。
RSED、RSE デーモン開始タスクを参照してください。 |
カスタマイズ | 値 |
---|---|
ELAXF* プロシージャーのロケーション (システム・プロシージャー・ライブラリーに入っていない場合)。
デフォルトは FEK.#CUST.PROCLIB です。 ELAXF* リモート・ビルド・プロシージャーで JCLLIB に関する注を参照してください。 |
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ELAXF* プロシージャーのプロシージャー名またはステップ名 (変更された場合)。
ELAXF* リモート・ビルド・プロシージャーで、それらの変更に関する注を参照してください。 |
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AKGCR プロシージャーのロケーション (システム・プロシージャー・ライブラリーに入っていない場合)。
デフォルトは AKG.#CUST.PROCLIB です。 コード・レビューで、JCLLIB に関する注を参照してください。 |
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AKGCC プロシージャーのロケーション (システム・プロシージャー・ライブラリーに入っていない場合)。
デフォルトは AKG.#CUST.PROCLIB です。 コード・カバレッジで、JCLLIB に関する注を参照してください。 |
|
FEKRNPLI インクルード・プリプロセッサー exec ステートメントのロケーション。デフォルトは FEK.#CUST.CNTL です。 (オプション) インクルード・プリプロセッサーのサポートを参照してください。 |
|
デバッガー・ロード・モジュールのロケーション (LINKLIST に入っていない場合)。 デフォルトは FEK.SFEKAUTH です。 (オプション) 統合デバッガーを参照してください | |
単体テスト・ロード・モジュールのロケーション (rsed.envvars の LINKLIST または STEPLIB に入っていない場合)。デフォルトは FEK.SFEKLOAD です。 | |
AZUZUNIT プロシージャーのロケーション (システム・プロシージャー・ライブラリーに入っていない場合)。デフォルトは FEK.#CUST.PROCLIB です。 (オプション) Enterprise COBOL および PL/I での xUnit サポートで、JCLLIB に関する注を参照してください。 |
|
単体テスト出力のフォーマット設定に使用されるサンプル XML ファイル *.xsd および *.xsl のロケーション。デフォルトは /usr/lpp/rdz/samples/zunit/xsd および /usr/lpp/rdz/samples/zunit/xsl です。 | |
(相互前提条件) Host Connect Emulator の TN3270 ポート番号。デフォルトは 23 です。 「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『TCP/IP ポート』を参照してください。 |
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(相互前提条件) REXEC ポート番号または SSH ポート番号。デフォルトはそれぞれ 512 および 22 です。 (オプション) z/OS UNIX サブプロジェクトを参照してください。 |
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(相互前提条件) Debug Tool サーバーのポート番号 (デフォルトなし)。 (オプション) DB2 および IMS のデバッグのサポートを参照してください。 |
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Application Deployment Manager ポート番号。デフォルトは 5129 (Web サービスの場合) または 5130 (REST サービスの場合) です。 「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『TCP/IP ポート』を参照してください。 |
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CARMA RAM サンプルの SFEKSAMP サンプル・ライブラリーのロケーション。デフォルトは FEK.SFEKSAMP です。 「CARMA Developer’s Guide」(SC23-7660) を参照してください。 |
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CARMA SCLM RAM データ・セット割り振りの CRA#ASLM JCL のロケーション。
デフォルトは FEK.#CUST.JCL です。 SCLM RAMで CRA#ASLM に関する注を参照してください。 |
以下のカスタマイズ・ステップは、基本的な Developer for System z セットアップ用です。オプション・コンポーネントのカスタマイズ要件については、それらのコンポーネントに関する章を参照してください。
Developer for System z には、いくつかのサンプル構成ファイルとサンプル JCL が含まれています。カスタマイズした内容がメンテナンスの適用時に上書きされないように、それらのメンバーと z/OS UNIX ファイルをすべて別のロケーションにコピーし、そのコピーをカスタマイズしてください。
Developer for System z の一部の機能は、z/OS UNIX 内に特定のディレクトリーが存在することを必要とします。それらのディレクトリーを製品のカスタマイズ時に作成する必要があります。インストールの労力を軽減するために、コピーと必要なディレクトリーを作成するサンプル・ジョブ、FEKSETUP が提供されています。
構成ファイルおよび構成 JCL のカスタマイズ可能なコピーを作成し、必要な z/OS UNIX ディレクトリーを作成するには、FEK.SFEKSAMP データ・セット内のサンプル・メンバー FEKSETUP をカスタマイズして実行依頼します。必要なカスタマイズ・ステップは、このメンバー内に記述されています。
mkdir /usr/lpp/rdz/cust
ln -s /usr/lpp/rdz/cust /etc/rdz
次のセクションにリストされている PARMLIB 定義について詳しくは、「MVS 初期設定およびチューニング解説書」(SA88-8564) を参照してください。 サンプルのコンソール・コマンドについて詳しくは、「MVS システム・コマンド」(SA88-8593) を参照してください。
リモート・システム・エクスプローラー (RSE) は、クライアントをホスト・システムに接続するなどのコア・サービスを提供する、z/OS UNIX ベースのプロセスです。 したがって、同時にアクティブになる Developer for System z ユーザーの数およびそれらのユーザーの平均的なワークロードに基づいて、BPXPRMxx で z/OS UNIX システム限度に適切な値を設定することが重要です。IPL 時にどの BPXPRMxx parmlib メンバーが使用されるかを指定するには、IEASYSxx parmlib メンバーで OMVS=xx を定義してください。
BPXPRMxx で定義されるさまざまな限度と、それらが Developer for System z に与える影響の詳細については、「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『チューニングに関する考慮事項』を参照してください。
MAXASSIZE は、最大アドレス・スペース (プロセス) 領域サイズを指定します。SYS1.PARMLIB(BPXPRMxx) で MAXASSIZE を 2G に設定してください。これは、許容される最大値です。これはシステム全体の限度であるため、すべての z/OS UNIX アドレス・スペースに対してアクティブとなります。これを望まない場合は、セキュリティー・ソフトウェアで Developer for System z だけに限度を設定することができます。詳細については、Developer for System z 開始タスクの定義を参照してください。
MAXTHREADS は、単一プロセスでのアクティブなスレッドの最大数を指定します。SYS1.PARMLIB(BPXPRMxx) で MAXTHREADS を 1500 以上に設定してください。これはシステム全体の限度であるため、すべての z/OS UNIX アドレス・スペースに対してアクティブとなります。これを望まない場合は、セキュリティー・ソフトウェアで Developer for System z だけに限度を設定することができます。詳細については、Developer for System z 開始タスクの定義を参照してください。
MAXTHREADTASKS は、単一プロセスでのアクティブな MVS タスクの最大数を指定します。SYS1.PARMLIB(BPXPRMxx) で MAXTHREADTASKS を 1500 以上に設定してください。これはシステム全体の限度であるため、すべての z/OS UNIX アドレス・スペースに対してアクティブとなります。これを望まない場合は、セキュリティー・ソフトウェアで Developer for System z だけに限度を設定することができます。詳細については、Developer for System z 開始タスクの定義を参照してください。
MAXPROCUSER は、単一の z/OS UNIX ユーザー ID が同時にアクティブにしておくことができるプロセスの最大数を指定します。SYS1.PARMLIB(BPXPRMxx) で MAXPROCUSER を 50 以上に設定してください。この設定は、Developer for System z を使用する各クライアントに対してアクティブにする必要があるため、システム全体の限度となります。
MOUNT FILESYSTEM('#dsn')
MOUNTPOINT('-PathPrefix-usr/lpp/rdz')
MODE(RDWR) /* can be MODE(READ) */
TYPE(ZFS) PARM('AGGRGROW') /* zFS, with extents */
/* TYPE(HFS) */ /* HFS, auto. extent */
MOUNT FILESYSTEM('#dsn')
MOUNTPOINT('-PathPrefix-usr/lpp/rdzutil')
MODE(RDWR) /* can be MODE(READ) */
TYPE(ZFS) PARM('AGGRGROW') /* zFS, with extents */
/* TYPE(HFS) */ /* HFS, auto. extent */
Developer for System z RSED および JMON サーバーの始動コマンドを SYS1.PARMLIB(COMMANDxx) に追加し、これらのサーバーが次回のシステム IPL で自動的に始動されるようにします。IPL 時にどの COMMNDxx parmlib メンバーが使用されるかを指定するには、IEASYSxx parmlib メンバーで CMD=xx を定義してください。
オプションの統合デバッガーが機能するには、システム上で Developer for System z DBGMGR サーバーがアクティブ状態である必要があります。
オプションの統合デバッガーは、システムに Developer for System z 監視プログラム呼び出し (SVC) が定義されていることを必要とします。
インストール先定義 SVC は SYS1.PARMLIB(IEASVCxx) に定義され、IPL がアクティブ化されている必要があります。関連するロード・モジュールが IPL 時に LPA にロードされる必要があります。 IPL 時にどの IEASVCxx parmlib メンバーが使用されるかを指定するには、IEASYSxx parmlib メンバーで SVC=xx を定義してください。
SVCPARM 251,REPLACE,TYPE(3),EPNAME(AQESVC03) /* RDz debug */
Developer for System z では、RSE デーモンでデータ・セットを操作するために、FEK.SFEKLPA ロード・ライブラリー内のモジュールがリンク・パック域 (LPA) 内に存在する必要があります。
オプションの共通アクセス・リポジトリー・マネージャー (CARMA) サービスは、CARMA サーバーに対するさまざまなサーバー始動方式をサポートしています。CRASTART 始動方式では、FEK.SFEKLPA ロード・ライブラリー内のモジュールが LPA 内にあることが必要です。
オプションの統合デバッガーは、FEK.SFEKLPA ロード・ライブラリー内のロード・モジュールが、IPL 時に LPA 内にあることを必要とします。
LPA データ・セットは、SYS1.PARMLIB(LPALSTxx) で定義されます。IPL 時にどの LPALSTxx parmlib メンバーが使用されるかを指定するには、IEASYSxx parmlib メンバーで LPA=xx を定義してください。
JES ジョブ・モニターで JES スプール・ファイルにアクセスするには、FEK.SFEKAUTH ロード・ライブラリー内のモジュールおよび CEE.SCEERUN* 言語環境 (LE) ランタイム・ライブラリーに APF 許可が必要です。
オプションのデバッグ・マネージャーを機能させるためには、FEK.SFEKAUTH ロード・ライブラリー内のモジュールに APF 許可が必要です。
オプションの SCLM Developer Toolkit サービスが機能するためには、REXX ランタイム・ライブラリー (REXX.*.SEAGLPA) に APF 許可が必要です。
ISPF で TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイを作成するには、SYS1.LINKLIB 内の ISP* モジュールが APF 許可済みである必要があります。TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイは、Developer for System z の TSO コマンド・サービスおよび SCLM Developer Toolkit によって使用されます。
APF 許可は、デフォルトでは SYS1.PARMLIB(PROGxx) で定義されます。IPL 時にどの PROGxx parmlib メンバーが使用されるかを指定するには、IEASYSxx parmlib メンバーで PROG=xx を定義してください。
ロード・ライブラリー | ロード・モジュール | 使用法 | STEPLIB |
---|---|---|---|
FEK.SFEKAUTH | AQE* および CEE* | (オプション) 統合デバッガー | ELAXFGO プロシージャー、または CICS |
FEJJ* | PROCLIB の変更 | 開始タスク・プロシージャー | |
FEK.SFEKLMOD | IRZ* および IIRZ* | (オプション) 生成コードの診断用 IRZ メッセージ | CICS、IMS、または MVS のバッチ |
FEK.SFEKLOAD | AND* | (オプション) Application Deployment Manager (非推奨) | CICS |
AZU* および IAZU* | (オプション) Enterprise COBOL および PL/I での xUnit サポート | rsed.envvars または MVS バッチ | |
BWB* | (オプション) SCLM Developer Toolkit | rsed.envvars | |
CRA* | (オプション) 共通アクセス・リポジトリー・マネージャー (CARMA) | CRASUB* または crastart*.conf | |
ELAX* | ELAXF* リモート・ビルド・プロシージャー (エラーのフィードバックおよびインクルード・プリプロセッサー) |
ELAXF* プロシージャー | |
FEJB* | (オプション) CICS 双方向言語サポート | CICS | |
FEK.SFEKLPA | CRA* | (オプション) 共通アクセス・リポジトリー・マネージャー (CARMA) | CRASRV.properties |
AQE* | (オプション) 統合デバッガー | 適用不可 (LPA は必須) |
リストされている Developer for System z サービスが機能するためには、STEPLIB または LINKLST を通じて、表 7 に示されているサービスに関連するすべてのモジュールを使用可能にする必要があります。SFEKLMOD ライブラリーは、Developer for System z 自体によって使用されるのではなく、Developer for System zによって生成されたコードによって使用されることに注意してください。 STEPLIB を使用する場合、どこで STEPLIB (または CICS の場合は DFHRPL) を定義する必要があるのかについては、表 7 の STEPLIB の欄を参照してください。ただし、以下のことに注意する必要があります。
使用しているサイトが IBM の推奨に従っている場合、LINKLIST データ・セットは、SYS1.PARMLIB(PROGxx) の中で定義されています。IPL 時にどの PROGxx parmlib メンバーが使用されるかを指定するには、IEASYSxx parmlib メンバーで PROG=xx を定義してください。
デフォルトでは、LINKLIST データ・セットは SYS1.PARMLIB(PROGxx) に定義します。LPA データ・セットは、SYS1.PARMLIB(LPALSTxx) で定義されます。
Developer for System z クライアントには、エンタープライズ・サービス・ツールと呼ばれるコード生成コンポーネントがあります。生成コードが診断用エラー・メッセージを発行するためには、FEK.SFEKLMOD ロード・ライブラリー内のすべての IRZM* モジュールと IIRZ* モジュールを、STEPLIB または LINKLIST を通じて使用できるようにする必要があります。
デフォルトでは、LINKLIST データ・セットは SYS1.PARMLIB(PROGxx) に定義します。
STEPLIB を使用する場合は、LINKLIST によって使用できないライブラリーを、コード (IMS またはバッチ・ジョブ) を実行するタスクの STEPLIB ディレクティブで定義する必要があります。ただし、1 つの STEPLIB ライブラリーに APF 許可を与える場合、他のすべての STEPLIB ライブラリーにも許可を与える必要があります。 ライブラリーは、STEPLIB 内で許可のないライブラリーと混用した場合、APF 許可を失います。
次のセクションで示す開始タスク・プロシージャーおよびリモート・ビルド・プロシージャーは、 使用する JES サブシステムに対して定義されたシステム・プロシージャー・ライブラリー内に存在する必要があります。 次のセクションの説明では、IBM のデフォルトのプロシージャー・ライブラリー SYS1.PROCLIB を使用しています。
//*
//* JES JOB MONITOR
//*
//JMON PROC PRM=, * PRM='-TV' TO START TRACING
// LEPRM='RPTOPTS(ON)',
// HLQ=FEK,
// CFG=FEK.#CUST.PARMLIB(FEJJCNFG)
//*
//JMON EXEC PGM=FEJJMON,REGION=0M,TIME=NOLIMIT,
// PARM=('&LEPRM,ENVAR("_CEE_ENVFILE_S=DD:ENVIRON")/&PRM')
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=&HLQ..SFEKAUTH
//ENVIRON DD DISP=SHR,DSN=&CFG
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSOUT DD SYSOUT=*
// PEND
//*
//*
//* RDz Debug Manager
//*
//DBGMGR PROC PRM=, * PRM=DEBUG TO START TRACING
// LEPRM='RPTOPTS(ON)',
// TZ='EST5EDT',
// CLIENT=5335,
// HOST=5336,
// HLQ=FEK
//*
//DBGMGR EXEC PGM=AQEZPCM,REGION=0M,TIME=NOLIMIT,
// PARM=('&LEPRM ENVAR("TZ=&TZ")/&HOST &CLIENT 0 &PRM')
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=&HLQ..SFEKAUTH
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSOUT DD SYSOUT=*
// PEND
//*
//*
//* RSE DAEMON
//*
//RSED PROC IVP=, * 'IVP' to do an IVP test
// PORT=,
// CNFG='/etc/rdz',
// HOME='/usr/lpp/rdz'
//*
//RSED EXEC PGM=BPXBATSL,REGION=0M,TIME=NOLIMIT,
// PARM='PGM &HOME./bin/rsed.sh &IVP -C&CNFG -P&PORT'
//STDOUT DD SYSOUT=*
//STDERR DD SYSOUT=*
// PEND
//*
rsed.sh 始動スクリプトは、引数を指定せずに呼び出すことができ、その場合はデフォルトの引数値が使用されます。
ln -s /long/directory/name/usr/lpp/rdz /usr/lpp/rdz
PARM フィールドが空の場合、BPXBATCH は z/OS UNIX シェルを始動し、STDIN から提供されたシェル・スクリプトを実行します。STDIN は、ORDONLY として割り当てられた z/OS UNIX ファイルでなければなりません。 STDIN を使用することにより、TMPDIR などの PROC 変数が使用不可になります。このシェルは、/etc/profile および $HOME/.profile シェル・ログオン・スクリプトを実行します。
この方式を使用するには、最初に始動 JCL を更新して、以下のサンプルのようなものにします。
//*
//* RSE DAEMON - USING STDIN
//*
//RSED PROC CNFG='/etc/rdz'
//*
//RSE EXEC PGM=BPXBATCH,REGION=0M,TIME=NOLIMIT
//STDOUT DD SYSOUT=*
//STDERR DD SYSOUT=*
//STDIN DD PATHOPTS=(ORDONLY),PATH='&CNFG./rsed.stdin.sh'
// PEND
//*
次に、RSE デーモンを始動するシェル・スクリプト (この例では /etc/rdz/rsed.stdin.sh) を作成します。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。このスクリプトの内容は、次のサンプルのようになります。
CNFG=/etc/rdz
PORT=
IVP=
/long/directory/name/usr/lpp/rdz/bin/rsed.sh $IVP -C$CNFG –P$PORT –T$TMPDIR
z/OS UNIX は、開始タスクの始動時に特定のコマンドの処理を可能にするために、/tmp、または TMPDIR 変数で参照される別のディレクトリーへの書き込みアクセスを必要とします。Developer for System z は、開始タスクの始動時に、以下のロジックに従って TMPDIR を設定します。
開始タスクの始動時に、Developer for System z は TMPDIR が既に設定 (DD STDENV) されているかどうか検査します。設定されている場合、開始タスクはその値を使用します。TMPDIR が設定されていない場合、開始タスクは、/tmp が使用可能かどうかを検査します。使用できない場合、開始タスクは、開始タスクのユーザー ID に割り当てられているホーム・ディレクトリーが使用可能かどうかを検査します。このディレクトリーも使用できない場合は、始動が失敗します。
//*
//* RSE DAEMON
//*
//RSED PROC IVP=, * 'IVP' to do an IVP test
// PORT=,
// CNFG='/etc/rdz',
// HOME='/usr/lpp/rdz'
//*
//RSED EXEC PGM=BPXBATSL,REGION=0M,TIME=NOLIMIT,
// PARM='PGM &HOME./bin/rsed.sh &IVP -C&CNFG -P&PORT'
//STDOUT DD SYSOUT=*
//STDERR DD SYSOUT=*
//STDENV DD PATHOPTS=(ORDONLY),PATH=’&CNFG./rsed.stdenv’
// PEND
//*
TMPDIR=/tmp
rsed.envvars に TMPDIR 変数を指定すると、この変数は、開始タスクが rsed.envvars を解釈できるようになるとすぐに使用されますが、その場合であっても、rsed.envvars を DD STDENV にリンクしないで ください。これを行うと始動に失敗するためです。
Developer for System z では、rsed.envvars で使用可能な変数を RSED 開始タスクの DD STDENV で指定できます。この変数は RSE スレッド・プールに伝搬されるため、すべてのエンド・ユーザーにも伝搬されます。
例えば、これにより、ログ・ディレクトリーのような固有でなければならない情報を DD STDENV に指定できるので、複数の RSED 開始タスクに対して単一の rsed.envvars 構成ファイルを使用できます。図 8 には DD STDENV を使用する RSED 開始タスクを示し、図 9 には DD STDENV で定義された変数を使用する rsed,envvars 構成ファイルを示します。
//*
//* RSE DAEMON
//*
//RSED PROC IVP=, * 'IVP' to do an IVP test
// PORT=,
// CNFG='/etc/rdz',
// HOME='/usr/lpp/rdz'
//*
//RSED EXEC PGM=BPXBATSL,REGION=0M,TIME=NOLIMIT,
// PARM='PGM &HOME./bin/rsed.sh &IVP -C&CNFG -P&PORT'
//STDOUT DD SYSOUT=*
//STDERR DD SYSOUT=*
//STDENV DD *
MYSYSTEM=CDFMVS08
// PEND
//*
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Ddaemon.log=/var/rdz/logs/$MYSYSTEM"
Developer for System z は、CICS BMS マップ、IMS MFS 画面、および COBOL、PL/I、アセンブラー、C/C++ の各プログラムの、JCL 生成、リモート・プロジェクト・ビルド、およびリモート構文検査の各フィーチャーに使用できるサンプル JCL プロシージャーを提供します。これらのプロシージャーを使用すると、インストールごとに独自の標準を適用でき、開発者は、同じプロシージャーを同じコンパイラー・オプションおよびコンパイラー・レベルで使用できます。
サンプル・プロシージャーとその機能を、表 8 に示します。
メンバー | 目的 |
---|---|
ELAXFADT | 高水準アセンブラー・プログラムのアセンブルとデバッグのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFASM | 高水準アセンブラー・プログラムのアセンブルのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFBMS | CICS BMS オブジェクトおよびそれに対応する copy、dsect、または include メンバーを作成するためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFCOC | COBOL コンパイル、統合 CICS 変換、および統合 DB2 変換を行うためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFCOP | COBOL プログラムに埋め込まれた EXEC SQL ステートメントの DB2 プリプロセスのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFCOT | COBOL プログラムに組み込まれている EXEC CICS ステートメントの CICS 変換するためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFCPC | C コンパイルのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFCPP | C++ コンパイルのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFCP1 | SCM プリプロセッサー・ステートメント (-INC および ++INCLUDE) を使用した COBOL コンパイルのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFDCL | プログラムを TSO モードで実行するためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFGO | GO ステップのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFLNK | C/C++、COBOL、PLI、および高水準アセンブラーの各プログラムをリンクするためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFMFS | IMS MFS 画面を作成するためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFPLP | PLI プログラムに埋め込まれた EXEC SQL ステートメントの DB2 プリプロセスのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFPLT | PLI プログラムに埋め込まれた EXEC CICS ステートメントの CICS 変換を行うためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFPL1 | PL/I コンパイル、統合 CICS 変換、および統合 DB2 変換を行うためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFPP1 | SCM プリプロセッサー・ステートメント (-INC および ++INCLUDE) を含む PL/I コンパイルのためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFSP | ストアード・プロシージャーを DB2 に登録するためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFSQL | SQL を呼び出すためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFTSO | 生成された DB2 コードを TSO モードで実行およびデバッグするためのサンプル・プロシージャー。 |
ELAXFUOP | CICS または IMS サブシステムで実行するプログラムをビルドするときに、UOPT ステップを生成するためのサンプル・プロシージャー。 |
プロシージャーの名前とプロシージャー内のステップの名前は、Developer for System z クライアントに付属しているデフォルト・プロパティーに一致しています。 プロシージャーの名前またはプロシージャー内のステップの名前を変更する場合は、すべてのクライアント上の対応するプロパティー・ファイルを更新する必要があります。プロシージャー名とステップ名は変更しないでください。
サンプルのビルド・プロシージャー・メンバー FEK.#CUST.PROCLIB(ELAXF*) を、各メンバー内で説明されているようにカスタマイズし、SYS1.PROCLIB にコピーします。各種製品ライブラリーに、表 9に示した正しい高位修飾子を指定します。
製品 | デフォルト HLQ | 値 |
---|---|---|
Developer for System z | FEK | |
CICS | CICSTS42.CICS | |
DB2 | DSNA10 | |
IMS | IMS | |
COBOL | IGY.V4R2M0 | |
PL/I | PLI.V4R2M0 | |
C/C++ | CBC | |
LE | CEE | |
システム LINKLIB | SYS1 | |
システム MACLIB | SYS1 |
製品 | デフォルト DSN | 値 |
---|---|---|
Developer for System z - SQL サンプル | FEK.#CUST.SQL | |
DB2 実行 ライブラリー | DSNA10.RUNLIB.LOAD |
ELAXF* プロシージャーを システム・プロシージャー・ライブラリーにコピーできない場合、JCLLIB カード (JOB カードの直後) をクライアントのジョブ・プロパティーに追加するように Developer for System z ユーザーに依頼します。
//MYJOB JOB <job parameters>
//PROCS JCLLIB ORDER=(FEK.#CUST.PROCLIB)
Developer for System z のセキュリティー定義を作成するには、サンプルの FEKRACF メンバーをカスタマイズして実行依頼します。このジョブを実行依頼するユーザーは、RACF SPECIAL などのセキュリティー管理者特権を持っている必要があります。
FEKRACF は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
重要: PassTicket が正しくセットアップされていないと、クライアントの接続要求は失敗します。
|
JES ジョブ・モニター (JMON) は、JES に関連したすべてのサービスを提供します。JES ジョブ・モニターの動作は、FEJJCNFG 内の定義によって制御できます。
FEJJCNFG は FEK.#CUST.PARMLIB に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
サンプルの JES ジョブ・モニター構成メンバー、FEJJCNFG を、次の例に示すようにカスタマイズしてください。US コード・ページを使用する場合、コメント行は番号記号 (#) で始まります。データ行には、ディレクティブとそれに割り当てられる値のみを入れることができます。同じ行にコメントを入れることはできません。
SERV_PORT=6715
TZ=EST5EDT
#APPLID=FEKAPPL
#AUTHMETHOD=SAF
#CODEPAGE=UTF-8
#CONCHAR=$
#CONSOLE_NAME=JMON
#GEN_CONSOLE_NAME=OFF
#HOST_CODEPAGE=IBM-1047
#LIMIT_COMMANDS=NOLIMIT
#LIMIT_CONSOLE=LIMITED
#LIMIT_VIEW=USERID
#LISTEN_QUEUE_LENGTH=5
#LOOPBACK_ONLY=ON
#MAX_DATASETS=32
#MAX_THREADS=200
#TIMEOUT=3600
#TIMEOUT_INTERVAL=1200
#TRACE_STORAGE=OFF
#SEARCHALL=OFF
#SUBMIT_TIMEOUT=30
#SUBMITMETHOD=TSO
#TSO_TEMPLATE=FEK.#CUST.CNTL(FEJTSO)
JES ジョブ・モニターのポート番号。デフォルト・ポートは 6715 です。必要であればポートを変更できます。
以下の定義はオプションです。省略した場合は、以下に示すデフォルト値が使用されます。
IEA630I OPERATOR console NOW ACTIVE, SYSTEM=sysid, LU=id
IEA631I OPERATOR console NOW INACTIVE, SYSTEM=sysid, LU=id
このディレクティブを使用するのは、CONSOLE_NAME が &SYSUID と等しく、かつユーザー ID をコンソール名として使用できない場合に限られます。
GEN_CONSOLE_NAME=ON の場合は、ユーザー ID に数字を 1 つだけ付加することによって、代替コンソール名が生成されます。数字 0 から 9 までが試みられます。使用可能なコンソールがない場合、クライアントが発行したコマンドは失敗します。
このコード・ページはデータ変換処理には使用されず、サーバーの操作およびクライアント接続のセットアップにのみ使用されることに注意してください。データ変換処理に使用するコード・ページは、Developer for System z クライアントから指定されます (これは、「MVS ファイル」サブシステムのプロパティーから取得されます)。
ジョブ所有者 | ||
---|---|---|
LIMIT_COMMANDS | ユーザー | その他 |
USERID (デフォルト) | 許可される | 許可されない |
LIMITED | 許可される | セキュリティー・プロファイルによって明示的に許可された場合にのみ許可される |
NOLIMIT | 許可される | セキュリティー・プロファイルによって許可された場合、または JESSPOOL クラスがアクティブでない場合は許可される |
コマンド用のセキュリティー・プロファイルが存在する場合には、LIMIT_CONSOLE の設定に関係なく、ユーザーにコマンドを実行するための十分な許可が必要です。有効な設定値は、LIMITED と NOLIMIT だけです。
RSE サーバー・プロセス (RSE デーモン、RSE スレッド・プール、および RSE サーバー) は、rsed.envvars 内の定義を使用します。オプションの Developer for System z サービスおよびサード・パーティー・サービスも、この構成ファイルを使用して、使用する環境変数を定義することができます。
リモート・システム・エクスプローラー (RSE) は、クライアントをホスト・システムに接続したり、特定のサービス用に他のサーバーを始動するなどの、コア・サービスを提供します。
rsed.envvars は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
以下のサンプルの rsed.envvars ファイルを参照してください。このファイルは、使用するシステム環境に合わせてカスタマイズする必要があります。 US コード・ページを使用する場合、コメント行は番号記号 (#) で始まります。データ行には、ディレクティブとそれに割り当てられる値のみを入れることができ、その同じ行にコメントを入れることはできません。行の継続および等号 (=) の前後のスペースはサポートされていません。
#=============================================================
# (1) required definitions
JAVA_HOME=/usr/lpp/java/J6.0
RSE_HOME=/usr/lpp/rdz
_RSE_RSED_PORT=4035
_RSE_JMON_PORT=6715
RSE_HLQ=FEK
_RSE_HOST_CODEPAGE=IBM-1047
TZ=EST5EDT
LANG=C
PATH=/bin:/usr/sbin
_CEE_DMPTARG=/tmp
STEPLIB=NONE
#STEPLIB=$STEPLIB:CEE.SCEERUN:CEE.SCEERUN2:CBC.SCLBDLL
_RSE_JAVAOPTS=""
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Xms128m -Xmx512m"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Ddaemon.log=/var/rdz/logs"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Duser.log=/var/rdz/logs"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_LOG_DIRECTORY="
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlog.retention.period=5"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dmaximum.clients=30"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dmaximum.threads=520"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dminimum.threadpool.process=1"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dmaximum.threadpool.process=100"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dipv6=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Denable.dDVIPA=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Ddisplay.users=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dkeep.all.logs=false"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dkeep.last.log=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Denable.standard.log=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlog.mode=RW.N.N"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlog.secure.mode=false"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Denable.port.of.entry=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Denable.certificate.mapping=false"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Denable.automount=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Denable.audit.log=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Daudit.cycle=30"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Daudit.retention.period=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Daudit.log.mode=RW.R.N"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Daudit.action=<user_exit>
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Daudit.action.id=<userid>
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlogon.action=<user_exit>
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlogon.action.id=<userid>
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Ddeny.nonzero.port=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dsingle.logon=false"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dprocess.cleanup.interval=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dreject.logon.threshold=1000000"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dinclude.c=/etc/rdz/include.conf"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dinclude.cpp=/etc/rdz/include.conf"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DCPP_CLEANUP_INTERVAL=60000"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DRIS_BUFFER=8"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DAPPLID=FEKAPPL"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dkeep.stats.copy.local=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Ddebug.miner.autoreconnect=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Ddebug.miner.localhost=localhost"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dsearch.server.limit.hits=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dsearch.server.limit.scanned_objects=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dsearch.server.limit.lines=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dsearch.server.limit.timeout=0"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dsearch.server.limit.errcount=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDISABLE_TEXT_SEARCH=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDENY_PASSWORD_SAVE=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DHIDE_ZOS_UNIX=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDISABLE_REMOTE_INDEX_SEARCH=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDISABLE_DELETE_IN_SUBPROJECT=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDENY_PASSWORD_SAVE=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDISABLE_REMOTE_INDEX_SEARCH=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDISABLE_DELETE_IN_SUBPROJECT=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDENY_PASSWORD_SAVE=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DHIDE_ZOS_UNIX=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_IDLE_SHUTDOWN_TIMEOUT=3600000"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_USE_THREADED_MINERS=false"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_SSL_ALGORITHM=TLSv1.2"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_TCP_NO_DELAY=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_TRACING_ON=true"
#_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_MEMLOGGING_ON=true"
#=============================================================
# (2) required definitions for TSO/ISPF Client Gateway
CGI_ISPHOME=/usr/lpp/ispf
CGI_ISPCONF=/etc/rdz
CGI_ISPWORK=/var/rdz
#STEPLIB=$STEPLIB:ISP.SISPLOAD:ISP.SISPLPA:SYS1.LINKLIB
_RSE_ISPF_OPTS=""
#_RSE_ISPF_OPTS="$_RSE_ISPF_OPTS&ISPPROF=&SYSUID..ISPPROF"
#CGI_ISPPREF="&SYSPREF..ISPF.VCMISPF"
#=============================================================
# (3) required definitions for SCLM Developer Toolkit
_SCLMDT_CONF_HOME=/var/rdz/sclmdt
#STEPLIB=$STEPLIB:$RSE_HLQ.SFEKAUTH:$RSE_HLQ.SFEKLOAD
#_SCLMDT_TRANTABLE=FEK.#CUST.LSTRANS.FILE
#ANT_HOME=/usr/lpp/Apache/Ant/apache-ant-1.7.1
#=============================================================
# (4) optional definitions
#_RSE_PORTRANGE=8108-8118
#_BPXK_SETIBMOPT_TRANSPORT=TCPIP
#TMPDIR=/tmp
#_RSE_FEK_SAF_CLASS=FACILITY
#_RSE_LDAP_SERVER=ldap_server_url
#_RSE_LDAP_PORT=389
#_RSE_LDAP_PTC_GROUP_SUFFIX="o=PTC,c=DeveloperForZ"
#GSK_CRL_SECURITY_LEVEL=HIGH
#GSK_LDAP_SERVER=ldap_server_url
#GSK_LDAP_PORT=ldap_server_port
#GSK_LDAP_USER=ldap_userid
#GSK_LDAP_PASSWORD=ldap_server_password
#STEPLIB=$RSE_HLQ.SFEKLOAD:SYS1.CSSLIB:SYS1.SIXMLOD1
#RSE_UBLD_DD=$CGI_ISPCONF/ISPF.conf
#RSE_UBLD_STEPLIB=$STEPLIB
#=============================================================
# (5) do not change unless directed by IBM support center
_RSE_SAF_CLASS=/usr/include/java_classes/IRRRacf.jar
_CEE_RUNOPTS="ALL31(ON) HEAP(32M,32K,ANYWHERE,KEEP,,) TRAP(ON)"
_BPX_SHAREAS=YES
_BPX_SPAWN_SCRIPT=YES
_EDC_ADD_ERRNO2=1
JAVA_PROPAGATE=NO
RSE_DSN_SFEKLOAD=$RSE_HLQ.SFEKLOAD
RSE_LIB=$RSE_HOME/lib
PATH=.:$JAVA_HOME/bin:$RSE_HOME/bin:$CGI_ISPHOME/bin:$PATH
LIBPATH=$JAVA_HOME/bin:$JAVA_HOME/bin/classic:$RSE_LIB:$RSE_LIB/icuc
LIBPATH=.:/usr/lib:$LIBPATH
CLASSPATH=$RSE_LIB:$RSE_LIB/dstore_core.jar:$RSE_LIB/clientserver.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/dstore_extra_server.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/zosserver.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/dstore_miners.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/universalminers.jar:$RSE_LIB/mvsminers.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/carma.jar:$RSE_LIB/luceneminer.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/mvsluceneminer.jar:$RSE_LIB/cdzminer.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/mvscdzminer.jar:$RSE_LIB/jesminers.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/debug_miner.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/mvsutil.jar:$RSE_LIB/jesutils.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/lucene-core-2.3.2.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$RSE_LIB/cdtparser.jar:$RSE_LIB/wdzBidi.jar
CLASSPATH=$CLASSPATH:$_RSE_SAF_CLASS
CLASSPATH=.:$CLASSPATH
_RSE_PTC=$_RSE_LDAP_PTC_GROUP_SUFFIX
_RSE_ISPF_OPTS="&SESSION=SPAWN$_RSE_ISPF_OPTS"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dldap.server.address=$_RSE_LDAP_SERVER"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dldap.server.port=$_RSE_LDAP_PORT"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dldap.ptc.group.name.suffix=$_RSE_PTC"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DISPF_OPTS='$_RSE_ISPF_OPTS'"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DA_PLUGIN_PATH=$RSE_LIB"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Xbootclasspath/p:$RSE_LIB/bidiTools.jar"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dfile.encoding=$_RSE_HOST_CODEPAGE"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dconsole.encoding=$_RSE_HOST_CODEPAGE"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_INITIAL_SIZE=0"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_MAX_FREE=0"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_SPIRIT_ON=true"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DSPIRIT_EXPIRY_TIME=90"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DSPIRIT_INTERVAL_TIME=6"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dcom.ibm.cacheLocalHost=true"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Duser.home=$HOME"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dclient.username=$RSE_USER_ID"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlow.heap.usage.ratio=15"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dmaximum.heap.usage.ratio=40"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_KEEPALIVE_ENABLED=true"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_KEEPALIVE_RESPONSE_TIMEOUT=60000"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DDSTORE_IO_SOCKET_READ_TIMEOUT=180000"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -DRSECOMM_LOGFILE_MAX=0"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Djob.monitor.port=$_RSE_JMON_PORT"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -Dlock.info.timeout=10000"
_RSE_JAVAOPTS="$_RSE_JAVAOPTS -showversion"
_RSE_SERVER_CLASS=org.eclipse.dstore.core.server.Server
_RSE_DAEMON_CLASS=com.ibm.etools.zos.server.RseDaemon
_RSE_POOL_SERVER_CLASS=com.ibm.etools.zos.server.ThreadPoolProcess
_RSE_SERVER_TIMEOUT=120000
_SCLMDT_BASE_HOME=$RSE_HOME
_SCLMDT_WORK_HOME=$CGI_ISPHOME
CGI_DTWORK=$_SCLMDT_WORK_HOME
_CMDSERV_BASE_HOME=$CGI_ISPHOME
_CMDSERV_CONF_HOME=$CGI_ISPCONF
_CMDSERV_WORK_HOME=$CGI_ISPWORK
#=============================================================
# (6) additional environment variables
詳細は、「UNIX System Services コマンド解説書」(SA88-8641) に記載されています。
# RSE
STEPLIB=$STEPLIB:CEE.SCEERUN:CEE.SCEERUN2:CBC.SCLBDLL
# ISPF
STEPLIB=$STEPLIB:ISP.SISPLOAD:ISP.SISPLPA:SYS1.LINKLIB
# SCLM Developer Toolkit
STEPLIB=$STEPLIB:$RSE_HLQ.SFEKAUTH:$RSE_HLQ.SFEKLOAD
# zUnit, xUnit support for Enterprise COBOL and PL/I
STEPLIB=$STEPLIB:$RSE_HLQ.SFEKLOAD:SYS1.CSSLIB:SYS1.SIXMLOD1
TSO コマンド・サービスまたは SCLM Developer Toolkit に ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイが使用される場合は、以下の定義が必要です。
SCLM Developer Toolkit を使用する場合は、以下の定義が必要です。
以下の定義はオプションです。省略した場合は、デフォルト値が使用されます。
ホスト名は TCP/IP アドレスと URL のどちらでもかまいません。それぞれのホスト名は、コロン (:) でホスト名と区切った、オプションのポート番号を含むことができます。
以下の定義は必須であり、IBM サポートから指示された場合以外、変更しないでください。
これは、RSE サーバーがクライアントと通信できるポートを指定する、rsed.envvars カスタマイズの一環です。このポート範囲は、RSE デーモン・ポートとは関係ありません。
#_RSE_PORTRANGE=8108-8118
RSE サーバーは、クライアントが接続している間中、ポートを独占的に使用するわけではありません。他の RSE サーバーがそのポートにバインドできないのは、サーバーのバインドからクライアントの接続までの間だけです。つまり、ほとんどの接続が範囲内の最初のポートを使用し、同じ範囲内の残りのポートは、同時に複数のログオンが発生したときのバッファーになる、ということです。
rsed.envvars は、さまざまな _RSE_*OPTS ディレクティブにより、RSE プロセスの始動時に Java に追加パラメーターを指定することを可能にしています。rsed.envvars に含まれているサンプル・オプションは、それらをコメント解除することによってアクティブにできます。
_RSE_JAVAOPTS は、標準および RSE 固有の Java オプションを定義します。
以下のディレクティブは、デフォルトではコメント化されています。
UNIX 標準では、所有者、グループ、およびその他という 3 つのタイプのユーザーに対して権限を設定できることが定められています。この変数のフィールドは、この順序に一致しており、ピリオド (.) で区切られます。各フィールドは、空 (N と等しい) にするか、あるいは N、R、W、または RW を値として設定できます (N = なし、R = 読み取り、W = 書き込み)。
UNIX 標準では、所有者、グループ、およびその他という 3 つのタイプのユーザーに対して権限を設定できることが定められています。この変数マスクのフィールドは、この順序に一致しており、ピリオド (.) で区切られます。各フィールドは、空 (N と等しい) にするか、あるいは N、R、W、または RW を値として設定できます (N = なし、R = 読み取り、W = 書き込み)。
debug.miner.autoreconnect | 再接続動作 |
---|---|
-1 | 再接続しない |
0 (デフォルト) | 成功するまで毎分再接続しようとする |
1-86400 | 指定された回数まで再接続しようとする。最大値は 86400 であり、24 時間です。 |
rsed.envvars は、さまざまな _RSE_*OPTS ディレクティブにより、RSE プロセスの始動時に Java に追加パラメーターを指定することを可能にしています。rsed.envvars に含まれているサンプル・オプションは、それらをコメント解除することによってアクティブにできます。
_RSE_ISPF_OPTS ディレクティブは RSE 固有の Java オプションであり、デフォルトでは ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイが Developer for System z によって使用されている場合にのみ有効です。
ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイは、ISPF.conf 内の定義を使用して、バッチ TSO および ISPF コマンドを実行するための有効な環境を作成します。Developer for System z は、その環境を使用して、一部の MVS ベースのサービスを実行します。 それらのサービスには、TSO コマンド・サービス、SCLM Developer Toolkit が含まれます。
ISPF.conf は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、ジョブ FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) をカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
定義は列 1 から始める必要があります。 US コード・ページを使用する場合、コメント行はアスタリスク (*) で始まります。データ行には、ディレクティブとそれに割り当てられる値のみを入れることができます。同じ行にコメントを入れることはできません。行の継続はサポートされていません。データ・セット名を連結するときは、それらを同じ行に追加し、名前同士をコンマ (,) で分離します。
ISPF データ・セットの正しい名前を指定するだけでなく、次の例に示すように、TSO コマンド・サービス・データ・セット名 FEK.SFEKPROC を SYSPROC ステートメントまたは SYSEXEC ステートメントに追加します。
* REQUIRED:
sysproc=ISP.SISPCLIB,FEK.SFEKPROC
ispmlib=ISP.SISPMENU
isptlib=ISP.SISPTENU
ispplib=ISP.SISPPENU
ispslib=ISP.SISPSLIB
ispllib=ISP.SISPLOAD
* OPTIONAL:
*allocjob = ISP.SISPSAMP(ISPZISP2)
*ISPF_timeout = 900
ISPTRACE=nullfile
このセクションは、さまざまなオプションのカスタマイズ・タスクを結合したものです。 求めるサービスを構成するには、該当するセクションの説明に従ってください。
各種インストール検査プログラム (IVP) についての詳細は、インストール検査に記載されています。これは、一部の IVP がオプション・コンポーネント用であるためです。
FEJ211I Server ready to accept connections.
ジョブが戻りコード 66 で終了する場合は、FEK.SFEKAUTH に APF 許可がありません。
FEK002I RseDaemon started. (port=4035)
F RSED,APPL=IVP PASSTICKET,userid
F RSED,APPL=IVP DAEMON,userid
F RSED,APPL=IVP ISPF,userid
userid は、有効な TSO ユーザー ID に置き換えてください。
共通アクセス・リポジトリー・マネージャー (CARMA) は、Repository Access Manager (RAM) 向けのサーバー・プラットフォームです。RAM は、z/OS ベースの Software Configuration Manager (SCM) 用のアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) です。SCM 機能を RAM に内包することにより、サポートされる SCM にクライアントがアクセスするときに、単一の API が使用できるようになります。
Developer for System z は事前に組み込まれた複数の RAM と、ユーザーが独自の RAM を作成するためのソース・コード・サンプルを提供しています。
ホスト・システム・ベースの SCM は、サービスにアクセスするために単一ユーザーのアドレス・スペースを必要とします。つまり、CARMA は、ユーザーごとに CARMA サーバーを 1 つ始動する必要があります。複数のユーザーをサポートする単一のサーバーを作成することはできません。
Developer for System z は CARMA サーバーを始動する複数の方式をサポートしています。Developer for System z も複数の Repository Access Manager (RAM) を備えています。 これらは、実動 RAM とサンプル RAM という 2 つのグループに分けられます。ここでは、RAM とサーバー始動方式に考えられるいくつかの組み合わせを説明します。 説明される構成シナリオは、それぞれ事前構成済みのセットアップとして使用できます。
Developer for System z は CARMA サーバーを始動する複数の方式をサポートしています。それぞれの方式には利点と欠点があります。
「CRASTART」方式は、CARMA サーバーを RSE 内のサブタスクとして始動します。この方式では、CARMA サーバーを始動するために必要なデータ・セット割り振りとプログラム呼び出しを別個の構成ファイルで定義し、その構成ファイルを使用するので、非常に柔軟なセットアップが可能です。この方式では最良のパフォーマンスが得られ、使用するリソースも最少で済みますが、CRASTART モジュールを LPA 内に配置する必要があります。
「バッチ実行依頼」方式は、ジョブを実行依頼することによって CARMA サーバーを始動します。これが、提供されたサンプル構成ファイルで使用されるデフォルトの方式です。この方式の利点は、ジョブ出力内で CARMA ログに簡単にアクセスできることです。また、開発者自身が保守する開発者ごとのカスタム・サーバー JCL を使用できます。ただし、この方式では、CARMA サーバーを始動する開発者ごとに JES イニシエーターが 1 つ使用されます。
「TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ」方式は、ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイを使用して TSO 環境または ISPF 環境を作成し、その中で CARMA サーバーを始動します。この方式では、ISPF.conf の機能を使用するので柔軟なデータ・セット割り振りが可能です。ただし、この方式は通常の TSO または ISPF 操作に干渉する SCM へのアクセスには適していません。
実動タイプの RAM はすべての機能が使用できる事前組み込み型の RAM で、実稼働環境で SCM にアクセスするために使用できます。
IBM Rational Developer for System z Interface for CA Endevor® Software Configuration Manager は、Developer for System z クライアントが CA Endevor® SCM に直接アクセスできるようにします。これ以降は、IBM Rational Developer for System z Interface for CA Endevor® SCM を CA Endevor® SCM RAM と略記します。
CA Endevor® SCM パッケージ RAM は、Developer for System z クライアントが CA Endevor® SCM パッケージに直接アクセスできるようにします。
サンプルの RAM は CARMA 環境の構成をテストする目的で、また、独自の RAM を開発するための例として提供されています。ソース・コードが組み込まれています。
PDS RAM は、「リモート・システム」ビューの「MVS ファイル」->「ユーザー・データ・セット」と同様のデータ・セット・リストを提供します。
スケルトン RAM は、ユーザーが独自の RAM を開発する際の開始点として使用できる機能フレームワークを提供します。
SCLM RAM は、ISPF の Software Configuration Manager である SCLM への基本的な入り口となります。SCLM RAM は、デフォルトでは使用可能に設定されていません。
シナリオごとのさまざまなステップについて詳しくは、CARMA 構成詳細を参照してください。
RAM を任意の CARMA セットアップに追加することは、現時点でも今後の時点でも可能です。 既存のセットアップへの RAM の追加の詳細については、(オプション) 複数の RAM のサポートを参照してください。
指定が異なる他のシナリオのいずれかを使用する場合、このカスタマイズ・ステップは省略できます。
CARMA 関連の VSAM データ・セットを定義し、それらのデータ・セットにデータを設定するには、以下の JCL ジョブをカスタマイズして実行依頼します。カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。既存の VSAM データ・セットは置き換えられます。
このステップの詳細については、CARMA VSAM データ・セットを参照してください。
RSE サーバーは、/etc/rdz/CRASRV.properties 内の設定を使用して CARMA サーバーの始動および接続を行います。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更を有効にするには、RSED 開始タスクを再始動してください。
デフォルトのファイル・ロケーションを使用する場合、必要な変更は、clist.dsname ディレクティブの値を *CRASTART に変更すること、および crastart.configuration.file の値を /etc/rdz/crastart.endevor.conf に変更することのみです。 各種ディレクティブの詳細については、CRASRV.properties、CARMA への RSE インターフェースを参照してください。
clist.dsname=*CRASTART
crastart.configuration.file=crastart.endevor.conf
CRASTART は、/etc/rdz/crastart.endevor.conf の定義を使用して CARMA サーバーを始動するのに有効な TSO/ISPF 環境を作成します。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更は、更新後に始動されたすべての CARMA サーバーについて有効になります。
カスタマイズの手順については、ファイル内のドキュメンテーションを参照してください。CRASTART 始動方式の詳細については、crastart*.conf、CRASTART サーバーの始動を参照してください。
* DD used by RAM
TYPEMAP = FEK.#CUST.PARMLIB(CRATMAP)
SHOWVIEW= FEK.#CUST.PARMLIB(CRASHOW)
CRACFG = FEK.#CUST.PARMLIB(CRACFG)
* uncomment CRABCFG and CRABSKEL to use batch actions
*CRABCFG = FEK.#CUST.PARMLIB(CRABCFG)
*CRABSKEL= FEK.#CUST.CNTL
* uncomment and provide correct DSN to use Package Ship
*APIHJC = #shiphjc
CONLIB = CA.NDVR.CSIQLOAD
-COMMAND=ALLOC FI(JCLOUT) SYSOUT(A) WRITER(INTRDR) RECFM(F) LRECL(80)
BLKSIZE(80)
-COMMAND=ALLOC FI(EXT1ELM) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(V,B) LRECL(4096)
BLKSIZE(27998) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(EXT2ELM) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(V,B) LRECL(4096)
BLKSIZE(27998) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(EXT1DEP) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(V,B) LRECL(4096)
BLKSIZE(27998) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
C1EXMSGS= SYSOUT(H)
C1MSGS1 = SYSOUT(H)
MSG3FILE= DUMMY
* DD used by CARMA server (CRASERV)
* pay attention to APF authorizations when using TASKLIB
TASKLIB = FEK.SFEKLOAD,CA.NDVR.CSIQAUTH,CA.NDVR.CSIQAUTU
CRADEF = FEK.#CUST.CRADEF
CRAMSG = FEK.#CUST.CRAMSG
CRASTRS = FEK.#CUST.CRASTRS
CARMALOG= SYSOUT(H)
SYSPRINT= SYSOUT(H)
* DD used by ISPF (via NDVRC1)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPCTL0) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPCTL1) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPPROF) NEW DELETE DSORG(PO) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA) DIR(5)
ISPTABL = -ISPPROF
ISPTLIB = -ISPPROF,ISP.SISPTENU
ISPMLIB = ISP.SISPMENU
ISPPLIB = ISP.SISPPENU
ISPSLIB = ISP.SISPSENU
* DD used by TSO (IKJEFT01)
SYSPROC = FEK.SFEKPROC * CRANDVRA
SYSTSIN = DUMMY
SYSTSPRT= SYSOUT(H)
PROGRAM=IKJEFT01 %CRANDVRA NDVRC1 PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1.
&CRAPRM2. &CRAPRM3. &CRAPRM4. &CRAPRM5. &CRAPRM6. &CRAPRM7.
&CRAPRM8. )
異なる指定で他のシナリオのいずれかを使用したい場合は、このカスタマイズ・ステップを迂回できます。
以下の JCL ジョブをカスタマイズして実行依頼し、 CARMA 関連の VSAM データ・セットを定義して取り込みます。カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。既存の VSAM データ・セットは置き換えられます。
このステップの詳細については、CARMA VSAM データ・セットおよびCARMA Repository Access Manager (RAM)を参照してください。
RSE サーバーは、/etc/rdz/CRASRV.properties 内の設定を使用して CARMA サーバーの始動および接続を行います。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更を有効にするには、RSED 開始タスクを再始動する必要があります。
デフォルトのファイル・ロケーションを使用する場合、 必要な変更は、clist.dsname ディレクティブの値を *CRASTART に変更することのみです。 各種ディレクティブの詳細については、CRASRV.properties、CARMA への RSE インターフェースを参照してください。
clist.dsname=*CRASTART
crastart.configuration.file=crastart.conf
CRASTART は、/etc/rdz/crastart.conf の定義を使用して、 CARMA サーバーを始動するのに有効な TSO/ISPF 環境を作成します。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更は、更新後に始動されたすべての CARMA サーバーについて有効になります。
カスタマイズの手順については、ファイル内のドキュメンテーションを参照してください。CRASTART 始動方式の詳細については、crastart*.conf、CRASTART サーバーの始動を参照してください。
* DD used by RAM
CRARAM1 = FEK.#CUST.CRARAM1 * PDS RAM
* DD used by CARMA server (CRASERV)
TASKLIB = FEK.SFEKLOAD
CRADEF = FEK.#CUST.CRADEF
CRAMSG = FEK.#CUST.CRAMSG
CRASTRS = FEK.#CUST.CRASTRS
CARMALOG= SYSOUT(H)
SYSPRINT= SYSOUT(H)
* DD used by ISPF (ISPSTART)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPCTL0) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPCTL1) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPPROF) NEW DELETE DSORG(PO) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA) DIR(5)
ISPTABL = -ISPPROF
ISPTLIB = -ISPPROF,ISP.SISPTENU
ISPMLIB = ISP.SISPMENU
ISPPLIB = ISP.SISPPENU
ISPSLIB = ISP.SISPSENU
* DD used by TSO (IKJEFT01)
SYSPROC = #hlq.SFEKPROC * CRAALLOC
SYSTSIN = DUMMY
SYSTSPRT= SYSOUT(H)
PROGRAM=IKJEFT01 %CRAALLOC ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1.
&CRAPRM2. &CRAPRM3. &CRAPRM4. &CRAPRM5. &CRAPRM6. &CRAPRM7.
&CRAPRM8. )
カスタム RAM には、必要に応じてカスタマイズが可能な追加のコンポーネントがあります。
指定が異なる他のシナリオのいずれかを使用する場合、このカスタマイズ・ステップは省略できます。
以下の JCL をカスタマイズして実行依頼し、CARMA 関連の VSAM データ・セットを定義して取り込みます。カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。既存の VSAM データ・セットは置き換えられます。
このステップの詳細については、CARMA VSAM データ・セットを参照してください。
RSE サーバーは、/etc/rdz/CRASRV.properties 内の設定を使用して CARMA サーバーの始動および接続を行います。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更を有効にするには、RSED 開始タスクを再始動する必要があります。
デフォルトのファイル・ロケーションを使用する場合、 必要な変更は、clist.dsname ディレクティブの値を FEK.#CUST.CNTL(CRASUBCA) に変更することのみです。 各種ディレクティブの詳細については、CRASRV.properties、CARMA への RSE インターフェースを参照してください。
clist.dsname='FEK.#CUST.CNTL(CRASUBCA)'
FEK.#CUST.CNTL(CRASUBCA) CLIST と組み込み JCL が CARMA サーバーに実行依頼します。変更は、更新後に始動されたすべての CARMA サーバーについて有効になります。
カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。バッチ実行依頼始動方式の詳細については、CRASUB*、バッチ実行依頼サーバー始動を参照してください。
PROC 8 CRAPRM1 CRAPRM2 CRAPRM3 CRAPRM4 CRAPRM5 CRAPRM6 CRAPRM7 CRAPRM8
SUBMIT * END($$)
//CRA&PORT JOB CLASS=A,MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1)
//*
//RUN EXEC PGM=IKJEFT01,DYNAMNBR=125,REGION=0M,TIME=NOLIMIT
//*
//* DD used by RAM
//TYPEMAP DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.PARMLIB(CRATMAP)
//SHOWVIEW DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.PARMLIB(CRASHOW)
//CRACFG DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.PARMLIB(CRACFG)
//* uncomment CRABCFG and CRABSKEL to use batch actions
//*CRABCFG DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.PARMLIB(CRABCFG)
//*CRABSKEL DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CNTL
//* uncomment and provide correct DSN to use Package Ship
//*APIHJC DD DISP=SHR,DSN=#shiphjc
//CONLIB DD DISP=SHR,DSN=CA.NDVR.CSIQLOAD
//JCLOUT DD SYSOUT=(A,INTRDR),DCB=(LRECL=80,RECFM=F,BLKSIZE=80)
//EXT1ELM DD DISP=(NEW,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// RECFM=VB,LRECL=4096,BLKSIZE=27998,SPACE=(TRK,(5,5))
//EXT2ELM DD DISP=(NEW,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// RECFM=VB,LRECL=4096,BLKSIZE=27998,SPACE=(TRK,(5,5))
//EXT1DEP DD DISP=(NEW,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// RECFM=VB,LRECL=4096,BLKSIZE=27998,SPACE=(TRK,(5,5))
//C1MSGS1 DD SYSOUT(H)
//C1EXMSGS DD SYSOUT(H)
//MSG3FILE DD DUMMY
//*
//* DD used by CARMA server (CRASERV)
//* pay attention to APF authorizations when using STEPLIB
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=FEK.SFEKLOAD
// DD DISP=SHR,DSN=CA.NDVR.CSIQAUTH
// DD DISP=SHR,DSN=CA.NDVR.CSIQAUTU
//CRADEF DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRADEF
//CRAMSG DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRAMSG
//CRASTRS DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRASTRS
//CARMALOG DD SYSOUT=*
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//*
//* DD used by ISPF (via NDVRC1)
//ISPPROF DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(1,1,5))
//ISPCTL0 DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(5,5))
//ISPCTL1 DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(5,5))
//ISPMLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPMENU
//ISPPLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPPENU
//ISPSLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPSENU
//ISPTLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPTENU
//*
//* DD used by TSO (IKJEFT01)
//SYSPROC DD DISP=SHR,DSN=FEK.SFEKPROC * CRANDVRA
//SYSTSPRT DD SYSOUT=*
//SYSTSIN DD *
%CRANDVRA NDVRC1 PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1 &CRAPRM2 &STR(+)
&CRAPRM3 &STR(+)
&CRAPRM4 &STR(+)
&CRAPRM5 &STR(+)
&CRAPRM6 &STR(+)
&CRAPRM7 &STR(+)
&CRAPRM8 &STR(+) )
$$
EXIT CODE(0)
指定が異なる他のシナリオのいずれかを使用する場合、このカスタマイズ・ステップは省略できます。
以下の JCL ジョブをカスタマイズして実行依頼し、 CARMA 関連の VSAM データ・セットを定義して取り込みます。カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。既存の VSAM データ・セットは置き換えられます。
このステップの詳細については、CARMA VSAM データ・セットおよびCARMA Repository Access Manager (RAM)を参照してください。
RSE サーバーは、/etc/rdz/CRASRV.properties 内の設定を使用して CARMA サーバーの始動および接続を行います。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更を有効にするには、RSED 開始タスクを再始動する必要があります。
これは Developer for System z のデフォルトのシナリオであるため、変更を加えていないファイルのコピーから開始する場合、変更の必要はありません。 各種ディレクティブの詳細については、CRASRV.properties、CARMA への RSE インターフェースを参照してください。
clist.dsname='FEK.#CUST.CNTL(CRASUBMT)'
FEK.#CUST.CNTL(CRASUBMT) CLIST と組み込み JCL が CARMA サーバーに実行依頼します。 変更は、更新後に始動されたすべての CARMA サーバーについて有効になります。
カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。バッチ実行依頼始動方式の詳細については、CRASUB*、バッチ実行依頼サーバー始動を参照してください。
PROC 8 CRAPRM1 CRAPRM2 CRAPRM3 CRAPRM4 CRAPRM5 CRAPRM6 CRAPRM7 CRAPRM8
SUBMIT * END($$)
//CRA&PORT JOB CLASS=A,MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1)
//*
//RUN EXEC PGM=IKJEFT01,DYNAMNBR=125,REGION=0M,TIME=NOLIMIT
//*
//* DD used by RAM
//CRARAM1 DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRARAM1 * PDS RAM
//*
//* DD used by CARMA server (CRASERV)
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=FEK.SFEKLOAD
//CRADEF DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRADEF
//CRAMSG DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRAMSG
//CRASTRS DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRASTRS
//CARMALOG DD SYSOUT=*
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//*
//* DD used by ISPF (ISPSTART)
//ISPPROF DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(1,1,5))
//ISPCTL0 DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(5,5))
//ISPCTL1 DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(5,5))
//ISPMLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPMENU
//ISPPLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPPENU
//ISPSLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPSENU
//ISPTLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPTENU
//*
//* DD used by TSO (IKJEFT01)
//SYSPROC DD DISP=SHR,DSN=#hlq.SFEKPROC * CRAALLOC
//SYSTSPRT DD SYSOUT=*
//SYSTSIN DD *
%CRAALLOC ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1 &CRAPRM2 &STR(+)
&CRAPRM3 &STR(+)
&CRAPRM4 &STR(+)
&CRAPRM5 &STR(+)
&CRAPRM6 &STR(+)
&CRAPRM7 &STR(+)
&CRAPRM8 &STR(+)
)
$$
EXIT CODE(0)
カスタム RAM には、必要に応じてカスタマイズが可能な追加のコンポーネントがあります。
本書に記載のさまざまな構成シナリオでは、多数の CARMA 構成ファイルを共有しています。これら構成ファイルの詳細をここに記載しますが、これらは、さまざまなシナリオ内部から参照されています。
CARMA サーバーは、ホスト・システムを使用して 1 つ以上の Software Configuration Manager (SCM) にアクセスする他の製品のために標準 API を提供します。しかし、クライアント・コンピューターと直接通信するための方式は提供しません。このような通信については、RSE サーバーなどの他の製品に依存しています。 RSE サーバーは、CRASRV.properties 内の設定を使用して CARMA サーバーの始動および接続を行います。
# CRASRV.properties - CARMA configuration options
#
port.start=0
#port.range=100
#user.exit='FEK.SFEKSAMP(CRAEXIT)'
startup.script.name=carma.startup.rex
clist.dsname='FEK.#CUST.CNTL(CRASUBMT)'
crastart.configuration.file=crastart.conf
#crastart.stub=/usr/lpp/rdz/bin/CRASTART
#crastart.syslog=Partial
#crastart.timeout=420
#crastart.steplib=FEK.SFEKLPA
#crastart.tasklib=TASKLIB
引用符 (') を付けた場合、そのデータ・セット名は絶対参照となり、引用符 (') を付けなかった場合、そのデータ・セット名には TSO 接頭部ではなく、クライアント・ユーザー ID が接頭部として付加されます。後者の場合は、すべての CARMA ユーザーが独自の出口コードを保守する必要があります。
SFEKSAMP(CRAEXIT) というサンプルのユーザー出口が提供されています。 このサンプルでは、ユーザー出口に渡される始動引数について説明しています。詳しくは、(オプション) CARMA ユーザー出口を参照してください。
デフォルトは 'FEK.#CUST.CNTL(CRASUBMT)' です。この CLIST は、バッチ実行依頼方式で接続を開いたときに CARMA サーバーを始動します。
A (All) | すべてのトレース情報を SYSLOG に出力します。 |
P (Partial) | 接続、切断、およびエラー情報のみを SYSLOG に出力します。 |
それ以外のすべて | エラー条件のみを SYSLOG に出力します。 |
システム・ログ・メッセージに必要な詳細レベルを指定するには、コメントを外してカスタマイズします。このディレクティブは、clist.dsname ディレクティブの値が *CRASTART である場合にのみ使用されます。
RSE は CRASTART ロード・モジュールを始動します。このモジュールは crastart*.conf の定義を使用して、TSO バッチ・コマンドおよび ISPF バッチ・コマンドを実行するための有効な環境を作成します。Developer for System z は、その環境を使用して CARMA サーバー CRASERV を実行します。
crastart*.conf は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、ジョブ FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) をカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
&CRAUSER. | クライアント・ユーザー ID |
&CRADATE. | Dyyyyddd 形式 (7 文字のユリウス日付) の現在日付。 |
&CRATIME. | Thhmmss 形式 (時分秒) の現在時刻。 |
&CRAPRM1. | ポート番号 |
&CRAPRM2. | タイムアウト値 |
システム・シンボル | 任意の SYS1.PARMLIB(IEASYMxx) システム・シンボル |
-<ddname> | 前に定義した DD 名の前にハイフン (-) を付加すると、JCL の *.ddname 逆方向参照のように機能します。オリジナルの DD は、-COMMAND ステートメントを使用して割り振る必要があります。 |
図 24 は、ISPF サービスを含む基本 crastart*.conf スケルトンを示しています。
* DD used by RAM
* DD used by CARMA server (CRASERV)
TASKLIB = FEK.SFEKLOAD
CRADEF = FEK.#CUST.CRADEF
CRAMSG = FEK.#CUST.CRAMSG
CRASTRS = FEK.#CUST.CRASTRS
CARMALOG= SYSOUT(H)
SYSPRINT= SYSOUT(H)
* DD used by ISPF (ISPSTART)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPCTL0) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPCTL1) NEW DELETE DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
-COMMAND=ALLOC FI(ISPPROF) NEW DELETE DSORG(PO) RECFM(F,B) LRECL(80)
BLKSIZE(32720) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA) DIR(5)
ISPTABL = -ISPPROF
ISPTLIB = -ISPPROF,ISP.SISPTENU
ISPMLIB = ISP.SISPMENU
ISPPLIB = ISP.SISPPENU
ISPSLIB = ISP.SISPSENU
* DD used by TSO (IKJEFT01)
SYSPROC = #hlq.SFEKPROC * CRAALLOC
SYSTSIN = DUMMY
SYSTSPRT= SYSOUT(H)
PROGRAM=IKJEFT01 %CRAALLOC ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1.
&CRAPRM2. &CRAPRM3. &CRAPRM4. &CRAPRM5. &CRAPRM6. &CRAPRM7.
&CRAPRM8. )
CRASTART は、TSO 環境を RSE の子プロセスとして作成します。これは、別個のアドレス・スペースとして稼働します。 CARMA 出力を SYSOUT(*) に送信し続けるために、簡単ではないアクションが必要になる場合があります。このことにより、ログ・ファイルの収集が複雑になります。この問題は、以下の割り振りの例に示すように、ログ・ファイルをユーザー固有のデータ・セットに書き込むことで解決します。
-COMMAND=ALLOC FI(CARMALOG) MOD CATALOG DSORG(PS) RECFM(F,B) LRECL(133)
BLKSIZE(27930) SPACE(5,5) TRACKS UNIT(SYSALLDA)
DA(&CRAUSER..&SYSNAME..CRA.CARMALOG)
RSE は CLIST CRASUB* を始動します。すると、始動された CRASUB* が、組み込み JCL を実行依頼して、TSO バッチ・コマンドおよび ISPF バッチ・コマンドを実行するための有効な環境を作成します。Developer for System z は、その環境を使用して CARMA サーバー CRASERV を実行します。
CRASUB* は FEK.#CUST.CNTL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
図 25 は、ISPF サービスを含む基本 CRASUB* スケルトンを示しています。
PROC 8 CRAPRM1 CRAPRM2 CRAPRM3 CRAPRM4 CRAPRM5 CRAPRM6 CRAPRM7 CRAPRM8
/* SET CRAPRM2=420
SUBMIT * END($$)
//CRA&PORT JOB CLASS=A,MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1)
//*
//RUN EXEC PGM=IKJEFT01,DYNAMNBR=125,REGION=0M,TIME=NOLIMIT
//*
//* DD used by RAM
//*
//* DD used by CARMA server (CRASERV)
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=FEK.SFEKLOAD
//CRADEF DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRADEF
//CRAMSG DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRAMSG
//CRASTRS DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CRASTRS
//CARMALOG DD SYSOUT=*
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//*
//* DD used by ISPF (ISPSTART)
//ISPPROF DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(1,1,5))
//ISPCTL0 DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(5,5))
//ISPCTL1 DD DISP=(NEW,DELETE,DELETE),UNIT=SYSALLDA,
// LRECL=80,RECFM=FB,SPACE=(TRK,(5,5))
//ISPMLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPMENU
//ISPPLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPPENU
//ISPSLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPSENU
//ISPTLIB DD DISP=SHR,DSN=ISP.SISPTENU
//*
//* DD used by TSO (IKJEFT01)
//SYSPROC DD DISP=SHR,DSN=#hlq.SFEKPROC * CRAALLOC
//SYSTSPRT DD SYSOUT=*
//SYSTSIN DD *
%CRAALLOC ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1 &CRAPRM2 &STR(+)
&CRAPRM3 &STR(+)
&CRAPRM4 &STR(+)
&CRAPRM5 &STR(+)
&CRAPRM6 &STR(+)
&CRAPRM7 &STR(+)
&CRAPRM8 &STR(+)
)
$$
EXIT CODE(0)
CARMA サーバーは、3 つの VSAM データ・セットへの READ アクセス権限を必要とします。 これらの VSAM データ・セットを作成し、取り込むためのサンプル・メンバーは、FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合は除きます。 詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
前述のサンプル・ジョブを使用して、定義された RAM を VSAM 作成中に使用不可にすることができます。これを行うことによって、単一のマスター入力ファイル (IBM によって提供されたもの、または RAM 開発者によってカスタマイズされたもの) を使用して、カスタマイズされた CARMA セットアップを作成できます。
Developer for System z バージョン 7.6.1 までは、CARMA カスタム情報 VSAM データ・セットで定義されるストリングが、事前に定義された長さに制限されます。この制限のために、RAM 開発者は記述ストリングを短くするか、フルサイズのストリングを表示するためにクライアント・サイド・プラグインを使用する必要があります。
新規の VSAM レコード構造は、CARMA カスタム情報 VSAM データ・セット CRASTRS の可変長データ構造レイアウトをサポートしています。このレイアウトでは、ストリングが固定長とならずに区切り文字で分離されます。
既存の固定長の CARMA カスタム情報 VSAM データ・セット CRASTRS を新しい可変長フォーマットに変換するには、FEK.SFEKSAMP(CRA#VS2) JCL をカスタマイズして実行依頼します。
Repository Access Manager (RAM) は、z/OS ベースの Software Configuration Manager (SCM) 用のアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) です。Developer for System z またはユーザー作成アプリケーションは CARMA サーバーを始動でき、CARMA サーバーは RAM をロードし、サポートされる SCM があればそれにアクセスする標準インターフェースを提供します。
CARMA サーバーは、LINKLIST または STEPLIB/TASKLIB を介して、RAM ロード・モジュールを見つけることができなければなりません。
Developer for System z により提供される CRAR* RAM ロード・モジュールは FEK.SFEKLOAD に置かれ、 サンプルのソース・コードおよびコンパイル・ジョブは FEK.SFEKSAMP に置かれます。 ただし、Developer for System z の SMP/E インストール時に 別の高位修飾子を使用した場合は除きます。
以下のセクションには、Developer for System z で使用できる RAM に関するカスタマイズ上の注意があります。 参照するサンプルのメンバーは FEK.#CUST.* に置かれます。 ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) サンプル・ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、 別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CARMA に関する詳細な情報、および提供されているサンプル RAM およびサンプル・ソース・コードの詳細については、「Common Access Repository Manager Developer's Guide」(SC23-7660) を参照してください。
以下の CA Endevor® SCM RAM に固有の CARMA コンポーネントは、選択したサーバー始動方式に関係なく、カスタマイズすることができます。参照するサンプルのメンバーは、FEK.#CUST.PARMLIB に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CRACFG は、CA Endevor® SCM RAM が CA Endevor® SCM と相互作用する方法を指定します。デフォルトを変更する場合、カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。
# ENTRY-STAGE-COPY-MODE = RETRIEVE-ADD
# ALTERNATIVE-ALLOC = YES
CRASHOW は、CA Endevor® SCM の環境やシステムなどに対するデフォルト・フィルターを定義します。デフォルトを変更する場合、カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。
ENV=*
TOENV=
STGID=*
TOSTGID=
SYS=*
SUBSYS=*
ELEM=*
TOELEM=
TYPE=*
#FILTER-DEP=YES
CRATMAP は、CA Endevor® SCM タイプとファイル拡張子のマッピングをオーバーライドします。デフォルトを変更する必要がある場合は、メンバー内のドキュメンテーションにある、カスタマイズに関する説明を参照してください。
# * = cbl
# COBOL = cbl
# COPY = cpy
# ASM = asm
# MACRO = asm
# PROCESS = jcl
バッチ実行依頼方式および CRASTART 始動方式はどちらも、CRANDVRA REXX exec を呼び出して、CA Endevor® SCM RAM で使用するユーザー固有のデータ・セットを割り振ります。 割り振りは別個の exec で行われます。これは、exec を使用した方が、バッチ実行依頼 CRASUBCA JCL や CRASTART crastart.endevor.conf 構成ファイル内部で行う場合より高い柔軟性が得られるためです。また、割り振り exec はオプションのユーザー出口の呼び出しも行います。
DD | データ・セット名 | タイプ |
---|---|---|
DEPEND | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.DEPEND | 永続的 |
BROWSE | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.BROWSE | 一時的 |
C1PRINT | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.LISTING | 一時的 |
SPCLLIST | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.SPCLLIST | 一時的 |
PKGSCLS | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.PKGSCLS | 一時的 |
CRABJCLO | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.CRABJCLO | 一時的 |
ENHCEDIT | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.ENHCEDIT | 一時的 |
CRAPARM | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$NDVR.CRAPARM | 一時的 |
特定のデフォルト (データ・セット名など) がご使用のサイトの標準に適合しない場合は、この割り振り REXX exec のコピーをカスタマイズできます。CRANDVRA は FEK.SFEKPROC に置かれます。ただし、Developer for System z の SMP/E インストール時に別の高位修飾子を使用した場合は除きます。
カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。割り振り exec の詳細については、(オプション) カスタム割り振り execを参照してください。
「エレメントの生成」などの CA Endevor® SCM アクションは通常、 CARMA サーバー・アドレス・スペースで「オンライン」で実行されます。使用する CA Endevor® SCM プロシージャーで TSO を呼び出す場合、この動作により問題が発生します。理由は、TSO が既にアクティブである、つまり、SYSTSIN や SYSTSPRT などの必要な DD が使用されているからです。
この問題を解決するために、CA Endevor® SCM RAM はバージョン 8.0.3 から 「バッチ・アクション」をサポートしています。バッチ・アクションを使用可能にすると、CA Endevor® SCM RAM は、「エレメントの生成」などのアクションを実行するために、カスタマイズ可能なバッチ・ジョブを実行依頼します。バッチ・ジョブを使用した場合、CA Endevor® SCM プロシージャーによる SYSTSIN や SYSTSPRT などの DD の割り振りが行われます。これは、実行依頼された JCL では TSO がアクティブである必要はないためです。
CA Endevor® SCM RAM バッチ・アクションは、バックグラウンドで実行する CA Endevor® SCM アクションの Developer for System z 版です。
バッチ・アクションでサポートされるアクションを実行するように要求が出されると、 CA Endevor® SCM RAM は CRASUBCA または crastart.endevor.conf で CRABCFG DD の有無を検査し、 この DD のためのセットアップが有効か検査します。CRABCFG が存在し、そのセットアップが有効である場合、アクションはバッチで実行されます。 CRABCFG が存在しない場合、アクションはオンラインで実行されます。バージョン 8.0.3 以降のクライアントは、この動作をオーバーライドする機能を備えています。
//* uncomment CRABCFG and CRABSKEL to use batch actions
//*CRABCFG DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.PARMLIB(CRABCFG)
//*CRABSKEL DD DISP=SHR,DSN=FEK.#CUST.CNTL
CRABCFG は、 CA Endevor® SCM RAM のバッチ・アクションに関連した構成変数を定義します。
CRABCFG は FEK.#CUST.PARMLIB に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
以下の CRABCFG サンプル・ファイルを参照してください。このファイルは、使用するシステム環境に合わせてカスタマイズする必要があります。US コード・ページを使用する場合、コメント行は番号記号 (#) で始まります。ディレクティブとそれに割り当てられる値の後のコメントは、 サポートされています。等号 (=) の前後のスペースはサポートされています。 行の継続はサポートされていません。
# Location of batch action JCL
SKELETON-DD = CRABSKEL
#
# batch action JCL members within SKELETON-DD
DEFAULT-JOBCARD = CRABJOBC
ADD-ELEMENT = CRABATCA
DELETE-ELEMENT = CRABATCA
GENERATE-ELEMENT = CRABATCA
MOVE-ELEMENT = CRABATCA
RETRIEVE-ELEMENT = CRABATCA
PRINT-ELEMENT = CRABATCA
PRINT-MEMBER = CRABATCA
SIGNIN-ELEMENT = CRABATCA
TRANSFER-ELEMENT = CRABATCA
#
# Command substitution key within batch action JCL
BSTIPT01-KEY = <CRA_BSTIPT01>
CRABATCA は、バッチ・アクションに使用されるサンプルのスケルトン JCL です。 デフォルトを変更する場合は、メンバー内のドキュメンテーションでカスタマイズ手順を確認してください。
CRABATCA は FEK.#CUST.CNTL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
変更は、すべての新規呼び出しについてアクティブになります。サーバーの再始動は必要ありません。
//<JOBCARD>
//*
//CRABATCA EXEC PGM=NDVRC1,DYNAMNBR=1500,REGION=4096K,PARM='C1BM3000'
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=CA.NDVR.CSIQAUTU
// DD DISP=SHR,DSN=CA.NDVR.CSIQAUTH
//CONLIB DD DISP=SHR,DSN=CA.NDVR.CSIQLOAD
//C1MSGS1 DD SYSOUT=*
//C1MSGS2 DD SYSOUT=*
//C1PRINT DD SYSOUT=*,DCB=(RECFM=FBA,LRECL=133)
//SYSOUT DD SYSOUT=*
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSUDUMP DD SYSOUT=*
//SYMDUMP DD DUMMY
//SYSIN DD DUMMY
//BSTIPT01 DD *
SET STOPRC 16 .
<CRA_BSTIPT01>
//*
CRABJOBC は、<JOBCARD> キーを指定するバッチ・アクション・スケルトン JCL に使用されるサンプルのデフォルト JOB カードです。 デフォルトを変更する場合は、メンバー内のドキュメンテーションでカスタマイズ手順を確認してください。
CRABJOBC は FEK.#CUST.CNTL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
変更は、すべての新規呼び出しについてアクティブになります。サーバーの再始動は必要ありません。
//<USERID>B JOB CLASS=A,MSGCLASS=A,MSGLEVEL=(1,1)
//*PROCS JCLLIB ORDER=(COBOL.V4R1M0.SIGYPROC,CBC.SCCNPRC)
バッチ実行依頼方式および CRASTART 始動方式はどちらも、CRAALLOC REXX exec を呼び出して、ユーザー作成 RAM で使用できるユーザー固有のデータ・セットを割り振ります。 割り振りは別個の exec で行われます。これは、exec を使用した方が、バッチ実行依頼 CRASUBMT JCL や CRASTART crastart.conf 構成ファイル内部で行う場合より高い柔軟性が得られるためです。また、割り振り exec はオプションのユーザー出口の呼び出しも行います。
DD | データ・セット名 | タイプ |
---|---|---|
CRAPARM | &SYSPREF..&SYSUID..&SYSNAME..CRA$CUST.CRAPARM | 一時的 |
特定のデフォルト (データ・セット名など) がご使用のサイトの標準に適合しない場合は、この割り振り REXX exec のコピーをカスタマイズできます。CRAALLOC は FEK.SFEKPROC に置かれます。ただし、Developer for System z の SMP/E インストール時に別の高位修飾子を使用した場合は除きます。
CARMA は、さまざまなエラー・コードをクライアントに対して、またはホスト・システム・ログで報告できます。エラーとともに提供される詳細と、表 13 の情報は、エラーを見つけて解決に取り組むのに役立ちます。
エラー範囲 | エラー・タイプ |
---|---|
4 から 99 | 一般的な CARMA エラー |
100 から 199 | 一般的な RAM エラー |
200 から 399 | CRASERV (CARMA サーバー) エラー |
400 から 499 | RSE (CARMA マイナー) エラー |
500 から 899 | RAM 固有のエラー |
900 から 999 | TSO エラーおよび TCP/IP エラー |
CARMA は、複数の RAM を定義して同時に実行するための機能を備えています。ただし、1 ユーザーにつきアクティブな CARMA サーバーは 1 つのみであるため、複数の RAM がある場合でも、そのセットアップを機能させるために構成の変更が必要となることがあります。
RAM は、RAM 開発者によって CARMA 構成 VSAM データ・セット CRADEF 内で定義されます。CARMA サーバー CRASERV は、始動時に、定義されているすべての RAM を識別し、その情報を CARMA クライアントに送信します。これでユーザーは 1 つ以上の RAM を選択できるようになり、それらが CARMA サーバーにロードされます。
RAM は CARMA サーバーのプラグインとしてアクティブになるため、各 RAM の前提条件となるもの (データ・セット割り振りなど) がすべて CARMA サーバーのアドレス・スペースにあることを確認してください。この要件のために、Developer for System z に付属する CARMA 構成サンプル (CRASUBMT や crastart.conf など) の変更が必要になることがあります。
以下の例では、CA Endevor® SCM RAM を使用する既存のセットアップから CRASTART 始動方式を使用して始動し、サンプルの PDS RAM を追加します。
CRARAM1 = FEK.#CUST.CRARAM1
PROGRAM=IKJEFT01 %CRANDVRA NDVRC1 PGM(CRASERV)
PARM(&CRAPRM1. &CRAPRM2.)
CA Endevor® SCM RAM は ISPF 環境でアクティブになります。これは、PDS RAM に必要な TSO 環境も使用可能であることを意味します。
すべての CARMA サーバー始動方式には、データ・セットの割り振りに関する制約があります。例えば、TSO 接頭辞の置換は、JCL や CRASTART では使用できません。
ただし、TSO または ISPF の始動後、かつ CARMA の始動前に呼び出される exec を作成すると、TSO または ISPF で使用可能なすべての範囲の変数とサービスを使用して必要な割り振りを実行することが可能になります。
Developer for System z は、この章で先に説明した各事前構成済みセットアップで割り振り exec を使用します。FEK.SFEKPROC(CRANDVRA) (CA Endevor® SCM RAM の割り振り exec) および FEK.SFEKPROC(CRAALLOC) (カスタム RAM の割り振り exec) であり、exec は、ユーザーの TSO 接頭部を高位修飾子に持つ、カタログされた一時データ・セットを割り振ります。また、割り振り exec はオプションのユーザー出口の呼び出しも行います。
カスタマイズについての説明は、exec 内に記載されています。割り振り exec の変更はサポートされていますが、推奨されません。それは、PTF サービスによって exec が更新された場合に、カスタマイズを再度行う必要があるためです。可能であれば、代わりに CARMA ユーザー出口 ((オプション) CARMA ユーザー出口を参照) を使用してください。
以下のサンプルは、TSO のみを必要とする割り振り exec の始動方法を示しています。
SYSPROC = my.exec.library
PROGRAM = IKJEFT01 %myexec ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1. &CRAPRM2. )
//SYSPROC DD DISP=SHR,DSN=my.exec.library
//SYSTSIN DD *
%myexec ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(&CRAPRM1. &CRAPRM2. )
//*
CARMA はユーザー出口の呼び出しをサポートしており、CARMA サーバーの始動時に特殊な初期化を行ったり、シャットダウン時に特殊なクリーンアップを行ったりすることができます。ユーザー出口を使用することで、PTF サービスによって保守されている割り振り exec の変更の必要性が減ります。
ユーザー出口は割り振り exec によって呼び出され、2 回実行されます。初期化の呼び出しは、一時データ・セットが割り振られてから CARMA サーバーが呼び出されるまでの間に行われます。クリーンアップの呼び出しは、CARMA サーバーが終了してから一時ファイルが除去されるまでの間に行われます。最初の呼び出しが戻りコード 99 以上で終了すると、CARMA 始動は中断します。これは、CARMA サーバーも、このユーザー出口の 2 回目の呼び出しも実行されないことを意味します。
FEK.SFEKSAMP(CRAEXIT) というサンプル・ユーザー出口が提供されます。ただし、Developer for System z の SMP/E インストール時に別の高位修飾子を使用した場合は除きます。 このサンプル・ユーザー出口では、ユーザー出口に渡される以下の始動引数について詳しく説明しています。
始動引数 | 説明 |
---|---|
(STARTUP) | (ENDING) | 出口呼び出しが CARMA サーバーの呼び出しの前であるか後であるかの標識。 |
EXIT_RC=rc | 出口の前回の呼び出しの戻りコード。 (STARTUP) 呼び出しのときは rc は常に 0 です。 |
CARMA_RC=rc | CARMA サーバーの呼び出しの戻りコード。 (STARTUP) 呼び出しのときは rc は常に 0 です。 |
… | CARMA サーバーの始動コマンドと始動引数。 例: ISPSTART PGM(CRASERV) PARM(1312 420 EXIT=CRAEXIT CLIENT=9.0.1 . . . . ) |
ユーザー出口によって生成された出力は、CARMA サーバーの DD SYSTSPRT に表示されます。
TSO (IKJEFTxx) を使用して CARMA サーバーを始動する場合に、使用する RAM でサービスを呼び出し、さらにそのサービスで IRXJCL REXX バッチ・インターフェースを呼び出すと、問題が発生することがあります。問題が発生する可能性があるのは、RAM によって呼び出されたプロセッサーが、以前は TSO なしで稼働していたかオンライン TSO 内でのみ稼働しており、それが DD SYSTSIN または SYSTSPRT を動的に割り振ったときです。この問題を回避するために、サンプル・プログラム CRAXJCL が提供されています。
プロセッサーは、SYSTSIN または SYSTSPRT (IRXJCL に必須) を割り振ろうとした場合に失敗することがあります。これは、CARMA に必須のバッチ TSO が既にそれらの DD 名を割り振って開いているためです。CRAXJCL 置換モジュールは SYSTSIN および SYSTSPRT を DUMMY に割り振ろうとしますが、割り振りが失敗した場合に発生するエラーを無視します。 その後、IRXJCL を呼び出して、実際の処理を行います。
このことは、TSO によって始動された CARMA 環境内でプロセッサーを稼働した場合、SYSTSIN および SYSTSPRT への割り振りは CARMA によって使用される割り振りと同じものであることを意味します。TSO/CARMA の外部でプロセッサーを稼働した場合、SYSTSIN および SYSTSPRINT の割り振りは CRAXJCL によって作成されます。したがって、使用するプロセッサーは、SYSTSIN へ割り振られたデータ・セットの内容に依存してはなりません。
IRXJCL の呼び出しは、「TSO/E REXX 解説書」(SA88-8635) で説明されているように、PARM フィールドを使用して REXX 名および始動パラメーターを渡すものと想定されています。 これは、SYSTSIN が CARMA で安全に使用できることを意味します。IRXJCL によって SYSTSPRT へ送られたすべての出力は、CARMA のログに書き込まれます。
CRAXJCL 置換モジュールを呼び出すプロセッサーは、CRAXJCL を呼び出す前に DD SYSTSIN または SYSTSPRT の割り振りを試みてはなりません。
CRAXJCL 置換モジュールはソース形式で提供されています。これは、お客様がこのモジュールをカスタマイズして、SYSTSPRT に使用する固有の割り振りを指定する必要があるためです。SYSTSIN の割り振りは通常、ダミー・データ・セットに対して行う必要があります。
サンプルのアセンブラー・ソース・コードおよびサンプルのコンパイル/バインド・ジョブは、 FEK.#CUST.ASM(CRAXJCL) および FEK.#CUST.JCL(CRA#CIRX) として使用可能です。ただし、 FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
メンバー内のドキュメンテーションを使用し、必要に応じて CRAXJCL アセンブラー・ソース・コードをカスタマイズしてください。後で、CRA#CIRX JCL をカスタマイズおよび実行依頼して、CRAXJCL ロード・モジュールを作成します。カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。
必要に応じ、IRXJCL を別の名前に変更できます。IRXJCL の新規名を呼び出してコンパイルするように CRAXJCL ソースを調整してから、CRAXJCL ロード・モジュールの名前を IRXJCL に変更します。このセットアップは、 IRXJCL へのすべての呼び出しを変更するよりも容易である可能性があります。
SCLM Developer Toolkit は、SCLM の機能を拡張するために必要なツールをクライアントに提供します。SCLM 自体はホスト・システム・ベースのソース・コード・マネージャーであり、ISPF の一部として組み込まれています。
SCLM Developer Toolkit は、SCLM へのインターフェースとして機能する Eclipse ベースのプラグインを備えています。これにより、従来型コード開発におけるすべての SCLM プロセスへのアクセスを可能にし、メインフレーム上の SCLM と同期したワークステーション上で完全な Java および Java EE 開発 (メインフレームからの Java EE コードのビルド、アセンブル、およびデプロイメントを含む) を行えるようにサポートします。
必要な SCLM メンテナンスのリストについては、「IBM Rational Developer for System z 前提条件」(SC88-4704) を参照してください。
この資料には、SCLM Developer Toolkit 内の Java EE ビルドに必要な Ant 仕様も記載されています。
重要: SCLM Developer Toolkit では ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイを使用します。これは、z/OS 1.8 以降が必要であることを意味します。
|
PARMLIB の変更の説明にあるように、SCLM Developer Toolkit を使用するには、システム設定の追加のカスタマイズが必要です。これには以下の項目が含まれます。
また、SCLM Developer Toolkit は SDSF または TSO OUTPUT コマンドを使用して、ジョブの完了状況とジョブの出力を取り出します。どちらの方法でも、以下の点にさらに注意が必要です。
ユーザーには、z/OS UNIX ディレクトリー /tmp/ および /var/rdz/WORKAREA/ に対する READ、WRITE、および EXECUTE 権限が必要です。ディレクトリー WORKAREA/ は /var/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
SCLM Developer Toolkit は標準の ISPF/SCLM スケルトンを使用するため、ISP.SISPSLIB スケルトン・ライブラリーが ISPF.conf 内の ISPSLIB 連結に割り振られるようにしてください。ISP.SISPSENU データ・セットの使用はオプションです。
次のサンプル・コードは ISPF.conf ファイルを示しています。このファイルは、使用するシステム環境に合わせてカスタマイズする必要があります。コメント行は、アスタリスク (*) で始まります。同じ行にある連結にデータ・セットを追加し、名前同士をコンマ (,) で分離します。ISPF.conf のカスタマイズについて詳しくは、ISPF.conf、ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ構成ファイルを参照してください。
* REQUIRED:
sysproc=ISP.SISPCLIB,FEK.SFEKPROC
ispmlib=ISP.SISPMENU
isptlib=ISP.SISPTENU
ispplib=ISP.SISPPENU
ispslib=ISP.SISPSLIB
ispllib=ISP.SISPLOAD
* OPTIONAL:
*allocjob = ISP.SISPSAMP(ISPZISP2)
*ISPF_timeout = 900
ispslib=hlq.USERSKEL,ISP.SISPSLIB
SCLM Developer Toolkit は、rsed.envvars の中で設定されたいくつかのディレクティブを使用して、データ・セットおよびディレクトリーを見つけます。
次のコード・サンプルは、rsed.envvars ファイル内の SCLMDT ディレクティブを示しています。このファイルは、使用するシステム環境に合わせてカスタマイズする必要があります。rsed.envvars のカスタマイズについて詳しくは、rsed.envvars、RSE 構成ファイルを参照してください。
_SCLMDT_CONF_HOME=/var/rdz/sclmdt
#STEPLIB=$STEPLIB:FEK.SFEKAUTH:FEK.SFEKLOAD
#_SCLMDT_TRANTABLE=FEK.#CUST.LSTRANS.FILE
#ANT_HOME=/usr/lpp/Apache/Ant/apache-ant-1.7.1
_SCLMDT_BASE_HOME=$RSE_HOME
_SCLMDT_WORK_HOME=$CGI_ISPHOME
CGI_DTWORK=$_SCLMDT_WORK_HOME
SCLM Developer Toolkit では、ロング・ネーム・ファイルを SCLM に保管することができます。 ロング・ネーム・ファイルとは、8 文字を超える名前または大/小文字混合の名前を持つファイルのことです。ロング・ファイル・ネームの保管は、ロング・ファイル・ネーム名を、SCLM で使用する 8 文字のメンバー名に対応付けるマッピングが入った VSAM ファイルを使用することで実現しています。
ロング/ショート・ネーム変換 VSAM を作成するには、ISP.SISPSAMP ISPF サンプル・ライブラリー内のサンプル・メンバー FLM02LST をカスタマイズして実行依頼します。本資料の構成ステップでは、以下のサンプルのセットアップ JCL に示すように、この VSAM に FEK.#CUST.LSTRANS.FILE という名前を付ける必要があります。
//FLM02LST JOB <job parameters>
//*
//* CAUTION: This is neither a JCL procedure nor a complete job.
//* Before using this sample, you will have to make the following
//* modifications:
//* 1. Change the job parameters to meet your system requirements.
//* 2. Change ****** to the volume that will hold the VSAM.
//* 3. Change all references of FEK.#CUST.LSTRANS.FILE to
//* match your naming convention for the SCLM translate VSAM.
//*
//CREATE EXEC PGM=IDCAMS
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
DELETE FEK.#CUST.LSTRANS.FILE
SET MAXCC=0
DEFINE CLUSTER(NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE) -
VOLUMES(******) -
RECORDSIZE(58 2048) -
SHAREOPTIONS(3 3) -
CYLINDERS(1 1) -
KEYS(8 0) -
INDEXED) -
DATA (NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.DATA)) -
INDEX (NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.INDEX))
/* DEFINE ALTERNATE INDEX WITH NONUNIQUE KEYS -> ESDS */
DEFINE ALTERNATEINDEX(-
NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.AIX) -
RELATE(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE) -
RECORDSIZE(58 2048) -
VOLUMES(******) -
CYLINDERS(1 1) -
KEYS(50 8) -
UPGRADE -
NONUNIQUEKEY) -
DATA (NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.AIX.DATA)) -
INDEX (NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.AIX.INDEX))
/*
//*
//PRIME EXEC PGM=IDCAMS,COND=(0,LT)
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//INITREC DD *
INITREC1
/*
//SYSIN DD *
REPRO INFILE(INITREC) -
OUTDATASET(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE)
IF LASTCC = 4 THEN SET MAXCC=0
BLDINDEX IDS(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE) -
ODS(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.AIX)
IF LASTCC = 0 THEN -
DEFINE PATH (NAME(FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.PATH) -
PATHENTRY (FEK.#CUST.LSTRANS.FILE.AIX))
/*
ロング/ショート・ネーム変換を使用する前に、rsed.envvars 環境変数 _SCLMDT_TRANTABLE をコメント解除し、ロング/ショート・ネーム変換 VSAM の名前に一致するように設定します。
このステップは、SCLM で Java EE ビルド・サポートを使用する場合にのみ、必要となります。
Apache Ant はオープン・ソースの Java ビルド・ツールであり、http://ant.apache.org/ からダウンロードできます。 Ant はテキスト・ファイルとスクリプトからなり、それらは ASCII フォーマットで配布されています。このため、z/OS UNIX で実行するためには、ASCII/EBCDIC 変換が必要です。
以下のステップを実行して、Ant を z/OS に実装し、Developer for System z に対して定義します。
JAVA_HOME=/usr/lpp/java/IBM/J6.0
ANT_HOME=/usr/lpp/Apache/Ant/apache-ant-1.7.1
Ant の初期化が正常に行われたことをテストするには、次のようにします。
例:
export PATH=/usr/lpp/Apache/Ant/apache-ant-1.7.1/bin:$PATH
export PATH=/usr/lpp/java/J6.0/bin:$PATH
例:
ant -version
説明 |
|
値 |
---|---|---|
Developer for System z サンプル・ライブラリー |
|
|
Developer for System z サンプル・ディレクトリー |
|
|
Java bin ディレクトリー |
|
|
Ant bin ディレクトリー |
|
|
WORKAREA ホーム・ディレクトリー |
|
|
SCLMDT プロジェクト構成ホーム・ディレクトリー |
|
|
ロング/ショート・ネーム変換 VSAM |
|
SCLM Developer Toolkit と ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイは同じ WORKAREA および /tmp ディレクトリーを共用します。これらは両方とも定期的なクリーンアップを必要とする場合があります。このタスクについて詳しくは、(オプション) WORKAREA と /tmp のクリーンアップを参照してください。
Application Deployment Manager のカスタマイズでは、CICS リソース定義 (CRD) サーバーが追加されます。このサーバーは、z/OS 上で CICS アプリケーションとして実行されて、以下の機能をサポートします。
CICS 管理者は、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) の『CICSTS に関する考慮事項』で CRD サーバーの詳細を知ることができます。
ADNVCRD ジョブをカスタマイズおよび実行依頼して、CRD リポジトリー VSAM データ・セットの割り振りと初期化を行います。カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。
ADNVCRD は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CICS 主接続領域ごとに別々のリポジトリーを作成します。リポジトリーの共用は、関連するすべての CICS 領域がリポジトリー内に保管された同じ値を使用することを意味します。
ユーザーには CRD リポジトリーへの読み取りアクセス権が必要であり、CICS 管理者には更新アクセス権が必要です。
Developer for System z が提供する管理ユーティリティーを使用して、CICS 管理者は CICS リソース定義のデフォルト値を指定できます。これらのデフォルトは、読み取り専用とするか、アプリケーション開発者による編集を可能にすることができます。
管理ユーティリティーは、ADNJSPAU サンプル・ジョブによって呼び出されます。このユーティリティーを使用するには、CRD リポジトリーに対する更新アクセス権が必要です。
ADNJSPAU は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
詳細は、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) の『CICSTS に関する考慮事項』に説明があります。
CICS Transaction Server バージョン 4.1 以降は、Representational State Transfer (RESTful) の原則に従って設計された HTTP インターフェースを備えています。現在この RESTful インターフェースは、戦略的な CICSTS インターフェースとしてクライアント・アプリケーションで使用されています。従来の Web サービス・インターフェースはすでに安定化しており、今後は RESTful インターフェースのみが機能拡張の対象となります。
Application Deployment Manager は、この指示書に従い、Developer for System z バージョン 7.6 以降で新たに導入されたすべてのサービスに RESTful CRD サーバーを必要とします。
必要であれば、1 つの CICS 領域で RESTful インターフェースと Web サービス・インターフェースを同時にアクティブにすることができます。この場合、その領域で 2 つの CRD サーバーがアクティブになります。両サーバーは、同じ CRD リポジトリーを共用します。2 番目のインターフェースをその領域に対して定義すると、CICS から定義の重複に関する警告が出されます。
このセクションでは、RESTful インターフェースを使用して Developer for System z クライアントと通信する CRD サーバーの定義方法について説明します。
必要であれば、1 つの CICS 領域で RESTful インターフェースと Web サービス・インターフェースを同時にアクティブにすることができます。この場合、その領域で 2 つの CRD サーバーがアクティブになります。両サーバーは、同じ CRD リポジトリーを共用します。2 番目のインターフェースをその領域に対して定義すると、CICS から定義の重複に関する警告が出されます。
ADNCSDRS は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CEDA INSTALL GROUP(ADNPCRGP)
CRD サーバーを 1 つ以上の追加の非主接続領域にも使用できます。それらの領域は通常、Application Owning Regions (AOR) です。
ADNCSDAR は FEK.#CUST.JCL にあります。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CEDA INSTALL GROUP(ADNARRGP)
トランザクション | 説明 |
---|---|
ADMS | マニフェスト処理ツールからの CICS リソース変更要求用。一般に、これは CICS 管理者が使用するためのものです。 |
ADMI | CICS リソースを定義、インストール、またはアンインストールする要求用。 |
ADMR | CICS の環境情報またはリソース情報を取り出す、上記以外のすべての要求用。 |
このセクションでは、Web サービス・インターフェースを使用して Developer for System z クライアントと通信する CRD サーバーの定義方法について説明します。
必要であれば、1 つの CICS 領域で RESTful インターフェースと Web サービス・インターフェースを同時にアクティブにすることができます。この場合、その領域で 2 つの CRD サーバーがアクティブになります。両サーバーは、同じ CRD リポジトリーを共用します。2 番目のインターフェースをその領域に対して定義すると、CICS から定義の重複に関する警告が出されます。
パイプライン・メッセージ・ハンドラー (ADNTMSGH) は、SOAP ヘッダー内のユーザー ID とパスワードを処理することにより、セキュリティーのために使用されます。ADNTMSGH は、サンプルのパイプライン構成ファイルによって参照されるため、CICS RPL 連結の中に入れる必要があります。パイプライン・メッセージ・ハンドラーと必要なセキュリティー・セットアップの詳細については、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) の『CICSTS に関する考慮事項』を参照してください。
トランザクション | 説明 |
---|---|
ADMS | マニフェスト処理ツールからの CICS リソース変更要求用。一般に、これは CICS 管理者が使用するためのものです。 |
ADMI | CICS リソースを定義、インストール、またはアンインストールする要求用。 |
ADMR | CICS の環境情報またはリソース情報を取り出す、上記以外のすべての要求用。 |
ADNTMSGH のカスタマイズ:
CRD サーバーを主接続領域に対して定義する必要があります。主接続領域は、Developer for System z からのサービス要求を処理する領域です。
ADNCSDWS は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CEDA INSTALL GROUP(ADNPCRGP)
CRD サーバーを 1 つ以上の追加の非主接続領域にも使用できます。それらの領域は通常、Application Owning Regions (AOR) です。
ADNCSDAR は FEK.#CUST.JCL にあります。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
CEDA INSTALL GROUP(ADNARRGP)
Developer for System z では、クライアントは選択した CICS リソースを記述しているマニフェストを参照でき、オプションとして、変更することもできます。CICS 管理者によって設定された許可に応じて、変更を直接行うか、あとで CICS 管理者が処理できるよう、マニフェスト・リポジトリーにエクスポートすることができます。
マニフェスト・リポジトリー VSAM データ・セットの割り振りと初期化を行い、それを CICS 主接続領域に対して定義するために、ADNVMFST ジョブをカスタマイズして実行依頼します。 カスタマイズの手順については、メンバー内のドキュメンテーションを参照してください。CICS 主接続領域ごとに別々のマニフェスト・リポジトリーを作成する必要があります。すべてのユーザーにマニフェスト・リポジトリーに対する更新アクセス権が必要です。
ADNVMFST は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
Developer for System z クライアントと同様に、 Developer for System z ホストは 別の製品として提供されている実行中のコード分析ツール、IBM Rational Developer for System z Host Utilities をサポートします。このコード分析をホスト上で実行する利点は、それを日常のバッチ処理として組み込むことができる点です。
コード・レビューは、ソース・コードをスキャンし、異なる重大度レベルを持つ規則を使用して、規則違反を報告します。ツールには COBOL および PL/I の規則プロバイダーが付属していますが、それ以外の規則プロバイダーを追加することもできます。
Developer for System z Host Utilities は、バッチ・モードでのコード・レビュー・サービスの呼び出しを簡素化するために、サンプル・プロシージャー AKGCR を提供 しています。AKGCR は AKG.#CUST.PROCLIB に置かれます。ただし、AKG.SAKGSAMP(AKGSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合は除きます。
サンプル・プロシージャー AKG.#CUST.PROCLIB(AKGCR) を、 メンバー内で説明されているようにカスタマイズし、SYS1.PROCLIB にコピーします。
//MYJOB JOB <job parameters>
//PROCS JCLLIB ORDER=(AKG.#CUST.PROCLIB)
Developer for System z コード・レビュー は、サード・パーティーのコードを、レビュー・プロセスの一部にすることを可能にします。 例えば、C/C++ コードを分析する規則プロバイダーを提供したり、 サイト固有のコーディング規則を認識するよう COBOL 規則プロバイダーを拡張したりすることができます。
ホスト・ベースのコード・レビューは、Developer for System z クライアントと同じく Eclipse プロセスです。 そのため、開発サポート・チームがクライアント上でコード・レビュー用に行った機能拡張は、ホスト上 でも再利用することができます。
機能拡張は、Eclipse プラグインまたは Eclipse フィーチャーで構成されます。 それらをアクティブ化するには、AKGCRADD 構成ジョブで記述されているように、それらを既存のコードで使用できるようにします。 AKGCRADD は AKG.#CUST.JCL に置かれます。ただし、AKG.SAKGSAMP(AKGSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合は除きます。
コード・カバレッジは、実行中のプログラムを分析し、実行可能な行の総数に対する実行済みの行についてのレポートを生成します。コード・カバレッジは、一時ポートを使用して、IBM Debug Tool for z/OS との TCP/IP 接続をセットアップすることにご注意ください。
Developer for System z Host Utilities には、コード・カバレッジをバッチ・モードで呼び出す 2 とおりの方法があります。単一のプログラム実行を処理するサンプル JCL プロシージャーを使用する方法と、複数のプログラム実行を処理できる永続的にアクティブなコード・カバレッジ・コレクターを開始および停止するためのスクリプト・セットを使用する方法です。
AKGCC サンプル・プロシージャーは、コード・カバレッジ・コレクターを開始して、単一プログラム実行を分析させ、コレクターを停止し、結果をアーカイブして後で利用できるようにするための手段となります。
AKGCC は AKG.#CUST.PROCLIB に置かれます。ただし、AKG.SAKGSAMP(AKGSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合は除きます。
サンプル・プロシージャー AKG.#CUST.PROCLIB(AKGCC) を、 メンバー内で説明されているようにカスタマイズし、SYS1.PROCLIB にコピーします。
//MYJOB JOB <job parameters>
//PROCS JCLLIB ORDER=(AKG.#CUST.PROCLIB)
AKGCC プロシージャーにはすべてをこれで処理できる利便性がありますが、ソフトウェア開発プロセスのセットアップ方法によっては、プログラム分析のたびにリソースと時間を使ってコード・カバレッジ・コレクターを開始しなければならないことの方が重大かもしれません。
Developer for System z Host Utilities には、アクティブな状態を維持するコード・カバレッジ・コレクターを開始するための ccstart スクリプトが用意されています。開始したコレクターを、コード・カバレッジの複数の呼び出しで使用できます。コレクターを停止するには、ccstop スクリプトを使用できます。
これらのスクリプト (ccstart、ccstop、および codecov) は、Developer for System z Host Utilities をデフォルトのロケーションにインストールした場合、/usr/lpp/rdzutil/bin/ にあります。これらのスクリプトの使用法については、Developer for System z IBM Knowledge Center を参照してください。
コード・カバレッジの出力は、Developer for System z クライアントにインポートすることを目的として いるため、z/OS UNIX ファイルに書き込まれます。またコード・カバレッジは、 以前の実行結果を使用し、それらを現在の実行結果と組み合わせて 複数のコード・パスをカバーする単一のレポートを作成することができます。
これらの理由により、Developer for System z Host Utilities はコード・カバレッジの実行の出力を削除しようとしないため、出力は長期にわたって累積されます。
z/OS UNIX には、ファイルが入っているディレクトリーとファイルの経過日数に基づいてファイルを削除する、skulker というシェル・スクリプトがあります。指定された日時にコマンドを実行する z/OS UNIX cron デーモンと結合すれば、定期的にターゲット・ディレクトリーを空にする自動化ツールをセットアップできます。skulker スクリプトおよび cron デーモンの詳細については、「UNIX System Services コマンド解説書」(SA88-8641) を参照してください。
このセクションは、さまざまなオプションのカスタマイズ・タスクを結合したものです。必要なサービスを構成するには、該当するセクションの説明に従ってください。
このカスタマイズ・タスクには、 支援や特殊リソース、または基本セットアップのための特殊なカスタマイズ・タスクは 必要ありません。 グループ・サポートを使用可能にする場合、
このカスタマイズ・タスクを完了するには、セキュリティー管理者または LDAP 管理者の支援が必要になります。
このタスクには、以下のリソースまたは特殊なカスタマイズ・タスクが必要です。
|
Developer for System z クライアント・バージョン 8.0.1 以降では、接続時にホスト・システムからクライアント構成ファイルと製品の更新情報を取り出すことができるため、すべてのクライアントで最新の設定を共有できます。
z/OS プロジェクトは、クライアント上の「z/OS プロジェクト」パースペクティブを通じて個別に定義するか、ホスト・システム上で集中的に定義してクライアントへユーザー単位で伝搬することができます。それらのホスト・ベースのプロジェクトは、クライアント上で定義されたプロジェクトと外観も機能もまったく同じですが、クライアントからは構造、メンバー、およびプロパティーを変更できず、また、ホスト・システムに接続しないとアクセスできない点が異なっています。
pushtoclient.properties はクライアントに対し、これらの機能が使用可能であるか、関連のデータがどこに保管されているかを伝達します。このデータは、Developer for System z クライアント管理者または開発プロジェクト・マネージャーが保守します。
pushtoclient.properties は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更を有効にするには、RSED 開始タスクを再始動してください。
バージョン 8.0.3 以降、クライアント管理者は、さまざまな開発者グループのニーズに合わせて、 複数のクライアント構成セットおよび複数のクライアント更新シナリオを作成することができます。 これらの複数のセットおよびシナリオを使用して、LDAP グループのメンバーシップやセキュリティー・プロファイルに対する許可などの基準に基づいて、カスタマイズされたセットアップをユーザーに提供できます。複数のグループをサポートする方法の詳細については、「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『クライアントへのプッシュの考慮事項』を参照してください。
次のコード・サンプルは pushtoclient.properties ファイルを示しています。このファイルは、使用するシステム環境に合わせてカスタマイズする必要があります。US コード・ページを使用する場合、コメント行は番号記号 (#) で始まります。データ行には、ディレクティブとそれに割り当てられる値のみを入れることができます。同じ行にコメントを入れることはできません。行の継続はサポートされていません。
#
# host-based client control
#
config.enabled=false
product.enabled=false
reject.config.updates=false
reject.product.updates=false
accept.product.license=false
primary.system=false
pushtoclient.folder=/var/rdz/pushtoclient
default.store=com.ibm.ftt.configurations.USS
file.permission=RWX.RWX.RX
Developer for System z が提供するのは、com.ibm.ftt.configurations.USS ストアのみです。データを他の場所に配置する場合、サード・パーティーのストアが必要です。
UNIX 標準に従った場合、所有者、グループ、およびその他という 3 つのタイプのユーザーに対してアクセス権を設定できます。file.permission マスクのフィールドは、この順序に一致しており、ピリオド (.) で区切られます。各フィールドは、空にするか、 R、W、RW、X、RX、WX、 または RWX を値として設定できます (ここで、R = 読み取り、W = 書き込み、X = 実行またはディレクトリーの内容をリストします)。
キー値 | 関連するクライアントへのプッシュ機能が有効になっているか。 |
---|---|
False | いいえ、無効です |
True | はい、すべて有効です |
LDAP | はい。ただし、可用性は LDAP グループのメンバーシップによって制御されます |
SAF | はい。ただし、可用性はセキュリティー・プロファイルに対する許可によって制御されます |
このカスタマイズ・タスクを完了するには、セキュリティー管理者の支援が必要になります。このタスクには、以下のリソースまたは特殊なカスタマイズ・タスクが必要です。
|
外部のクライアント/ホスト通信を SSL (Secure Socket Layer) で暗号化できます。このフィーチャーは、デフォルトでは使用不可に設定され、ssl.properties 内の設定によって制御されます。
ssl.properties は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。変更を有効にするには、RSE の再始動が必要です。
クライアントは接続のセットアップ時には RSE デーモンと通信し、実際のセッションのときは RSE サーバーと通信します。どちらのデータ・ストリームも、SSL を使用可能にした場合は暗号化されます。
証明書ストレージ | 作成者および管理者 | RSE デーモン | RSE サーバー |
---|---|---|---|
鍵リング | SAF 準拠のセキュリティー製品 | サポート対象 | サポート対象 |
鍵データベース | z/OS UNIX の gskkyman | サポート対象 | / |
鍵ストア | Java の keytool | / | サポート対象 |
RSE デーモンは、System SSL の機能を使用して SSL を管理します。 これは SYS1.SIEALNKE が、セキュリティー・ソフトウェアによってプログラム制御されることが必要で、LINKLIST または rsed.envvars 内の STEPLIB ディレクティブを使用する場合は RSE から使用可能でなければならないことを意味しています。
次のコード・サンプルは ssl.properties ファイルを示しています。このファイルは、使用するシステム環境に合わせてカスタマイズする必要があります。US コード・ページを使用する場合、コメント行は番号記号 (#) で始まります。データ行には、ディレクティブとそれに割り当てられる値のみを入れることができ、その同じ行にコメントを入れることはできません。行の継続はサポートされていません。
# ssl.properties - SSL configuration file
enable_ssl=false
# Daemon Properties
#daemon_keydb_file=
#daemon_keydb_password=
#daemon_key_label=
# Server Properties
#server_keystore_file=
#server_keystore_password=
#server_keystore_label=
#server_keystore_type=JCERACFKS
デーモンおよびサーバー・プロパティーを設定する必要があるのは、SSL を使用可能にする場合のみです。SSL のセットアップについて詳しくは、「Developer for System z ホスト構成リファレンス」の『SSL および X.509 認証のセットアップ』を参照してください。
キーワード | 鍵ストアのタイプ |
---|---|
JKS | Java 鍵ストア |
JCERACFKS | SAF 準拠の鍵リング。この場合は、証明書の秘密鍵がセキュリティー・データベースに保管されます。 |
JCECCARACFKS | SAF 準拠の鍵リング。この場合は、証明書の秘密鍵が System z 暗号化ハードウェアとのインターフェースである ICSF を使用して保管されます。 |
security.provider.1=com.ibm.crypto.hdwrCCA.provider.IBMJCECCA
security.provider.1=com.ibm.crypto.hdwrCCA.provider.IBMJCECCA
security.provider.2=com.ibm.jsse2.IBMJSSEProvider2
security.provider.3=com.ibm.crypto.provider.IBMJCE
security.provider.4=com.ibm.security.jgss.IBMJGSSProvider
security.provider.5=com.ibm.security.cert.IBMCertPath
security.provider.6=com.ibm.security.sasl.IBMSASL
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
Developer for System z は、問題解決の目的から、さまざまなレベルでの内部プログラム・フローのトレースをサポートしています。RSE、および RSE が呼び出すサービスの一部では、出力ログでの必要な初期の詳細レベルを認識するために、rsecomm.properties 内の設定を使用します。
重要: これらの設定の変更は、パフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
|
rsecomm.properties は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
次のコード・サンプルは、rsecomm.properties ファイルを示しています。このファイルは、トレースの必要性に合わせてカスタマイズできます。US コード・ページを使用する場合、コメント行は番号記号 (#) で始まります。データ行には、ディレクティブとそれに割り当てられる値のみを入れることができ、その同じ行にコメントを入れることはできません。行の継続はサポートされていません。
# server.version - DO NOT MODIFY!
server.version=5.0.0
# Logging level
# 0 - Log error messages
# 1 - Log error and warning messages
# 2 - Log error, warning and info messages
debug_level=1
#USER=userid
#USER=(userid,userid,…)
0 | エラー・メッセージのみをログに記録します。 |
1 | エラー・メッセージと警告メッセージをログに記録します。 |
2 | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージをログに記録します。 |
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
C/C++ のコンテンツ・アシストは、include.conf の定義を使用して、指定されたファイルまたはメンバーの強制インクルードを実行できます。強制インクルードは、ファイルまたはメンバーがプリプロセッサー・ディレクティブを使用してソース・コードに組み込まれたかどうかに関係なく、コンテンツ・アシスト操作の実行時に構文解析されるファイルまたはディレクトリー、データ・セット、またはデータ・セット・メンバーで構成されます。
ファイルは、使用される前に、rsed.envvars で include.c 変数または include.cpp 変数によって参照される必要があります。このように rsed.envvars で参照されることは、C および C++ で使用されるように別のファイルを指定できることを意味します。rsed.envvars の変数はデフォルトで使用不可になっています。
サンプルの include.conf は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、ジョブ FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) をカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳細については、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
定義は列 1 から始める必要があります。US コード・ページを使用する場合、コメント行はポンド記号 (#) で始まります。データ行に入れることができるのは、ディレクトリー、ファイル、データ・セット、またはメンバーの名前だけです。同じ行にコメントを入れることはできません。行の継続はサポートされていません。
# To include the stdio.h file from the /usr/include directory, input:
# /usr/include/stdio.h
#
# To include all files of the /usr/include directory and all of it's
# sub-directories, input:
# /usr/include
#
# Uncomment and customize variable FILETYPES to limit the z/OS UNIX
# wildcard include to selected (case sensitive) file types:
# The file types are specified in a comma-delimited list (no blanks)
# FILETYPES=H,h,hpp,C,c,cpp,cxx
# To include all members of the CBC.SCLBH.H data set, input:
# //CBC.SCLBH.H
#
# To include the STDIOSTR member of the CBC.SCLBH.H data set, input:
# //CBC.SCLBH.H(STDIOSTR)
# The sample list contains some commonly used C standard library files
/usr/include/assert.h
/usr/include/ctype.h
/usr/include/errno.h
/usr/include/float.h
/usr/include/limits.h
/usr/include/locale.h
/usr/include/math.h
/usr/include/setjmp.h
/usr/include/signal.h
/usr/include/stdarg.h
/usr/include/stddef.h
/usr/include/stdio.h
/usr/include/stdlib.h
/usr/include/string.h
/usr/include/time.h
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
REXEC (リモート実行) は、クライアントがホスト・システム上でコマンドを実行できるようにする TCP/IP サービスです。SSH (セキュア・シェル) も同様のサービスですが、すべての通信が SSL (Secure Socket Layer) によって暗号化されます。Developer for System z は、いずれかのサービスを使用して、z/OS UNIX サブプロジェクトでリモート (ホスト・ベース) アクションを実行します。
REXEC および SSH は、別の TCP/IP サービスである、INETD (Internet Daemon) によって提供されるサービスに依存します。INETD、REXEC、および SSH をセットアップするために必要なステップについては、「Communications Server IP 構成ガイド」(SC88-8926) に説明があります。詳細およびその他のセットアップ方法については、 Developer for System z ライブラリー (http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517) にあるホワイト・ペーパー「Using INETD, REXEC and SSH with Rational Developer for System z」(SC14-7301) を参照してください。
exec stream tcp nowait OMVSKERN /usr/sbin/orexecd rexecd -LV
exec 512/tcp #REXEC Command Server
同じ原則が SSH にも適用されます。その共通のポートは 22 で、サーバー名は sshd です。
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
Developer for System z は、一部のサード・パーティーのインクルード・ステートメントを含む COBOL および PL/I インクルード・ステートメントの解釈と拡張をサポートします。Developer for System z では、サンプルの REXX exec、FEKRNPLI も提供され、これらは Developer for System z クライアントによって呼び出すことができ、PL/I コンパイラーを呼び出して PL/I ソースを拡張します。
FEKRNPLI は FEK.#CUST.CNTL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、基本的なカスタマイズを参照してください。
Developer for System z クライアントは、TSO コマンド・サービスを使用して exec を実行します。このことは、FEKRNPLI exec が TSO コマンド・サービスの SYSPROC または SYSEXEC 連結の中に置かれている場合、ユーザーは exec の正確なロケーションを知っている必要がないことを意味します。ユーザーが知っている必要があるのは名前だけです。デフォルトで、TSO コマンド・サービスは ISPF クライアント・ゲートウェイを使用して TSO 環境を作成しますが、ホワイト・ペーパー「Using APPC to provide TSO command services」(SC14-7291) に記載されているように APPC もサポートされています。 ISPF クライアント・ゲートウェイを使用する場合、SYSPROC または SYSEXEC 連結は ISPF.conf で定義されます。このファイルのカスタマイズについて詳しくは、ISPF.conf、ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ構成ファイルを参照してください。
このカスタマイズ・タスクには、支援は必要ありませんが、以下のリソースまたは特殊なカスタマイズ・タスクが必要となります。
|
反復可能な自己検査単体テストを実行するためのコードを作成する上で開発者を支援するフレームワークは、まとめて xUnit と呼ばれます。Developer for System z は、zUnit という、Enterprise COBOL および PL/I コードの単体テストのためのフレームワークを備えています。
zUnit テスト実行機能は別のテスト・ケースを保持するロード・ライブラリーにもアクセスする必要があります。このライブラリーは大抵、開発者に固有のものです。
サンプル・プロシージャー FEK.#CUST.PROCLIB(AZUZUNIT) を、このメンバー内で説明されているようにカスタマイズし、SYS1.PROCLIB にコピーしてください。
プロシージャーの名前とプロシージャー内のステップの名前は、Developer for System z クライアントに付属しているデフォルトのプロパティーに一致しています。 プロシージャーの名前またはプロシージャー内のステップの名前を変更する場合は、すべてのクライアント上の対応するプロパティー・ファイルを更新する必要があります。プロシージャー名とステップ名は変更しないでください。
//MYJOB JOB <job parameters>
//PROCS JCLLIB ORDER=(FEK.#CUST.PROCLIB)
rsed.envvars は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
zunit スクリプトを使用すると、ユーザーはそのスクリプトによって使用される STEPLIB ディレクティブに追加するデータ・セットを指定できます。
zUnit テスト・ランナーは、テスト・レポートの自動再フォーマット設定を可能にします。Developer for System z には、サンプルの変換 (Ant または jUnit フォーマットへの変換など) が用意されており、/usr/lpp/rdz/samples/zunit/xsd および /usr/lpp/rdz/samples/zunit/xsl に置かれています (Developer for System z をデフォルト・ロケーション /usr/lpp/rdz にインストールした場合)。
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
このカスタマイズ・タスクを完了するには、CICS 管理者の支援が必要になります。このタスクには、以下のリソースまたは特殊なカスタマイズ・タスクが必要です。
|
Developer for System z エンタープライズ・サービス・ツールのコンポーネントは、さまざまな形式のアラビア語およびヘブライ語のインターフェース・メッセージをサポートしているほか、すべてのエディターおよびビューで双方向言語データの表示と編集をサポートしています。端末アプリケーションでは、左から右と、右から左の両方の画面がサポートされ、数値フィールド、および画面とは反対の向きのフィールドもサポートされます。
そのほかの双方向言語フィーチャーおよび機能には、以下のものがあります。
さらに、エンタープライズ・サービス・ツールの生成コードは、CICS SFR (サービス・フロー・ランタイム) 以外の環境での bidi 変換をサポートできます。その一例がバッチ・アプリケーションです。エンタープライズ・サービス・ツールの生成ウィザードで適切な bidi 変換オプションを指定し、生成されたプログラムを適切な双方向変換ライブラリー FEK.SFEKLOAD とリンクすることにより、エンタープライズ・サービス・ツールの生成プログラムに、双方向変換ルーチンの呼び出しを組み込ませることができます。
CEDA DEF PROG(FEJBDCMP) LANG(LE) G(xxx)
CEDA DEF PROG(FEJBDTRX) LANG(LE) G(xxx)
このカスタマイズ・タスクには、支援は必要ありませんが、以下のリソースまたは特殊なカスタマイズ・タスクが必要となります。
|
生成コードが CICS トランザクションで実行される場合は、FEK.SFEKLMOD 内のすべての IRZM* モジュールと IIRZ* モジュールを CICS 領域の DFHRPL DD に追加します。この作業は、適用された保守が自動的に使用可能になるように、インストール・データ・セットを連結に追加する方法で行ってください。
それ以外の状態では、STEPLIB または LINKLIST を通じて、FEK.SFEKLMOD 内のすべての IRZM* モジュールと IIRZ* モジュールを使用可能にします。この作業は、適用された保守が自動的に使用可能になるように、インストール・データ・セットを連結に追加する方法で行ってください。
STEPLIB を使用する場合は、LINKLIST を介して使用できないモジュールを、コードを実行するタスクの STEPLIB ディレクティブで定義します。
IRZ9999S Failed to retrieve the text of a Language Environment runtime
message. Check that the Language Environment runtime message module for
facility IRZ is installed in DFHRPL or STEPLIB.
このカスタマイズ・タスクを完了するには、セキュリティー、TCP/IP、および CICS の管理者の支援が必要になります。このタスクでは、以下のリソースまたは特殊なカスタマイズ・タスクが必要となります。
|
Developer for System z 統合デバッガー・ホスト・コンポーネントを使用すると、バージョン 9.0.1 以上のクライアントは、言語環境プログラム (Language Environment (LE)) ベースのさまざまなアプリケーションをデバッグできます。統合デバッガーには、z/OS 1.10 以上が必要です。
統合デバッガーのデータ・フローの概要については、「ホスト構成リファレンス」(SA88-4226-03) の『Developer for System z について』の章の『統合デバッガー』のセクションを参照してください。
COBOL v4 で作成されたプログラムをデバッグするために、統合デバッガーには、リストされているデータ・セット (PDS または PDS/E) へのアクセス権限が必要です。データ・セット名は、環境変数 AQE_DBG_V4LIST、または DD AQEV4LST を介して指定できます。どちらも存在しない場合、統合デバッガーは、実行可能ファイルのデータ・セットの最後の修飾子 (例、.LOAD) を .LISTING に置換することによって、データ・セット名を作成します。ご使用のサイトでどちらの方法が使用可能であるかを調べるには、開発者にご相談ください。
通常、所定のアプリケーション、CICS 領域、DB2 ストアード・プロシージャー、または IMS トランザクションでアクティブにできる言語環境プログラム (LE) ベースのデバッガー (統合デバッガーなど) は、1 つだけです。 LE ベースのデバッガーであることを示す分かりやすい指標は、アプリケーションで使用されるべき CEEEVDBG ロード・モジュールまたは別名をそのデバッガーが提供することです。
ただし、バージョン 9.1.1 以上の統合デバッガーは、アプリケーションによって統合デバッガーが最初にロードされていれば、IBM Debug Tool for z/OS と共存させることができます。
Developer for System z クライアントで SSL/TLS 暗号化を使用して RSE デーモンと通信している場合、(クライアント・ベースの) デバッグ・エンジンも、デフォルトで、(ホスト・ベースの) デバッグ・マネージャーと通信する際に暗号化を使用します。デフォルトでは、デバッグ・エンジンは Developer for System z クライアントと同じ証明書を使用します。
これは、RSE デーモンの開始タスクと、デバッグ・マネージャーの開始タスクが、通信の暗号化に関して同様にセットアップされていると想定されるということです。 以下の代替シナリオは、RSE デーモンとデバッグ・マネージャーの暗号化設定が異なる状況において、有効です。
RSE デーモンとは異なり、デバッグ・マネージャーでは SSL/TLS 暗号化はネイティブ・サポートされていません。 デバッグ・マネージャーは、暗号化通信について、Application Transparent Transport Layer Security (AT-TLS) と呼ばれる TCP/IP サービスに依存しています。段階的なセットアップ・ガイドについては、「IBM Rational Developer for System z ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) の『AT-TLS のセットアップ』を参照してください。
CEE3501S The module //IEWBNDD was not found
統合デバッガーは、特定のモジュールのデータ・セットから TEST ランタイム・オプションを読み取る、言語環境プログラム (Language Environment (LE)) のユーザー出口を使用できます。 これは、IMS トランザクションや DB2 ストアード・プロシージャーなど、サブシステムでアクティブになっているコードのデバッグで効果的です。このコードに動的に TEST ランタイム・オプションを提供することはできないためです。
AQECSD サンプル CSD 更新ジョブの説明に従って、デバッガーを CICS 領域に定義します。 AQECSD は FEK.#CUST.JCL にあります。 ただし、ジョブ FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) をカスタマイズして実行依頼したときに別のロケーションを指定した場合を除きます。 詳細については、カスタマイズのセットアップを参照してください。
統合デバッガーで DB2 ストアード・プロシージャーをデバッグするには、以下の DB2 関連の更新を行う必要があります。
以下の更新は、Developer for System z の提供するリモート・ビルド・プロシージャーで統合デバッガーを使用するために必要です。 これらの JCL プロシージャーの機能および場所について詳しくは、ELAXF* リモート・ビルド・プロシージャーを参照してください。
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または Developer for System z 構成の特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 ただし、IBM Debug Tool for z/OS 構成に関する要件があります。 |
IBM Debug Tool for z/OS には、カスタマイズされた言語環境プログラム (LE) ユーザー出口 (CEEBXITA) が用意されています。これは、IMS ストアード・プロシージャーおよび DB2 ストアード・プロシージャーの LE 初期設定ロジックによって呼び出された場合に、TEST ランタイム・オプションを返します。IBM Debug Tool for z/OS は、z/OS システム上で TEST ランタイム・オプションのデータ・セットを作成して管理するための、Problem Determination Tools Common Components サーバーに対する Debug Tool 拡張機能も提供します。Developer for System z は、IMS および DB2 ストアード・プロシージャーのランタイム用のデバッグ・プロファイルを管理するために IBM Debug Tool for z/OS のサポートを使用して拡張することができます。
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または Developer for System z 構成の特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 ただし、IBM File Manager for z/OS 構成に関する要件があります。 |
Developer for System z の IBM File Manager for z/OS との初期統合は、Developer for System z バージョン 8.0.3 で非推奨となっており、バージョン 8.5 ではサポートされなくなっています。この機能によって提供されるサービスは、別のエリアに移動されています。不定形式 QSAM 編集をはじめとする一部の機能は、Developer for System z による標準データ・セット処理に組み込まれました。コピーブックまたはインクルード・ファイルを使用する定様式データ編集など、さらに上級の機能を使用するには、IBM File Manager plug-in for Eclipse が Developer for System z クライアントにインストールされている必要があります。 このプラグインは、『IBM Problem Determination Tools Plug-ins』の Web ページ (http://www-01.ibm.com/software/awdtools/deployment/pdtplugins/) から入手できます。
IBM File Manager プラグイン (Eclipse 用) は、問題判別ツール・サーバーを使用して File Manager サービスにアクセスします。このサーバーは、File Manager ISPF パネル・インターフェースでは使用されません。そのため、問題判別ツールに固有の、追加の File Manager セットアップ・タスクがあります。詳細については、File Manager の資料を参照してください。
問題判別ツール・サーバーで使用するポート番号は、rsed.envvars ディレクティブの PD_SERVER_PORT で指定する必要があります。
rsed.envvars は /etc/rdz/ に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。このファイルは、TSO OEDIT コマンドで編集できます。
このカスタマイズ・タスクには、支援や特殊リソース、または特殊なカスタマイズ・タスクは必要ありません。 |
ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイおよび SCLM Developer Toolkit 機能は WORKAREA および /tmp ディレクトリーに一時作業ファイルを保管しますが、それらのファイルは、セッションが閉じる前に除去されます。ところが、処理中に通信エラーが発生した場合など、一時出力が残される場合があります。そのため、WORKAREA および /tmp ディレクトリーを時々クリアしてください。
z/OS UNIX には、ファイルが入っているディレクトリーとファイルの経過日数にしたがってファイルを削除する、skulker というシェル・スクリプトが用意されています。指定された日時にコマンドを実行する z/OS UNIX cron デーモンと結合すれば、定期的にターゲット・ディレクトリーを空にする自動化ツールをセットアップできます。skulker スクリプトおよび cron デーモンの詳細については、「UNIX System Services コマンド解説書」(SA88-8641) を参照してください。
製品のカスタマイズの完了後、この章で説明するインストール検査プログラム (IVP) を使用して、主要な製品コンポーネントのセットアップが正常であることを検査できます。
FEJ211I Server ready to accept connections.
ジョブが戻りコード 66 を伴って終了する場合は、FEK.SFEKAUTH に APF 許可がありません。
-------------------------------------------------------------
RSE daemon startup script
-------------------------------------------------------------
arguments: IVP -C/etc/rdz –P
RSE daemon IVP test
CDFMVS08 -- Fri Mar 23 17:50:52 2012 UTC
uid=8(STCRSE) gid=1(STCGROUP)
started from /usr/lpp/rdz/bin/rsed.sh
startup script version Aug09,2012
configuration files located in /etc/rdz -- startup argument
daemon port is 4035 -– set in rsed.envvars
debug level is 1 –- set in rsecomm.properties
TMPDIR=/tmp -- default
-------------------------------------------------------------
current environment variables
-------------------------------------------------------------
@="/usr/lpp/rdz/bin/rsed.sh" @[1]="-C/etc/rdz" @[2]="-P"
ANT_HOME="/usr/lpp/Apache/Ant/apache-ant-1.7.1"
CGI_DTWORK="/var/rdz"
CGI_ISPCONF="/etc/rdz"
CGI_ISPHOME="/usr/lpp/ispf"
CGI_ISPWORK="/var/rdz"
CGI_TRANTABLE="FEK.#CUST.LSTRANS.FILE"
CLASSPATH=".:/usr/lpp/rdz/lib:/usr/lpp/rdz/lib/dstore_core.jar:/usr/lpp/
ERRNO="0"
HOME="/tmp"
IFS="
"
JAVA_HOME="/usr/lpp/java/J6.0"
JAVA_PROPAGATE="NO"
LANG="C"
LIBPATH=".:/usr/lib:/usr/lpp/java/J6.0/bin:/usr/lpp/java/J6.0/bin/classi
LINENO="66"
LOGNAME="STCRSE"
MAILCHECK="600"
OLDPWD="/tmp"
OPTIND="1"
PATH=".:/usr/lpp/java/J6.0/bin:/usr/lpp/rdz/bin:/usr/lpp/ispf/bin:/bin:/
PPID="33554711"
PS1="¥$ "
PS2="> "
PS3="#? "
PS4="+ "
PWD="/etc/rdz"
RANDOM="27298"
RSE_CFG="/etc/rdz"
RSE_HOME="/usr/lpp/rdz"
RSE_LIB="/usr/lpp/rdz/lib"
SECONDS="0"
SHELL="/bin/sh"
STEPLIB="NONE"
TMPDIR="/tmp"
TZ="EST5EDT"
X_ARG="-T"
X_C="-- startup argument"
X_KEY="-T"
X_L="-- set in rsecomm.properties"
X_LOG="1"
X_P="-- set in rsed.envvars"
X_PORT="4035"
X_VAL=""
_="-------------------------------------------------------------"
_BPX_SHAREAS="YES"
_BPX_SPAWN_SCRIPT="YES"
_CEE_DMPTARG="/tmp"
_CEE_RUNOPTS="ALL31(ON) HEAP(32M,32K,ANYWHERE,KEEP,,) TRAP(ON)"
_CMDSERV_BASE_HOME="/usr/lpp/ispf"
_CMDSERV_CONF_HOME="/etc/rdz"
_CMDSERV_WORK_HOME="/var/rdz"
_EDC_ADD_ERRNO2="1"
_RSE_ISPF_OPTS="&SESSION=SPAWN"
_RSE_DAEMON_CLASS="com.ibm.etools.zos.server.RseDaemon"
_RSE_DAEMON_IVP_TEST="1"
_RSE_HOST_CODEPAGE="IBM-1047"
_RSE_JAVAOPTS=" -DISPF_OPTS='&SESSION=SPAWN' -DA_PLUGIN_PATH=
_RSE_JMON_PORT="6715"
_RSE_LOG_LEVEL="1"
_RSE_POOL_SERVER_CLASS="com.ibm.etools.zos.server.ThreadPoolProcess"
_RSE_RSED_PORT="4035"
_RSE_SAF_CLASS="/usr/include/java_classes/IRRRacf.jar"
_RSE_SCRIPT_VERSION="Jan09,2012"
_RSE_SERVER_CLASS="org.eclipse.dstore.core.server.Server"
_RSE_SERVER_TIMEOUT="120000"
_SCLMDT_BASE_HOME="/usr/lpp/rdz"
_SCLMDT_CONF_HOME="/var/rdz/sclmdt"
_SCLMDT_TRANTABLE="FEK.#CUST.LSTRANS.FILE"
_SCLMDT_WORK_HOME="/var/rdz"
debug_level="1"
-------------------------------------------------------------
Address Space size limits
-------------------------------------------------------------
current address space size limit is 1913626624 (1825.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
-------------------------------------------------------------
service history
-------------------------------------------------------------
Fri Jun 14 13:47:39 2013 -- COPY -- HHOP900 v9000 created 14 Jun 2013
-------------------------------------------------------------
java service level
-------------------------------------------------------------
java full version "J2RE 1.6.0 IBM z/OS build pmz3160sr13-20130207_01(SR13)
-------------------------------------------------------------
LE runtime options
-------------------------------------------------------------
Options Report for Enclave main 05/23/12 1:50:52 PM
Language Environment V01 R11.00
LAST WHERE SET OPTION
-------------------------------------------------------------------------------
Installation default ABPERC(NONE)
Programmer default ABTERMENC(RETCODE)
Installation default NOAIXBLD
Invocation command ALL31(ON)
Programmer default ANYHEAP(32768,16384,ANYWHERE,FREE)
Installation default NOAUTOTASK
Programmer default BELOWHEAP(32768,16384,FREE)
Installation default CBLOPTS(ON)
Installation default CBLPSHPOP(ON)
Installation default CBLQDA(OFF)
Installation default
CEEDUMP(60,SYSOUT=*,FREE=END,SPIN=UNALL
Installation default CHECK(ON)
Installation default COUNTRY(US)
Installation default NODEBUG
Installation default DEPTHCONDLMT(10)
Installation default DYNDUMP(*USERID,NODYNAMIC,TDUMP)
Installation default ENVAR("")
Installation default ERRCOUNT(0)
Installation default ERRUNIT(6)
Installation default FILEHIST
Installation default FILETAG(NOAUTOCVT,NOAUTOTAG)
Default setting NOFLOW
Invocation command HEAP(33554432,32768,ANYWHERE,KEEP,16384
Installation default HEAPCHK(OFF,1,0,0,0)
Installation default HEAPPOOLS(OFF,8,10,32,10,128,10,256,10,
Installation default INFOMSGFILTER(OFF,,,,)
Installation default INQPCOPN
Installation default INTERRUPT(OFF)
Programmer default LIBSTACK(32768,16384,FREE)
Installation default MSGFILE(SYSOUT,FBA,121,0,NOENQ)
Installation default MSGQ(15)
Installation default NATLANG(ENU)
Ignored NONONIPTSTACK(See THREADSTACK)
Installation default OCSTATUS
Installation default NOPC
Installation default PLITASKCOUNT(20)
Programmer default POSIX(ON)
Installation default PROFILE(OFF,"")
Installation default PRTUNIT(6)
Installation default PUNUNIT(7)
Installation default RDRUNIT(5)
Installation default RECPAD(OFF)
Invocation command RPTOPTS(ON)
Installation default RPTSTG(OFF)
Installation default NORTEREUS
Installation default NOSIMVRD
Programmer default
STACK(65536,65536,ANYWHERE,KEEP,524288,131072)
Installation default STORAGE(NONE,NONE,NONE,0)
Installation default TERMTHDACT(TRACE,,96)
Installation default NOTEST(ALL,"*","PROMPT","INSPPREF")
Installation default THREADHEAP(4096,4096,ANYWHERE,KEEP)
Installation default
THREADSTACK(OFF,4096,4096,ANYWHERE,KEEP,131072,
Installation default TRACE(OFF,4096,DUMP,LE=0)
Invocation command TRAP(ON,SPIE)
Installation default UPSI(00000000)
Installation default NOUSRHDLR(,)
Installation default VCTRSAVE(OFF)
Installation default XPLINK(OFF)
Installation default XUFLOW(AUTO)
-------------------------------------------------------------
java startup test...
-------------------------------------------------------------
java full version "JRE 1.6.0 IBM z/OS build pmz3160sr13-20130207_01
(SR13)"
java version "1.6.0"
Java(TM) SE Runtime Environment (build pmz3160sr13-20130207_01(SR13))
IBM J9 VM (build 2.4, JRE 1.6.0 IBM J9 2.4 z/OS s390-31 jvmmz3160sr13-
20130114_1
J9VM - 20130114_134867
JIT - r9_20130108_31100
GC - 20121212_AA)
JCL - 20130204_01
-------------------------------------------------------------
JES Job Monitor test...
-------------------------------------------------------------
executed on CDFMVS08 -- Fri Mar 23 17:50:52 EDT 2012
executed by uid=8(STCRSE) gid=1(STCGROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1913626624 (1825.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
testing JES Job Monitor on port 6715...
hostName=CDFMVS08
hostAddr=9.42.112.75
IPv4 is supported
Waiting for JES Job Monitor response...
ACKNOWLEDGE01v03
Success
-------------------------------------------------------------
TCP/IP IVP test...
-------------------------------------------------------------
executed on CDFMVS08 -- Fri Mar 23 17:50:53 EDT 2012
executed by uid=8(STCRSE) gid=1(STCGROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1913626624 (1825.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
-------------------------------------------------------------
TCP/IP resolver configuration (z/OS UNIX search order):
-------------------------------------------------------------
Resolver Trace Initialization Complete -> 2012/05/23 17:50:54.208378
res_init Resolver values:
Global Tcp/Ip Dataset = None
Default Tcp/Ip Dataset = None
Local Tcp/Ip Dataset = /etc/resolv.conf
Translation Table = Default
UserId/JobName = STCRSE
Caller API = LE C Sockets
Caller Mode = EBCDIC
(L) DataSetPrefix = TCPIP
(L) HostName = CDFMVS08
(L) TcpIpJobName = TCPIP
(L) DomainOrigin = RALEIGH.IBM.COM
(L) NameServer = 9.42.206.2
9.42.206.3
(L) NsPortAddr = 53 (L) ResolverTimeout = 10
(L) ResolveVia = UDP (L) ResolverUdpRetries = 1
(*) Options NDots = 1
(*) SockNoTestStor
(*) AlwaysWto = NO (L) MessageCase = MIXED
(*) LookUp = DNS LOCAL
res_init Succeeded
res_init Started: 2012/05/23 17:50:54.229888
res_init Ended: 2012/05/23 17:50:54.229898
************************************************************************
MVS TCP/IP NETSTAT CS V1R11 TCPIP Name: TCPIP 17:50:54
Tcpip started at 11:31:40 on 05/23/2012 with IPv6 enabled
-------------------------------------------------------------
host IP address:
-------------------------------------------------------------
hostName=CDFMVS08
hostAddr=9.42.112.75
bindAddr=9.42.112.75
localAddr=9.42.112.75
Success, addresses match
-------------------------------------------------------------
RSE daemon IVP ended -- return code 0 -- Fri Mar 23 17:50:55 EDT 2012
-------------------------------------------------------------
FEK002I RseDaemon started. (port=4035)
AQECM001I Debug Manager startup complete (clientport/hostport)
ジョブが戻りコード 66 を伴って終了する場合は、FEK.SFEKAUTH に APF 許可がありません。
アクティブ RSE デーモンは IVP 変更コマンドをサポートするため、これを使用してコンソールから選択した IVP を実行することができます。
Developer for System z では、PassTicket の生成が 1 秒ごとに 1 ユーザーにつき 1 つに限定されているため、 生成する PassTickets が再利用可能でなければなりません。PassTicket の 再使用可能性を確認するには、以下のオペレーター・コマンドを実行します。userid は、有効な TSO ユーザー ID に置き換えてください。
MODIFY RSED,APPL=IVP PASSTICKET,userid
このコマンドは、次のサンプルのような出力を返します。
MODIFY RSED,APPL=IVP PASSTICKET,IBMUSER
+FEK900I PASSTICKET IVP: start: serverid=STCRSE userid=IBMUSER
+FEK900I PASSTICKET IVP: the default applid=FEKAPPL
+FEK900I PASSTICKET IVP: Success, PassTicket IVP finished normally
+FEK901I PASSTICKET IVP Exit code = 0
次のコマンドを実行することにより、RSE デーモン接続を検査します。userid は、有効な TSO ユーザー ID に置き換えてください。
MODIFY RSED,APPL=IVP DAEMON,userid
このコマンドは、サービスの検査で説明した fekfivpd IVP と 機能的には同じですが、パスワードが必要ないという利点があります。RSE は PassTicket を生成し、それをパスワードとして使用します。このコマンドは、次のサンプルのような出力を返します。
F RSED,APPL=IVP DAEMON,IBMUSER
+FEK900I DAEMON IVP: SSL is disabled
+FEK900I DAEMON IVP: connected
+FEK900I DAEMON IVP: 1343
+FEK900I DAEMON IVP: 8878350
+FEK900I DAEMON IVP: Success
+FEK901I DAEMON IVP Exit code = 0
次のコマンドを実行することにより、ISPF クライアント・ゲートウェイ接続を検査します。userid は、有効な TSO ユーザー ID に置き換えてください。
MODIFY RSED,APPL=IVP ISPF,userid
このコマンドは、サービスの検査で説明した fekfivpi IVP と機能的に同じです。このコマンドは、次のサンプルのような出力を返します。
F RSED,APPL=IVP ISPF,IBMUSER
+FEK900I ISPF IVP: executed on CDFMVS08 -- Tue Sep 13 22:29:28 EDT 2011
+FEK900I ISPF IVP: executed by uid=1(IBMUSER) gid=0(SYS1)
+FEK900I ISPF IVP: using /etc/rdz/rsed.envvars
+FEK900I ISPF IVP: current address space size limit is 2147483647
(2048.0 MB)
+FEK900I ISPF IVP: maximum address space size limit is 2147483647
(2048.0 MB)
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: /etc/rdz/ISPF.conf content:
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: ispllib=ISP.SISPLOAD
+FEK900I ISPF IVP: ispmlib=ISP.SISPMENU
+FEK900I ISPF IVP: isptlib=ISP.SISPTENU
+FEK900I ISPF IVP: ispplib=ISP.SISPPENU
+FEK900I ISPF IVP: ispslib=ISP.SISPSLIB
+FEK900I ISPF IVP: sysproc=ISP.SISPCLIB,FEK.SFEKPROC
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: Host install verification for RSE
+FEK900I ISPF IVP: Review IVP log messages from HOST below :
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: Service level 22Feb2011
+FEK900I ISPF IVP: RSE connection and base TSO/ISPF session initializati
on check only
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK : ENVIRONMENT VARIABLES - key variables
displayed below :
+FEK900I ISPF IVP: Server PATH = .:/usr/lpp/java/J6.0/bin:/usr/l
pp/rdz/bin:/usr/lpp/ispf/bin:/bin:/usr/sbin
+FEK900I ISPF IVP: STEPLIB = NONE
+FEK900I ISPF IVP: Temporary directory = /tmp
+FEK900I ISPF IVP: CGI_ISPHOME = /usr/lpp/ispf
+FEK900I ISPF IVP: CGI_ISPCONF = /etc/rdz
+FEK900I ISPF IVP: CGI_ISPWORK = /var/rdz
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK : USS MODULES
+FEK900I ISPF IVP: Checking ISPF Directory : /usr/lpp/ispf
+FEK900I ISPF IVP: Checking modules in /usr/lpp/ispf/bin directory
+FEK900I ISPF IVP: Checking for ISPF configuration file ISPF.conf
+FEK900I ISPF IVP: RC=0
+FEK900I ISPF IVP: MSG: SUCCESSFUL
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK : TSO/ISPF INITIALIZATION
+FEK900I ISPF IVP: ( TSO/ISPF session will be initialized )
+FEK900I ISPF IVP: RC=0
+FEK900I ISPF IVP: MSG: SUCCESSFUL
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK: Shutting down TSO/ISPF IVP session
+FEK900I ISPF IVP: RC=0
+FEK900I ISPF IVP: MSG: SUCCESSFUL
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: Host installation verification completed successfully
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK901I ISPF IVP Exit code = 0
fekfivpc | (オプション) CARMA 接続 |
fekfivpd | RSE デーモン接続 |
fekfivpi | ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ接続 |
fekfivpj | JES ジョブ・モニター接続 |
fekfivps | (オプション) SCLMDT 接続 |
fekfivpt | TCP/IP のセットアップ |
IVP を実行するユーザー ID には大きな領域サイズが必要です。これは、大量のメモリーを必要とする機能 (Java など) が実行されるからです。領域サイズは、131072 キロバイト (128 メガバイト) 以上に設定してください。
CEE5213S The signal SIGPIPE was received.
%z/OS UNIX command%: command was killed by signal number 13
%line-number% *-* %REXX command%
+++ RC(137) +++
このセクションのサンプル・コマンドはすべて、特定の環境変数が設定されていることを必要とします。これにより、IVP スクリプトは PATH ステートメントを通じて入手でき、カスタマイズされた構成ファイルのロケーションが判明します。pwd コマンドおよび cd コマンドを使用して、現行ディレクトリーを検査し、カスタマイズした構成ファイルがあるディレクトリーに変更してください。その後、次のサンプルのように ivpinit シェル・スクリプトを使用して RSE 環境変数を設定できます。 $ は z/OS UNIX プロンプトです。
$ pwd
/u/userid
$ cd /etc/rdz
$ . ./ivpinit
RSE configuration files located in /etc/rdz --default
added /usr/lpp/rdz/bin to PATH
. ./ivpinit の最初のピリオド (.) は、シェルを現行環境で実行するための z/OS UNIX コマンドです。これにより、シェル内で設定された環境変数が、シェルを出た後も有効になります。2 番目のピリオド (.) は現行ディレクトリーを参照しています。
/usr/lpp/rdz/bin/fekfivpr 512 USERID
また、. ./ivpinit を最初に実行しない場合、すべての fekfivp* スクリプトは、カスタマイズされた rsed.envvars のロケーションの指定を要求します。$ EXPORT STEPLIB=$STEPLIB:TCPIP.SEZALOAD
既存の STEPLIB に APF 許可のないライブラリーを追加すると、既存の STEPLIB データ・セットの APF 許可が除去されます。
CEE.SCEELKED が LINKLIST または STEPLIB に指定されている場合、TCPIP.SEZALOAD を CEE.SCEELKED の前に配置する必要があります。そうしないと、TCP/IP REXX ソケット呼び出しで 0C1 システム異常終了が発生します。
ホスト・システム接続問題の診断方法については、「ホスト構成リファレンス」 (SA88-4226) の 『構成問題のトラブルシューティング』 および Developer for System z Web サイトのサポート・セクション (http://www-03.ibm.com/software/products/us/en/developerforsystemz/) の技術情報を参照してください。
netstat コマンドを発行することにより、JES ジョブ・モニターおよび RSE デーモンのポートが使用可能かどうか検査できます。 結果には、それらのサービスで使用されているポートが次の例のように表示されます。
$ netstat
MVS TCP/IP NETSTAT CS VxRy TCPIP Name: TCPIP 13:57:36
User Id Conn Local Socket Foreign Socket State
------- ---- ------------ -------------- -----
RSED 0000004B 0.0.0.0..4035 0.0.0.0..0 Listen
JMON 00000037 0.0.0.0..6715 0.0.0.0..0 Listen
$ netstat
MVS TCP/IP NETSTAT CS VxRy TCPIP Name: TCPIP 14:03:35
User Id Conn State
------- ---- -----
RSED 0000004B Listen
Local Socket: 0.0.0.0..4035
Foreign Socket: 0.0.0.0..0
JMON 00000037 Listen
Local Socket: 0.0.0.0..6715
Foreign Socket: 0.0.0.0..0
fekfivpt
$ fekfivpt
executed on CDFMVS08 -- Wed Jul 2 13:11:54 EDT 2008
executed by uid=1(USERID) gid=0(GROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1914675200 (1826.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
-------------------------------------------------------------
TCP/IP resolver configuration (z/OS UNIX search order):
-------------------------------------------------------------
Resolver Trace Initialization Complete -> 2008/07/02 13:11:54.745964
res_init Resolver values:
Global Tcp/Ip Dataset = None
Default Tcp/Ip Dataset = None
Local Tcp/Ip Dataset = /etc/resolv.conf
Translation Table = Default
UserId/JobName = USERID
Caller API = LE C Sockets
Caller Mode = EBCDIC
(L) DataSetPrefix = TCPIP
(L) HostName = CDFMVS08
(L) TcpIpJobName = TCPIP
(L) DomainOrigin = RALEIGH.IBM.COM
(L) NameServer = 9.42.206.2
9.42.206.3
(L) NsPortAddr = 53 (L) ResolverTimeout = 10
(L) ResolveVia = UDP (L) ResolverUdpRetries = 1
(*) Options NDots = 1
(*) SockNoTestStor
(*) AlwaysWto = NO (L) MessageCase = MIXED
(*) LookUp = DNS LOCAL
res_init Succeeded
res_init Started: 2008/07/02 13:11:54.755363
res_init Ended: 2008/07/02 13:11:54.755371
************************************************************************
MVS TCP/IP NETSTAT CS V1R9 TCPIP Name: TCPIP 13:11:54
Tcpip started at 01:28:36 on 06/23/2008 with IPv6 enabled
-------------------------------------------------------------
host IP address:
-------------------------------------------------------------
hostName=CDFMVS08
hostAddr=9.42.112.75
bindAddr=9.42.112.75
localAddr=9.42.112.75
Success, addresses match
fekfivpd
パスワードを求めるプロンプトの後、このコマンドは次の例のような出力を返します。
$ fekfivpd
executed on CDFMVS08 -- Wed Jul 2 15:00:27 EDT 2008
executed by uid=1(USERID) gid=0(GROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1914675200 (1826.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
attempting to connect userid USERID using port 4035 ...
Password:
SSL is disabled
connected
8108
570655399
Success
fekfivpj
$ fekfivpj
executed on CDFMVS08 -- Wed Jul 2 15:00:27 EDT 2008
executed by uid=1(USERID) gid=0(GROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1914675200 (1826.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
testing JES Job Monitor on port 6715...
hostName=CDFMVS08
hostAddr=9.42.112.75
IPv4 is supported
Waiting for JES Job Monitor response...
ACKNOWLEDGE01v03
Success
次のコマンドを実行することにより、ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイへの接続を検査します。
fekfivpi
このコマンドは、ISPF の TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ関連の検査 (変数、HFS モジュール、TSO/ISPF セッションの開始および停止) の結果を返します。出力は、以下の例に示すような内容になるはずです。
$ fekfivpi
executed on CDFMVS08 -- Wed Jul 2 15:00:27 EDT 2008
executed by uid=1(USERID) gid=0(GROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1914675200 (1826.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
-------------------------------------------------------------
/etc/rdz/ISPF.conf content:
-------------------------------------------------------------
ispmlib=ISP.SISPMENU
isptlib=ISP.SISPTENU
ispplib=ISP.SISPPENU
ispslib=ISP.SISPSLIB
ispllib=ISP.SISPLOAD
sysproc=ISP.SISPCLIB,FEK.SFEKPROC
-------------------------------------------------------------
Host install verification for RSE
Review IVP log messages from HOST below :
-------------------------------------------------------------
RSE connection and base TSO/ISPF session initialization check only
*** CHECK : ENVIRONMENT VARIABLES - key variables displayed below :
Server PATH =
/usr/lpp/java/J6.0/bin:/usr/lpp/rdz/lib:/usr/lpp/ispf/bin:
/bin:/usr/sbin:.
STEPLIB = FEK.SFEKAUTH:FEK.SFEKLOAD
CGI_ISPHOME = /usr/lpp/ispf
CGI_ISPCONF = /etc/rdz
CGI_ISPWORK = /var/rdz
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : USS MODULES
Checking ISPF Directory : /usr/lpp/ispf
Checking modules in /usr/lpp/ispf/bin directory
Checking for ISPF configuration file ISPF.conf
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : TSO/ISPF INITIALIZATION
( TSO/ISPF session will be initialized )
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
*** CHECK: Shutting down TSO/ISPF IVP session
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
Host installation verification completed successfully
-------------------------------------------------------------
fekfivpi には、以下に示すオプションの非定位置パラメーターがあります。
fekfivpc
$ fekfivpc
executed on CDFMVS08 -- Fri Aug 20 14:15:46 EDT 2010
executed by uid=1(USERID) gid=0(GROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 140484608 ( 134.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
*** /etc/rdz/CRASRV.properties content:
port.start = 5227
port.range = 100
startup.script.name = /usr/lpp/rdz/bin/carma.startup.rex
clist.dsname = *CRASTART
crastart.stub = /usr/lpp/rdz/bin/CRASTART
crastart.configuration.file = /etc/rdz/crastart.endevor.conf
crastart.syslog = Partial
crastart.timeout = 420
*** Creating /tmp/fekfivpc.log
*** Verifying CARMA installation...
1. Creating CARMA connection (timeout after 60 seconds)
2. Initializing CARMA
3. Retrieving RAM list
The following RAMs were found
00 CA Endevor SCM Unique ID: COM.IBM.CARMA.ENDEVORRAM
4. Getting customization data for RAM 00
5. Initializing RAM 00
6. Retrieving Repository Instance List
Found 6 Repository Instance(s)
7. Terminating RAM 00
8. Terminating CARMA
*** IVP Successful!!!!
次のコマンドを実行することにより、SCLM Developer Toolkit への接続を検査します。
fekfivps
このコマンドは、SCLM Developer Toolkit 関連の検査 (変数、HFS モジュール、REXX ランタイム、TSO/ISPF セッションの開始および停止など) の結果を返し、次の例に示すような出力を表示します。
$ fekfivps
executed on CDFMVS08 -- Wed Jul 2 15:00:27 EDT 2008
executed by uid=1(USERID) gid=0(GROUP)
using /etc/rdz/rsed.envvars
current address space size limit is 1914675200 (1826.0 MB)
maximum address space size limit is 2147483647 (2048.0 MB)
-------------------------------------------------------------
/etc/rdz/ISPF.conf content:
-------------------------------------------------------------
ispmlib=ISP.SISPMENU
isptlib=ISP.SISPTENU
ispplib=ISP.SISPPENU
ispslib=ISP.SISPSLIB
ispllib=ISP.SISPLOAD
sysproc=ISP.SISPCLIB,FEK.SFEKPROC
-------------------------------------------------------------
Host install verification for RSE
Review IVP log messages from HOST below :
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : ENVIRONMENT VARIABLES - key variables displayed below :
Server PATH = /usr/lpp/java/J6.0/bin:/usr/lpp/rdz/lib:/usr/lpp/ispf/bin:
/bin:/usr/sbin:.
STEPLIB = FEK.SFEKAUTH:FEK.SFEKLOAD
CGI_ISPHOME = /usr/lpp/ispf
CGI_ISPCONF = /etc/rdz
CGI_ISPWORK = /var/rdz
_SCLMDT_CONF_HOME = /var/rdz/sclmdt
_SCLMDT_WORK_HOME = /var/rdz
_SCLMDT_TRANTABLE = FEK.#CUST.LSTRANS.FILE
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : JAVA PATH SETUP VERIFICATION
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : USS MODULES
Checking ISPF Directory : /usr/lpp/ispf
Checking modules in /usr/lpp/ispf/bin directory
Checking for ISPF configuration file ISPF.conf
Checking install bin Directory : /usr/lpp/rdz/bin
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : REXX RUNTIME ENVIRONMENT
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
*** CHECK : TSO/ISPF INITIALIZATION
( TSO/ISPF session will be initialized )
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
*** CHECK: Shutting down TSO/ISPF IVP session
RC=0
MSG: SUCCESSFUL
-------------------------------------------------------------
Host installation verification completed successfully
-------------------------------------------------------------
fekfivps には、以下に示すオプションの非定位置パラメーターがあります。
サンプル FEKRACF メンバーをカスタマイズし、実行依頼してください。このメンバーには、Developer for System z 用の基本セキュリティー定義を作成する、サンプルの RACF および z/OS UNIX コマンドが含まれています。
FEKRACF は FEK.#CUST.JCL に置かれます。ただし、FEK.SFEKSAMP(FEKSETUP) ジョブをカスタマイズして実行依頼したときに、別のロケーションを指定した場合は除きます。詳しくは、カスタマイズのセットアップを参照してください。
RACF コマンドの詳細については、「RACF コマンド言語解説書」(SA88-8617) を参照してください。
以下のセクションでは、必要なステップ、オプションの構成、および可能な代替策について説明します。
説明 |
|
値 |
---|---|---|
Developer for System z 製品の高位修飾子 |
|
|
Developer for System z カスタマイズの高位修飾子 |
|
|
統合デバッガー開始タスク名 |
|
|
JES ジョブ・モニター開始タスク名 |
|
|
RSE デーモン開始タスク名 |
|
|
アプリケーション ID |
|
重要: 「WHEN PROGRAM」がアクティブの場合、一部の製品 (FTP など) はプログラムで制御することが必要です。このプログラム制御は、実動システム上でアクティブにする前にテストしてください。 |
Developer for System z のユーザーごとに、有効なゼロ以外の z/OS UNIX ユーザー ID (UID)、ホーム・ディレクトリー、およびシェル・コマンドを指定する RACF OMVS セグメントまたは同等のものを定義する必要があります。また、ユーザーのデフォルト・グループも、グループ ID を持つ OMVS セグメントを必要とします。
オプションの統合デバッガーを使用するときには、デバッグするアプリケーションをアクティブ化したユーザー ID、およびそのデフォルト・グループにも、有効な RACF OMVS セグメントまたは同等のものが必要です。
以下のサンプルの RACF コマンドでは、#userid、#user-identifier、#group-name、および #group-identifier の各プレースホルダーを実際の値に置き換えてください。
ALTUSER #userid
OMVS(UID(#user-identifier) HOME(/u/#userid) PROGRAM(/bin/sh) NOASSIZEMAX)
以下のサンプル RACF コマンドは、保護されたユーザー ID ( STCDBM、STCJMON、STCRSE) およびそれらに割り当てられた FEKD、DBGMGR、JMON、および RSED 開始タスクを作成します。 #group-id および #user-id-* プレースホルダーは、有効な OMVS ID に置き換えてください。
ADDGROUP STCGROUP OMVS(AUTOGID)
DATA('GROUP WITH OMVS SEGMENT FOR STARTED TASKS')
ADDUSER STCDBM DFLTGRP(STCGROUP) NOPASSWORD NAME('RDZ – DEBUG MANAGER')
OMVS(AUTOUID HOME(/tmp) PROGRAM(/bin/sh) )
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDUSER STCJMON DFLTGRP(STCGROUP) NOPASSWORD NAME('RDZ - JES JOBMONITOR')
OMVS(AUTOUID HOME(/tmp) PROGRAM(/bin/sh) )
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDUSER STCRSE DFLTGRP(STCGROUP) NOPASSWORD NAME('RDZ - RSE DAEMON')
OMVS(AUTOUID HOME(/tmp) PROGRAM(/bin/sh) ASSIZEMAX(2147483647) )
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
RDEFINE STARTED DBGMGR.* DATA('RDZ – DEBUG MANAGER')
STDATA(USER(STCDBM) GROUP(STCGROUP) TRUSTED(NO))
RDEFINE STARTED JMON.* DATA('RDZ - JES JOBMONITOR')
STDATA(USER(STCJMON) GROUP(STCGROUP) TRUSTED(NO))
RDEFINE STARTED RSED.* DATA('RDZ - RSE DAEMON')
STDATA(USER(STCRSE) GROUP(STCGROUP) TRUSTED(NO))
ALTUSER STCRSE RESTRICTED
制限されたユーザーが「その他の」許可ビットによって z/OS UNIX ファイル・システム・リソースにアクセスできないよう、UNIXPRIV クラス内に RESTRICTED.FILESYS.ACCESS プロファイルを UACC(NONE) で定義します。ユーザー ID の制限の詳細については、「Security Server RACF セキュリティー管理者のガイド」(SA88-8613) を参照してください。
重要: 制限されたユーザー ID を使用する場合は、TSO の PERMIT コマンドか z/OS UNIX の setfacl コマンドを使用して、リソースにアクセスする許可を明示的に追加してください。そのようなリソースには、Developer
for System z 資料で UACC が使用されているリソース (PROGRAM クラス内の ** プロファイルなど) や、共通の z/OS UNIX 規則 (全員が Java ライブラリーの読み取り権限と実行権限を持つなど) に依存するリソースなどがあります。アクセス権限は、実動システムでアクティブにする前にテストしてください。
|
RSE は、クライアントのスレッドのセキュリティー環境を作成または削除するためには、BPX.SERVER プロファイルに対する UPDATE アクセス権を必要とします。 このプロファイルが定義されていない場合は、UID(0) が RSE に必要です。このステップは、クライアントが接続可能になるために必要です。
統合デバッガーは、デバッグ・スレッドのセキュリティー環境を作成または削除するために、BPX.SERVER プロファイルに対する UPDATE アクセス権を必要とします。 このプロファイルが定義されない場合、STCDBM 開始タスク・ユーザー ID 用に UID(0) が必要です。 この許可は、オプションの統合デバッガー機能を使用する場合にのみ必要となります。
重要: BPX.SERVER プロファイルを定義すると、z/OS UNIX 全体が UNIX レベルのセキュリティーから、より安全な z/OS UNIX レベルのセキュリティーに切り替わります。この切り替えによって、他の z/OS UNIX アプリケーションと操作が影響を受ける場合もあります。セキュリティーは、実動システム上でアクティブにする前にテストしてください。 各種セキュリティー・レベルの詳細については、「UNIX System Services 計画」(GA88-8639) を参照してください。
|
BPX.SERVER に対する権限を持つサーバーは、クリーンなプログラム制御環境で実行する必要があります。この要件は、RSE によって呼び出されるすべてのプログラムも、プログラムで制御する必要があることを意味します。MVS ロード・ライブラリーの場合、プログラム制御はセキュリティー・ソフトウェアによって管理されます。このステップは、クライアントが接続可能になるために必要です。
オプションのサービスを使用できるようにするには、以下の前提条件の追加ライブラリーがプログラムで制御されるようにする必要があります。このリストには、Developer for System z と対話する製品 (IBM File Manager など) に固有のデータ・セットは含まれていません。
クライアントのパスワードまたは X.509 証明書などのその他の識別手段は、接続時に ID を検査するためにのみ使用されます。その後は、スレッド・セキュリティーを維持するために PassTicket が使用されます。 このステップは、クライアントが接続可能になるために必要です。
RDEFINE PTKTDATA FEKAPPL UACC(NONE) SSIGNON(KEYMASKED(key16))
APPLDATA('NO REPLAY PROTECTION - DO NOT CHANGE')
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
RDEFINE PTKTDATA IRRPTAUTH.FEKAPPL.* UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
PERMIT IRRPTAUTH.FEKAPPL.* CLASS(PTKTDATA) ACCESS(UPDATE) ID(STCRSE)
SETROPTS RACLIST(PTKTDATA) REFRESH
RSE は、FEKAPPL 以外のアプリケーション ID の使用をサポートしています。これをアクティブにするには、_RSE_JAVAOPTS での追加 Java 始動パラメーターの定義の説明に従って、rsed.envvars 内の「APPLID=FEKAPPL」オプションのコメントを外してカスタマイズします。PTKTDATA クラス定義は、RSE が使用する実際のアプリケーション ID と一致している必要があります。
重要: PassTicket が正しくセットアップされていないと、クライアントの接続要求は失敗します。
|
MODIFY LOGS オペレーター・コマンドは、RSED 開始タスクのユーザー ID を使用して、ホスト・ログおよびセットアップ情報を収集します。 また、デフォルトで、セキュア・ファイル・アクセス許可 (所有者のみがアクセス権を保持する) を使用して、ユーザー・ログ・ファイルが作成されます。セキュア・ユーザー・ログ・ファイルを収集できるようにするには、RSED 開始タスクのユーザー ID が、それらのファイルを読み取る許可を持っていなければなりません。
MODIFY LOGS オペレーター・コマンドの OWNER 引数を指定すると、指定されたユーザー ID が、収集されたデータの所有者になります。所有権を変更するには、RSED 開始タスクのユーザー ID が、CHOWN z/OS UNIX サービスを使用する許可を持っていなければなりません。
SUPERUSER.FILESYS.ACLOVERRIDE プロファイルが定義されている場合、ACL (アクセス制御リスト) で定義されているアクセス許可は、SUPERUSER.FILESYS を介して付与された許可よりも優先される点に注意してください。 ACL 定義をバイパスする場合、RSED 開始タスクのユーザー ID には、SUPERUSER.FILESYS.ACLOVERRIDE プロファイルに対する READ アクセス権が必要になります。
クライアントがログオンするときに、RSE デーモンはユーザーがアプリケーションの使用を許可されていることを検証します。
RDEFINE APPL FEKAPPL UACC(READ) DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
SETROPTS RACLIST(APPL) REFRESH
BPX.SERVER に対する権限を持つサーバーは、クリーンなプログラム制御環境で実行する必要があります。この要件は、RSE によって呼び出されるすべてのプログラムも、プログラムで制御する必要があることを意味します。z/OS UNIX ファイルの場合、プログラム制御は extattr コマンドによって管理されます。このコマンドを実行するには、 FACILITY クラス内の BPX.FILEATTR.PROGCTL に対する READ アクセス権を持つか、または UID(0) であることが必要です。
$ ls -Eog /usr/lib/libIRRRacf*.so
-rwxr-xr-x aps- 2 69632 Oct 5 2007 /usr/lib/libIRRRacf.so
-rwxr-xr-x aps- 2 69632 Oct 5 2007 /usr/lib/libIRRRacf64.so
JES ジョブ・モニターは、ユーザーが要求したすべての JES オペレーター・コマンドを、拡張 MCS (EMCS) コンソールを通じて発行します。 このコンソールの名前は、FEJJCNFG、JES ジョブ・モニター構成ファイルにあるように、 CONSOLE_NAME ディレクティブによって制御されます。
RDEFINE OPERCMDS MVS.MCSOPER.#console UACC(READ)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
RDEFINE OPERCMDS JES%.** UACC(NONE)
PERMIT JES%.** CLASS(OPERCMDS) ACCESS(UPDATE) WHEN(CONSOLE(JMON)) ID(*)
SETROPTS RACLIST(OPERCMDS) REFRESH
重要: ご使用のセキュリティー・ソフトウェアで汎用アクセス NONE を使用して JES コマンドを定義すると、他のアプリケーションや操作に影響が出る場合があります。セキュリティーは、実動システム上でアクティブにする前にテストしてください。
|
表 22 および表 23 は、JES2 および JES3 について発行されたオペレーター・コマンドと、それらを保護するために使用できる個別セキュリティー・プロファイルを示しています。
アクション | コマンド | OPERCMDS プロファイル | 必要なアクセス権 |
---|---|---|---|
保留 | $Hx(jobid) x = {J、S、または T} |
|
UPDATE |
保留解除 | $Ax(jobid) x = {J、S、または T} |
|
UPDATE |
キャンセル | $Cx(jobid) x = {J、S、または T} |
|
UPDATE |
パージ | $Cx(jobid),P
x = {J、S、または T} |
|
UPDATE |
アクション | コマンド | OPERCMDS プロファイル | 必要なアクセス権 |
---|---|---|---|
保留 | *F,J=jobid,H |
|
UPDATE |
保留解除 | *F,J=jobid,R |
|
UPDATE |
キャンセル | *F,J=jobid,C |
|
UPDATE |
パージ | *F,J=jobid,C |
|
UPDATE |
TSO セッションから JMON コンソールを作成することによって JES ジョブ・モニター・サーバーの ID を装うことは、セキュリティー・ソフトウェアによって防止されます。コンソールを作成できる場合でも、例えば JES ジョブ・モニターと TSO とではエントリー・ポイントが異なります。この資料で説明されているとおりにセキュリティーがセットアップされており、ユーザーが他の手段によって JES コマンドに対する権限を持っていない場合は、そのコンソールから発行された JES コマンドはセキュリティー検査で不合格になります。
ユーザーが問題プログラム状態のプログラムのデバッグに統合デバッガーを使用できるようになるには、リストされている AQE.AUTHDEBUG.* プロファイルのいずれかに対する READ アクセス権が必要です。AQE.AUTHDEBUG.AUTHPGM プロファイルへのアクセスが許可されているユーザーは、APF 許可済みのプログラムをデバッグすることもできます。#apf プレースホルダーは、許可済みプログラムのデバッグが許可されているユーザーの、有効なユーザー ID または RACF グループ名に置き換えてください。
RDEFINE FACILITY AQE.AUTHDEBUG.STDPGM UACC(NONE)
PERMIT AQE.AUTHDEBUG.STDPGM CLASS(FACILITY) ACCESS(READ) ID(*)
RDEFINE FACILITY AQE.AUTHDEBUG.AUTHPGM UACC(NONE)
PERMIT AQE.AUTHDEBUG.AUTHPGM CLASS(FACILITY) ACCESS(READ) ID(#apf)
SETROPTS RACLIST(FACILITY) REFRESH
ほとんどの Developer for System z データ・セットでは、ユーザーの場合は READ アクセス権、システム・プログラマーの場合は ALTER で十分です。#sysprog プレースホルダーは、有効なユーザー ID または RACF グループ名に置き換えてください。また、正しいデータ・セット名については、製品をインストールおよび構成したシステム・プログラマーに問い合わせてください。FEK は、インストール時に使用されたデフォルトの高位修飾子で、FEK.#CUST はカスタマイズ・プロセスで作成されたデータ・セットのデフォルトの高位修飾子です。
ADDGROUP (FEK) OWNER(IBMUSER) SUPGROUP(SYS1)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - HLQ STUB')
ADDSD 'FEK.*.**' UACC(READ)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
PERMIT 'FEK.*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
SETROPTS GENERIC(DATASET) REFRESH
ADDSD 'FEK.#CUST.LSTRANS.*.**' UACC(UPDATE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - SCLMDT')
PERMIT 'FEK.#CUST.LSTRANS.*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
SETROPTS GENERIC(DATASET) REFRESH
ADDSD 'FEK.#CUST.CRA*.**' UACC(READ)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - CARMA')
PERMIT 'FEK.#CUST.CRA*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.CRA*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(UPDATE) ID(#ram-developer)
SETROPTS GENERIC(DATASET) REFRESH
ADDSD 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' UACC(READ)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - ADN')
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(UPDATE) ID(#cicsadmin)
SETROPTS GENERIC(DATASET) REFRESH
ADDSD 'FEK.#CUST.ADNMAN*.**' UACC(UPDATE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - ADN')
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNMAN*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
SETROPTS GENERIC(DATASET) REFRESH
ADDGROUP (FEK)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - HLQ STUB')
OWNER(IBMUSER) SUPGROUP(SYS1)"
ADDSD 'FEK.*.**' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.SFEKAUTH' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.SFEKLOAD' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.SFEKLMOD' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.SFEKPROC' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.#CUST.PARMLIB' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.#CUST.CNTL' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.#CUST.SQL' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z')
ADDSD 'FEK.#CUST.LSTRANS.*.**' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - SCLMDT')
ADDSD 'FEK.#CUST.CRA*.**' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - CARMA')
ADDSD 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - ADN')
ADDSD 'FEK.#CUST.ADNMAN*.**' UACC(NONE)
DATA('RATIONAL DEVELOPER FOR SYSTEM Z - ADN')
PERMIT 'FEK.*.** CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.SFEKAUTH CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.SFEKLOAD CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.SFEKLMOD CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.SFEKPROC CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.PARMLIB CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.CNTL CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.SQL CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.LSTRANS.*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.CRA*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNMAN*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(ALTER) ID(#sysprog)
PERMIT 'FEK.SFEKAUTH' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(*)
PERMIT 'FEK.SFEKLOAD' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(*)
PERMIT 'FEK.SFEKPROC' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(*)
PERMIT 'FEK.#CUST.CNTL' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(*)
PERMIT 'FEK.#CUST.SQL' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(*)
PERMIT 'FEK.SFEKAUTH' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(STCJMON)
PERMIT 'FEK.#CUST.PARMLIB' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(STCJMON)
PERMIT 'FEK.#CUST.LSTRANS.*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(UPDATE) ID(*)
PERMIT 'FEK.#CUST.CRA*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(UPDATE) ID(#ram-developer)
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(*)
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNREP*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(UPDATE) ID(#cicsadmin)
PERMIT 'FEK.#CUST.ADNMAN*.**' CLASS(DATASET) ACCESS(UPDATE) ID(*)
PERMIT 'FEK.SFEKLOAD' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(#cicsts)
PERMIT 'FEK.SFEKLMOD' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(#cicsts)
PERMIT 'FEK.SFEKLMOD' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(#ims)
PERMIT 'FEK.SFEKLMOD' CLASS(DATASET) ACCESS(READ) ID(#batch)
SETROPTS GENERIC(DATASET) REFRESH
セキュリティーに関連するカスタマイズの結果を表示するには、以下のサンプル・コマンドを使用します。
以前に Developer for System z を使用していた場合は、このバージョンの IBM Developer for System z をインストールする前に、関連するカスタマイズ済みのファイルを保存してください。
オプションの SVC を追加します。
z/OS UNIX システムのデフォルトを設定します。
IPL 時にサーバーを始動します。
FEK.SFEKLPAを LPA に追加します。
FEK.SFEKAUTH および FEK.SFEKLOAD を LINKLIST に追加します。
DB2 ストアード・プロシージャーのアプリケーション環境を割り当てます。
以下のマイグレーションに関する注意事項は、IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1 に固有のものです。これらの注意事項は、IBM Rational Developer for System z バージョン 9.1.0 からバージョン 9.1.1 へのマイグレーションに該当し、バージョン 9.1.0 のマイグレーションに関する既存の注意事項を補足するものです。
記載している変更内容はすべて、バージョン 9.1.1 以降に該当します。
これらの注は、基本バージョン 9.0 からバージョン 9.1 へのマイグレーションのためのものです。これには、バージョン 9.0 のメンテナンスの一部として既に文書化されている変更点も含まれています。メンテナンス・ストリームの一部である、したがって既に実装されている可能性がある、変更内容には、それが導入された時点のリリースでマークが付いています。
既存の rsed.envvars (デフォルトでは /etc/rdz 内にあります) を、新たに提供されたサンプル (デフォルトでは /usr/lpp/rdz/samples 内にあります) で置き換えて、カスタマイズをやり直すことをお勧めします。
表 24 は、バージョン 9.1.0 でカスタマイズされるファイルの概要を示しています。Developer for System z のサンプル・ライブラリー FEK.SFEKSAMP、FEK.SFEKSAMV、および /usr/lpp/rdz/samples/ には、ここに示したものより多くのカスタマイズ可能なメンバー (サンプルの CARMA ソース・コードおよびそれらをコンパイルするジョブなど) が含まれています。
メンバー/ファイル | デフォルト・ロケーション | 目的 | マイグレーションの注 |
---|---|---|---|
FEKSETUP |
|
データ・セットおよびディレクトリーを作成し、カスタマイズ可能ファイルのデータを取り込むための JCL | 使用されなくなったファイルに対するアクションを削除し、新規ファイル用のアクションを追加するために更新 |
JMON |
|
JES ジョブ・モニター用の JCL | なし |
FEJJJCL |
|
JMON メンバーの名前 | JMON メンバーを参照 |
RSED |
|
RSE デーモンの JCL | なし |
FEKRSED |
|
RSED メンバーの名前 | RSED メンバーを参照 |
DBGMGR |
|
デバッグ・マネージャー用の JCL | 新規、カスタマイズはオプション |
AQEJCL |
|
DBGMGR メンバーの名前 | DBGMBR メンバーを参照 |
ELAXF* |
|
リモート・プロジェクト・ビルドなどのための JCL | ELAXFGO には STEPLIB の SFEKAUTH が含まれる |
FEKRACF |
|
セキュリティー定義の JCL | 新規、開始タスク DBGMGR |
AQERACF |
|
デバッグ・マネージャー用の JCL | 新規、カスタマイズはオプション |
FEKPBITS |
|
ログ・ファイルのアクセス許可を変更するための JCL | 新規、カスタマイズはオプション |
FEJJCNFG |
|
JES ジョブ・モニター構成ファイル | なし |
FEJTSO |
|
TSO 実行依頼用の JCL | なし |
CRA$VMSG |
|
CARMA メッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VDEF |
|
CARMA 構成 VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VSTR |
|
CARMA カスタム情報 VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VCAD |
|
CA Endevor® SCM RAM 用に CARMA 構成 VSAM を作成するための JCL | VSAM 入力が変更された |
CRA$VCAS |
|
CA Endevor® SCM RAM 用に CARMA カスタム情報 VSAM を作成するための JCL | VSAM 入力が変更された |
CRASUBMT |
|
CARMA バッチ始動 CLIST | 8 つの始動引数、DD CRAPARM および割り振り exec のサポートを追加 |
CRASUBCA |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ始動 CLIST | 8 つの始動引数、DD CRAPARM および新規 DD のサポートを追加 |
CRACFG |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 対話構成 | 新規、構成はオプション |
CRABCFG |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ・アクション構成 | なし |
CRABATCA |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ・アクションの JCL | なし |
CRASHOW |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 構成 | なし |
CRATMAP |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 構成 | なし |
CRANDVRA |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 割り振り REXX | ユーザー出口のサポートが追加され、新規 DD を割り振る |
CRAALLOC |
|
CARMA 割り振り REXX | 新規、構成はオプション |
CRA#VSLM |
|
SCLM RAM のメッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA#ASLM |
|
SCLM RAM のデータ・セットを作成するための JCL | なし |
CRA#VPDS |
|
PDS RAM のメッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA#UADD |
|
RAM 定義をマージするための JCL | なし |
CRA#UQRY |
|
RAM 定義を抽出するための JCL | なし |
CRAXJCL |
|
IRXJCL 置換用のサンプル・ソース・コード | なし |
CRA#CIRX |
|
CRAXJCL をコンパイルするための JCL | なし |
AQECSD |
|
統合デバッガーを CICS 領域に対して定義するための JCL | 新規、構成はオプション |
AQED3CEE |
|
カスタマイズされた LE ランタイム・モジュールを作成するための JCL | 新規、構成はオプション |
AQED3CXT |
|
LE ユーザー出口を作成するための JCL | 新規、構成はオプション |
ADNCSDRS |
|
RESTful CRD サーバーを主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNCSDTX |
|
代替トランザクション ID を CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNTXNC |
|
代替トランザクション ID を作成するための JCL | なし |
ADNMSGHC |
|
ADNMSGHS をコンパイルするための JCL | なし |
ADNMSGHS |
|
パイプライン・メッセージ・ハンドラー用のサンプル・ソース・コード | なし |
ADNVCRD |
|
CRD リポジトリーを作成するための JCL | なし |
ADNCSDWS |
|
Web サービス CRD サーバーを主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNCSDAR |
|
CRD サーバーを非主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNJSPAU |
|
CRD のデフォルトを更新するための JCL | なし |
ADNVMFST |
|
マニフェスト・リポジトリーを作成し、定義するための JCL | なし |
FEKTEP2 |
|
ELAXF* で使用される SQL コマンド入力 | なし |
FEKTIAD |
|
ELAXF* で使用される SQL コマンド入力 | なし |
AZUZUNIT |
|
zUnit プロシージャーの JCL | なし |
FEKRNPLI |
|
プリプロセッサー・フレームワーク内部から PL/I コンパイラーを呼び出すための REXX | なし |
FEKLOGS |
|
ログ・ファイルを収集するための JCL | なし |
rsed.envvars |
|
RSE 環境変数 | 古いコピーをこのコピーに置き換え、カスタマイズを再実行する必要がある。 |
ISPF.conf |
|
TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ構成ファイル | なし |
CRASRV.properties |
|
CARMA 構成ファイル | ユーザー出口のサポートを追加 |
crastart.conf |
|
CRASTART を使用するための CARMA 構成ファイル | 8 つの始動引数、DD CRAPARM および割り振り exec のサポートを追加 |
crastart.endevor.conf |
|
CA Endevor® SCM RAM 用に CRASTART を使用するための CARMA 構成ファイル | 8 つの始動引数、DD CRAPARM および新規 DD のサポートを追加 |
include.conf |
|
C/C++ コンテンツ・アシスト用の強制インクルード | なし |
ssl.properties |
|
RSE SSL 構成ファイル | なし |
rsecomm.properties |
|
RSE トレース構成ファイル | USER キーワードのサポートを追加 |
pushtoclient.properties |
|
クライアント構成ファイルに情報をプッシュする | なし |
表 25 は、バージョン 9.1 でカスタマイズされるファイルの概要を示しています。Developer for System z Host Utilities のサンプル・ライブラリーの AKG.SAKGSAMP および /usr/lpp/rdzutil/samples には、 ここに示したものより多くのカスタマイズ可能なメンバー (サンプルのコード・レビューの後処理スクリプトなど) が含まれます。
メンバーまたはファイル | デフォルト・ロケーション | 目的 | マイグレーションの注 |
---|---|---|---|
AKGSETUP |
|
データ・セットを作成し、カスタマイズ可能ファイルのデータを取り込むための JCL | なし |
AKGCC |
|
コード・カバレッジの JCL | なし |
AKGCR |
|
コード・レビューの JCL | 新規 DD BIMPORT および BEXPORT |
AKGCRADD |
|
サード・パーティーのコードをコード・レビューに追加するための JCL | なし |
これらの注は、基本バージョン 8.5 からバージョン 9.0 へのマイグレーションのためのものです。これには、バージョン 8.5 のメンテナンスの一部として既に文書化されている変更点も含まれています。メンテナンス・ストリームの一部である、したがって既に実装されている可能性がある、変更内容には、それが導入された時点のリリースでマークが付いています。
表 26 は、バージョン 9.0 でカスタマイズされるファイルの概要を示しています。Developer for System z のサンプル・ライブラリー FEK.SFEKSAMP、FEK.SFEKSAMV、および /usr/lpp/rdz/samples/ には、ここに示したものより多くのカスタマイズ可能なメンバー (サンプルの CARMA ソース・コードおよびそれらをコンパイルするジョブなど) が含まれています。
メンバー/ファイル | デフォルト・ロケーション | 目的 | マイグレーションの注 |
---|---|---|---|
FEKSETUP |
|
データ・セットおよびディレクトリーを作成し、カスタマイズ可能ファイルのデータを取り込むための JCL | 使用されなくなったファイルに対するアクションを削除し、新規ファイル用のアクションを追加するために更新 |
JMON |
|
JES ジョブ・モニター用の JCL | なし |
FEJJJCL |
|
JMON メンバーの名前 | JMON メンバーを参照 |
RSED |
|
RSE デーモンの JCL | なし |
FEKRSED |
|
RSED メンバーの名前 | RSED メンバーを参照 |
ELAXF* |
|
リモート・プロジェクト・ビルドなどのための JCL | ELAXFSP および ELAXFSQL が追加され、ELAXFCOC および ELAXFCP1 は COBOL バージョン 5 をサポートするように更新された |
FEKRACF |
|
セキュリティー定義の JCL | なし |
FEJJCNFG |
|
JES ジョブ・モニター構成ファイル | オプションの新規ディレクティブが追加された。既存の オプションのディレクティブは削除された。 |
FEJTSO |
|
TSO 実行依頼用の JCL | なし |
CRA$VMSG |
|
CARMA メッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VDEF |
|
CARMA 構成 VSAM を作成するための JCL | RAM を除外するためのサポートが追加された |
CRA$VSTR |
|
CARMA カスタム情報 VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VCAD |
|
CA Endevor® SCM RAM 用に CARMA 構成 VSAM を作成するための JCL | RAM を除外するためのサポートが追加され、VSAM 入力が変更された。 |
CRA$VCAS |
|
CA Endevor® SCM RAM 用に CARMA カスタム情報 VSAM を作成するための JCL | VSAM 入力が変更された |
CRASUBMT |
|
CARMA バッチ始動 CLIST | なし |
CRASUBCA |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ始動 CLIST | なし |
CRABCFG |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ・アクション構成 | 新しいディレクティブが追加された |
CRABATCA |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ・アクションの JCL | 変数ジョブ・カードのサポートが追加された |
CRASHOW |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 構成 | なし |
CRATMAP |
|
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 構成 | なし |
CRANDVRA | FEK.SFEKPROC | CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 割り振り REXX | 新しい DD 割り振りが追加された |
CRA#VSLM |
|
SCLM RAM のメッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA#ASLM |
|
SCLM RAM のデータ・セットを作成するための JCL | なし |
CRA#VPDS |
|
PDS RAM のメッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA#UADD |
|
RAM 定義をマージするための JCL | なし |
CRA#UQRY |
|
RAM 定義を抽出するための JCL | なし |
CRAXJCL |
|
IRXJCL 置換用のサンプル・ソース・コード | なし |
CRA#CIRX |
|
CRAXJCL をコンパイルするための JCL | なし |
ADNCSDRS |
|
RESTful CRD サーバーを主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNCSDTX |
|
代替トランザクション ID を CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNTXNC |
|
代替トランザクション ID を作成するための JCL | なし |
ADNMSGHC |
|
ADNMSGHS をコンパイルするための JCL | なし |
ADNMSGHS |
|
パイプライン・メッセージ・ハンドラー用のサンプル・ソース・コード | なし |
ADNVCRD |
|
CRD リポジトリーを作成するための JCL | なし |
ADNCSDWS |
|
Web サービス CRD サーバーを主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNCSDAR |
|
CRD サーバーを非主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNJSPAU |
|
CRD のデフォルトを更新するための JCL | なし |
ADNVMFST |
|
マニフェスト・リポジトリーを作成し、定義するための JCL | なし |
FEKTEP2 |
|
ELAXF* で使用される SQL コマンド入力 | 新規、カスタマイズはオプション |
FEKTIAD |
|
ELAXF* で使用される SQL コマンド入力 | 新規、カスタマイズはオプション |
AZUZUNIT |
|
zUnit プロシージャーの JCL | なし |
FEKRNPLI |
|
プリプロセッサー・フレームワーク内部から PL/I コンパイラーを呼び出すための REXX | なし |
FEKLOGS |
|
ログ・ファイルを収集するための JCL | その他の検査が追加された。古いファイルに加えたカスタマイズはすべて再実行する必要がある。 |
rsed.envvars |
|
RSE 環境変数 | 古いコピーをこのコピーに置き換え、カスタマイズを再実行する必要がある。 |
ISPF.conf |
|
TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ構成ファイル | なし |
CRASRV.properties |
|
CARMA 構成ファイル | デフォルト値のサポートを追加 |
crastart.conf |
|
CRASTART を使用するための CARMA 構成ファイル | なし |
crastart.endevor.conf |
|
CA Endevor® SCM RAM 用に CRASTART を使用するための CARMA 構成ファイル | なし |
include.conf |
|
C/C++ コンテンツ・アシスト用の強制インクルード | なし |
ssl.properties |
|
RSE SSL 構成ファイル | なし |
rsecomm.properties |
|
RSE トレース構成ファイル | なし |
pushtoclient.properties |
|
クライアント構成ファイルに情報をプッシュする | なし |
バージョン 8.5 には同等の機能がないため、マイグレーションに関する注意事項はありません。
表 27 は、バージョン 9.0 でカスタマイズされるファイルの概要を示しています。Developer for System z Host Utilities のサンプル・ライブラリーの AKG.SAKGSAMP および /usr/lpp/rdzutil/samples には、 ここに示したものより多くのカスタマイズ可能なメンバー (サンプルのコード・レビューの後処理スクリプトなど) が含まれます。
メンバーまたはファイル | デフォルト・ロケーション | 目的 | マイグレーションの注 |
---|---|---|---|
AKGSETUP |
|
データ・セットを作成し、カスタマイズ可能ファイルのデータを取り込むための JCL | なし |
AKGCC |
|
コード・カバレッジの JCL | なし |
AKGCR |
|
コード・レビューの JCL | 新規 DD BIMPORT および BEXPORT |
AKGCRADD |
|
サード・パーティーのコードをコード・レビューに追加するための JCL | なし |
以下のマイグレーションに関する注意事項は、バージョン 8.5 に固有のものです。これらの注意事項は、IBM Rational Developer for System z バージョン 8.5.0 からバージョン 8.5.1 へのマイグレーションに該当し、バージョン 8.5.0 のマイグレーションに関する既存の注意事項を補足するものです。
記載している変更内容はすべて、バージョン 8.5.1 以降に該当します。
これらの注は、基本バージョン 8.0.1 からバージョン 8.5 へのマイグレーションのためのものです。これには、バージョン 8.0.1 のメンテナンスの一部として既に文書化されている変更点も含まれています。メンテナンス・ストリームの一部である、したがって既に実装されている可能性がある、変更内容には、それが導入された時点のリリースでマークが付いています。
表 28 は、バージョン 8.5 でカスタマイズされるファイルの概要を示しています。Developer for System z のサンプル・ライブラリー FEK.SFEKSAMP、FEK.SFEKSAMV、および /usr/lpp/rdz/samples/ には、ここに示したものより多くのカスタマイズ可能なメンバー (サンプルの CARMA ソース・コードおよびそれらをコンパイルするジョブなど) が含まれています。
メンバー/ファイル | デフォルト・ロケーション | 目的 | マイグレーションの注 |
---|---|---|---|
FEKSETUP | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
データ・セットおよびディレクトリーを作成し、カスタマイズ可能ファイルのデータを取り込むための JCL | 新しいカスタマイズ可能なメンバーを追加して、新しいディレクトリー構造を作成し、使用されなくなったファイルに対するアクションを除去するために更新された |
JMON | FEK.SFEKSAMP(FEJJJCL)
[FEK.#CUST.PROCLIB] |
JES ジョブ・モニター用の JCL | なし |
FEJJJCL | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PROCLIB(JMON)] |
JMON メンバーの名前 | JMON メンバーを参照 |
RSED | FEK.SFEKSAMP(FEKRSED) [FEK.#CUST.PROCLIB] |
RSE デーモンの JCL | TMPDIR サポートが変更された |
FEKRSED | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PROCLIB(RSED)] |
RSED メンバーの名前 | RSED メンバーを参照 |
LOCKD | FEK.SFEKSAMP(FEKLOCKD) [FEK.#CUST.PROCLIB] |
ロック・デーモン用の JCL | TMPDIR サポートが変更された |
FEKLOCKD | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PROCLIB(LOCKD)] |
LOCKD メンバーの名前 | LOCKD メンバーを参照 |
ELAXF* | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PROCLIB] |
リモート・プロジェクト・ビルドなどのための JCL | メンバー ELAXFUOP が変更された |
FEKRACF | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
セキュリティー定義の JCL | なし |
FEJJCNFG | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PARMLIB] |
JES ジョブ・モニター構成ファイル | オプションの新規ディレクティブが追加された |
FEJTSO | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.CNTL] |
TSO 実行依頼用の JCL | なし |
CRA$VMSG | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CARMA メッセージ VSAM を作成するための JCL | VSAM 入力が変更された |
CRA$VDEF | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CARMA 構成 VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VSTR | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CARMA カスタム情報 VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA$VCAD | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CA Endevor® SCM RAM 用に CARMA 構成 VSAM を作成するための JCL | VSAM 入力が変更された |
CRA$VCAS | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CA Endevor® SCM RAM 用に CARMA カスタム情報 VSAM を作成するための JCL | VSAM 入力が変更された |
CRASUBMT | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.CNTL] |
CARMA バッチ始動 CLIST | なし |
CRASUBCA | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.CNTL] |
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ始動 CLIST | その他の DD ステートメントが追加された |
CRABCFG | FEK.SFEKSAMP [FEK.#CUST.PARMLIB] |
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ・アクション構成 | 新規、カスタマイズはオプション |
CRABATCA | FEK.SFEKSAMP [FEK.#CUST.CNTL] |
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA バッチ・アクションの JCL | 新規、カスタマイズはオプション |
CRASHOW | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PARMLIB] |
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 構成 | 新しいフィルターが追加された |
CRATMAP | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PARMLIB] |
CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 構成 | なし |
CRANDVRA | FEK.SFEKPROC | CA Endevor® SCM RAM 用の CARMA 割り振り REXX | その他の DD ステートメントが追加された |
CRA#VSLM | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
SCLM RAM のメッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA#ASLM | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
SCLM RAM のデータ・セットを作成するための JCL | なし |
CRA#VPDS | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
PDS RAM のメッセージ VSAM を作成するための JCL | なし |
CRA#UADD | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
RAM 定義をマージするための JCL | なし |
CRA#UQRY | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
RAM 定義を抽出するための JCL | なし |
CRAXJCL | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.ASM] |
IRXJCL 置換用のサンプル・ソース・コード | なし |
CRA#CIRX | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CRAXJCL をコンパイルするための JCL | なし |
ADNCSDRS | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
RESTful CRD サーバーを主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNCSDTX | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
代替トランザクション ID を CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNTXNC | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
代替トランザクション ID を作成するための JCL | なし |
ADNMSGHC | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
ADNMSGHS をコンパイルするための JCL | なし |
ADNMSGHS | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.COBOL] |
パイプライン・メッセージ・ハンドラー用のサンプル・ソース・コード | なし |
ADNVCRD | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CRD リポジトリーを作成するための JCL | なし |
ADNCSDWS | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
Web サービス CRD サーバーを主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNCSDAR | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CRD サーバーを非主 CICS 領域に対して定義するための JCL | なし |
ADNJSPAU | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
CRD のデフォルトを更新するための JCL | なし |
ADNVMFST | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
マニフェスト・リポジトリーを作成し、定義するための JCL | なし |
ELAXMSAM | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.PROCLIB] |
WLM アドレス・スペースの JCL プロシージャー | なし |
ELAXMJCL | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
PL/I および COBOL ストアード・プロシージャー・ビルダーを DB2 に対して定義するための JCL | なし |
AZUZUNIT | FEK.SFEKSAMP [FEK.#CUST.PROCLIB] |
zUnit プロシージャーの JCL | 新規、カスタマイズはオプション |
FEKRNPLI | FEK.SFEKSAMP [FEK.#CUST.CNTL] |
プリプロセッサー・フレームワーク内部から PL/I コンパイラーを呼び出すための REXX | 新規、カスタマイズはオプション |
FEKLOGS | FEK.SFEKSAMP
[FEK.#CUST.JCL] |
ログ・ファイルを収集するための JCL | その他の検査が追加された。古いファイルに加えたカスタマイズはすべて再実行する必要がある。 |
rsed.envvars | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
RSE 環境変数 | 古いコピーをこのコピーに置き換え、カスタマイズを再実行する必要がある。 |
ISPF.conf | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ構成ファイル | なし |
CRASRV.properties | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
CARMA 構成ファイル | 一時ポートのサポートが追加された |
crastart.conf | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
CRASTART を使用するための CARMA 構成ファイル | なし |
crastart.endevor.conf | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
CA Endevor® SCM RAM 用に CRASTART を使用するための CARMA 構成ファイル | その他の DD ステートメントが追加された |
include.conf | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
C/C++ コンテンツ・アシスト用の強制インクルード | 新規、カスタマイズはオプション |
ssl.properties | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
RSE SSL 構成ファイル | なし |
rsecomm.properties | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
RSE トレース構成ファイル | 一部のディレクティブがオプションになった |
pushtoclient.properties | /usr/lpp/rdz/samples/ [/etc/rdz/] |
クライアント構成ファイルに情報をプッシュする | さらに多くのディレクティブが追加され、既存のディレクティブが拡張された |
この章では、Developer for System z で使用可能なオペレーター (またはコンソール) コマンドの概要を示します。コマンド・フォーマットの説明に使用される構文図がよく分からない場合、『構文図の読み方』を参照してください。
START コマンドは、開始タスク (STC) を動的に開始するために使用します。このコマンドの省略形バージョンは英字の S です。
MODIFY コマンドを使用して、アクティブ・タスクの特性を動的に照会および変更できます。このコマンドの省略形バージョンは英字の F です。
AQECM104I
User:IBMUSER RegisterSocket(2)
User:IBMUSR2 18354752 ProbeSocket(3) waits for register connection
User:IBMUSR3 25387329 ProbeSocket(5) waits for engine connection
User:IBMUSR4 24113603 Engine(4) connected to Probe(8)
Module(AQETST)
AQECM103I There is no active user
最初のメッセージ (IBMUSER 用) は、ユーザーが登録済みであり、デバッグ・アクティビティーが存在しないことを示しています。2 番目のメッセージ (IBMUSR2 用) は、デバッグ・セッションがユーザーの登録を待機中であることを示しています。3 番目のメッセージ (IBMUSR3 用) は、デバッグ・セッションがセットアップされていることを示しています。4 番目のメッセージ (IBMUSR4 用) は、モジュール AQETST 用のアクティブなデバッグ・セッションを示しています。
AQECM110I user(IBMUSER) canceled
AQECM111I user(IBMUSER) not connected
E または ERROR | エラー・メッセージのみ (デフォルト) |
I または INFO | エラー・メッセージおよび通知メッセージ |
D または DUMP | エラー・メッセージ、通知メッセージ、およびデバッグ/ダンプ・メッセージ |
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
>>>STORAGE TRACE (console request)<<<
LDAREGRQ 00000000000 00000000K 00000M requested region size
below 16M line
LDASIZA 00006266880 00006120K 00005M maximum region size
LDALIMIT 00006266880 00006120K 00005M limit
LDAVVRG 00006266880 00006120K 00005M getmain limit
LDALOAL 00000061440 00000060K 00000M in use
LDAHIAL 00000266240 00000260K 00000M LSQA/SWA/private subpools
_GAP 00000000000 00000000K 00000M gaps in allocation
_AVAIL 00005939200 00005800K 00005M available (including gaps)
_MAX 00006000640 00005860K 00005M current limit
above 16M line
LDAESIZA 01905262592 01860608K 01817M maximum region size
LDAELIM 01905262592 01860608K 01817M limit
LDAEVVRG 01905262592 01860608K 01817M getmain limit
LDAELOAL 00000937984 00000916K 00000M in use
LDAEHIAL 00012754944 00012456K 00012M ELSQA/ESWA/private subpools
_EGAP 00000000000 00000000K 00000M gaps in allocation
_EAVAIL 01891569664 01847236K 01803M available (including gaps)
_EMAX 01892507648 01848152K 01804M current limit
S0 userid USER 4:04(elapsed) 4:04(idle)
Users: 1
N または NONE | 始動メッセージのみ |
E または ERROR | 始動メッセージおよびエラー・メッセージのみ (デフォルト) |
I または INFO | 始動メッセージ、エラー・メッセージ、および情報メッセージ |
V または VERBOSE | 始動メッセージ、エラー・メッセージ、情報メッセージ、および詳細メッセージ |
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
N または NONE | メッセージはありません。 |
E または ERROR | エラー・メッセージのみ |
W または WARNING | エラー・メッセージおよび警告メッセージ |
I または INFO | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージ (デフォルト) |
V または VERBOSE | エラー・メッセージ、警告メッセージ、情報メッセージ、および詳細メッセージ |
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
ProcessId(<processid>) ASId(<asid>) JobName(<jobname>)
Clients(<local>/<total>) Order(<startup order>)
<clientid><userid><connected since>
LOGON TIME------------------ ID----- USERID--
<connected since> <clientid> <userid>
ID----- USERID-- LOGON TIME------------------
<clientid> <userid> <connected since>
USERID-- ID----- LOGON TIME------------------
<userid> <clientid> <connected since>
FEK217I <dataset[(member)]> is locked by <userid>
FEK218I <dataset[(member)]> is not locked
FEK219E Failed to determine lock owner for <dataset[(member)]>
ProcessId(<processid>) Memory Usage(<java heap usage>%)
Clients(<number of clients>) Order(<startup order>) <error status>
状況 | 説明 |
---|---|
*severe error* | スレッド・プール・プロセスでリカバリー不能エラーが発生し、操作が停止されました。その他の状況フィールドには、最後に認識された値が示されます。この項目をテーブルから除去するには、DISPLAY PROCESS 変更コマンドの CLEANUP オプションを使用します。 |
*killed process* | スレッド・プール・プロセスが、Java、z/OS UNIX、またはオペレーター・コマンドによって強制終了されました。その他の状況フィールドには、最後に認識された値が示されます。この項目をテーブルから除去するには、DISPLAY PROCESS 変更コマンドの CLEANUP オプションを使用します。 |
*timeout* | クライアント接続要求で、スレッド・プール・プロセスが時間内に RSE デーモンに応答しませんでした。その他の状況フィールドには、現行値が示されます。このスレッド・プールは、今後のクライアント接続要求で除外されます。*timeout* 状況は、このスレッド・プールで処理されているクライアントがログオフするとリセットされます。 |
*rejectLogon* | ワークロードが高いことが原因で、スレッド・プールで一時的にログオン要求を受け入れられなくなります。ログオン要求は他のスレッド・プールに引き渡されます。クライアントへの大きいファイルのアップロードなど、リソースに負荷のかかるタスクが完了すると、*rejectLogon* 状況はリセットされます。 |
DISPLAY PROCESS 変更コマンドの DETAIL オプションを使用すると、詳細情報が表示されます。
ProcessId(33555087) ASId(002E) JobName(RSED8) Order(1)
PROCESS LIMITS: CURRENT HIGHWATER LIMIT
JAVA HEAP USAGE(%) 10 56 100
CLIENTS 0 25 30
MAXFILEPROC 83 103 64000
MAXPROCUSER 97 99 200
MAXTHREADS 9 14 1500
MAXTHREADTASKS 9 14 1500
ASId フィールドは、16 進表記のアドレス・スペース ID です。「PROCESS LIMITS」の表には、現在のリソース使用量、リソース使用量の最高水準点、およびリソースの限度が示されます。他の制限要因のために、定義された限度に到達しない場合があります。
ProcessId(421 ) ASId(007D) JobName(RSED8) Order(1)
USERID THREAD-ID TCB@ ACC_TIME TAG
STCRSE 0EDE540000000000 005E6B60 822 1/ThreadPoolProcess
STCRSE 0EDE870000000001 005E69C8 001
STCRSE 0EDE980000000002 005E6518 1814
STCRSE 0EDEBA0000000003 005E66B0 2305
STCRSE 0EDECB0000000004 005E62F8 001
STCRSE 0EDEDC0000000005 005E60D8 001
STCRSE 0EDF860000000006 005C2BF8 628 6/ThreadPoolMonitor$Memory
UsageMonitor
STCRSE 0EDF970000000007 005C2D90 003 7/ThreadPoolMonitor
STCRSE 0EDFDB0000000008 005C29D8 001
STCRSE 0EE22E000000000E 005C1BE0 070
IBMUSER 0EE0EB0000000011 005C22B8 276 20/ServerReceiver
IBMUSER 0EE2500000000012 005C19C0 137 16/ServerUpdateHandler
IBMUSER 0EE2610000000013 005C17A0 509 15/ServerCommandHandler
IBMUSER 0EE1840000000014 005C1E00 065 21/ZosSystemMiner
STCRSE 0EE1510000000016 005C2098 078
STCRSE 0EE1950000000017 005C1580 001
IBMUSER 0EE23F0000000018 005C1360 021 26/UniversalFileSystemMine
r
IBMUSER 0EE2A5000000001C 005C0CF0 003 27/EnvironmentMiner
IBMUSER 0EE283000000001D 005C1140 002 31/CommandMiner
IBMUSER 0EE272000000001E 005C0E88 081 32/MVSFileSystemMiner
IBMUSER 0EE294000000001F 005C0AD0 002 33/MVSByteStreamHandler$Op
enCloseThread
STCRSE 0EE2E90000000023 005C0470 001
IBMUSER 0EE2C70000000024 005C08B0 050 38/JESMiner
IBMUSER 0EE2B60000000026 005C0690 004 40/FAMiner
IBMUSER 0EE30B0000000027 005C0250 002 41/LuceneMiner
IBMUSER 0EE31C0000000028 005C0030 002 42/CDTParserMiner
IBMUSER 0EE32D0000000029 005BDE00 002 43/MVSLuceneMiner
IBMUSER 0EE33E000000002A 005BDBE0 002 44/CDTMVSParserMiner
ProcessId(421 ) ASId(007D) JobName(RSED8) Order(1) CONTINUATION
USERID THREAD-ID TCB@ ACC_TIME TAG
出力は、各スレッド・プールで最初の 4000 スレッドまでに限定されています。
クライアント接続をキャンセルすると、ホスト・システム・スレッドは、正常な終了処理を経て、使用していたリソースをクリーンアップします。このアクションがあるため、スレッドによっては、終了までに数分かかるものがあります (キープアライブ・メカニズムによるタイムアウトを待機しているスレッドなど)。
クライアント接続をキャンセルすると、ホスト・システム・スレッドは、正常な終了処理を経て、使用していたリソースをクリーンアップします。このアクションがあるため、スレッドによっては、終了までに数分かかるものがあります (キープアライブ・メカニズムによるタイムアウトを待機しているスレッドなど)。
FEK220I ホスト・ログは /tmp/feklogs.CDFMVS08.RSED.log
に書き込まれます
(Host logs are written onto /tmp/feklogs.CDFMVS08.RSED.log)
USER | 指定したユーザー ID のログ・ファイルを収集する |
AUDIT | 監査ログを収集する |
NOSERVER | サーバー・ログを収集しない |
Developer for System z は、セキュリティー製品で FEK.CMD.LOGS.** プロファイルに対するアクセス権を照会し、指定されたログの収集をリクエスターが許可されているかどうかを判別します。 デフォルトでは、リクエスターは RSED 開始タスクのユーザー ID です (OWNER オプションが指定されている場合を除く)。 リクエスターだけが、収集したデータを収容しているファイルに対するアクセス権を保持します。
E または 0 または OFF | エラー・メッセージのみ。 |
W または 1 | エラー・メッセージと警告メッセージ。これは、rsecomm.properties でのデフォルトの設定です。 |
I または 2 または ON | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージを記録します。 |
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
E または 0 または OFF | エラー・メッセージのみ。 |
W または 1 | エラー・メッセージと警告メッセージ。これは、rsecomm.properties でのデフォルトの設定です。 |
I または 2 または ON | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージを記録します。 |
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
E または 0 または OFF | エラー・メッセージのみ。 |
W または 1 | エラー・メッセージと警告メッセージ。これは、rsecomm.properties でのデフォルトの設定です。 |
I または 2 または ON | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージを記録します。 |
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
オフ | エラー・メッセージのみ |
ON (デフォルト) | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージを記録します。 |
FFS | MVS データ・セット・サービス (lock.log と ffs*.log) に対してのみ、指定されたログ・レベルを設定します。 |
RSECOMM | RSE サーバー (rsecomm.log) に対してのみ、指定されたログ・レベルを設定します。 |
現在ログオンしていないユーザーに関して、このコマンドを発行することができます。 この設定はユーザーがログオフしてもアクティブのままになり、ユーザーがログオンすると再び使用されます。
サーバー始動時に MODIFY TRACE USER コマンドの発行をシミュレートするには、rsecomm.properties 内で USER ディレクティブを使用します。 オペレーター・コマンド MODIFY TRACE USER または MODIFY TRACE SERVER、あるいは rsecomm.properties 内の USER ディレクティブによって既に設定されている場合は、このコマンドによる設定で置き換えられます。
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
オフ | エラー・メッセージのみ。 |
ON (デフォルト) | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージを記録します。 |
このコマンドは、RSE サーバー (rsecomm.log) および MVS データ・セット・サービス (lock.log と ffs*.log) のトレース詳細レベルを変更します。 現在ログオンしていないユーザーに関して、このコマンドを発行することができます。 この設定はユーザーがログオフしてもアクティブのままになり、ユーザーがログオンすると再び使用されます。 サーバー始動時に MODIFY TRACE USER コマンドの発行をシミュレートするには、rsecomm.properties 内で USER ディレクティブを使用します。 オペレーター・コマンド MODIFY TRACE USER または MODIFY TRACE SERVER、あるいは rsecomm.properties 内の USER ディレクティブによって既に設定されている場合は、このコマンドによる設定で置き換えられます。
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
オフ | エラー・メッセージのみ。 |
ON (デフォルト) | エラー・メッセージ、警告メッセージ、および情報メッセージを記録します。 |
このコマンドは、RSE サーバー (rsecomm.log) および MVS データ・セット・サービス (lock.log と ffs*.log) のトレース詳細レベルを変更します。 オペレーター・コマンド MODIFY TRACE USER または MODIFY TRACE SERVER、あるいは rsecomm.properties 内の USER ディレクティブによって既に設定されている場合は、このコマンドによる設定で置き換えられます。
詳細なトレースはパフォーマンス低下の原因になるため、IBM サポートの指示の下でのみ実行してください。
JVMDUMP034I User requested Heap dump using '/tmp/heapdump.20120223.211'
430.16777590.0001.phd' through JVMRI
JVMDUMP034I User requested Java dump using '/tmp/javacore.20120223.214
244.16777590.0002.phd' through JVMRI
+FEK900I DAEMON IVP: SSL is disabled
+FEK900I DAEMON IVP: connected
+FEK900I DAEMON IVP: 1977
+FEK900I DAEMON IVP: 6902918
+FEK900I DAEMON IVP: Success
+FEK901I DAEMON IVP Exit code = 0
+FEK900I ISPF IVP: executed on CDFMVS08 -- Tue Sep 13 22:29:28 EDT 2011
+FEK900I ISPF IVP: executed by uid=1(IBMUSER) gid=0(SYS1)
+FEK900I ISPF IVP: using /etc/rdz/rsed.envvars
+FEK900I ISPF IVP: current address space size limit is 2147483647
(2048.0 MB)
+FEK900I ISPF IVP: maximum address space size limit is 2147483647
(2048.0 MB)
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: /etc/rdz/ISPF.conf content:
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: ispllib=ISP.SISPLOAD
+FEK900I ISPF IVP: ispmlib=ISP.SISPMENU
+FEK900I ISPF IVP: isptlib=ISP.SISPTENU
+FEK900I ISPF IVP: ispplib=ISP.SISPPENU
+FEK900I ISPF IVP: ispslib=ISP.SISPSLIB
+FEK900I ISPF IVP: sysproc=ISP.SISPCLIB,FEK.SFEKPROC
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: Host install verification for RSE
+FEK900I ISPF IVP: Review IVP log messages from HOST below :
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: Service level 22Feb2011
+FEK900I ISPF IVP: RSE connection and base TSO/ISPF session initializati
on check only
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK : ENVIRONMENT VARIABLES - key variables
displayed below :
+FEK900I ISPF IVP: Server PATH = .:/usr/lpp/java/J6.0/bin:/usr/l
pp/rdz/bin:/usr/lpp/ispf/bin:/bin:/usr/sbin
+FEK900I ISPF IVP: STEPLIB = NONE
+FEK900I ISPF IVP: Temporary directory = /tmp
+FEK900I ISPF IVP: CGI_ISPHOME = /usr/lpp/ispf
+FEK900I ISPF IVP: CGI_ISPCONF = /etc/rdz
+FEK900I ISPF IVP: CGI_ISPWORK = /var/rdz
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK : USS MODULES
+FEK900I ISPF IVP: Checking ISPF Directory : /usr/lpp/ispf
+FEK900I ISPF IVP: Checking modules in /usr/lpp/ispf/bin directory
+FEK900I ISPF IVP: Checking for ISPF configuration file ISPF.conf
+FEK900I ISPF IVP: RC=0
+FEK900I ISPF IVP: MSG: SUCCESSFUL
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK : TSO/ISPF INITIALIZATION
+FEK900I ISPF IVP: ( TSO/ISPF session will be initialized )
+FEK900I ISPF IVP: RC=0
+FEK900I ISPF IVP: MSG: SUCCESSFUL
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: *** CHECK: Shutting down TSO/ISPF IVP session
+FEK900I ISPF IVP: RC=0
+FEK900I ISPF IVP: MSG: SUCCESSFUL
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK900I ISPF IVP: Host installation verification completed successfully
+FEK900I ISPF IVP: -----------------------------------------------------
--------
+FEK901I ISPF IVP Exit code = 0
+FEK900I PASSTICKET IVP: the default applid=FEKAPPL
+FEK900I PASSTICKET IVP: Success, PassTicket IVP finished normally
+FEK901I PASSTICKET IVP Exit code = 0
アクティブ・タスクを停止するには、STOP コマンドを使用します。このコマンドの省略形バージョンは英字の P です。
構文図は、入力したコマンドをオペレーティング・システムが正しく解釈できるようにコマンドの指定方法を示したものです。構文図は、左から右、上から下へと水平方向の線 (メインパス) をたどって読んでください。
構文図では、以下の記号が使用されます。
記号 | 説明 |
---|---|
>> | 構文図の始まりを示します。 |
> | 構文図が続くことを示します。 |
| | 構文図のフラグメントか一部分の始まりと終わりを示します。 |
>< | 構文図の終わりを示します。 |
構文図では、以下のタイプのオペランドが使用されます。
>>──REQUIRED_OPERAND──><
>>─┬──────────────────┬─><
└─OPTIONAL_OPERAND─┘
┌─DEFAULT_OPERAND─┐
>>─┴─────────────────┴─><
オペランドはキーワードまたは変数として分類されます。
次の例では、USER コマンドはキーワードです。必須の変数パラメーターは user_id で、オプションの変数パラメーターは password です。これらの変数パラメーターは、ユーザー独自の値に置き換えてください。
>>──USER──user_id─┬──────────┬──────────────────────────────────><
└─password─┘
小括弧、ピリオド、コンマ、等号、ブランク・スペースなど、構文図に英数字以外の文字が示されている場合は、その文字を構文の一部としてコーディングする必要があります。この例では、OPERAND=(001 0.001) とコーディングする必要があります。
>>──OPERAND──=──(──001── ──0.001──)────────────────────────><
オペランド・グループ内で左に戻る矢印は、複数のオペランドを選択できるか、単一のオペランドを反復できることを意味しています。
>>──┬──────────────────────┬────────────────────────────><
├─REPEATABLE_OPERAND_1─┤
├─REPEATABLE_OPERAND_2─┤
└─<────────────────────┘
図が 1 行より長い場合、最初の行は単一の矢印で終わり、2 行目は単一の矢印で始まります。
>>──| The first line of a syntax diagram that is longer than one line |──>
>──| The continuation of the subcommands, parameters, or both |─────────><
一部の図には、構文フラグメントが含まれている場合があります。これは、長すぎたり、複雑すぎたり、繰り返しが多すぎる構文を分割するためのものです。構文フラグメント名は大/小文字混合で表記され、構文図の中とフラグメントの見出しに表示されます。 フラグメントは、メインの図の下に配置されます。
>>──| Syntax fragment |───────────────────────────────────────><
Syntax fragment:
|──1ST_OPERAND──,──2ND_OPERAND──,──3RD_OPERAND──|
このセクションでは、「IBM Rational Developer for System z ホスト構成リファレンス」(SA88-4226) に記載されている情報を要約しています。詳細については、この資料を参照してください。
Developer for System z ホスト・システムは、クライアントがホスト・システム・サービスとデータにアクセスできるようにするために相互に作用する、複数のコンポーネントで構成されています。 これらのコンポーネントの設計を理解しておくと、構成に関して適切な判断を行うことができます。
Developer for System z では、メインフレーム以外のワークステーション上にいるユーザーがメインフレームにアクセスできます。 このため、接続要求の妥当性検査、ホスト・システムとワークステーション間のセキュアな通信の提供、およびアクティビティーの許可と監査が、製品構成の重要な側面となります。
Developer for System z では、TCP/IP を使用して、非メインフレーム・ワークステーションのユーザーに、メインフレームからアクセスすることができます。 また、さまざまなコンポーネントやその他の製品同士の間の通信にも TCP/IP を使用します。
従来の z/OS アプリケーションとは異なり、Developer for System z は、ワークロード・マネージャー (WLM) で容易に識別できる一体構造のアプリケーションではありません。Developer for System z は、クライアントがホスト・システムのサービスとデータにアクセスできるようにするために相互に作用する、複数のコンポーネントで構成されています。これらのサービスの一部は異なるアドレス・スペースでアクティブとなるため、WLM 分類も異なることになります。
RSE (リモート・システム・エクスプローラー) は、Developer for System z の中核です。 クライアントからの接続とワークロードを管理するために、RSE は、スレッド・プーリング・アドレス・スペースを制御するデーモン・アドレス・スペースから構成されています。 このデーモンは、接続と管理の目的のためのフォーカル・ポイントとして機能し、それに対してスレッド・プールは、クライアントのワークロードを処理します。
この構成により、Developer for System z セットアップをチューニングする場合の主要な対象は RSE となります。 ただし、それぞれが 17 個以上のスレッドを使用する何百人ものユーザー、ある程度の大きさのストレージ、そして場合によっては 1 つ以上のアドレス・スペースを保守するには、Developer for System z と z/OS の両方を適切に構成する必要があります。
z/OS は高度にカスタマイズ可能なオペレーティング・システムであり、システムの (場合によっては小さな) 変更で全体のパフォーマンスに大きな影響を与えることができます。この章では、Developer for System z のパフォーマンスを向上させるために行うことができるいくつかの変更を中心に説明します。
この章には、CICS Transaction Server 管理者に有益な情報が記載されています。
本章は、出口ルーチンを作成することによって Developer for System z を拡張する上で役立ちます。
この章は、Developer for System z で TSO 環境に DD ステートメントとデータ・セットを追加することにより、TSO ログオン・プロシージャーを模倣するのに役立ちます。
同じシステム上で Developer for System z の複数のインスタンスをアクティブにしたい場合があります。例えば、アップグレードをテストするときなどです。しかし、TCP/IP ポートなど、一部のリソースは共用できないため、デフォルトが常に適用可能であるとは限りません。この章の情報を使用して Developer for System z のさまざまなインスタンスの共存を計画してください。その後、この構成ガイドを使用して、それらのインスタンスをカスタマイズすることができます。
このセクションは、Secure Socket Layer (SSL) のセットアップ時、または既存のセットアップの検査時や変更時に起きる可能性があるいくつかの一般的な問題について、ユーザーを支援するためのものです。また、このセクションには、X.509 証明書で自分自身を認証するユーザーをサポートするためのサンプルのセットアップも記載されています。
このセクションは、Application Transparent Transport Layer Security (AT-TLS) のセットアップ時、または既存のセットアップの検査時や変更時に起きる可能性があるいくつかの一般的な問題について、ユーザーを支援するためのものです。
このセクションは、TCP/IP のセットアップ時、または既存のセットアップの検査時や変更時に起きる可能性があるいくつかの一般的な問題について、ユーザーを支援するためのものです。
本書では、以下の資料を参照しています。
資料名 | 資料番号 | 参照 | 参照 Web サイト |
---|---|---|---|
IBM Rational Developer for System z Program Directory | GI88-4172 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
Program Directory for IBM Rational Developer for System z Host Utilities | GI88-4326 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z前提条件 | SC88-4704 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System zホスト構成クイック・スタート | GI88-4171 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z ホスト構成ガイド | SC88-5663 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System zホスト構成リファレンス | SA88-4226 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z ホスト構成ユーティリティー・ガイド | SA88-4197 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z メッセージおよびコード | SA88-4565 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z共通ホスト構成と保守に関する問題への回答 | SA88-5113 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z Common Access Repository Manager Developer's Guide | SC23-7660 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
IBM Rational Developer for System z前提条件 | SC88-4704 | Developer for System z | http://www.ibm.com/software/rational/products/developer/systemz/library/index.html |
IBM Rational Developer for System zホスト構成クイック・スタート | GI88-4171 | Developer for System z | http://www.ibm.com/software/rational/products/developer/systemz/library/index.html |
SCLM Developer Toolkit 管理者ガイド | SC88-5664 | Developer for System z | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
Using APPC to provide TSO command services | SC14-7291 | ホワイト・ペーパー | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
Using ISPF Client Gateway to provide CARMA services | SC14-7292 | ホワイト・ペーパー | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
Communications Server IP 構成ガイド | SC88-8926 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Communications Server IP 構成解説書 | SC88-8927 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Communications Server IP Diagnosis Guide | GC31-8782 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Communications Server IP システム管理者のコマンド | SC88-9073 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Communications Server SNA ネットワーク・インプリメンテーション・ガイド | SC88-8928 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Communications Server SNA オペレーション | SC88-8930 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Cryptographic Services System SSL (Secure Sockets Layer) プログラミング | SD88-6252 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
DFSMS Macro Instructions for Data Sets | SC26-7408 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
DFSMS データ・セットの使用法 | SC88-9114 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
言語環境プログラム カスタマイズ | SA88-8552 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
言語環境プログラム デバッグ・ガイド | GA88-8548 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS 診断: ツールと保守援助プログラム | GA88-8561 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS 初期設定およびチューニング ガイド | SA88-8563 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS 初期設定およびチューニング解説書 | SA88-8564 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS JCL 解説書 | SA88-8569 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS 計画 APPC/MVS 管理 | SA88-8571 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS 計画: ワークロード管理 | SA88-8574 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
MVS システム・コマンド | SA88-8593 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Security Server RACF コマンド言語解説書 | SA88-8617 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Security Server RACF セキュリティー管理者のガイド | SA88-8613 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
TSO/E カスタマイズ | SA88-8629 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
TSO/E REXX 解説書 | SA88-8635 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
UNIX System Services コマンド解説書 | SA88-8641 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
UNIX System Services 計画 | GA88-8639 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
UNIX システム・サービス ユーザーズ・ガイド | SA88-8640 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
REXX および z/OS UNIX システム・サービスの使い方 | SA88-8644 | z/OS 1.13 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
Java Diagnostic Guide | SC34-6650 | Java 6.0 | http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/diagnosis/ |
Java SDK and Runtime Environment User Guide | / | Java 6.0 | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/java/ |
Resource Definition Guide | SC34-6430 | CICSTS 3.1 | http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/zapplsbooks.html |
Resource Definition Guide | SC34-6815 | CICSTS 3.2 | http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/zapplsbooks.html |
Resource Definition Guide | SC34-7000 | CICSTS 4.1 | https://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicsts/v4r1/index.jsp?topic=/com.ibm.cics.ts.home.doc/library/library_html.html |
Resource Definition Guide | SC34-7181 | CICSTS 4.2 | https://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicsts/ v4r2/index.jsp?topic=/com.ibm.cics.ts.home.doc/ library/library_html.html |
RACF Security Guide | SC34-6454 | CICSTS 3.1 | http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/zapplsbooks.html |
RACF Security Guide | SC34-6835 | CICSTS 3.2 | http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/zapplsbooks.html |
RACF Security Guide | SC34-7003 | CICSTS 4.1 | https://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicsts/v4r1/index.jsp?topic=/com.ibm.cics.ts.home.doc/library/library_html.html |
RACF Security Guide | SC34-7179 | CICSTS 4.2 | https://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicsts/v4r2/index.jsp?topic=/com.ibm.cics.ts.home.doc/library/library_html.html |
言語解説書 | SC88-9117 | Enterprise COBOL for z/OS | http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/zapplsbooks.html |
説明 | 参照 Web サイト |
---|---|
Developer for System z IBM Knowledge Center | http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSQ2R2_9.1.0/com.ibm.etools.getstart.wsentdev.doc/kc_version_welcome_rdz.html |
Developer for System z ライブラリー | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038517 |
Developer for System z ホーム・ページ | http://www-03.ibm.com/software/products/en/developerforsystemz/ |
Developer for System z 推奨サービス | http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=2294&context=SS2QJ2&uid=swg27006335 |
Developer for System z 機能拡張依頼 | https://www.ibm.com/developerworks/support/rational/rfe/ |
z/OS インターネット・ライブラリー | http://www-03.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/ |
CICS TS IBM Knowledge Center | https://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cicsts/v4r1/index.jsp |
IBM Tivoli® Directory Server | http://www-01.ibm.com/software/tivoli/products/directory-server/ |
Problem Determination Tools Plug-ins | http://www-01.ibm.com/software/awdtools/deployment/pdtplugins/ |
Java セキュリティー情報 | http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/security/ |
Apache Ant のダウンロード | http://ant.apache.org/ |
Java keytool の資料 | http://java.sun.com/j2se/1.5.0/docs/tooldocs/solaris/keytool.html |
CA サポート・ホーム・ページ | https://support.ca.com/ |
資料名 | 資料番号 | 参照 | 参照 Web サイト |
---|---|---|---|
ABCs of z/OS System Programming Volume 9 (z/OS UNIX) | SG24-6989 | Redbook | http://www.redbooks.ibm.com/ |
System Programmer's Guide to: Workload Manager | SG24-6472 | Redbook | http://www.redbooks.ibm.com/ |
TCPIP Implementation Volume 1: Base Functions, Connectivity, and Routing | SG24-7532 | Redbook | http://www.redbooks.ibm.com/ |
TCPIP Implementation Volume 3: High Availability, Scalability, and Performance | SG24-7534 | Redbook | http://www.redbooks.ibm.com/ |
TCP/IP Implementation Volume 4: Security and Policy-Based Networking | SG24-7535 | Redbook | http://www.redbooks.ibm.com/ |
Tivoli Directory Server for z/OS | SG24-7849 | Redbook | http://www.redbooks.ibm.com/ |
© Copyright IBM Corporation 1992, 2013.
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