これまでに絶対位置決めプロパティーによってカスタマイズしてあるエレメントが、
マイグレーション後に予期しない場所に表示されます。
WebFacing には、カスケーディング・スタイル・シート・ポジショニング (CSS-P) テクノロジーを使用して DDS エレメントを位置決めするためのサポートが組み込まれました。
このサポートにより、WebFacing アプリケーション域は「包含ブロック」になります。
CSS 仕様に従って、
絶対位置決めエレメントは、この包含ブロックに対して位置が決められます。
以下のいずれかのアクションを行って、希望する位置にエレメントを配置します。
- 独自の絶対位置決めではなく、カスケーディング・スタイル・シート・ポジショニング用の WebFacing サポートを使用します。
(推奨)
- (絶対位置決めではなく) 相対的位置付けを使用します。
相対的位置付けは、常にフィールドの元の位置に対するものとなります。
- 絶対位置決め座標を調整します。
エレメントは、アプリケーション領域の包含ブロックに対して位置が決められます。
- 絶対位置決め座標を変更せず、カスケーディング・スタイル・シート・ポジショニング用の WebFacing サポートを使用しない場合は、WebFacing プロジェクトの ¥WebContent¥webfacing¥jsp¥common¥html の ScreenBuilder.jsp から 2 カ所の style="position:relative" を除去します。