WAS セキュリティーの使用可能化および構成

以下のステップに従って、WebSphere® Application Server のセキュリティーを構成してください。 WebSphere Application Server インスタンスをまだ作成していない場合は、これらのタスクを実行する前に作成する必要があります。
  1. サーバーの管理コンソールを開きます。
  2. 「セキュリティー」を展開して「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーを保護 (Secure administration, applications and infrastructure)」をクリックします。
  3. 「セキュリティー構成ウィザード (Security Configuration Wizard)」ボタンをクリックします。 「セキュリティー構成ウィザード (Security Configuration Wizard)」が開きます。
  4. 「アプリケーションのセキュリティーを使用可能化 (Enable application security)」 チェック・ボックスを選択し、「ローカル・リソースへのアプリケーションのアクセス制限に Java 2 セキュリティーを使用 (Use Java 2 security to restrict application access to local resources)」が選択されていないことを確認してください。「次へ」をクリックします。
  5. 「ユーザー・リポジトリーの選択 (Select user repository)」ページが開きます。「スタンドアロン LDAP レジストリー (Standalone LDAP registry)」ラジオ・ボタンを選択し、「次へ」をクリックします。
  6. 「ユーザー・リポジトリーの構成 (Configure user repository)」ページが開きます。
    1. 「プライマリー管理ユーザー名 (Primary administrative user name)」フィールドに、LDAP 構成を管理するユーザー ID を入力します。
    2. 「LDAP サーバーのタイプ (Type of LDAP server)」フィールドで IBM® SecureWay Directory Server を選択します。
    3. 「ホスト」フィールドに IBM i のホスト名または IP アドレスを入力します。
    4. 「ポート」フィールドはデフォルト設定の 389 のままにしておきます。
    5. 「ベース識別名 (DN)」フィールドに、システムのドメイン名を、値のペアで区切られた形式で入力します。例えば、IBM i のドメイン名が「torasbcc.torolab.ibm.com」の場合は、「ベース識別名 (DN)」フィールドにこのテキストを入力します。
      dc=torasbcc,dc=torolab,dc=ibm,dc=com
    6. 「識別名のバインド (DN) (Bind distinguished name (DN))」および「パスワードのバインド (Bind password)」フィールドはブランクのままにして、「次へ」をクリックします。
  7. 「要約」ページが開きます。「終了」をクリックします。
  8. 変更を保存して、WAS 管理コンソールを閉じます。
  9. サーバーを再始動します。