ClearCase (WAN) サーバーは、ローカル ホスト上の 1 つ以上の ClearCase ビューをサポートすることができます。1 台の ClearCase サーバーが、ホスト上のすべての ClearCase ビューをサポートする場合、1 回しか接続する必要はありません。ローカル ホスト上の ClearCase ビューが複数の ClearCase サーバーによってサポートされる場合、予定作業場所である ClearCase ビューをサポートする各サーバーに接続する必要があります。複数のサーバー接続を同時にアクティブにすることができます。
ClearCase ビューを選択して [接続] オプションを選択した場合、または接続されていない ClearCase ビューで作業中に、サーバー接続を必要とする ClearCase 操作の実行を試みた場合、ClearCase にログインすることを要求されます。 ClearCase ノードで、情報にアクセスしたり、操作を実行したりした場合にも、ClearCase にログインすることを要求されます。
まだ接続していない ClearQuest リポジトリへのアクセスまたは接続を試みた場合、ClearQuest にログインすることを要求されます。 ClearQuest が有効である UCM プロジェクトを使って作業する場合、このプロジェクトで使用される ClearQuest データベースにおいて認証を得る必要があります。
シングル サインオンの設定時には、一度 ClearCase サーバーや ClearQuest ユーザー データベースに接続すると、複数のセッションに渡って情報が保存されます。ClearCase のパスワードと ClearQuest のパスワードが同じ場合は、ClearCase サーバーと ClearQuest ユーザー データベースに接続するには、セッションごとに一度だけのログインで済みます。
初めてセッションを開始する際には、サーバーの URL、ユーザー名、およびパスワードを [CCRC WAN] ウィンドウに入力して、ClearCase サーバーに接続します。また、[ClearQuest] ウィンドウでユーザー名とパスワードを入力して、ClearQuest ユーザー データベースに接続することもできます。 入力した URL とユーザー名は、複数のセッションに渡って保存されます。
現行セッション内で切断されているか、終了して後続のセッションを開始する場合には、CCRC WAN サーバーに再接続しなければなりません。 前回のセッションで入力したサーバー URL とユーザー名は [CCRC WAN] ウィンドウに取り込まれます。パスワードは入力しなければなりません。サーバーに正常に接続できて、ClearCase パスワードと ClearQuest パスワードが同じである場合は、保存済みのログイン情報を使用してユーザー データベースに完全自動方式で接続します。完全自動方式のログインに失敗した場合のみ [ClearQuest] ウィンドウが表示されますが、このウィンドウには保存したログイン情報が取り込まれます。
シングル サインオンは、デフォルトで設定されます。[プリファレンス] ページで、シングル サインオン オプションをアクティブまたは非アクティブにすることができます。