UCM と Rational ClearQuest の統合

プロジェクトで UCM と Rational® ClearQuest® の統合を使用している場合、UCM アクティビティで行われる作業に関する情報を格納する Rational ClearQuest ユーザー データベースがプロジェクト マネージャーによってセットアップされています。 使用しているプラットフォームに応じて以下の作業を実行し、環境をセットアップします。

プロジェクトで使用している Rational ClearQuest ユーザー データベースにアクセスできるようになると、UCM プロジェクト内のアクティビティに対する作業を行えます。 プロジェクト内のアクティビティを Rational ClearQuest ユーザー データベース内のアクティビティ レコードにリンクすることができます。 そのリンクにより、アクティビティに関する情報を Rational ClearCase®Rational ClearQuest の両方の環境で共有および表示できます。

プロジェクト マネージャーが、「作業前に ClearQuest のアクションを実行」という UCM プロジェクト ポリシーを設定している場合、アクティビティに対して作業しようとすると、ユーザー名がチェックされます。Rational ClearCase 環境内でアクティビティを設定する場合、または、Rational ClearQuest 環境内のアクティビティに対して作業をする場合、統合は、アクティビティと関連付けられている Rational ClearQuest レコードの [所有者] フィールドとユーザー名が一致するかどうかをチェックします。 一致しない場合、アクティビティに対して作業を行うことはできません。 項目が一致する場合、アクティビティに対して作業を行うことができますが、プロジェクト マネージャーによって定義されたいくつかのステップをさらに実行する必要がある場合があります。

ポリシー「アクティビティ変更前に ClearQuest のアクションを実行」が設定されている場合、アクティビティを完了するときに追加のステップを実行する必要がある場合があります。 単一ストリーム プロジェクトでアクティビティの完了操作を行うと、プロジェクトで設定されているポリシーに基づいて、アクティビティが「完了」状態タイプに遷移します。アクティビティの完了操作が単一ストリーム プロジェクトまたは複数ストリーム プロジェクトのインテグレーション ストリームで呼び出されると、複数ストリーム プロジェクトでデリバー操作を行う場合と同様になります。プロジェクト マネージャーは、ポリシーを使用して、アクティビティの状態を変更できるようになるために完了させる必要のある承認プロセスをインプリメントします。

また、「デリバー前に ClearQuest のアクションを実行」というポリシーが複数ストリーム プロジェクトで設定されている場合、作業をデリバーするときに追加の要件を満たす必要がある場合があります。


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