Rational Team Concert を ClearCase UCM とともに使用する

UCM アクティビティを Jazz Team Server ワークアイテムに組み込むには、IBM Rational® ClearTeam Explorer™ と Rational Team Concert の統合を使用します。

始める前に

Rational ClearTeam Explorer は、Rational Team Concert のインストールと同じ Eclipse シェルにインストールする必要があります。

このタスクについて

ClearTeam Explorer と Rational Team Concert の統合を使用すると、ClearCase UCM アクティビティを Jazz Team Server ワークアイテムに関連付けることができます。ClearTeam Explorer バージョン 8.0.0.2 (またはそれ以降) を Rational Team Concert バージョン 4.0 (またはそれ以降) とともに使用すると、ユーザーは、各種 ClearCase 操作 (チェックイン、チェックアウト、ソース管理への追加、移動、名前変更、削除、マージ検索など) の実行時に UCM アクティビティに関連付けるワークアイテムを指定できます。 これらの ClearCase 操作用のダイアログ ボックス ([チェックイン] ダイアログ ボックスなど) には、[アクティビティの選択][新規][検索] などの一連のオプションがあります。 UCM アクティビティとワークアイテムを初めて関連付ける場合は、Rational Team Concert の [ワークアイテムの作成] ダイアログ ボックスで [新規] をクリックして新しい Jazz Team Server ワークアイテムを作成するか、Rational Team Concert の [ワークアイテムの選択] ダイアログ ボックスで [検索] をクリックして既存の Jazz Team Server ワークアイテムを選択することができます。

ClearTeam Explorer UCM アクティビティと Jazz Team Server ワークアイテムの関連付けは、統合環境で新規アクティビティが作成されると必ず自動的に行われます。統合すると、アクティビティとワークアイテムの関連付けが必要なときに、それを指定するように求められます。また、それらの関連付けを手動で作成したり削除したりすることもできます。 ワークアイテムは複数の UCM アクティビティに関連付けることができ、UCM アクティビティは複数のワークアイテムに関連付けることができます。

Rational Team Concert への ClearTeam Explorer UCM 接続の操作は、Eclipse の設定で制御します。統合は、[ウィンドウ] -> [設定] -> [チーム] -> [IBM Rational ClearTeam Explorer] -> [ClearTeam Explorer] -> [UCM アクティビティと外部タスク プロバイダ プラグインの関連付けを有効にする] オプションが選択されているとアクティブになります。このオプションをクリアすると、統合は非アクティブになります。

[UCM アクティビティと外部タスク プロバイダ プラグインの関連付けを有効にする] 設定オプションが選択されているときには、Eclipse 設定を使用して、UCM アクティビティと Jazz Team Server ワークアイテムの関連付けを必須にするかオプションにするかを指定することもできます。

[Windows] -> [プリファレンス] -> [チーム] -> [IBM Rational ClearTeam Explorer] -> [ClearTeam Explorer] -> [タスクの関連付けが必要な時に、UCM ビューにアクティビティではなくタスクを表示する] オプションが選択されている場合、UCM ツールバー、[マイ アクティビティ]、および ClearTeam Explorer ダイアログ ボックスのアクティビティ セレクタに、Rational Team Concert ワークアイテムが UCM アクティビティの代わりに表示されます。

関連付けられた UCM アクティビティとワークアイテムは、UCM アクティビティまたは Rational Team Concert ワークアイテムのコンテキストから表示できます。

統合がアクティブになったら、一部の ClearTeam Explorer 操作 ([名前変更][移動][削除] など) を実行したときに、Eclipse でリファクタリング プロセスが実行される可能性があります。リファクタリング プロセスの実行時に、アクティビティが複数のワークアイテムに関連付けられていた場合は、リファクタリング プロセスに関連付ける特定のワークアイテムを選択または作成するように求められることがあります。

ClearCase UCM および Rational Team Concert の統合の使用について詳しくは、以下のトピックを参照してください。

Rational Team Concert と UCM の統合のアクティブ化

Rational Team Concert と UCM の統合モードの指定

ワークアイテムと関連付けられる UCM アクティビティ名のデフォルトのプレフィックスの指定

関連付けられた UCM アクティビティのワークアイテムからの表示

関連付けられたワークアイテムの UCM アクティビティからの表示

UCM アクティビティとワークアイテムの関連付けの手動による作成

UCM アクティビティとワークアイテムの関連付けの手動による削除


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