[派生オブジェクト] ノードには、VOB の共有派生オブジェクトで使用されるディスク記憶域が表示されます。グラフには、共有 DO を参照するビューと、各ビューが参照する共有 DO で使用されているディスク容量が示されます。
この情報を使用して、DO を参照しなくなったビューを識別することができます。 これらのビューで DO への参照を削除すると、DO で使用される VOB のディスク容量を再利用することができます。 どのビューにも表示されなくなった DO については、通常は [Daily VOB Pool Scrubbing] スケジュール済みジョブとして実行される scrubber ユーティリティが、その DO とそれに関連付けられた記憶域を VOB から削除できます。
この表示では、VOB またはビュー サーバー ホストにキャッシュされている、以前に生成されたデータが使用されます。このデータは通常、[Daily VOB Space] または [Daily View Space] スケジュール済みジョブによって生成されます。使用できるデータがない場合は、ClearCase スケジューラを使用して、VOB またはビュー サーバー ホストでジョブを実行することができます。
表示にはバー グラフが使用され、X 軸はビュー、Y 軸は DO で使用されるディスク記憶域を示します。各ビューが参照する DO によって使用されるディスク容量が、MB (メガバイト) 単位でバーに表示されます。ビューは、使用される DO ディスク容量が大きいほうから小さいほうへ左から右に配列されます。
各ビュー バーは 2 つの部分に分けられます。1 つは参照カウントが 1 である DO で使用される容量を示し、もう 1 つは参照カウントが 1 より大きい DO で使用される容量を示します。参照カウントとは、DO が表示されるビューの数のことです。参照カウントは、DO がほかのビューにウィンクインされるごとに 1 ずつ増え、 DO がビューから削除されるごとに 1 ずつ減ります。
グラフ内のバーを右クリックすると、ショートカット メニューが以下のコマンドとともに表示されます。
[ビューのプロパティ]: ビューの全般プロパティ、構成仕様、アクセス情報、保護、詳細プロパティ、および (スナップショット ビュー用) ロード規則を表示または編集できるダイアログ ボックスを開きます。
[オプション] をクリックすると、以下のような表示の性質を変更できるダイアログ ボックスが開きます。