このトピックでは、[XML 差分マージ - マージ] ウィンドウを使用してコントリビュータ間の差分を解決する方法について説明します。
マージ出力ペインは、差分を検出し、系統的にそれらを解決するのに役立つように設計されています。[マージ] ウィンドウを開いたときに、自動マージを指定しなかった場合、すべての差分は出力ペインで、
マージ ポイントとして表示されます。自動マージを指定した場合、マージ ポイントは初期マージの後に残る未解決差分です。
推奨されているのは、トップダウン方式での解決済みマージ ポイントへのアプローチです。このアプローチでは、ノードが出力のために選択されたときにのみ、子が表示可能になります。したがって、マージ ポイントを解決するとき、最初は隠されていた新たな競合が表示されることがあります。
手動マージの一般的なガイドとして、以下の手順を使用します。
[次の未解決差分] をクリックして、最初のマージ ポイントを選択します。カーソルをマージ ポイント アイコンの上に置き、吹き出しヘルプ (差分のタイプと現在の解決状況を示す) を表示します。複数の場所を持つ差分が検出されるときは、
[次の場所] ボタンを使用して、それぞれのノードを選択します。
- 以下のいずれかの方法を使用して、現在の差分を解決します。
[マージ元コントリビュータ] ボタンのいずれかをクリックして、コントリビュータの 1 つで現在のノードを選択し、マージ出力にノードを挿入します。1 つの出力ノードに 1 つのコントリビュータのみを適用できます。
- ノードが編集可能である ([編集] タブが使用可能である) 場合、[編集] をクリックして、直接値を編集できます。
差分を解決するとき、マージ アイコンがマージ出力ペインで、選択した値またはプレースホルダに置換されます。移動差分のマージ ポイント場所はすべて、一度に解決されます。ある場合には、マージ ポイントの解決により、新規のノードまたはマージ ポイントが表示されます。
解決を元に戻すには、[マージ元コントリビュータ] (現在選択されている) をクリックします。マージ出力で、ノード データが廃棄され、マージ ポイント アイコンが復元されます。
- すべての差分が解決されるまで、残りの各マージ ポイントまたは差分ごとにステップ 1 と 2 を繰り返します。次のマージ ポイントに進むには、
[解決して次に進む] をクリックします。
- 解決された差分の結果は、いつでも変更できます。
[次の差分] ボタンを使用して、ナビゲートし、解決された差分を選択します。次に、ステップ 1 で説明されている方法のいずれかを使用して、解決を変更します。
- すべてのマージ ポイントを解決し、結果のドキュメントに満足している場合、 をクリックします。(このボタンは、すべてのマージ ポイントを解決するまで、使用できません)。[XML マージ出力の保存] ウィンドウを使用して、マージ出力ファイルを保存します。Rational® ClearCase® の XML 差分マージは .xml ファイル拡張子を想定しているため、拡張子を省略すると、自動的に追加されます。
- 出力ファイルを保存した後、Web ブラウザ ビューを使用して、ファイルを表示できます。