比較とマージのプロバイダの新規作成

外部サード パーティの比較/マージ プロバイダを作成するには、比較/マージ プロバイダのプリファレンスを使用します。

手順

  1. 外部の比較とマージのプロバイダを新しく作成するには、[ウィンドウ] > [プリファレンス] > [チーム] > [IBM Rational ClearTeam エクスプローラ] > [統合] > [比較とマージ] > [プロバイダの管理] オプションを選択します。
  2. [比較とマージのプロバイダ] プリファレンス ページで、[新規] をクリックします。
  3. [プロバイダの追加] ダイアログ ボックスで、新しい比較とマージのプロバイダについての情報を以下のように入力します。
    1. [プロバイダ名] フィールドで、外部の比較とマージのプロバイダを識別する名前を指定します。
    2. [パス] フィールドで、このテキスト ボックス内にある外部の比較とマージのプロバイダへのディレクトリ パスを入力します。 [参照] ボタンをクリックすると [プロバイダ アプリケーションの選択] ダイアログ ボックスが起動され、これを使って適切な比較/マージ プロバイダの検索や指定を行うことができます。
    3. 現在選択している比較とマージのプロバイダが 2 つのファイル間の差分を表示できる場合には、[比較操作をサポートする] をクリックします。
    4. [比較操作をサポートする] を選択した場合は、[引数] フィールドに、比較操作中に比較とマージのプロバイダで使われる引数を入力します。 新しい比較プロバイダで必要となるコマンド行構文を指定するには、このフィールドを使用します。 例えば、新しい比較プロバイダで %contribs% -L %filename1% -L %filename2% という形式の構文が必要であるとします (%contribs% は、kdiff3 がファイルを読み取って差分を表示できるよう、コントリビュータの内容を保持するパス名)。 この例で、比較プロバイダ kdiff3 は、コントリビュータごとにウィンドウ上部に分かりやすいファイル名を表示する -L オプションをサポートします。 マクロ %filename1% および %filename2% は、ClearTeam Explorer によってバージョン拡張パス名に置き換えられます。 提供されている引数のリストを表示するには、[マクロの挿入] ボタンの右側にあるオプション リストをクリックします。 [マクロの挿入] オプション リスト内で現在選択されている引数を比較 [引数] フィールドに追加するには、[マクロの挿入] ボタンをクリックします。
    5. 新しいプロバイダ アプリケーションが 2 方向または 3 方向のファイル [マージ] 操作をサポートしている場合は、[マージ操作をサポートする] をクリックします。
    6. [マージ操作をサポートする] を選択した場合は、[引数] フィールドに、マージ操作中に比較とマージのプロバイダで使われる引数を入力します。 新しいマージ プロバイダで必要となるコマンド行構文を指定するには、このフィールドを使用します。 例えば、現在選択されているマージ プロバイダで -b %base% %contribs% -o %merge_out% -L %filename0% -L %filename1% -L %filename2% という形式の構文が必要であるとします (%base% はベース コントリビュータの内容を保持するファイル パス名、%filename0% はベース コントリビュータを示す分かりやすい表示名、%contribs% は残りのコントリビュータの内容を保持するパス名)。 提供されている引数のリストを表示するには、[マクロの挿入] ボタンの右側にあるオプション リストをクリックします。 [マクロの挿入] オプション リスト内で現在選択されている引数をマージ [引数] フィールドに追加するには、[マクロの挿入] ボタンをクリックします。 また、[マージ出力ファイル] をクリックして、マージ [引数] フィールドに %merge_out% 引数を追加することもできます (%merge_out% は出力ファイル)。
    7. 新しい比較とマージのプロバイダ アプリケーションが、比較操作やマージ操作の前に特定の入力ファイルを前処理できる場合には、[前処理をサポートする] をクリックします。
    8. [前処理をサポートする] を選択した場合は、前処理で比較とマージのプロバイダによって使われる引数を入力します。 現在選択している比較/マージ プロバイダが前処理プログラムを呼び出すために必要となるコマンド行構文を指定するには、このフィールドを使用します。 デフォルトでは、テキスト ボックスには引数 %input% %output% が含まれます。ClearTeam Explorer は、比較とマージのプロバイダ ツールを呼び出すごとに 1 つずつ引数を提供することに注意してください。
    9. [OK] をクリックすると、新しい比較とマージのプロバイダが [比較とマージのプロバイダ] プリファレンス ページ内の [プロバイダ] リストに表示されます。

フィードバック