ID マッチング オプションの変更

ID マッチングは、エレメント ノードが id 属性の値と共にバインドされる方法について説明しています。[カスタム マッチング] オプションを使用して、比較操作とマージ操作の間の差分を計算するときに、id 属性がどのように使用されるかを管理します。

ID マッチングは通常最も良い設定です。タイプ ID ではない id 属性をドキュメントが使用する場合にのみ、ID マッチングの使用不可を考慮します。ドキュメントに id 属性が含まれていない場合、ID マッチングには効果がなく、無視できます。デフォルトでは、以下の [カスタム マッチング] オプションの両方が使用できます。

オプション 説明
ID の属性を使用してノードを一致させる 同じ名前および同じ id 属性値を持つエレメントを一致させます。

それ自体で使用可能なとき、id 値が同じ場合にのみ、(以下のオプションなしで) サブツリーが一致します。

ID の属性を使用してサブツリーを一致させる 同じ名前および同じ id 属性値を持つサブツリーを一致させます。

ID 値は、すべてのエレメントの子ノードに配信されるとみなせます。

ヒント: Rational® ClearCase® のタイプ マネージャを介して (例えば、マージ マネジャを使用して)、比較またはマージを開始するときには、ID マッチングを直接管理しません。両方のオプションは、デフォルトで設定されています。そのような操作のために ID マッチングを変更する必要がある場合、コントリビュータを使用して、Rational ClearCase の XML 差分マージ セッションを開始し、これらの設定を変更して、XML 差分マージを終了します。設定は Windows のレジストリに保存され、次回 XML 差分マージを実行するときまで、有効なままです。