IClearCase インターフェイスは、クライアント コードが下位の Rational® ClearCase® オブジェクトを表す CAL オブジェクトにアクセスするためにインスタンス化する、最上位のインターフェイスです。
IClearCase のプロパティのいくつかは、オブジェクトのデータが取り込まれたコレクションを戻します。例えば、VOB は「現在のリージョンのすべての VOB」を戻します。IClearCase インターフェイスには、多くの空のコレクション プロパティもあり、それらを使用して中身のないオブジェクトを初期化し、選択した項目を取り込むことができます。コレクション オブジェクトで Add メソッドを使用して、コレクションを取り込むことができます。
現行ユーザーおよびホストの Rational ClearCase ライセンスをチェックおよび取得します。ライセンスを取得できない場合、失敗します。
ClearCase.Application を使用します。
このアクティビティ セレクタによって識別されるアクティビティを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Activity(Selector As String) As CCActivity
ICCActivityPtr GetActivity( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
このバージョンに関連したアクティビティを取得します
読み取り専用プロパティ
Function ActivityOfVersion(pVersion As CCVersion) As CCActivity
ICCActivityPtr GetActivityOfVersion(ICCVersion* pVersion);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたプロジェクト VOB の特定のベースラインを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Baseline(Selector As String) As CCBaseline
ICCBaselinePtr GetBaseline( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
このパスを使って、チェックアウト済みファイル (またはディレクトリ) を取得します
読み取り専用プロパティ
Property CheckedOutFile(Path As String) As CCCheckedOutFile
ICCCheckedOutFilePtr GetCheckedOutFile( _bstr_t Path);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
チェックアウト済みバージョンの空のコレクションを取得します
空のコレクション プロパティ
Property CheckedOutFilesEmpty As CCCheckedOutFiles
現行ユーザーおよびホストの Rational ClearCase ライセンスをチェックおよび取得します。ライセンスを取得できない場合、失敗します。
メソッド
Sub CheckLicense()
HRESULT CheckLicense();
ライセンスを取得するために、その他の CAL 操作を実行する前に、このメソッドを呼び出す必要はありません。CAL オブジェクトのインスタンス化では、ライセンス チェックを行い、まだ使用されていないものがある場合、ライセンスを取得します。
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたプロジェクト VOB の特定のコンポーネントを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Component(Selector As String) As CCComponent
ICCComponentPtr GetComponent( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
ベースラインを比較するための空の CCBaselineComparison オブジェクトを取得します
メソッド
Function CreateBaselineComparison As CCBaselineComparison
チェックアウト済みバージョンを検索するための空の CCCheckedOutFileQuery オブジェクトを取得します
メソッド
Function CreateCheckedOutFileQuery As CCCheckedOutFileQuery
指定されたパスでエレメントを作成します
メソッド
Function CreateElement(Path As String, [ Comment As String = "" ], [ SetMaster As Boolean = False ], [ ElementTypeName As Variant ]), [MkPath As Boolean = False ] As CCCheckedOutFile
ICCCheckedOutFilePtr CreateElement( _bstr_t Path, _bstr_t Comment, VARIANT_BOOL SetMaster, const _variant_t& ElementTypeName = vtMissing, VARIANT_BOOL MkPath = False );
CreateElement 操作によって、ビューにチェックアウトされたファイル。
CreateElement はエレメントとディレクトリの両方の作成に使用されます (ディレクトリ を ElementTypeName として渡します)。CreateElement はディレクトリを作成するときには、cleartool mkdir -nco のように動作し、エレメントを作成するときには、cleartool mkdir -nco のように動作します。
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
Path に関連したエレメントを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Element(Path As String) As CCElement
ICCElementPtr GetElement( _bstr_t Path);
VOB 拡張命名を使用して VOB ルート ディレクトリであるエレメントの名前を指定する場合、ピリオド (.) を拡張命名シンボル (デフォルトでは @@) の前に置く必要があります。例えば、m:¥view¥vob@@ または m:¥view¥vob¥@@ ではなく、m:¥view¥vob¥.@@ と指定しなければなりません。
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたプロジェクト VOB の特定のフォルダを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Folder(Selector As String) As CCFolder
ICCFolderPtr GetFolder( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
特定のハイパーリンクを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Hyperlink(Selector As String) As CCHyperlink
ICCHyperlinkPtr GetHyperlink( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
現在のホストが Rational ClearCase LT インストールかどうかを取得します
読み取り専用プロパティ
Property IsClearCaseLT As Boolean
VARIANT_BOOL GetIsClearCaseLT();
現在のホストが Rational ClearCase LT クライアント インストールかどうかを取得します
読み取り専用プロパティ
Property IsClearCaseLTClient As Boolean
VARIANT_BOOL GetIsClearCaseLTClient();
現在のホストが Rational ClearCase LT サーバー インストールかどうかを取得します
読み取り専用プロパティ
Property IsClearCaseLTServer As Boolean
VARIANT_BOOL GetIsClearCaseLTServer();
クライアント アプリケーションのユーザー インターフェイスが Web ブラウザかどうかを設定します
書き込み専用プロパティ
Property IsWebGUI As Boolean
void PutIsWebGUI(VARIANT_BOOL NewIsWebGUI);
このプロパティは、CAL へ呼び出すコードから切り離されたリモート マシン上のプロセスで実行されている Web GUI がユーザー インターフェイスであるクライアントによって使用されることを意図しています。これらのクライアントの場合、無効にされなかったトリガがリモート マシンで実行されます (これは、望ましくない可能性があります)。このため、IsWebGUI を True に設定すると、すべての Rational ClearCase トリガが失敗します。
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
汎用セレクタからオブジェクト セレクタを取得します
読み取り専用プロパティ
String ObjectSelector(Object As UniversalSelector)
ObjectSelectorPtr ObjectSelector( _bstr_t UniversalSelector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたプロジェクト VOB の特定のプロジェクトを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Project(Selector As String) As CCProject
ICCProjectPtr GetProject( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたプロジェクト VOB を取得します
読み取り専用プロパティ
Property ProjectVOB(Identifier As String) As CCProjectVOB
ICCProjectVOBPtr GetProjectVOB( _bstr_t Identifier);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたリージョンにあるプロジェクト VOB のコレクションを取得します
読み取り専用プロパティ
Property ProjectVOBs([ FailIfErrors As Boolean = True ], [ Region As String = "" ]) As CCProjectVOBs
ICCProjectVOBsPtr GetProjectVOBs( VARIANT_BOOL FailIfErrors, _bstr_t Region);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
プロジェクト VOB (PVOB) の空のコレクションを取得します
空のコレクション プロパティ
Property ProjectVOBsEmpty As CCProjectVOBs
すべてのプロンプトを中断します
メソッド
Sub SetAbortPrompts()
HRESULT SetAbortPrompts();
SetAbortPrompts により、すべての Rational ClearCase のコードのプロンプトは確実に失敗します。このメソッドは、CAL へ呼び出すコードから切り離されたリモート マシン上のプロセスでユーザー インターフェイスが 実行されているクライアントによって使用されることを意図しています。これらのクライアントの場合、無効にされなかったプロンプトが誤ったマシンに出されます。
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたプロジェクト VOB の特定のストリームを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Stream(Selector As String) As CCStream
ICCStreamPtr GetStream( _bstr_t Selector);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
パスに関連したバージョンを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Version(Path As Variant) As CCVersion
ICCVersionPtr GetVersion( const _variant_t& Path);
VOB 拡張命名を使用して VOB ルート ディレクトリであるバージョンの名前を指定する場合、ピリオド (.) を拡張命名シンボル (デフォルトでは @@) の前に置く必要があります。例えば、m:¥view¥vob@@¥main¥3 または m:¥view¥vob¥@@¥main¥3 ではなく、m:¥view¥vob¥.@@¥main¥3 と指定しなければなりません。
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたビューを取得します
読み取り専用プロパティ
Property View([ Identifier As String = "" ]) As CCView
ICCViewPtr GetView( _bstr_t Identifier);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたリージョンにあるビューのコレクションを取得します
読み取り専用プロパティ
Property Views([ FailIfErrors As Boolean = True ], [ Region As String = "" ]) As CCViews
ICCViewsPtr GetViews( VARIANT_BOOL FailIfErrors, _bstr_t Region);
FailIfErrors が True に設定された場合、コレクションの初期化中に発生したエラー メッセージは、通常の COM エラー メカニズムを介して戻されます。False に設定された場合、コレクションは初期化されますが、エラーのあるそれらのビューは含まれません。エラー メッセージは、ICCViews::InitErrors を呼び出すことによって取得できます。
指定された VOB を取得します
読み取り専用プロパティ
Property VOB(Identifier As String) As CCVOB
ICCVOBPtr GetVOB( _bstr_t Identifier);
次のメンバー: IClearCase インターフェイス
指定されたリージョンにある VOB のコレクションを取得します
読み取り専用プロパティ
Property VOBs([ FailIfErrors As Boolean = True ], [ Region As String = "" ]) As CCVOBs
ICCVOBsPtr GetVOBS( VARIANT_BOOL FailIfErrors, _bstr_t Region);
FailIfErrors が True に設定された場合、コレクションの初期化中に発生したエラー メッセージは、通常の COM エラー メカニズムを介して戻されます。False に設定された場合、コレクションは初期化されますが、エラーのあるそれらの VOB は含まれません。エラー メッセージは、ICCVOBsInitErrors を呼び出すことによって取得できます。