ClearCase VOB で、既存の ACL 役割マップを編集することができます。
始める前に
ACL 役割マップを編集するには、VOB サーバー (動的ビューの場合) または CCRC WAN サーバー (Web ビューまたは自動ビューを使用している場合) に接続されている必要があります。
このタスクについて
役割マップの作成は、ポリシーと同時に行います。この目的は、権限をオブジェクトに「どのように」適用するかを決定する少数のポリシーを定義できるようになることです。
その結果、ポリシー内の役割を「誰が」引き受けるのかを説明する各ポリシーの役割マップを多数定義することができます。
「どのように」と「誰が」を分離することで、ポリシーを何度も再使用することができ、セキュリティ管理の複雑さが軽減されるはずです。
注: 役割マップを変更すると、ACL 情報に関する役割マップを使用する、すべてのエレメントに対するディスク上のコンテナに影響します。
役割マップによって保護されるエレメントが多数ある場合、これを実行するのに時間がかかる場合があります。
レプリカを保存する複製環境では、役割マップ修正に関する oplog をインポートするとディスク上のコンテナが変更されるため、このインポートの実行にも時間がかかる場合があります。
手順
ClearTeam Explorer で既存の ACL 役割マップを編集するには、次のようにします。
- [ClearTeam ナビゲータ] ビューで、編集する役割マップを含む VOB を見つけます。
- VOB 名の横の正符号 (+) をクリックし、そのノードを展開します。
- [ACL] をクリックします。
- [役割マップ] をクリックします。
- [ClearTeam 詳細] ビューで、編集する役割マップの名前を右クリックして、コンテキスト メニューから [役割マップを開く] を選択します。
- [役割マップの編集] ページで、[役割マップ名] のテキスト ボックスに新しい役割マップの名前を入力します。
- [役割の割り当て] パネルで、プリンシパルにおける役割の割り当てを追加または変更します。
- [権限] パネルで、役割における権限を指定します。
- [保存] をクリックします。