[ClearCase ポスト済みデリバー] ビュー

リモート デリバー操作を完了するには、[ClearCase ポスト済みデリバー] ビューを使用します。

組織で Rational® ClearCase® MultiSite® を使用して、複数の地理的サイトに開発を分散させる場合は、ClearCase プロジェクトで他のサイトの開発者とソース ファイルを共有できます。各サイトにはプロジェクト コンポーネントの独自のレプリカがあり、開発者はサイト特定のレプリカで作業します。各レプリカはストリームのセットをコントロール (マスター登録) し、そのレプリカ サイトの開発者のみがストリームを変更できます。

開発者のチームがリモート サイトで作業する MultiSite 構成では、プロジェクトのインテグレーション ストリームが、開発者の開発ストリームとは異なるレプリカでマスター登録されてしまう場合があります。この状態でリモート デリバー操作を実行すると、開発者はインテグレーション ストリームへのデリバー操作を完了できません。 このようなストリーム マスターシップ状態が検出されると、デリバー操作は開始されますが、バージョンはマージされません。そのため、デリバー操作はポスト済み状態のままになります。

リモート デリバー操作を完了するには、次のようにします。

  1. ClearTeam ナビゲータで、ターゲット ストリームをクリックし、コンテキスト メニューから [ポスト済みデリバーの表示] を選択します。[ポスト済みデリバー ビュー] が表示され、ソース ストリーム、ターゲット ストリーム、およびマスター レプリカの名前が表示されます。
  2. [ポスト済みデリバー ビュー] で、ソース ストリームをクリックし、コンテキスト メニューから [デリバー] を選択します。

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