ClearCase の管理下にある任意のリソースの予約済みまたは非予約のチェックアウトを行うには、このダイアログ ボックスを使用します。 予約済みチェックアウトを実行すれば、自分がエレメントに加えた修正を、選択したブランチ上の後続バージョンとしてチェックインする権利を確保することができます。 自分が修正する予定のエレメントを他の誰かが予約済みチェックアウトした場合、非予約チェックアウトを行うことはできますが、その予約済みチェックアウトを保有するユーザーが加えた変更と、自分の変更をマージする必要があります。
暗黙でロードされていないリソースをチェックアウトすると、そのリソースに対するロード規則が作成されて、そのリソースは、ビューのコピー領域にロードされます。
常に以下のコントロールがダイアログ ボックスに表示されます。
コントロールの名前 | コントロールの説明 |
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詳細の表示 | 追加情報とオプションを表示します。UCM ビューの使用時には、UCM アクティビティの設定も表示されます。 |
詳細を隠す | 追加情報とオプションを隠します。 |
代わりにハイジャック | クリックすると、リソースをチェックアウトする代わりにハイジャックできます。このオプションは、現在ソース管理にチェックインされているファイルの変更を開始する際にのみ使用できます。 |
選択したディレクトリの子孫成果物を含める | クリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内のディレクトリの下にあるサブディレクトリおよびファイルのすべてに、チェックアウト対象としてマークを付けます。このオプションは、現在選択されているリソースがディレクトリである場合にアクティブになります。 |
子孫成果物のみをチェックアウトし、子孫ディレクトリをチェックアウトしない | クリックすると、現在のディレクトリの下にあるファイル エレメントのみをチェックアウト対象としてマークを付けます。このオプションは、[選択したディレクトリの子孫成果物を含める] オプションの選択時にアクティブになります。 |
次の名前の成果物を含める | クリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内のファイルおよびディレクトリにフィルタを再帰的に適用します。フィルタ条件を満たすファイルのみが、[選択済みリソース] リスト ボックスに表示されます。例えばフィルタ条件が *.java である場合、.java のファイル拡張子付きのファイルのみが [選択済みリソース] リスト ボックスに表示されます。 |
次の名前の成果物を除外する | クリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内のファイルおよびディレクトリにフィルタを再帰的に適用します。この条件を満たすファイルが [選択済みリソース] リスト ボックスから除外されます。例えばフィルタ条件が *.txt である場合、.txt のファイル拡張子付きのファイルすべてが [選択済みリソース] リスト ボックスから除外されます。 |
フィルタ | リソースをチェックアウトに含めたり除外したりするためのフィルタ条件を入力します。 |
フィルタの適用 | クリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内のすべてのリソースに対してフィルタ条件を実行します。 |
選択済みリソース | リソースの成果物名、関連付けられたコメント、およびディレクトリ パス情報を表示します。リソースがディレクトリの場合、ディレクトリの左側の正符号 (+) をクリックして、現在の場所の下にあるすべてのファイルまたはディレクトリを表示できます。リソースの横にあるチェック ボックスで、そのリソースをチェックアウトするべきかどうかを示します。リソースがチェックアウトされないようにするには、そのリソースに関連付けられたチェック ボックスのチェック マークを外します。リソースが UCM ビュー内にある場合は、各リソースに関連付けられたアクティビティも表示されます。 注: Rational Team Concert への Rational ClearTeam Explorer UCM 統合を使用する場合、および [ClearTeam エクスプローラ] プリファレンス ページで [タスク プロバイダの統合の場合、UCM ビューにアクティビティを表示する代わりにタスクを表示する] オプションが選択されていると、Rational Team Concert ワークアイテムが [アクティビティ] 列に表示されます。
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すべてチェック | クリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内にあるすべてのエレメントのチェック ボックスが選択され、チェックアウト対象としてマークされます。このオプションは、リスト ボックス内のディレクトリの下にある、すべてのファイルおよびサブディレクトリにも適用されます。 |
チェックしない | クリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内にあるすべてのエレメントのチェック ボックスからチェック マークが外れ、それらのエレメントはチェックアウトされなくなります。このオプションは、リスト ボックス内のディレクトリの下にある、すべてのファイルおよびサブディレクトリにも適用されます。 |
すべて選択 | これをクリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内のすべてのエレメントを選択し、各エレメントにコメントまたはアクティビティを適用できるようにします。 このオプションは、リスト ボックス内のディレクトリの下にある、すべてのファイルおよびサブディレクトリにも適用されます。 |
すべて選択解除 | これをクリックすると、[選択済みリソース] リスト ボックス内のどのエレメントも選択しないことを指定します。このオプションは、リスト ボックス内のディレクトリの下にある、すべてのファイルおよびサブディレクトリにも適用されます。 |
アクティビティの選択 | チェックアウトに関連付けられるアクティビティを表示します。クリックして別のアクティビティを選択するか、[新規作成] をクリックして新しいアクティビティを作成するか、[検索] をクリックして既存のアクティビティを選択します。
このオプションは、UCM ビューを使用している場合にのみ表示されます。
注: Rational Team Concert への Rational ClearTeam Explorer UCM 統合を使用する場合、および [ClearTeam エクスプローラ] プリファレンス ページで [タスク プロバイダの統合の場合、UCM ビューにアクティビティを表示する代わりにタスクを表示する] オプションが選択されていると、Rational Team Concert ワークアイテムが UCM アクティビティの代わりに表示されます。
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新規作成 | クリックすると、[新規アクティビティの作成] ダイアログ ボックスを使用して新規 UCM アクティビティを生成できます。このオプションは、UCM ビューを使用している場合にのみ表示されます。
注: Rational Team Concert への Rational ClearTeam Explorer UCM 統合を使用する場合は、[新規] をクリックすると、Rational Team Concert で [ワークアイテムの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。[ワークアイテムの作成] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックすると、新規 ClearTeam Explorer UCM アクティビティが作成され、新規 Jazz Team Server ワークアイテムに関連付けられます。
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検索 | [アクティビティの検索] ダイアログ ボックスで既存の UCM アクティビティを指定するには、これをクリックします。このオプションは、UCM ビューを使用している場合にのみ表示されます。
注: Rational Team Concert への Rational ClearTeam Explorer UCM 統合を使用する場合は、[検索] をクリックすると、Rational Team Concert で [ワークアイテムの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。[ワークアイテムの選択] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックすると、選択された Jazz Team Server ワークアイテムに現在の ClearTeam Explorer UCM アクティビティが関連付けられます。
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コメント | オプションのコメント (例えば、チェックアウトの理由を述べたもの) を入力します。 |
予約済みチェックアウト | このプルダウン メニューをクリックすると、チェックアウトの状態を指定できます。[予約済みチェックアウト] により、完了時にエレメントをチェックインする排他的な権限がユーザーに付与されます。エレメントが別の ClearCase ビューですでに予約済みチェックアウトされている場合に、予約済みチェックアウトを試みるものの、非予約チェックアウトを可能にする場合は、[予約優先、必要な場合に非予約]をクリックします。[非予約チェックアウト] を選択すると、他のユーザーが同じエレメントを先にチェックインしていた場合、チェックイン時に変更内容のマージが必要になる可能性があります。 |
時間の保持 | リソースをチェックアウトするときにこのオプションを選択すると、リソースが最後にソース管理にチェックインされた時点から、最終変更時刻を保存するよう指定されます。 このオプションを選択しない場合、最終変更時刻は、リソースをチェックアウトするときの現在時刻に設定されます。 |
チェックアウト後の現在のアクティビティ | チェックアウト操作完了後に有効になるアクティビティを表示します。別のアクティビティを指定するにはこれをクリックします。
このオプションは、UCM ビューを使用している場合にのみ表示されます。
注: Rational Team Concert への Rational ClearTeam Explorer UCM 統合を使用する場合、および [ClearTeam Explorer] プリファレンス ページで [タスクの関連付けが必要な時に、UCM ビューにアクティビティではなくタスクを表示する] オプションが選択されていると、Rational Team Concert ワークアイテムが UCM アクティビティの代わりに表示されます。
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ブランチ マスターシップの要求 | ブランチがリモートでマスター登録されているためにチェックアウト操作が失敗する場合に、ブランチ マスターシップを要求するには、これをクリックします。
マスターシップのために予約済みチェックアウト操作が失敗する場合、または非予約チェックアウト操作が成功するもののブランチがリモートでマスター登録されている場合は、チェックアウトは失敗し、特定のブランチに対する ClearCase マスターシップが要求されたことを示す情報ダイアログ ボックスが表示されます。
マスターシップが要求された後、自動化されたスクリプトまたは手動の処理によって、要求に関連した情報のパケットをサーバーからインポートする必要があります。
パケットがインポートされたら、特定のブランチに対するマスターシップが付与されたことを示す情報ダイアログ ボックスが表示されます。
その時点で、チェックアウト操作を正常に実行できるようになります。
注: [IBM Rational ClearTeam
Explorer] -> [ダイアログ] -> [チェックアウト] 設定ページで [必要な場合、ブランチ マスターシップを要求する] オプションを設定することによって、このオプションがデフォルトで選択されるように指定できます。
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ハイジャック内容の保持 | クリックすると、最新バージョンの代わりにハイジャックされたバージョンのファイルをチェックアウトできます。このオプションは、チェックアウトのためにハイジャックされたファイルを選択している場合にのみアクティブです。 |
OK | 操作を確認して、ウィンドウを終了します。 |
キャンセル | 操作をキャンセルします。 |