複数のファイルをマージする必要があるとき、またはマージする必要のあるファイルが明確でない場合、マージ マネージャが役立ちます。マージ マネージャでは、ビューまたはプロジェクトでマージする必要があるエレメントを検索し、1 つ以上のエレメントをマージできるようにします。エレメントのタイプごとに適切なマージ ツールが自動的に実行されます。XML ファイルに対しては、Rational® ClearCase® の XML 差分マージを実行します。
注: マージ マネージャは、ベース ClearCase でのみ直接実行されます。UCM ビューで、デリバー操作を使用し、マージを開始します。
マージ マネージャを使用してマージを開始するには、次のようにします。
- マージ マネージャを開きます。例えば、Rational ClearCase ビューを右クリックします。次に、 をクリックします。
- マージ マネージャで、[ようこそ] ウィンドウの [新規] をクリックして、検索ウィザードを開始します。
- 検索ウィザードのプロンプトに従って、エレメントの範囲を選択し、マージ オプションを選択します。
- マージ マネージャは、マージが必要なエレメントをリストします。表示されたウィンドウで、次のオプションのいずれかを選択します。
- リストにあるすべてのエレメントをすぐにマージするには、[はい] をクリックします。
- マージをキャンセルするには、[いいえ] をクリックします。このオプションの場合、以下のように XML エレメントを選択的にマージすることができます。
- マージ マネージャのエレメント リストから 1 つ以上の XML エレメントを選択します。
- をクリックします。
- エレメントがチェックインされている必要がある場合、[エレメントのチェックインを確認] ウィンドウでは、マージ マネージャによるエレメントのチェックインを許可するように要求されます。チェックインを確認します。
- [マージの開始] ウィンドウで、マージ コメントを入力します。
- チェックアウト オプションを選択します。
- [マージ オプション] ウィンドウで、グラフィカル マージを実行するかどうかを示します。
- [はい] をクリックして、手動でマージします。
- [いいえ] をクリックして、自動的にマージします。
- [OK] をクリックします。
自動マージを選択する場合、XML 差分マージはバックグラウンドで実行され、すべての差分を解決しようとします。
手動マージの実行を選択する場合、または自動マージで競合が発生した場合、[XML 差分マージ] ウィンドウが表示され、そこで競合を手動で解決することができます。