Rational® ClearCase® XML 差分マージは、XML ファイルのバージョン間の差分を検索したり、バージョン間の差分を解決してバージョンをマージしたりするための多目的なツールです。
XML ではデータ構造が重要なため、単なるテキストの差分よりもデータ構造の理解に通常は注意が向けられます。テキスト ベースの差分ツールのように文書間の行ごとの差分を表示するのではなく、Rational ClearCase XML 差分マージは XML ノード間の差分を表示します。
ClearCase の内外で Rational ClearCase XML 差分ツールを使用して、次のような、関連しているものの異なる複数のタスクを実行できます。
タスク | 説明 |
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スタンドアロン モードでの Rational ClearCase の XML 差分マージの開始 | 1 つのファイルを開いて、この構造と内容を表示します。 Rational ClearCase XML 差分マージについて学習中の場合、基本的な画面表示とナビゲーション機能に慣れるためには表示モードが役立ちますし、比較とマージの各操作ではこうした機能を共有および拡張します。 |
Rational ClearCase の XML 差分マージを使用したワークフローの比較 | 2 つ以上の XML ファイルの構造と内容を比較して、それらの差分を調べます。 またファイルの比較は差分のナビゲート方法を理解するのにも役立ちます。差分のナビゲート方法は、比較とマージの各操作に共通です。 |
Rational ClearCase の XML 差分マージを使用したワークフローのマージ | マージを実行して、2 つ以上のファイル間の差分が解決された新しい 1 つのバージョンを生成します。 Rational ClearCase XML 差分マージは、多くの差分を自動的に解決できます。 加えて、グラフィカル表示を使用すると、差分を手動によって段階的なステップで解決できます。 |