ICCLabelType インターフェイス

説明

ICCLabelType インターフェイスは、Rational® ClearCase® ラベル タイプ オブジェクトを表します。

すべてのラベルは、ラベル タイプという種類のインスタンスです。一般に、個々のラベル タイプに関連付けられる意味はユーザー定義です。

継承

ICCLabelType は ICCVOBObject から継承し、ICCVOBObject は IDispatch から継承します。 ICCVOBObject インターフェイス

プロパティと関連メソッド

Constraint および SetConstraint

このラベル タイプの制約を取得します

このラベル タイプの制約 (例: ブランチにつき 1 つ) を設定します。

Group および SetGroup

このラベル タイプが属しているグループを取得します

このラベル タイプが属するグループを設定します

HasSharedMastership および ShareMastership

ラベル タイプが共有されているか、それともマスターにできるかを確認します。

ラベル タイプを共有するか、それともマスターにできるようにするかを設定します

Master および SetMaster

このラベル タイプのマスター レプリカを取得します

このラベル タイプのマスター レプリカを設定します

Name (デフォルト プロパティ) および SetName

このラベル タイプの名前を取得します

このラベル タイプとこのラベル タイプのすべてのインスタンスの名前を変更します

Owner および SetOwner

このラベル タイプの所有者を取得します

このラベル タイプの所有者を設定します

Scope および SetScope

ラベル タイプがこの VOB を管理 VOB として使用する VOB に対してグローバルであるか、それともこの VOB に対してローカルであるかを判別します

ラベル タイプがこの VOB を管理 VOB として使用する VOB に対してグローバルであるか、それともこの VOB に対してローカルであるかを設定します

読み取り専用プロパティ

Lock

このラベル タイプ上のロックを取得します

VOB

このラベル タイプが含まれている VOB を取得します

メソッド

Apply

このラベル タイプのインスタンスをバージョン オブジェクトに適用します

CreateLock

このラベル タイプをロックします

RemoveType

VOB からこのラベル タイプを削除します

作成

CCLabelType オブジェクトは、以下のインターフェイスから取得できます。

Apply

このラベル タイプのインスタンスをバージョン オブジェクトに適用します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub Apply(pVersion As CCVersion, [ Comment As String = "" ],[ Replace As Boolean = False ], [ Recurse as Boolean = False ])

Visual C++ 構文

HRESULT Apply(
     ICCVersion* pVersion,
     _bstr_t Comment,
     VARIANT_BOOL Replace,
     VARIANT_BOOL Recurse);
パラメータ
説明
pVersion
ラベルを適用するバージョン。
Comment
Visual Basic ではオプション。この Apply 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。
Replace
Visual Basic ではオプション。このエレメントの他のバージョンからこのタイプのラベルを削除する場合は True、他のバージョンに既にラベルが適用されていたら操作を失敗させる場合は False
Recurse
Visual Basic ではオプション。すべてのディレクトリ エレメントでサブツリー全体を処理する場合は True、ディレクトリ エレメントそのもの、または 1 つのファイルだけを処理する場合は False

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

Constraint

このラベル タイプの制約を取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Constraint As CCTypeConstraint

Visual C++ 構文

CCTypeConstraint GetConstraint();

戻り値

CCTypeConstraint の値。

関連項目

SetConstraint

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

CreateLock

このラベル タイプをロックします

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub CreateLock([ Comment As String = "" ], [ Obsolete As Boolean = False ], [ ExemptUsersStringArray As Variant ])

Visual C++ 構文

HRESULT CreateLock(
     _bstr_t Comment,
     VARIANT_BOOL Obsolete,
     const _variant_t& ExemptUsersStringArray = vtMissing);
パラメータ
説明
Comment
Visual Basic ではオプション。この CreateLock 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。
Obsolete
Visual Basic ではオプション。ロックされているラベル タイプをロックに加えて不要にする場合 (cleartool lock -obsolete と同様) は True、ラベル タイプを不要にせずにロックする場合は False
ExemptUsersStringArray
オプション。作成しているロックの免除ユーザーの名前を含む文字列値のバリアント配列。

関連項目

Lock

次のメンバー: ICCLabelType_Interface.htm

Group

このラベル タイプが属しているグループを取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Group As String

Visual C++ 構文

_bstr_t GetGroup();

関連項目

SetGroup

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

HasSharedMastership

ラベル タイプが共有されているか、それともマスターにできるかを確認します。

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property HasSharedMastership As Boolean

Visual C++ 構文

VARIANT_BOOL GetHasSharedMastership();

Lock

このラベル タイプ上のロックを取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Lock As CCLock

Visual C++ 構文

ICCLockPtr GetLock();

関連項目

CreateLock

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

Master

このラベル タイプのマスター レプリカを取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Master As String

Visual C++ 構文

_bstr_t GetMaster();

備考

たいていの場合、ユーザーはラベル タイプのローカル コピー上で操作を行います。

関連項目

SetMaster

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

Name

このラベル タイプの名前を取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Name As String

Visual C++ 構文

_bstr_t GetName();

関連項目

SetName

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

Owner

このラベル タイプの所有者を取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Owner As String

Visual C++ 構文

_bstr_t GetOwner();

関連項目

SetOwner

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

RemoveType

VOB からこのラベル タイプを削除します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub RemoveType([ RemoveAllInstances As Boolean = False ], [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT RemoveType(
     VARIANT_BOOL RemoveAllInstances,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
RemoveAllInstances
Visual Basic ではオプション。ラベル タイプとそのタイプのすべてのインスタンスを削除する場合は True、そのタイプにインスタンスが存在しない場合にのみラベル タイプを削除する場合は False
Comment
Visual Basic ではオプション。この RemoveType 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

Scope

ラベル タイプがこの VOB を管理 VOB として使用する VOB に対してグローバルであるか、それともこの VOB に対してローカルであるかを判別します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property Scope As CCTypeScope

Visual C++ 構文

CCTypeScope GetScope();

戻り値

CCTypeScope の値。

関連項目

SetScope

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

SetConstraint

このラベル タイプの制約 (例: ブランチにつき 1 つ) を設定します。

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub SetConstraint(NewConstraint As CCTypeConstraint, [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT SetConstraint(
     CCTypeConstraint NewConstraint,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
NewConstraint
ラベル タイプのインスタンス制限。いずれかの有効な CCTypeConstraint 値である必要があります。
Comment
Visual Basic ではオプション。この SetConstraint 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

関連項目

Constraint

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

SetGroup

このラベル タイプが属するグループを設定します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub SetGroup(NewGroup As String, [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT SetGroup(
     _bstr_t NewGroup,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
NewGroup
ラベル タイプが属することになる新しいグループの名前。
Comment
Visual Basic ではオプション。この SetGroup 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

関連項目

Group

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

SetMaster

このラベル タイプのマスター レプリカを設定します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub SetMaster(Replica As String, [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT SetMaster(
     _bstr_t Replica,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
Replica
ラベル タイプのマスターシップの転送先にするレプリカの名前。
Comment
Visual Basic ではオプション。この SetMaster 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

備考

たいていの場合、ユーザーはラベル タイプのローカル コピー上で操作を行います。

関連項目

Master

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

SetName

このラベル タイプとこのラベル タイプのすべてのインスタンスの名前を変更します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub SetName(NewName As String, [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT SetName(
     _bstr_t NewName,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
NewName
このラベル タイプの新しい名前。
Comment
Visual Basic ではオプション。この SetName 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

関連項目

Name

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

SetOwner

このラベル タイプの所有者を設定します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub SetOwner(NewOwner As String, [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT SetOwner(
     _bstr_t NewOwner,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
NewOwner
ラベル タイプの所有権の転送先にする所有者の名前。
Comment
Visual Basic ではオプション。この SetOwner 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

関連項目

Owner

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

SetScope

ラベル タイプがこの VOB を管理 VOB として使用する VOB に対してグローバルであるか、それともこの VOB に対してローカルであるかを設定します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub SetScope(Global As Boolean, [ Acquire As Boolean = False ], [ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT SetScope(
     VARIANT_BOOL Global,
     VARIANT_BOOL Acquire,
     _bstr_t Comment);
パラメータ
説明
Global
このラベル タイプをグローバルにする場合に True。グローバル タイプは、そのタイプが含まれている VOB を管理 VOB として使用するすべての VOB で利用できます。False にした場合、このラベル タイプは、このタイプが含まれている VOB 内でのみ使用される通常のタイプになります。
Acquire
Visual Basic ではオプション。既存の通常のタイプがこの操作によって見えなくなるときにそのタイプをこのグローバル ラベル タイプのローカル コピーに変換する場合は True (Global が True の場合のみ可能)、既存のタイプが見えなくなるときに操作を失敗させる場合は False。(見えなくなるタイプは、管理 VOB 内のグローバル タイプと同じ名前を持つタイプです。)
Comment
Visual Basic ではオプション。この SetScope 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

関連項目

Scope

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス

ShareMastership

ラベル タイプを共有するか、それともマスターにできるようにするかを設定します

カテゴリ

メソッド

VB 構文

Sub ShareMastership([ Comment As String = "" ])

Visual C++ 構文

HRESULT ShareMastership(_bstr_t Comment);
パラメータ
説明
Comment
Visual Basic ではオプション。この ShareMastership 操作の履歴レコードに関連付けるコメント。

VOB

このラベル タイプが含まれている VOB を取得します

カテゴリ

読み取り専用プロパティ

VB 構文

Property VOB As CCVOB

Visual C++ 構文

ICCVOBPtr GetVOB();

次のメンバー: ICCLabelType インターフェイス