選択したオブジェクトは ClearCase サーバー記憶場所です。サーバー記憶場所は、VOB またはビュー記憶域として使用するために指定された ClearCase サーバー上の共有ディレクトリです。サーバー記憶場所は、通常はサーバーのインストール時に作成され、ClearCase レジストリにカタログされて、VOB 作成ツールおよびビュー作成ツールで使用するためクライアントにアドバタイズされます。
この表示の列には、ホストの ClearCase レジストリに認識されるサーバー記憶場所ごとに以下のプロパティが表示されます。
- [タグ]: このサーバー記憶場所が認識されるタグつまり名前。
- [コメント]: 記憶場所の目的を説明するオプションのコメント。
- [リージョン]: この記憶場所がアドバタイズされるリージョン。
- [ホスト]: この記憶場所が置かれているホストの名前。
- [ホスト上のローカル パス]: 記憶ディレクトリへのパス (ホストにおける相対パス)。
- [グローバル パス]: リージョン内のすべてのホストが記憶場所にアクセスするために使用可能なパス。
- [タイプ]: 記憶のタイプ (VOB またはビュー)。
- [UUID]: 記憶場所の固有 ID。ClearCase がこのオブジェクトを一意的に識別するために内部的に使用します。
アクション
ClearCase 管理権限を持つユーザーがサーバー記憶場所を選択した場合、以下のアクションが使用可能になります。
: ClearCase レジストリから選択したサーバー記憶場所オブジェクトを削除するかどうかを確認するダイアログ ボックスを開きます。サーバー記憶場所オブジェクトを削除しても、記憶場所ディレクトリ自体は削除されません。クライアントが使用するためにアドバタイズされているサーバー記憶場所のリストから、サーバー記憶場所を削除します。
関連概念
- 必要な詳細情報
- 参照先
- ClearCase レジストリを変更する権限
- ClearCase 管理権限
- サーバー記憶場所
- mkstgloc リファレンス ページ (『管理ガイド』)