IBM TRIRIGA Application Platform バージョン 3.5.1.3

3.5.1.3 IBM TRIRIGA Application Platform の README ファイル

このフィックスパックは、IBM® TRIRIGA® Application Platform 製品を更新します。

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前提条件とサポート対象製品

このフィックスパックをインストールするには、TRIRIGA Application Platform 3.5.1 がインストールされている必要があります。

情報リソース

IBM Knowledge Center

http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSHEB3_3.5.1/com.ibm.tap.doc/product_landing.html

製品資料を表示するには、Knowledge Center にアクセスします。トピックには、製品概要、インストールおよび構成タスク、製品の使用、管理、およびトラブルシューティングについての説明、さらにセキュリティー情報などがあります。

Service Management Connect の Real Estate and Facilities Management コミュニティー

https://www.ibm.com/developerworks/servicemanagement/rfm/

製品資料を表示するには、Knowledge Center にアクセスします。トピックには、製品概要、インストールおよび構成タスク、製品の使用、管理、およびトラブルシューティングについての説明、さらにセキュリティー情報などがあります。

IBM TRIRIGA Application Platform サポート・リソース・ポータル

http://www.ibm.com/support/entry/portal/overview/software/tivoli/ibm_tririga_application_platform

IBM サポート・リソース・ポータルから、ご使用のシステム、ソフトウェア、およびアプリケーションのスムーズな実行を維持するためのツールおよびリソースにアクセスできます。サポート・リソース・ポータルでは、修正、サービス要求、役に立つリンクを検索したり、拡張検索を使用して情報を素早く見つけたりすることができます。

IBM TRIRIGA Application Platform 3.5.1.3 フィックスパックのインストール

TRIRIGA Application Platform 3.5.1.3 フィックスパックをインストールするには、以下の説明を参照してください。

始める前に

フィックスパック・ファイルを解凍して実行する前に、既存の TRIRIGA ファイルをバックアップし、データベースのバックアップ・コピーを作成します。フィックスパック・ファイルは任意のディレクトリーに解凍できます。

このタスクについて

注: フィックスパック・インストーラーが ibm-tririga.war ファイルをバックアップすると、3.5.1.3 フィックスパックのパッチ・フォルダーでバックアップ .war ファイルが ibs-tririga.war.bak ファイルとして表示されます。

手順

  1. データベース構成への保留中の変更がないことを確認します。
  2. アプリケーション・サーバーおよびプロセス・サーバーをすべてシャットダウンします。
  3. TRIRIGA インストール・ディレクトリーのデータベースのバックアップを行います。
  4. IBM WebSphere® Application Server の場合は、TRIRIGA を実行する WebSphere エンタープライズ・アプリケーションをシャットダウンして、WebSphere Application Server を稼働したままにします。バックアップが完了したら、WebSphere Application Server を再始動します。
  5. Oracle WebLogic Server インストール済み環境の場合は、フィックスパックの適用時に Oracle WebLogic Server を開始して実行します。
  6. 3.5.1-TIV-TAP-FP003 ファイルをダウンロードします。
  7. ファイルを解凍して、パッチ実行可能ファイル fixpack_tririga_v3.5.1.3_Windows.exe、fixpack_tririga_v3.5.1.3_Linux.bin、または fixpack_tririga_v3.5.1.3_AIX.bin のいずれかを実行します。
  8. 「概要」ペインで、「次へ」を選択します。
  9. ご使用条件を読み、条件に同意して「次へ」を選択します。
  10. IBM TRIRIGA がインストールされているディレクトリーを選択します。例えば、c:¥ibm¥tririga¥ ディレクトリーや /opt/ibm/tririga/ ディレクトリーです。
  11. 記載されている情報を確認し、「次へ」を選択します。
  12. フィックスパック・プロセスにより WAR ファイルのパッチ処理が行われ、プラットフォーム・データベース・フィックスパック・スクリプトがあれば実行され、WAR ファイルが Liberty に再デプロイされます。
  13. Oracle WebLogic Server の場合は、前のアプリケーション/EAR のインストール済み環境から残されたファイルが格納されている可能性のある、キャッシュ・ディレクトリー、一時ディレクトリー、および .wlnotdelete ディレクトリーをすべて削除します。例:

    C:¥oracle¥weblogic10¥user_projects¥domains¥tririga10domain¥servers¥tririgaServer¥tmp

    C:¥oracle¥weblogic10¥user_projects¥domains¥tririga10domain¥servers¥tririgaServer¥cache

    または

    /opt/oracle/weblogic10/user_projects/domains/tririga10domain/servers/tririgaServer/cache

    /opt/oracle/weblogic10/user_projects/domains/tririga10domain/servers/tririgaServer/tmp

  14. Oracle WebLogic Server の場合は、フィックスパック・プロセスにより管理対象サーバーへの WAR ファイルの再デプロイが試行されます。ただし、IBM TRIRIGA の制御が及ばないサーバー環境の条件により、WAR ファイルを手動で再デプロイすることが必要な場合があります。フィックスパックが完了したら、アプリケーション・サーバーを再始動し、IBM TRIRIGA の管理者コンソールでビルド番号を確認します。古い .war ファイルがいまだに表示されている場合は、.war ファイルを再デプロイしてください。.war アプリケーションを管理対象サーバーにデプロイするための Oracle の説明を参照してください。
  15. WebSphere Application Server Liberty Core プロファイルの場合は、WAR ファイルがデプロイされ、キャッシュ・ディレクトリーが自動的に削除されます。これは、Liberty を再始動するために必要です。
  16. WebSphere Application Server の場合は、WAR ファイルが再デプロイされて自動的に開始されます。これに失敗した場合は、手動での再デプロイを試行できます。WAR ファイルは、TRIRIGA のルート・インストール・ディレクトリー c:¥ibm¥tririga¥ibm-tririga.war または /opt/ibm/tririga/ibm-tririga.war のいずれかに配置されます。
  17. Oracle WebLogic Server の場合は、フィックスパック・プロセスにより管理対象サーバーの再始動が試行されます。アプリケーション・サーバーの手動での再始動が必要な場合があります。

解決した問題

TRIRIGA Application Platform 3.5.1.3 フィックスパックでは以下の問題が解決されました。

一般的な問題

3.5.1.3 では以下の問題が解決されました。

APAR 番号 説明
  For UX developers that use the WebViewSync command, the user ID that is used must be an administrative user or belong to the TRIRIGA Application Builder group and have an IBM TRIRIGA Application Builder license. (Tri-250988)
  The IBM TRIRIGA Connector for Business Applications (CBA) now downloads image field file documents from the database. (Tri-249313)
  When you export query data and the export reaches the memory threshold limit, the Excel file that you exported now properly reports the error. (Tri-251589)
  The edit record icon in a Gantt section now renders correctly for environments with the default "/" context path. (Tri-248821)
IV89067 Resolved an Integration Object issue with the File To DC scheme that occurred if you selected the Validation check box on the Integration Object record definition. The issue caused validation to fail for mapped number fields that contained decimal values. (Tri-241241)
IV89312 In Internet Explorer 11, you can now see a print preview of PDF document records whether you preview in the Document Manager or in the Notes & Documents tab. The previews are full height. (Tri-243380)
IV89474 If you accept an action item, a no access warning message no longer displays. (Tri-243286)
IV89551 In Form Builder, the Auto Refresh Boolean property now saves for query sections. (Tri-244190)
IV90015 The Excel integration framework was upgraded from Apache POI 3.13 to Apache POI 3.15. You can now export large data sets successfully. The TRIRIGAWEB.property REPORT_MEMORY_USAGE_LIMIT property was added to ensure that the export of data cannot use all of the memory that is allocated to the JVM. The export link no longer works after you export to prevent multiple requests from being sent to the server. Administrators are recommended to set the REPORT_MEMORY_USAGE_LIMIT property to 90. (Tri-249618)
IV90394 Numeric fields now save after you switch to another tab and save a record. (Tri-250266)
IV90450 The default font size is now increased for records that are printed through print preview. (Tri-250591)
IV90844 When the application server starts and uploads user files to the database, a problem with a single file no longer causes the upload process to fail. Information about the failure now prints in the server log file. (Tri-251220)
IV89806 A Download button was added to the Print Preview tab of a document record in a Notes & Documents tab. This button is available only when the value of the TRIRIGAWEB.property HONOR_DOCUMENT_PERMISSIONS_MODEL_FOR_DOWNLOAD is set to false. You can change the button color by importing styles for the following classes: NO_PREVIEW_DOWNLOAD_BUTTON_COLOR, NO_PREVIEW_DOWNLOAD_BUTTON_COLOR_PRESSED. (Tri-244674]
IV91661 Summary reports are now viewable in portal sections. An issue that caused data to be misaligned when a query ran in the portal view was also resolved.(Tri-254375)

特記事項

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Armonk, NY 10504-1785
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記載されているお客様事例は、例として示す目的でのみ提供されています。 実際の結果は特定の構成や稼働条件によって異なります。

記載されている性能データとお客様事例は、例として示す目的でのみ提供されています。 実際の結果は特定の構成や稼働条件によって異なります。

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