ポリシーの処理

ポリシーにより、コンシューマーがサービスを要求するときに満たされる必要のあるビジネス要件を定義します。

ポリシーとは、ビジネス・サービスの要件、制約、またはケイパビリティーを表すアサーションのセットです。例えば、「ビジネス・サービスでは通信メディアとして HTTP または HTTPS を使用しなければならない」というのは、ポリシーの一例です。

ポリシーは次の 3 つのセクションで構成されています。
注: これらの要件は、アサーションとしてモデル化されます。

実行時に IBM® Business Services Dynamic Assembler は、 要求に関係のあるポリシーのセットを判別し、それらの要件を満たす 最適なエンドポイントを探します。

ポリシーは、IBM® Business Services Dynamic Assembler により、最適なエンドポイントをポリシーに基づいて動的に選択することによって実行時に実行されます。 IBM Business Services Dynamic Assembler は、非常に拡張が容易なセマンティック・メディエーション・エンジンで、動的サービスの組み立てとサービス動作の適応で、コンテンツ、コンテキスト、およびコントラクトに基づいてポリシー・ベース構成とセマンティック・メディエーションを使用します。

注: IBM Business Services Dynamic Assembler について詳しくは、IBM Business Services Dynamic Assembler の資料を参照してください。

ポリシーは、アプリケーション・スイート、アプリケーション、ビジネス・サービス、インターフェース、 および他のタイプのリソースをターゲットにすることができます。各ビジネス・サービスは、複数のインターフェースで構成できます。各インターフェースは、複数のエンドポイントに関連付けることが可能です。 ビジネス・サービスにポリシーを適用すると、そのポリシーは、関連付けられているインターフェースすべてと、それらのインターフェースに関連付けられているエンドポイントすべてにも適用されます。

関連概念
Composition Studio アプリケーションの概要
IBM Business Services Composition Studio タスクの、ビジネス・サービス・モデルのライフ・サイクル方法論への マッピング
Studio プロジェクトの処理
ビジネス・サービスの処理
相関の処理
名前空間の処理
コンポジット・サービスの処理
サブスクリプションの処理
アプリケーションの処理
インターフェースの処理
エンドポイントの処理
アサーションの処理
リポジトリーの処理
サービス・コンポーネント・アーキテクチャーの処理
関連資料
Composition Studio アプリケーションの前提条件について