エディターは、オブジェクトに関するすべての関連情報を提供します。エディターを使用して、オブジェクトのさまざまなプロパティーを変更できます。例えば、ポリシーにアサーションを追加/除去したり、インターフェースに新規エンドポイントを追加したりすることができます。
ロックされたオブジェクト
IBM® Business Services
Composition Studio では、以下の 2 つの理由から、オブジェクトがロックされる (読み取り専用になる) ことがあります。
- オブジェクトが変更されると、変更リストが作成されます。そのオブジェクトは「アクティブ変更リスト」の下に表示され、その変更リストをガバナンスに実行依頼すると、そのオブジェクトは「アクティブ変更リスト」から「保留変更リスト」に移動します。「保留変更リスト」のオブジェクトはロックされ、そのリスト内にある間は変更できません。
- そのオブジェクトは、IBM Business Services
Composition Studio ユーザーが編集することのできない名前空間内にあります。
- ロックされたオブジェクトのエディターは読み取り専用です。ロックされたオブジェクトは削除できません。
場合によっては、特定のオブジェクトがロックされていなくても、そのエディター内の何らかのプロパティーを変更することによって、ロックされたオブジェクトを変更する可能性があり、このような状況ではエラーが出されます。
インスタンスの削除
ビジネス・サービス・エクスプローラーで表示されるすべての子オブジェクト・インスタンスで、右クリックしたときに削除オプションを使用できます。削除に適用されるいくつかのルールを以下に示します。
- 読み取り専用オブジェクトを削除できません。
- 間接的に読み取り専用のオブジェクトに影響するオブジェクトは削除できません。
- ビジネス・プロセス・オブジェクトを削除すると、カスケード効果があります。
- アプリケーション・スイートおよびアプリケーションを削除する場合、削除する前に関連付けを解除する必要があります。
妥当性検査エラー
エディター内のすべてのフィールドに妥当性検査が行われ、エラーがある場合はエラーが表示されます。フィールドに妥当性検査エラーがある場合、エディターの動作は以下のようになります。
- 警告の場合は、ラベルのテキストの横に警告アイコン
が表示されます。
- エラーの場合は、テキストの横にエラー・アイコン
が表示され、フィールド・ラベルの色が赤に変わります。
- エラーの場合も警告の場合も、フィールド・ラベルにマウスを合わせると妥当性検査メッセージがポップアップ・テキストとして表示されます。
コンテキスト・メニュー
- 任意のパースペクティブのビジネス・サービス・エクスプローラーで右クリックすると、「新規」サブメニューが表示されます。そこで、Studio プロジェクトの作成を選択できます。
- カタログ・エクスプローラーで特定の項目を右クリックしても、任意のオブジェクトを作成するオプションが表示されます。選択されたプロジェクト内部で新規オブジェクトが作成されます。