変更リストとは、一緒に実行する必要がある、複数の関連する変更点で構成された結合単位です。
これらの変更点、名前空間、プロジェクト、環境その他を管理するプロセスは、IBM® Business Services Governance Manager を使用して実行します。ガバナンス・システムは、IBM® Business Services Repository に公開する前に、変更リストのキューを管理します。
変更リストには、マスター・リポジトリーの特定バージョンに対する一連の変更点が含まれています。変更リストには、2 種類の変更が記録されます。1 つは、プロジェクトの開発中に行われる標準的な変更です。 もう 1 つは、リンクされた変更と呼ばれる変更です。リンクされた変更は、オブジェクト・インスタンスに対して間接的に行われた変更で構成されています。変更リストは、全体として承認されるか拒否されるかのいずれかです。変更リストが部分的に承認されるということはありません。
メタデータ・インスタンスに対する変更は、アクティブ変更リストに反映され、IBM® Business Services Governance Manager に実行依頼して承認を受けるときには、保留変更リストの下に反映されます。
すべての変更リストは、アクティブ状態か保留状態のいずれかです。
アクティブ変更リスト
オブジェクトに対するすべての変更は、エラーが関連付けられていたとしても、またガバナンスに実行依頼できないという事実に関係なく、アクティブ変更リストの下の「リポジトリー変更」ビューに反映されます。
保留変更リスト
変更リストは、IBM Business Services Governance Manager のキューに入れられている間は、保留中と見なされます。