アサーションは、エンドポイントのケイパビリティーについて記述した特性です。
これらのケイパビリティーは、パフォーマンス、信頼性、相互運用性、セキュリティー、および管理容易性という 5 つの観点から定義できます。
インダストリー・オントロジーを拡張して、エンタープライズ IT 環境で習慣になっているアサーションを追加することができます。
IBM® Business Services Dynamic Assembler は、実行時にこれらの特性を使用して、コンシューマーに最適なエンドポイントまたはサービス実現をそれぞれのビジネス要件に基づいて見つけます。メタモデルにおいては、これらのビジネス要件をポリシーと呼びます。
- アサーションをエンドポイントに付加して、エンドポイントの特定の特性を指定できます。例えば、「最大トランザクション時間」が指定できます。
- アサーションはポリシー・コントラクトでも使用されます。実行時には、ポリシーを適用可能であれば、コントラクトが適用されます。ポリシーが発生すると、コントラクトが適用されます。ポリシーのターゲット条件、コンテキスト条件、およびコンテンツ条件が満たされると、コントラクトが施行されます。
- ポリシーのアサーションは、実行時のエンドポイント選択のために、または変換アサーションやデータ・フォーマット・アサーションなどの他の非エンドポイント選択のために使用可能です。
注:
- エンドポイント選択ではないアサーションはポリシー・コントラクトでのみ使用し、エンドポイントでは使用しないでください。
- 「動作時間」アサーションは、エンドポイントでのみ使用し、ポリシー・コントラクトでは使用しないでください。
- Duplicate Allowed: 一部のアサーションは duplicate allowed としてマークされます。これは、単一ポリシーまたは単一エンドポイントに、そのタイプのアサーションを複数追加できることを示します。例えば、WSI-Profile アサーションなどがあります。