CICS Explorer エラー・データのキャプチャー
CICS® Explorer で問題が発生しても、ユーザー自身で解決できることがあります。
ユーザー自身で問題を解決できない場合には、IBM® サポート・センターに連絡する前に、必要な資料を収集する必要があります。
- エラー・ログの表示
予期しない障害が発生した場合には、CICS Explorer は、障害の原因を特定するために役立つエラー・データを収集します。
この情報は、エラー・ログに保存されます。エラー・ログは、Eclipse ワークスペースという、コンピューター上のフォルダーに保管されます。 「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「エラー・ログ」の順に
クリックして「エラー・ログ」ビューに情報メッセージ、警告メッセージ、およびエラー・メッセージ を表示することができます。また、ブラウザーなどの外部アプリケーションでエラー・ログを開いて、
内容全体を表示することもできます。
- トレース・データのキャプチャー
CICS Explorer は、実行中は常にトレース情報をトレース・バッファーに記録しています。予期しない障害が発生した場合には、CICS Explorer は、障害の原因特定に役立つように、トレース情報をエラー・ログに自動的に書き込みます。 「トレース」>「フラッシュ」メニュー・オプションを使用することで、トレース・バッファー内にある現在の情報をエラー・ログに強制的に書き込むことができます。
- IBM サービス用のエラー・データの準備
CICS Explorer で問題が発生した場合には、
エラー・ログなどの情報を IBM サービス担当員に送信するように求められることがあります。CICS Explorer は、必要なすべてのエラー情報を送信可能な単一の圧縮ファイル内に収集します。