ダウンロードされるデータ量の制限

CICS® IA プラグインは、検索または照会によって戻されるデータを制限します。 設定によって、この制限を変更することができます。

ホストからクライアント PC にあまりに大量の情報がダウンロードされる原因となり得る照会または検索の実行を防ぐために、1 つの照会または検索ごとにフェッチされるリソース数が制限されています。 この制限を変更するには、「ウィンドウ (Window)」>「設定 (Preferences)」をクリックして「設定 (Preferences)」ビューを開き、「CICS Interdependency Analyzer」をクリックします。 デフォルトの制限は 10000 です。

CICS IA プラグインの「設定 (Preferences)」ウィンドウのスクリーン・ショット。含めることができるリソース・タイプとして DB2、IMS、および MQ が表示されています。
また、「取得するリソースの最大数 (Maximum number of resources to retrieve)」フィールドと「デフォルトを復元 (Restore Defaults)」および「適用 (Apply)」ボタンもあります。

制限値に達すると、CICS IA プラグインはホストからのこれ以上のデータ読み取りを停止し、画面の下部にウィンドウが表示されます。 例えば下の画面取りでは、設定されている制限 200 が表示されています。 200 個が取り出された後、「リソース (Resources)」ビューはこれ以上のデータ読み取りを停止します。 「さらに取り出す (Retrieve more)」をクリックすると、制限に達するまでさらにリソースがフェッチされます。 下の例のように制限が 200 に設定されている場合、400 個がフェッチされた時点で照会または検索が再び一時停止します。

結果のスクリーン・ショット。制限が 200 に設定されている場合のリソース結果を示しています。

適切なフェッチ・サイズ制限値は、使用可能な接続の速度によって決まります。 一般的には、パフォーマンスに影響しない範囲でメモリーが許容する大きさに制限を設定します。