WebSphere インターロック

IBM® Business Process Management (BPM) プラットフォームを使用することにより、ビジネス・プロセスによる変化の力を利用できるようになります。BPM は、変化を受け入れるのに役立ちます。ビジネス・プロセスを継続的に最適化したり、ビジネスと IT の整合性を継続的に維持したりすることが可能になります。

主要な機能は、以下のとおりです。

WebSphere® Dynamic Process Edition は、IBM BPM Suite の中核的な要素であり、変更へ動的に適応し、対応するためのサポートが組み込まれています。このオファリングでは、エンドツーエンドの動的ビジネス・プロセスのモデル化、シミュレート、実装、モニターを行うための SOA の基本的な機能により使用可能となる BPM が提供されます。 ビジネス・ユーザー・ツールは、拡張された文書、サンプル、および WebSphere が採用された WebSphere Business Services Fabric、WebSphere Business Modeler、WebSphere Monitor and the Business Space についてのインストールの整合性を通して、ビジネス・プロセスの視覚化、理解、文書化、およびシミュレートを行います。

WebSphere インダストリー・パック は、事前構築済みの WebSphere Business Process Management オファリング用アクセラレーターです。 WebSphere インダストリー・パックは、WebSphere Business Process Management (BPM) コンポーネントとシームレスに統合されており、業界固有の事前構築されたアセットを提供することで、BPM ソリューションの送達を短縮化し、強化します。

WebSphere Business Services Fabric により、ビジネス・ユーザーは新しいビジネス・プロセスを素早く組み立てることが可能になるだけでなく、現行の IT 資産の再利用と共有を可能にしつつ、影響を最低限に抑えて IT ガバナンスに関する変更が行えます。

WebSphere Business Modeler は、組織がビジネス・プロセスを十分に視覚化し、理解し、文書化し、分析するのに役立ちます。WebSphere Business Modeler の使いやすいドラッグ・アンド・ドロップ方式のインターフェースを利用して、プロセス・フローを作成したり、Visio または他の設計ツール (Aris など) からプロセス・フローをインポートしたりすることができます。「what-if」シミュレーション・シナリオを実行することによって、プロセスがどのように流れるのか、どこにボトルネックがあるのか、予定したコスト削減がどのようになるのかを、インプリメンテーション作業を開始する前に 正確に予測できます。 WebSphere Business Modeler の拡張機能には、BPM プロジェクト資産の高度ライフ・サイクル管理と、プロセス・モデルや他の成果物の簡便な再利用および追跡可能性が含まれています。WebSphere Business Modeler は、ビジネス・プロセスと BPM およびカスタム・グラフィカル・イメージとの通信を単純化し、ヒューマン・ワークフローのモデリングを促進し、Linux® 用の拡張されたプラットフォーム・サポートを提供します。

WebSphere Business Monitor によって、ビジネス・プロセスをリアルタイムにモニターすることが可能となり、可視性が高まり、プロセスのパフォーマンスや運用メトリックを洞察できるようになるため、プロセスの継続的な改善がサポートされます。ビジネス・ユーザーのためのアラートや通知と共に、ビジネス・プロセスの状況が視覚的に表示されます。プロセス・パフォーマンス・データが WebSphere Business Modeler にエクスポートされるため、ビジネス・プロセスの継続的な改善が促進されます。

WebSphere が採用された Business Space により、統合およびカスタマイズされたユーザー・エクスペリエンスを生み出し、セキュアなロール・ベースの環境で、適切なプロセス情報にアクセスすることができます。 シングル・サインオン Web 2.0 ベースの mashup 環境を使用すると、Business Space ユーザーは、 プロセス・コンテンツを共有し、共同作業を行うことにより、同僚および対象分野の専門家とコラボレーションを行い BPM 資産を検討することができます。 また、Business Space により、IT 開発者は、すぐに使用可能な製品コンテンツと簡素なユーザー・インターフェース・アセンブリー・ツールを使用して、BPM エンド・ユーザーのエクスペリエンスおよびソリューションを開発する際に価値を生み出すまでの時間を短縮することができます。