ビジネス変数の作成

この手順では、新規のビジネス変数の作成方法について説明します。

始める前に
ビジネス変数を作成する前に、必ず WebSphere Integration Developer が始動しているようにしてください。
このタスクについて
セットアップしたビジネス変数は、ビジネス・スペース内で表示できるだけでなく、ポリシーの作成時に使用することもできます。

ビジネス変数を作成するには、以下の手順を実行します。

  1. ビジネス・サービス・パースペクティブを開きます。
  2. ビジネス・サービス・エクスプローラーで、Fabric プロジェクトを右クリックし、プロジェクトを展開します。Fabric プロジェクト・ツリー内にビジネス変数エレメントが表示されます。
  3. ビジネス変数エレメントを右クリックします。
  4. 「新規」コンテキスト・メニュー項目を選択します。
  5. 「ビジネス変数」メニュー項目を選択すると、ビジネス変数作成ウィザードの最初のページが表示されます。
    これはビジネス変数作成ウィザードの最初の画面です
  6. ビジネス変数作成ウィザードの最初のページに、以下のデータを入力します。
    • 「プロジェクト」フィールドでは、新規のビジネス変数を関連付けるプロジェクトを選択できます。
    • 「名前」フィールドでは、新規のビジネス変数の名前を入力できます。
    • 「名前空間」フィールドでは、新規の変数を関連付ける Fabric 名前空間を選択できます。
    • 「カテゴリー」フィールドでは、ビジネス変数を独自のカテゴリーでグループ化できます。以下のカテゴリーがあります。これについては、ステップ 7 で説明します。
      ブール
      浮動小数点
      整数
      ストリング
      単一選択列挙
      複数選択列挙
    • 「フィールド名」フィールドでは、このビジネス変数の名前を入力できます。
    • 「タイプ」フィールドでは、ビジネス変数の型を選択できます。
  7. 「次へ」をクリックします。ビジネス変数作成ウィザードの 2 番目のページが表示されます。
    これはビジネス変数作成ウィザードの 2 番目の画面です

    前のページの「タイプ」フィールドでの選択に応じて、異なるコントロールが表示されます。以下のオプションが使用可能です。

    • ブール -「ブール」を選択すると、ウィザードのビジネス変数定義ページ (ステップ 7 の図を参照) が表示されます。以下の値が使用可能です。
      • 現行値 - True または False が含まれており、デフォルトでは False に初期設定されます。
      • 権限 - REST API でビジネス変数を使用する方法を決定します。以下のステップ 8 で定義されているように、権限を設定します。
    • 浮動小数点 -「浮動小数点」を選択すると、ウィザードの浮動小数点用ビジネス変数定義ページが表示されます。
      これはウィザードの浮動小数点用ビジネス変数定義ページです

      以下の値が使用可能です。

      • 最小値 - ビジネス変数に割り当てることができる最小値を設定します。
      • 最大値 - ビジネス変数に割り当てることができる最大値を設定します。
      • 精度 - このビジネス変数で許容される小数点以下の最大桁数を設定します。
      • 現行値 - ビジネス変数の値を設定します。
    • 整数 -「整数」を選択すると、ウィザードの整数用ビジネス変数定義ページが表示されます。
      これはウィザードの整数用ビジネス変数定義ページです

      以下の値が使用可能です。

      • 最小値 - ビジネス変数に割り当てることができる最小値を設定します。
      • 最大値 - ビジネス変数に割り当てることができる最大値を設定します。
      • 精度 - このビジネス変数で許容される小数点以下の最大桁数を設定します。
      • 現行値 - ビジネス変数の値を設定します。
    • ストリング -「ストリング」を選択すると、ウィザードのストリング用ビジネス変数定義ページが表示されます。
      これはウィザードのストリング用ビジネス変数定義ページです

      以下の値が使用可能です。

    • 単一選択列挙 -「単一選択列挙」を選択すると、ウィザードの単一選択列挙用変数作成ページが表示されます。
      これはウィザードの単一選択列挙用変数作成ページです

      以下のオプションが使用可能です。

      • 列挙 - 既存の Fabric 列挙型を選択します。
      • 現行値 - 現在選択されている列挙で使用可能な値のリストから値を選択します。デフォルトでは、リストの最初の項目が選択されます。
      • 権限 - 以下のステップ 8 で定義されているように、権限を設定します。
    • 複数選択列挙 -「複数選択列挙」を選択すると、ウィザードの複数選択列挙用変数作成ページが表示されます。
      これはウィザードの複数選択列挙用変数作成ページです

      以下の値が使用可能です。

      • 列挙 - 既存の Fabric 列挙型を選択します。
      • 現行値 - 現在選択されている列挙で使用可能な値のリストから値を選択します。デフォルトでは、リストの最初の項目が選択されます。
      • 権限 - 以下のステップ 8 で定義されているように、権限を設定します。
  8. ビジネス・スペース作成ウィザードの 2 番目のページ (ステップ 7 を参照) に、以下に示すデータを入力します。
    • 現行値 - True または False が含まれており、デフォルトでは False に初期設定されます。
    • 権限 - REST API でビジネス変数を使用する方法を決定します。以下のオプションが使用可能です。
      • ユーザーはこの変数を編集できる: ビジネス変数が使用可能であり、その値が REST API を使用して変更できることを示します。
      • ユーザーはこの変数を見ることのみできる: ビジネス変数が使用可能であり、その値が REST API を使用して読み取れることを示します。
      • ユーザーはこの変数を見ることができない: ビジネス変数が REST API を使用しても使用不可であることを示します。
  9. 「完了」をクリックします。
次のタスク
新規のビジネス変数 (およびビジネス設定) が作成され、Fabric プロジェクト・ツリー内に表示されます。