ビジネス・サービス・エクスプローラーは、リソースを階層的に表示します。
ビジネス・サービス・エクスプローラーの階層型サービス・ツリーを次の図に示します。
ビジネス・サービス・エクスプローラーは、ツリー形式で階層を表示します。
すべてのオブジェクトの横には、各オブジェクトのインスタンス数を示す数値が表示されます。
注: また、アプリケーションおよびアプリケーション・スイートは、このエクスプローラー内で作成されます。
- アプリケーション・スイート - アプリケーション・スイートは、関連したアプリケーションの論理グループです。
- アプリケーション - アプリケーションまたは複合ビジネス・アプリケーションは、関連したビジネス・サービスの論理コレクションです。
- ビジネス・サービス - ビジネス・サービスとは、ビジネス・ポリシーとユーザー・コンテキストに基づいて、
実行方法を実行時に適応させることが可能なビジネス機能であり、プロセス・サービス、および最適化サービスの 3 つのタイプに分類できます。
- プロセス・サービス - プロセス・サービスはビジネス・サービスのコンテキスト内での特定のプロセス・フローです。
- 最適化サービス - 最適化サービスは可視性サービスと連動し、ビジネス・サービス内でパフォーマンスを改善できる箇所を管理者が把握できるようにします。
- コンポジット・サービス - Composition Studio のコンポジット・サービスは、SCA モジュールを参照します。コンポジット・サービスは
、SCA モジュールと同じく、Web サービスを実装して公開するだけの簡単なものにすることもできれば、
複合 BPEL を組み込んで、ほかのモジュールが公開するその他のサービスへのバインディングを
実現することもできます。
- Dynamic Assembly コンポーネント - Dynamic Assembly コンポーネントは実行時にそれ自身の ID を認識し、システムはコンテキストに応じてコンポジット・サービスおよび Dynamic Assembly コンポーネント・ディメンションを自動的に提供します。
- インターフェース - インターフェースは認証システムおよび許可システムをサポートします。
- エンドポイント - エンドポイントとは、1 つ以上のインターフェースを具現化した表現です。
- コンテキスト仕様 - コンテキスト仕様は、Dynamic Assembly がエンドポイントの選択の決定を下すために実行時に必要なコンテキストを定義します。
- ポリシー - ポリシーは、組織、ロール、特定ユーザー、またはサービス・レベル・アグリーメントに基づいて動作をカスタマイズします。
- サービス・レベル - サービス・レベルとは設定されたサービスのレベルを表します。
サービスとは、実装にかかわらず、適切に定義されたインターフェースを持つソフトウェア・コンポーネントです。
- シミュレーション - シミュレーションでは、Fabric 開発者がシミュレートしたコンテキストおよび内容を入力でき、その結果から、複合ポリシーを作成するのに使用するポリシーを決定できます。