データベースへの接続
CICS Performance Analyzer
for z/OS® が生成し、DB2 などのデータベースに保存したパフォーマンス・データを分析できます。データを分析する前に、データベースに接続する必要があります。接続するためには、資格情報を作成する必要があります。これは、PA Plug-in への接続を認証するために使用する情報のセットです。
データベース上のデータへのアクセス
データベース接続が既に構成されている場合、データベースが格納しているパフォーマンス・データを CICS PA Plug-in に表示できます。
データの選択および表示
データベースに接続したか、または CSV データを CICS PA Plug-in にロードした後、「CICS PA Sheet」ビューで、データのすべてまたはサブセットをスプレッドシートとして選択し、表示することができます。
さらに、この情報をスプレッドシート・アプリケーション (例えば Microsoft Excel) にコピー・アンド・ペーストすることもできます。
データ選択の絞り込み
必要なストリングの一部または全体を入力することにより、フィルター・フィールドを使用して特定のアプリケーション ID またはトランザクション ID のフィルターを掛けることができます。
これらのフィルター・フィールドではワイルドカードはサポートされません。
「Records」ビューで 1 つ以上の Transaction ID を選択することにより、データをさらに限定することができます。
サンプル画面キャプチャーには、選択された日付範囲にアプリケーション ID が IYDZEJ03 でトランザクション ID が CSMI、CATD、CATA、CEMN、CEMT および CSGM の 7 レコードが表示されています。
要約および統計データの表示
データは DB2 データベース上に存在しています。
PA Plug-in には、このデータを使用してさまざまな形式で要約データと統計データを照合するための表が含まれています。
レポートの使用
CICS PA Plug-in は CICS® PA を使用して多種多様なレポートを生成し、CICS データベースのパフォーマンスの調整と管理、および将来使用するための容量の計画に役立てることができます。レポートを使用すると、データベースのデータのサブセットをグラフィカルなフォーマットで取得することができるので、システムのデータ傾向を見ることができます。
注意してみる必要がある個々のトランザクションを表示する場合は、Alerts の使用トピックを参照してください。
レポートのフィルタリング
CICS® PA は、CICS Transaction Server (CICS TS) のパフォーマンスに関するさまざまなレポートと抽出データを生成します。これらは、パフォーマンスを調整して管理することに加え、将来の利用に備えたキャパシティーを計画するのに役立ちます。「Reports」ビューでは、フィルター操作によってどのタイプのレポートを表示するかを選択できます。
データの分析 CICS PA Plug-in を使用して、スレッド・セーフ、CPU
時間、応答時間、ストレージ、およびファイルの分析を実行し、そのデータをグラフィックで表示できます。