サービス仮想化

サービス仮想化は、接続ソリューションを提供するパターンに共通なカテゴリーの 1 つです。

サービス仮想化パターンは、サービス指向アーキテクチャーでの接続のニーズに対処する際に、サービス間のメディエーション要件に対処する目的で使用されます。これらの要件には、以下のものが含まれます。

サービス仮想化により、WebSphere Enterprise Service Bus を使用してサービス要求側を特定のサービス・プロバイダーおよびリソースに制限する方法を下図に示します。

サービス仮想化のシナリオ

サービス・セレクター

サービス・セレクター・パターンにより、同じサービス・インターフェースの複数の実装を 1 つのエンドポイント・アドレスにまとめてグループ化できます。 実装ごとに異なるサービス品質または振る舞いを持たせることができるため、異なる基準によって決定された特定の実装に対して、各クライアント要求を突き合わせることができます。

このパターンは、以下の目的で使用できます。

サービス変換プログラム

サービス変換プログラム・パターンにより、特定のサービス実装に異なるインターフェースでアクセスすることができます。インターフェースで制限または再編成する操作を選択することも、特定のインターフェースのユーザーのためにデータを変換し、フォーマット設定することもできます。

このパターンは、以下の目的で使用できます。