サービス変換プログラムは、特定のサービス実装を異なるインターフェースで使用できるようにするサービス実装パターンです。 インターフェースでの特定の操作を、そのインターフェースの特定のユーザーに対して制限したり、非表示にしたりできます。
このパターンは、以下の目的で使用できます。
サービス・プロバイダーは、サービス要求元が必要とするプロキシー・インターフェースを実装するエンタープライズ・サービス・バス (ESB) メディエーションをデプロイすることによって仮想化されます。 メディエーションにより、要求は適切に変換されてから、実際のサービス・プロバイダーにルーティングされます。 メディエーションは、ターゲット・サービスからの応答も処理し、クライアントが期待する形式に応答を変換する必要があります。クライアントに表示されるのは、メディエーションによって提供された仮想サービスだけです。クライアントには、メディエーションがサービスの実際のプロバイダーのように見えます。
サービス・メディエーションは、以下を含めた多数の追加機能を実装できます。
サービス変換シナリオの例を下図に示します。
このソリューションが実装するメディエーション・フローには以下のフローが含まれます。
要求フローは、各インバウンド要求を事前構成済みサービス・プロバイダー・エンドポイントにマップします。
さらに、必要に応じて要求メッセージおよび応答メッセージをログに記録し、トレースすることができます。