ミドルウェア・ノードには、構成内のすべてのノードが含まれています。これらのノードには、WebSphere Application Server または WebSphere Virtual Enterprise の 1 つのバージョンがインストールされているノード、または他のタイプのサーバーを実行しているノードを含めることができます。
この管理コンソール・ページを表示するには、「システム管理」>「ミドルウェア・ノード」をクリックします。
表 1. ミドルウェア・ノードのアクション
アクション |
アクションによるタスク |
管理アクションを選択し、「実行」をクリックします。 |
管理アクションは、次のように実行します。
- ノードの追加
- 管理環境にノードを追加します。
- ノードの除去
- 選択されたノードを除去します。このアクションでノードが除去されない場合は、「ノードの削除」アクションを使用します。
- ノードの削除
- マスター・リポジトリー内のセルから正しく除去されないノードを強制的に除去します。「ノードの除去」アクションは、「ノードの削除」アクションよりも優先されて、構成からノードを削除します。
- ノードの同期
- ノードの同期操作が、
通常の同期最適化アルゴリズムを使用して実行されるように要求します。
この操作は短時間で済みますが、
ノード上で手動で行うファイル編集が原因で生じる問題は修正できない場合があります。
この操作を実行しても、依然としてノードとセル構成が同期していないということがあります。
- 完全同期
- 同期の最適化の設定をすべてクリアし、
改めて構成の同期を実行します。したがって、この操作の実行後は、ノードとセル構成の不一致はなくなります。
この操作の実行には、「同期」による操作より時間がかかる場合があります。
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作動可能アクションを選択し、「実行」をクリックします。 |
選択したミドルウェア・ノードに対して、次のように作動可能アクションを実行します。
- エージェントの停止
- 選択されたノード上でエージェント・プロセスを停止します。これらのノードの状況は、「始動済み」でなければなりません。
- エージェントの始動
- 選択されたノード上でエージェント・プロセスを開始します。
- エージェントの再始動
- 選択されたノード上でエージェント・プロセスを再始動します。
- 全サーバーの再始動
- 選択されたノード上にあるすべてのサーバーを再始動します。
- ディスカバリーの実行
- すべてのセンサーの実行を強制します。センサーは、Apache ランタイム、
WebSphere Application Server Community Edition ランタイム、および PHP ランタイムをディスカバーできます。
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モードを選択して、「モードの設定」をクリックします。 |
保守モードを設定することにより、実稼働環境のサーバーへの着信トラフィックを中断せずに、ノード上で診断、保守、または調整を実行できます。
- 保守
- ノード上の残りの要求がサービスされた後で、モードを保守モードに移動します。
- 保守の即時停止
- ノード上の残りの要求をサービスせずに、ノードを保守モードに移します。
- 標準
- ノードを保守モードから移動します。そのため、ノード上のサーバーは、オンデマンド・ルーターからの要求にサービスを開始できます。
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