ユーザー定義のビジネス目標に適合するサービス・ポリシーを作成できます。サービス・ポリシーにより、WebSphere Virtual Enterprise が作業のカテゴリー化と優先順位付けに使用する、作業に関連した目標が作成されます。
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サービス・ポリシーおよびトランザクション・クラスを作成、変更、または除去するには、管理者またはコンフィギュレーターの管理特権が必要です。
作業をカテゴリー化するには、WebSphere Virtual Enterprise はトランザクション・クラスの概念を使用します。トランザクション・クラスとはサービス・ポリシーのコンポーネントです。トランザクション・クラスには ユーザー定義の URI が含まれます。例えば、すべての /buy/*.html URI ストリングを、トランザクション・クラス PayTransactionsClass と関連付けできます。トランザクション・クラス は WebSphere Virtual Enterprise で最小単位のカテゴリーです。このレベルで収集されたデータは、 シングル・トランザクション・クラスの細分性で パフォーマンス測定基準を表示することができます。
WebSphere Virtual Enterprise は、サービス・ポリシーを使用して、トランザクション・クラス・レベルの作業に パフォーマンス目標を関連付けることができます。サービス・ポリシーは、パフォーマンス目標が関連付けされた、トランザクション・クラスのコレクションとして定義されます。例えば、 Platinum というサービス・ポリシーを作成し、PayTransactionClass をメンバーとして 関連付けることができます。応答時間に関して、トランザクション・クラスに関連したパフォーマンス目標を定義します。WebSphere Virtual Enterprise は百分位数応答時間の目標と同様に 平均応答時間の目標もサポートします。
サービス・ポリシーの定義では、WebSphere Virtual Enterprise は使用可能な 7 個の異なるレベルの 重要度を提供します。重要度のレベルを作成すると、すべてのサービス・ポリシーに対するパフォーマンス目標が 長期にわたる過度の過負荷のために達成できない場合に、WebSphere Virtual Enterprise が重要度を使用して優先するサービス・ポリシーを判別できることが保証されます。