CICS Explorer との統合

CICS® IA プラグインが CICS Explorer™ にインストールされている場合、CICS IA によってサポートされる操作可能リソースおよび定義を右クリックしたときに、メニュー・オプション「依存関係」が表示されます。

CICS Explorer フレームワーク内にプラグインがインストールされている場合、そのプラグインに関連付けられている他のメニュー・オプションが CICS Explorer ビューで使用可能になります。 プラグインのプロパティーを活用するために、プラグイン・パースペクティブに切り替える必要はありません。

例えば、下の CICS Explorer パースペクティブの画面取りでは、左側の CICSPlex® Explorer ビューに REDBPLEX 内のすべての CICS 領域がリストされており、その CICSplex 内の 11 個の CICS 領域のうちの 4 つがアクティブであることを示しています。 アクティブな CICS 領域のうちの 3 つに CICS IA CICS IA の黄色い小包アイコン アイコンが付けられていますが、これは CICS IA によってサポートされる CICS 領域であることを示しています。 右上の CICS Explorer の「領域」ビューには、選択された REDBPLEX 内のアクティブな CICS 領域が表示されています。 右下の CICS IA の「領域」ビュー (CICS IA の黄色い小包アイコン アイコンによって見分けられる) には、CICS IA が収集した CICS 領域情報が表示されています。 CICS IA ビューの CICS 領域 ID は、CICSplex Explorer ビューの括弧で囲まれた CICS 領域名と一致します。

上記の CICS Explorer パースペクティブの画面取り

操作可能リソースで選択できるメニュー・オプションは、リソースのタイプによって異なります。 以下の例は、表示されるさまざまな CICS IA の「依存関係」メニュー・オプションを示しています。

「領域」タブの「依存関係」メニュー・オプション

「領域」タブの「依存関係」メニュー・オプション。「リソース」、「ファイル」、「マップ」、「一時ストレージ」、「一時データ」、「使用されるプログラム」、「使用されるトランザクション」。

「タスク」タブの「依存関係」メニュー

「タスク」タブの「依存関係」メニュー。「プログラムで使用」、「トランザクションで使用」、「実行の表示」、「使用リソース」、および「資産の詳細」。

「トランザクション」タブの「依存関係」メニュー

「トランザクション」タブの「依存関係」メニュー。「プログラムで使用」、「トランザクションで使用」、「コマンド・フローの実行の表示」、「使用リソース」、「資産の詳細」。

「ファイル」タブの「依存関係」メニュー

「ファイル」タブの「依存関係」メニュー。「プログラムで使用」、「トランザクションで使用」。

操作可能リソースに対して作業を行っていて CICS IA データを要求する場合、CICS IA は、その操作可能リソースが存在する CICS 領域の APPLID を使用します。 しかし、定義に対して作業を行っている場合、CICS IA で使用できる APPLID がないため、すべての CICS 領域に対して全検索が実行されます。 以下の画面取りで示すように、検索の結果が表示されるビューのツールバーには、検索が特定の CICS 領域に対して実行されたか、またはすべての CICS 領域に対して実行されたかが示されます。

ツールバー情報「領域 IYDZEJOB の Transaction(CKAM) を使用するプログラム」の画面取り

ツールバー情報「すべての領域の File(ACCTFILE) を使用するプログラム」の画面取り。