ミドルウェア・サーバーのコレクション

このページは、ミドルウェア・サーバーを表示および管理する場合に使用します。ミドルウェア・サーバーは、アプリケーションやそのデータをホストする、ミドルウェア層の汎用サーバーです。

このページは、新規のミドルウェア・サーバーおよびミドルウェア・サーバー・テンプレートの作成、または既存のミドルウェア・サーバーを削除する場合に使用します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「すべてのサーバー」をクリックするか、「サーバー」>「サーバー・タイプ」を選択してから、特定のタイプのミドルウェア・サーバーを選択します。複合フィルター処理アイコン filter icon を使用すると、タイプ別の特定のコレクション・ビューを作成できます。
表 1. ミドルウェア・サーバーのボタン
ボタン 結果のアクション
新規作成 ミドルウェア・サーバーの作成を支援するウィザードを開きます。サーバー・タイプには、アプリケーション、汎用、オンデマンド・ルーター、プロキシー、または Web サーバーがあります。 サーバー・タイプにはそれぞれ、固有のウィザードがあります。ご使用の環境内に存在するが WebSphere® を実行しないサーバー (PHP サーバー、 カスタム HTTP サーバー、WebSphere Application Server Community Edition サーバーなど) を追加することもできます。
削除 サーバーを除去します。
テンプレート 定義済みサーバー・テンプレートのリストが開きます。サーバー・テンプレートは、サーバー作成の開始点として使用できるサーバー構成データのコピーです。テンプレートを作成することも、既存のテンプレートを編集することもできます。
開始 選択した 1 つまたは複数のサーバーを始動します。始動する各ミドルウェア・サーバーの「選択」チェック・ボックスを有効にして、「始動」をクリックします。
停止 選択した 1 つまたは複数のサーバーを停止します。停止する各ミドルウェア・サーバーの「選択」チェック・ボックスを有効にして、「停止」をクリックします。
終了 サーバーを即時に終了します。
アクションのサブミット アクション列の Web サーバーのアクション・リストを実行します。
モードの設定 選択されたサーバーに保守モードを設定します。保守モードを 選択し、「モードの設定」をクリックします。保守モードを設定することによって、 実稼働環境でサーバーへの着信トラフィックを中断せずに、サーバーにおける診断、保守、または調整を行うことができます。
保守モード
サーバー上の残りの要求をサービスします。サーバー上にオープン・セッションのある要求は、そのセッションが終了するか、タイムアウトになるまでこのサーバーにルーティングされます。すべての要求が完了すると、サーバーは保守モードに移ります。新規要求は、保守モードにないサーバーにルーティングされます。
保守モード - アフィニティー中断
選択されたサーバーを保守モードに移し、サーバーへの HTTP および SIP 要求 アフィニティーを中断します。
保守モード - 即時停止
サーバー上の残りの要求をサービスせずに、ただちにサーバーを保守モードに移します。
標準
選択されたサーバーに対して保守モードを使用不可に設定します。

名前

ミドルウェア・サーバーの名前を指定します。ミドルウェア・サーバーの名前はセル内で固有でなければなりません。

ノード

ミドルウェア・サーバーが存在するノード。

ドロップダウン・メニューのアクションはサーバーのタイプによって異なります。例えば、「プラグインの生成 と伝搬」は Web サーバーにのみ有効です。

クラスター名

サーバーが属するクラスターの名前を指定します。

状況

ミドルウェア・サーバーが始動済み、停止済み、または使用不可のいずれであるかを示します。

表 2. ミドルウェア・サーバーの状況
アイコン アクション 説明
始動済み 始動済み サーバーは実行中です。
部分始動 部分始動 サーバーは、「停止済み」状態から「始動済み」状態に変化中です。サーバーは実行し始めていますが、まだ完全には実行していません。
停止済み 停止 サーバーは実行していません。
部分停止 部分停止 サーバーは、「始動済み」状態から「停止済み」状態に変化中です。
使用不可 使用不可 状況を判別できません。
不明 該当なし サーバーは、実行中であるかどうかに関して情報を提供しません。

保守モード

サーバーの保守モード状況を指定します。

表 3. ミドルウェア・サーバー保守モードの状況
アイコン アクション 説明
保守モード 保守モード サーバーは保守モードであり、もう要求にサービスを提供していないため、 このサーバーに対して管理アクションを実行できます。保守モードのサーバーに対しては、開始または停止のいずれかのみ実行できます。 ノードが始動済みで、保守モードである場合、オンデマンド・ルーターは、HTTP または SIP トラフィックをサーバーに転送しません。
  通常モード サーバーは要求にサービスを提供しています。

バージョン

WebSphere Network Deployment のバージョン番号を指定します。

タイプ

ミドルウェア・サーバー・タイプを指定します。 オプションには、アプリケーション・サーバー、汎用サーバー、 オンデマンド・ルーター、プロキシー・サーバー、および Web サーバーがあります。その他のサーバー・タイプには、PHP、WebSphere Application Server Community Edition、およびカスタム HTTP があります。

アクション

選択されたミドルウェア・サーバーで実行する特定のアクションを指定します。

次のアクションを行うことができます。

表 4. ミドルウェア・サーバーのアクション
アクション サーバー・タイプ
プラグインの生成 Web
プラグインの伝搬 Web


ファイル名: mws_collection.html