OLA USER ステートメントを IBM Session Manager の開始時にロードするか、各ユーザーのサインオン時にロードするかを指定します。
このパラメーターは、SYSTEM 制御ステートメント (SYSTEM ステートメントを参照) に適用できます。
OLA_DEFER_USERS [Yes|No|ON|OFF]
Yes または ON に設定すると、OLA USER ステートメントを IBM Session Manager の開始時にはロードせず、各ユーザーのサインオン時にのみロードするように指定します。 これには、システムの始動時にすべての USER ステートメントがロードされるのではなく、実際に必要な USER ステートメントだけがロードされるという利点があります。 したがって、これは、不要な USER ステートメントをロードしないことで、使用するメモリーや処理を節減します。 この利点は、特に、多数のインスタンスが USER ステートメントを共有している場合に該当します (各インスタンスが、そのインスタンスにサインオンするユーザーについてのみ、USER ステートメントをロードするため)。
注意: このパラメーターを Yes または ON に設定すると、USER ステートメントはユーザーがサインオンするまで無視されます。 また、USER ステートメントは、UPDATE ALL コマンドまたは PUPDATE USER コマンドが発行された場合も無視されます。 USER ステートメントの構成の更新を既にサインオンしているユーザーに適用するには、以下のいずれかの操作を実行します。
更新した場合、変更はすべて、システムをリサイクルしたときに有効になります。