ダンプが UNIX サービス経由で GDG データ・セットに書き込まれるかどうかを制御します。
このパラメーターは、SYSTEM 制御ステートメント (SYSTEM ステートメントを参照) に適用できます。
DUMPGDG [Yes|No|ON|OFF]
DUMPBASE gdgbasename
DUMPUNIT unitdevicetype
DUMPSMSCLS smsdataclass
DUMPPSPACE numberofcylinders
DUMPSSPACE numberofcylinders
Yes または ON に設定されると、ダンプが UNIX サービス経由で GDG データ・セットに書き込まれるようにパラメーターが指定します。
異常終了が生じると、UNIX 呼び出しが行われてアドレス・スペースが複製されます。 複製された子には、GDG 内の (+1) 世代レベルのデータ・セットが割り振られ、ここにスナップ・ダンプが書き込まれます。 この間に障害が発生した場合、エラー・メッセージが発行され、通常の非 GDG 方式を使用してダンプがスプールに取得されます。 なお、このダンプは UNIX の複製アドレス・スペース内に取得されるため、スプール上で UNIX 名 BPXAS を持ちます。 ただし、スナップ・ダンプのヘッダー行には、親アドレス・スペースの名前が含まれます。
ダンプが取得されると、メッセージ 133 が発行されます。 UNIX 呼び出しは即時に生じるので、INFORM グループをメッセージ 133 に追加して、ABEND が発生したことが担当者に通知されるようにすることをお勧めします。
ダンプ GDG は、レコード長が 125、ブロック・サイズが 1632 の可変ブロック (VB) データ・セットとして割り振られます。 ダンプの書き込み中に障害が発生した場合、エラー・メッセージが発行され、通常の非 GDG 方式を使用してダンプが取得されます。
DUMPGDG パラメーター下のサブパラメーターは以下のとおりです。
このサブパラメーターは、DUMPGDG が Yes に設定されている場合は必須です。 IBM Session Manager のダンプ取得中に割り振られるダンプ GDG データ・セット名の接頭部を構成するダンプ GDG ベース名を指定します (すなわち、DSN=gdgbasename(+1))。
指定される gdgbasename の長さは、1 から 35 文字にする必要があります。
ダンプ GDG データ・セットが存在するデバイスのタイプを指定します。 長さは 1 から 8 文字にする必要があります。
ダンプ GDG が SMS の管理対象である場合に、SMS データ・クラスを指定します。 長さは 1 から 8 文字にする必要があります。
ダンプ GDG データ・セットを割り当てるためのシリンダー単位の 1 次スペース割り振りを指定します。 これは 1 から 999 の間の数値である必要があります。
ダンプ GDG データ・セットを割り当てるためのシリンダー単位の 2 次スペース割り振りを指定します。 これは 1 から 999 の間の数値である必要があります。