OLACLASS
説明
ユーザーの OLA および IBM Session Manager Administration Plug-in のセキュリティー・クラスを指定します。
このエンド・ユーザー共通パラメーターは、以下の制御ステートメントに適用されます。SYSTEM (SYSTEM ステートメントを参照)、PROFILE (PROFILE ステートメントを参照)、USER (USER ステートメントを参照)、および TERMINAL (TERMINAL ステートメントを参照)。
フォーマット
OLACLASS ola-class
使用法
ユーザーが特定の OLA または IBM Session Manager Administration Plug-in タスク (例えば、メニュー表示や一定の属性値のリストなど) を呼び出そうとすると、このセキュリティー機能は、ユーザーの OLA セキュリティー・クラスが、このタスクの実行を許可するかどうかをチェックします。
したがって、ユーザーの OLA セキュリティー・クラスは、ユーザーに許可される操作または許可されない操作を定義します。
たとえば、OLA で、特定のユーザーが特定のメニュー上の 1 つのアイテムの実行のみを許可されている場合、メニュー表示がバイパスされ、この 1 つのアイテムのパネルのみが表示されます。
配布される IBM Session Manager 構成は、次の OLA セキュリティー・クラス定義を持っています。
詳細については、「Online and Batch Administration」マニュアルを参照してください。
OLACLASS
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説明
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IM
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実装者
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BT
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バッチ管理者
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AD
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管理者
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LA
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ローカル管理者
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SU
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スーパーユーザー
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US
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ユーザー
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NO
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アクセス権限なし
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注:
- 同じ OLA セキュリティー・クラスのすべてのユーザーには、同じ権限があります。
- 配布された IBM Session Manager 構成では、実装者のみが OLACLASS 属性を表示および更新できます。
ただし、実装者は、その他の OLA クラスがこれを行えるように OLACLASS 属性を更新することは可能です。
- OLA セキュリティー設定を使用して、ユーザーが実行を許可されている内容を完全に定義できます。
詳細については、「Online and Batch Administration」マニュアルを参照してください。
- IBM Session Manager ユーザー関連変数 t_security_class は、ユーザーの OLA セキュリティー・クラスの値を参照するために使用される場合があります。
詳しくは、「Panels, Scripts and Variables」マニュアルを参照してください。
- OLA セキュリティー・クラスは、SYSTEM ステートメントの SECURITY パラメーターで OLARESNAME が指定されている場合、ESM によって決定されます。
この場合、構成内の OLACLASS 設定はすべて無視されます。
詳細については、『SECURITY』を参照してください。
親トピック:
関連トピック: