SIDLTIME

説明

端末から最後の入力を受け取ってから、セッションを終了するまでの間隔 (分) を指定します。

この共通セッション・パラメーターは、以下の制御ステートメントに適用されます。 SYSTEM (SYSTEM ステートメントを参照)、PROFILE (PROFILE ステートメントを参照)、USER (USER ステートメントを参照)、TERMINAL (TERMINAL ステートメントを参照)、および APPL (APPL ステートメントを参照)。

フォーマット

SIDLTime minutes [DIRECTION IN|INOUT]

デフォルト: SIDLTIME 0 DIRECTION IN

使用法およびサブパラメーター

minutes は、0 分から 1440 分までの範囲内の任意の値です。 0 (デフォルト) を指定すると、タイムアウトは発生しません。

セッションがタイムアウトになると、ENDSCRIPT (セッションに定義されている場合) の実行を含む、通常のセッション終了処理が実行されます。

DIRECTION IN|INOUT

入力のみ、または入出力の両方のデータ・ストリーム (上のアクティビティー) でタイムアウトを禁止するかどうかを制御します。 DIRECTION IN が有効な場合、間隔カウンターは画面の更新によってリセットされません。

注:

  1. スクリプトのみをベースとするセッションでは、SIDLTIME は無視されます。 これには、すべての内部セッション (OLA、ヘルプ・デスク、VTM、システム管理メニュー、Sysplex 要約およびメニューなど) が含まれます。
  2. HLA では、セッションはスタンバイ・インスタンスで独立してタイムアウトになりません。 これは、活動状態のインスタンスで起こったことを反映するためです。 E36 出口スクリプトがコーディングされている場合、出口スクリプトはスタンバイ・インスタンスで実行されます。 ただし、戻りコードがゼロ (タイムアウトを有効にする) の場合は、アクションが取られません。 不要な E36 出口スクリプトの処理を回避するために、セッション詳細変数 s_standbyE36 出口で検査することができます。

親トピック:

関連トピック: