MSGSUFFIX

説明

共通の接尾部を持つコンソール・メッセージの宛先および内容を制御します。

このパラメーターは、SYSTEM 制御ステートメント (SYSTEM ステートメントを参照) に適用できます。

フォーマット

MSGsuffix I|E|W|*
   AUDIT [Yes|No|ON|OFF]
   CONTent [Yes|No|ON|OFF|CODE|TEXT]
   INFORM users-inform-list
   LOG [Yes|No|ON|OFF]
   DESCriptor descriptor-code-list
   ROUTE route-code-list

デフォルト: *

使用法

接尾部 I は情報メッセージ、E は重大エラー・メッセージ、W は警告メッセージ、* はすべてのメッセージを示します。

IE、および W の各メッセージに異なるオプションを定義する必要がある場合、複数の MSGSUFFIX パラメーターを指定できます。

サブパラメーター

MSGSUFFIX パラメーターのサブパラメーターは、次のとおりです。

AUDIT [Yes|No|ON|OFF]

デフォルト: AUDIT Yes

AUDIT サブパラメーターに Yes または ON オプションを指定すると、指定された接尾部を持つメッセージはすべて IBM Session Manager 監査ファイルに送信されます。 No または OFF を指定すると、グループ内のメッセージは監査ファイルに書き込まれなくなります。

CONTent [Yes|No|ON|OFF|CODE|TEXT]

デフォルト: CONTENT Yes

CONTENT サブパラメーターは、指定された接尾部を持つメッセージの内容を制御します。

Yes または ON オプションを指定すると、メッセージ番号とメッセージのテキストの両方が表示されます。

No または OFF を指定すると、メッセージ番号とテキストの両方が抑止されます。

CODE を指定すると、メッセージ番号のみが表示されます。

TEXT を指定すると、メッセージのテキストのみが表示されます。

INFORM users-inform-list

グループ内のメッセージが送信されるユーザー ID のリストを指定します。 コンソール上に表示される元のメッセージが MSGSUFFIX サブパラメーターに従って変更されている場合でも、メッセージの全文が送信されます。 ユーザー ID は、IBM Session Manager サインオン時に入力されたものです。

リストの最初の項目が IBM Session Manager ステートメントまたはパラメーター名と一致する場合は、その項目を引用符または括弧で囲む必要があります。 このようにしなければ、その項目が ステートメントであると解釈されます。

LOG [Yes|No|ON|OFF]

デフォルト: LOG Yes

デフォルトでは、メッセージはシステム・コンソールに送信されます。 これは、ON オプションまたは Yes オプションを指定することと同じです。 OFF または No を指定すると、メッセージはシステム・コンソールに表示されません。

DESCriptor descriptor-code-list

各記述子コードの値は 1 から 16 で、z/OS アクション記述子コードのいずれかに対応しています。 一部のコードは互いに排他的ですが、IBM Session Manager はどのような検査も実行しません。 z/OS 監視プログラム・サービスとマクロ命令について説明している IBM のマニュアルに、コードとそれに関連するアクションのリストが記載されています。 リスト内のコードはそれぞれ、コンマ、ブランク、または等号で 区切ることができます。

ROUTE route-code-list

それぞれの宛先コードは 1 から 16 までの値にすることができ、z/OS メッセージ宛先コードと等価です。 IBM Session Manager は、コードの相互排他性を検査しません。 宛先コードのリストについては、z/OS 監視プログラム・サービスとマクロ命令について説明している適切な IBM のマニュアルを参照してください。

親トピック:

関連トピック: