セッション ID に関連付ける 1 つ以上の IBM Session Manager transid を指定します。 その後、アプリケーション間の移動にはエスケープ・コマンド・シーケンスではなく、transid を使用できます。
このパラメーターは、PROFILE 制御ステートメント (PROFILE ステートメントを参照) に適用できます。
transid は、セッション ID を選択したり PF キーを押して指定するのではなく、メニュー画面のコマンド行に入力して指定することもできます。
リスト内の各 transid は、8 文字の英数字の任意の組み合わせ、PA または PF キー、ATTN または CLEAR キー、あるいはライト・ペン (PEN) に指定できます。 リストは、IBM Session Manager パラメーターまたはサブパラメーターにより区切られます。 または、リストを引用符または一組の任意のテキスト区切り文字で囲むことができます。
注意: CLEAR を使用する場合、アプリケーションを抜ける前にその画面がクリアされます。
画面の最初の入力フィールドの先頭で IBM Session Manager が transid 文字シーケンスを検出すると、その transid が指定されているセッションに関連付けられているアプリケーションに制御権が直ちに移動します。
transid がキー (PFn、PAn、CLEAR、または ATTN) またはライト・ペン (PEN) として指定されている場合、キーが押されるかライト・ペンが検出されると、制御権はセッションに関連付けられたアプリケーションに移動します。 セッションがメニュー画面から PF キーにより呼び出されるように定義されている場合でも、transid として使用される PF キーは同一である必要がありません。 例えば、PF5 が CICS アプリケーションへのアクセスとして定義されている場合、次のように定義をコーディングすることにより、PF17 を即時アクセス用に定義できます。
Key PF5 Applid CICSA
Transid PF17
transid に PF キーまたはシーケンス/文字ストリングを使用する場合は注意が必要です。 関連付けられているセッションに PASSTRANSID が指定されていないと、表示している特定のメニュー画面から実行しているシステムでこれらを使用できません。