terminal (または terminal_pattern) は、属性が関連付けられる端末の名前を指定します。
この変数は TERMINAL 制御ステートメント (TERMINAL ステートメントを参照) に適用できます。
後続の属性が関連付けられる端末の名前を指定します。 terminal には LU 名を指定できます。
総称端末名を指定でき、それらを使用して、端末のグループを定義できるようになります。 この方式を使用すると、単一のステートメントを使用するだけで、1 つのプロファイルを多数の端末に関連付けることができるので、IBM Session Manager システムを生成するために必要な制御ステートメントの数を減らすのに役立ちます。
総称端末グループを作成するには、terminal を指定するときに、特殊文字の「*」と「+」を使用します。 「*」は「任意の数の任意の文字」を表し、「+」は「任意の 1 文字」を表します。 英数字、アスタリスク、および正符号の任意の組み合わせが受け入れ可能です。 例:
TERMINAL T* PROF PROFILEA
TERMINAL TM001 PROF PROFILEB
TERMINAL 0* PROF PROFILEC
TERMINAL 0048 PROF PROFILED
ID が「T」で始まるすべての端末にプロファイル PROFILEA が関連付けられますが、端末 TM001 は例外で、プロファイル PROFILEB が使用されます。 また、ID が「0」で始まるすべての端末に PROFILEC が関連付けられますが、端末 0048 は例外で、プロファイル PROFILED が使用されます。 2 番目の例を以下に示します。
TERMINAL ++M* PROF PROFILEE
TERMINAL ++9* PROF PROFILEE
3 文字目の位置に「M」があるすべての端末がプロファイル PROFILEE を使用するように指定され、3 文字目の位置に「9」があるすべての端末がプロファイル PROFILEE を使用するように指定されます。
IBM Session Manager にサインオンしている端末が、TERMINAL ステートメントで総称端末名と特定定義の端末名の両方に一致する場合、特定定義が優先されます。 端末が IBM Session Manager にサインオンしているときに、複数の TERMINAL 総称名指定に一致する場合は、使用する定義を決定できません。