監査ログを世代別データ・グループ・データ・セット (GDG) に書き込むかどうかを指定します。
このパラメーターは、SYSTEM 制御ステートメント (SYSTEM ステートメントを参照) に適用できます。
AUDITOGDG [Yes|No|ON|OFF]
ATGBASE gdgbasename
ATGUNIT unitdevicetype
ATGSMSCLASS smsdataclas
ATGPSPACE numberofcylinders
Yes に設定すると、このパラメーターは監査ログ・レコードを監査 GDG データ・セットに書き込むように指定します。
始動中、GDG サイクル内の (+1) 世代レベルのデータ・セットが割り振り、カタログ、およびオープンされます。 この間に障害が発生した場合、エラー・メッセージが発行され、監査ログ・レコードは GDG に書き込まれません。再始動せずに現在の GDG データ・セットをクローズして次の (+1) 世代のデータ・セットの割り振り、カタログ、およびオープンを行うには、SPIN コマンドを発行する必要があります。 この場合、次の形式を取ります。
監査 GDG は、レコード長が 260、ブロック・サイズが 3384 の可変ブロック (VB) データ・セットとして割り振られます。 ブロックの書き込み中に障害が発生した場合、エラー・メッセージが出され、次の SPIN AUDITGDG コマンドが発行されるまで、書き込みはそれ以上試行されません。
AUDITOGDG パラメーター下のサブパラメーターは以下のとおりです。
このサブパラメーターは、AUDITGDG が Yes に設定されている場合は必須です。 IBM Session Manager の始動中、または SPIN AUDITGDG コマンドの発行時に割り振られる監査 GDG データ・セット名の接頭部を構成する監査 GDG ベース名を指定します (すなわち、basname(+1))。 長さは 1 から 35 文字にする必要があります。
監査 GDG データ・セットが存在するデバイスのタイプを指定します。 長さは 1 から 8 文字にする必要があります。
監査 GDG が SMS の管理対象である場合に、SMS データ・クラスを指定します。 長さは 1 から 8 文字にする必要があります。
監査 GDG データ・セットを割り当てるためのシリンダー単位の 1 次スペース割り振りを指定します。 これは 1 から 999 の間の数値である必要があります。