CMDACTIONKEY

説明

IBM Session Manager のコマンド・アクション・キーを指定します。

このエンド・ユーザー共通パラメーターは、以下の制御ステートメントに適用されます。 SYSTEM (SYSTEM ステートメントを参照)、PROFILE (PROFILE ステートメントを参照)、USER (USER ステートメントを参照)、および TERMINAL (TERMINAL ステートメントを参照)。

フォーマット

CMDACTionkey aidkey

デフォルト: なし。

使用法

指定されたアクション・キーは、コマンド接頭部の値 (COMMANDPRFXVAL) が指定されている (COMMANDPRFXVAL を参照) か、その値が t_actprf 変数によって設定されている場合にのみ作動します。

aidkey には、有効な AID キー PF1 から PF24、または特殊値 NONE を指定できます。 デフォルトの aidkey はありません。 NONE を指定した場合は、CMDACTIONKEY を指定しない場合と同じ結果になります。 これは、コマンド・アクション・キーを使用しないものの、SYSTEM レベルでそれが指定されているユーザーまたはユーザー・セットが存在する場合に役立ちます。

CMDACTIONKEY パラメーターが指定されているときは、接頭部が COMMANDPRFXVAL 文字の SAUTOSEQ シーケンスが入力され、指定されたキーが押された場合にのみ、COMMANDPRFX=Y が指定された SAUTOSEQ が呼び出されます。

CMDACTIONKEY によって制御されることが想定されている SAUTOSEQ では、シーケンス (PF キーではない) を指定し、ACTIONKEY を指定しません。

CMDACTIONKEY を使用する必要があるシチュエーション

CMDACTIONKEY (したがって COMMANDPRFXVAL) を指定する場合は、以下の環境で使用する必要があります

アプリケーション・セッションでは、以下のものに対して使用します。

メニューを除くすべての IBM Session Manager パネルでは、以下のものに対して使用します。

CMDACTIONKEY を使用できるシチュエーション

CMDACTIONKEY (したがって COMMANDPRFXVAL) を指定する場合は、以下の環境で使用できます

メニューでは、以下のものに対して使用します。

CMDACTIONKEY および COMMANDPRFXVAL が指定された IBM Session Manager コマンドの単一文字シノニムを定義する方法について詳しくは、メンバー ISZC1ESCを参照してください。

2 つの更新可能なユーザー変数 t_actcmd および t_actprf を使用すると、インストール環境でユーザーのメニューに入力フィールドを追加できるため、ユーザーは CMDACTionkey (コマンド・アクション・キー) および COMMANDPRFXVAL (コマンド接頭部値) をそれぞれ表示および変更できるようになります。 値 NONEt_actcmd に指定することで、以前に指定した値を除去できます。

注: これらの変数を変更した場合、変更は現在の IBM Session Manager のサインオンの間のみ継続します。以降のサインオン・セッションでも変更を継続する必要がある場合は、CMDACTIONKEY および COMMANDPRFXVAL パラメーターを構成内で変更する必要があります。 また、これらのパラメーターを構成で変更し、変更を活動化しても、次のサインオンまでは反映されません。

コマンド・アクション・キーの処理について詳しくは、「User and Administrator」マニュアルを参照してください。 COMMANDPRFXVAL も参照してください。

親トピック:

関連トピック: