RECOVERYLEVEL

説明

シスプレックスのリカバリー・レベルを指定します。 使用される ACB のオープン時におけるアプリケーションへの転送セッションのリカバリー可能性を定義します。

このパラメーターは APPL 制御ステートメント (APPL ステートメントを参照) に適用できます。

フォーマット

RECOVERYLevel High|Intermediate|None

デフォルト: なし

使用法

ACB がオープンされているときにのみ有効なこのパラメーターは、APPL ステートメントで、あるいは USERTERMINALPROFILE、または SYSTEM ステートメントのエンド・ユーザー共通パラメーターとして定義できます。 セッションの開始時に既に ACB がオープンしている場合、このパラメーターに加えられた変更はすべて無効となります。

このパラメーターに使用できる値は次のとおりです。

説明

HIGH

所有する (ターゲットの) IBM Session Manager ノードや IBM Session Manager コントローラーで障害が発生した場合に、アプリケーション・セッションをリカバリーします。 SYSPLEXTYPE I インスタンスでのみ使用できます。

INTERMEDIATE

所有する (ターゲットの) IBM Session Manager ノードに障害が発生した場合に、アプリケーション・セッションをリカバリーします。 SYSPLEXTYPE I インスタンスでのみ使用できます。

NONE

リカバリーは、このアプリケーションには試行されません。 SYSPLEXTYPE I または SYSPLEXTYPE N インスタンスで使用できます。

このパラメーターをエンド・ユーザー共通パラメーターとして定義し、HIGH または INTERMEDIATE に設定すると、APPL ステートメントがオーバーライドされます。 NONE を指定すると、APPL 設定が適用されます。

詳細は、「Installation and Customization」マニュアルの『Parallel Sysplex support』を参照してください。

親トピック:

関連トピック: