UNBIND

説明

IBM Session Manager がアプリケーションからの UNBIND 要求を処理する方法を決定します。

この共通セッション・パラメーターは、以下の制御ステートメントに適用されます。 SYSTEM (SYSTEM ステートメントを参照)、PROFILE (PROFILE ステートメントを参照)、USER (USER ステートメントを参照)、TERMINAL (TERMINAL ステートメントを参照)、および APPL (APPL ステートメントを参照)。

フォーマット

UNBIND [WAIT|IMMEDiate]

デフォルト: UNBIND IMMEDIATE

使用法

IMMEDIATE を使用すると、各 UNBIND はそのまま処理されます。

WAIT を使用すると、アプリケーションから受け取った各 UNBIND は、後で BIND が行われる UNBIND として扱われます。

WAIT は、さまざまな 2 次アプリケーションの間で転送を行う Logon Manager などのアプリケーションに使用できます。 これは通常、後で BINDを行うUNBINDを発行するLogon Managerや、非送信請求BINDを 発行する2次アプリケーションによって行われます。

後で BIND を行わない UNBIND が発行されると、2 次アプリケーションからのログオフ時に問題が発生します。 IBM Session Manager はセッションが終了したことを想定しているため、Logon Manager からの非送信請求 BIND は一致せず、メッセージ 268I が出されます。 UNBIND WAIT を指定すると、IBM Session Manager は 1 分間セッションを維持し、BIND を待ちます。

1 次アプリケーションが UNBIND を発行すると、WAIT が指定されている場合でも、IBM Session Manager は変更を行いません。

セッションを終了する最終 UNBIND が 1 次アプリケーションによって発行されない場合は、IBM Session Manager が UNBIND を即座に処理するように、アプリケーションの名前を UNBINDAPPL パラメーターで指定することができます。 これを行わないと、セッションは、UNBINDがタイムアウトになるまで 1分間ハングしてから終了します。

親トピック:

関連トピック: