UNDERISZSMGR

説明

メニュー・パネルからターゲット・アプリケーションが選択されたときに、物理端末で何を行うかを指定します。

この共通セッション・パラメーターは、以下の制御ステートメントに適用されます。 SYSTEM (SYSTEM ステートメントを参照)、PROFILE (PROFILE ステートメントを参照)、USER (USER ステートメントを参照)、TERMINAL (TERMINAL ステートメントを参照)、および APPL (APPL ステートメントを参照)。

フォーマット

UNDERISZSMGR|CLOSEDISC|CLOSELOGOFF

デフォルト: UNDERISZSMGR

使用法

CLOSEDISC を使用した場合、メニュー・パネルでターゲット・アプリケーションが選択されると、物理端末は IBM Session Manager から切断されます。 (TYPE も参照してください。) その結果、他のアクティブ・セッションはすべてアクティブなままに なり、ユーザーが選択したセッションを終了したときとまったく同じ 場所に再び入ることができます。そのため、ユーザーが通常、複数の活動状態のセッションを持つような状況では、CLOSELOGOFF の代わりに、このパラメーターを使用する必要があります。

CLOSELOGOFF を指定すると、IBM Session Manager は、アプリケーションが選択されるとすぐに、物理端末の制御をターゲット・アプリケーションに解放します。(TYPE も参照してください。) ログモード項目名および DATA パラメーターを使用して定義されたすべてのデータが、ターゲット・アプリケーションに渡されます。 ターゲット・アプリケーションが現在ログインを受け入れていない場合、要求は拒否され、エラー・メッセージが出されます。

このパラメーターは通常、端末を VTAM に定義する VTAM LU ステートメントの LOGAPPL パラメーターと共に使用されます。 この方法を使用すれば、ユーザーがアプリケーションを終了して、メニュー画面が再度表示されたらすぐに、端末を IBM Session Manager にログオンし直すことができます。

通常、単一のアプリケーションのみが活動状態の端末では、この技法は、物理端末とアプリケーションとの間で渡されるすべてのデータ・ストリームを処理する IBM Session Manager のオーバーヘッドを取り除くため、便利です。 ただし、通常ならユーザーが制御権を移動できる他のセッションを、 並行して実行できないという欠点があります。端末がターゲット・アプリケーションによって制御されている間は、端末では IBM Session Manager メッセージまたはブロードキャストは受信されず、スクリプトを実行することはできません。

注: 共用ユーザー機能 (「Installation and Customization」マニュアルを参照) を実装するために SHAREDISC または SHARESESS が使用されている場合、CLOSELOGOFF は 1 次ユーザー (ユーザー ID を使ってログオンした最初の端末) に対しては CLOSEDISC として機能しますが、2 次ユーザーに対しては通常どおり CLOSELOGOFF として機能します。

CLOSEDISC パラメーターおよび CLOSELOGOFF パラメーターを使用した場合の影響について詳しくは、「Installation and Customization」マニュアルの『Using IBM Session Manager as a front-end』を参照してください。

UNDERISZSMGR が指定されたか、デフォルトが許可された場合、物理端末の IBM Session Manager による制御は継続され、ユーザーはセッションを終了することなく、セッション間の切り替えを行うことができます。

親トピック:

関連トピック: