各 Enterprise JavaBeans™ (EJB) コンテナーには、他のサーバーにフェイルオーバーするためのステートフル・セッション Bean のメソッドが用意されています。このメソッドを使用して、このモジュール内のステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを発生させるかどうかを指定します。 また、このモジュールの親オブジェクトのステートフル・セッション Bean 複製設定をオーバーライドすることもできます。
この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」>「アプリケーション・タイプ」>「WebSphere® エンタープライズ・アプリケーション」>「application_name」とクリックします。「モジュール」の下の「モジュールの管理」をクリックします。次に <jar name> をクリックします。「追加プロパティー」の下の「ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定」をクリックします。
EJB コンテナーがこのモジュールのすべてのステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを行うかどうかを指定します。
このチェック・ボックスにチェック・マークを付けると、管理者が EJB コンテナーまたはアプリケーション・モジュール・アプリケーション用に構成したデフォルトのステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定がオーバーライドされます。 このチェック・ボックスをクリアすると、このモジュールに対するフェイルオーバーが使用不可になります。
EJB コンテナーまたはアプリケーション用に構成された複製設定を、 このモジュールで使用するように指定します。このオプションを選択し、アプリケーションでステートフル・セッション Bean フェイルオーバーが使用されるようにする場合は、フェイルオーバーを使用する各サーバー上で、EJB コンテナーに対してメモリー対メモリー複製を定義する必要があります。
この EJB モジュール用に構成された複製設定を、ステートフル・セッション Bean データのメモリー間複製でも使用するように指定します。
このボタンを選択すると、EJB コンテナーおよびアプリケーションの複製設定がオーバーライドされます。 このボタンは、複製ドメインが定義されるまでは使用不可になっています。 この選択肢には、複製設定を構成する際に役に立つハイパーリンクが含まれています。 複製ドメインが構成されていない場合にリンクをクリックすると、複製ドメインを作成できるページに移動します。 1 つでもドメインが構成されている場合にリンクをクリックすると、EJB コンテナーで使用する複製設定を選択できるページに移動します。
マーク付きのリンク (オンライン) では、インターネットにアクセスする必要があります。