エディション・ロールアウト設定

このページは、エディション・ロールアウト設定を構成する場合に使用します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」>「エディション・コントロール・センター」>「application_name」>「select edition」>「ロールアウト」をクリックします。

Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) ロールアウト設定

Java EE アプリケーションでは、以下の設定を使用できます。

ロールアウト計画

アプリケーション・エディションのロールアウトに使用する計画を指定します。デフォルトのロールアウト計画がグループ化されます。

アプリケーションの一貫性のあるエディションですべてのユーザー要求を処理するには、アトミック・ロールアウト・オプションを使用します。このオプションにより、クラスターが半分の能力で実行できるようになります。クラスターが非常に大規模な場合、グループ・ロールアウトの方がニーズに適切な場合があります。
  • アトミック: 一度にクラスターの半分をロールアウトします。以前のエディションは、クラスターのうちの始めの半分が次のエディションに使用可能になるまで使用されます。その時点で、旧のエディションがオフラインになり、クラスターの残り半分がロールアウトされます。クラスターは、一方のエディションか他方のエディションのいずれかからのユーザー要求を処理します。
  • グループ化: サーバーのグループ内のクラスター全体のロールアウトの実行を指定します (一度に n サーバー。ここで 1 <= n <= クラスターのサイズ)。次のエディションで以前のエディションが置換されます (一度に n サーバー)。値 n が、「n >= クラスターのサイズ」のように指定されている場合、グループ・サイズは内部で「(クラスターのサイズ) -1」に変更されます。この期間、アプリケーションの次および前のエディションは、ロールアウトが完了するまで、ユーザー要求の処理に有効化することができます。デフォルト・グループ・サイズは 1 です。

リセット計画

アプリケーションの再始動方法を指定します。デフォルトのリセット計画はソフト・リセットです。

ドレーン間隔

リセット計画を開始するまでに、HTTP (Hypertext Transfer Protocol) 要求が完了するのを待機する秒数を指定します。 デフォルトは 30 秒です。

Session Initiation Protocol (SIP) ロールアウト設定

SIP アプリケーションには、以下の設定を使用できます。

静止オプション

現在のエディションをホストするサーバーまたはクラスター・メンバーが除去される際の経過時間を指定します。ロールアウトされる新規エディションにはこの設定は影響ありません。



ファイル名: app_edition_roll.html