バージョンの詳細設定

このページを使用すると、一定のバージョンのミドルウェア記述子に特有な設定を変更できます。例えば、2 種類のバージョンの PHP を実行している場合、この設定を変更して、異なるバージョンのインストール・ロケーションを指定できます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「システム管理」>「ミドルウェア記述子」>「middleware_platform_type」>「version」をクリックします。

バージョン

ミドルウェア記述子のバージョンの名前を示します。

HTTP コネクター

ポート番号および有効化など、サーバー固有プロパティーを指定します。

サーバー・タイプに応じて、他のフィールドが表示される場合があります。例えば、 PHP サーバーには、PHP のフィールドがあります。HTTP は、一部のサーバー・タイプでは表示されません。

HTTPS コネクター

ポート番号、有効化、およびセキュリティーなど、サーバー固有プロパティーを指定します。

サーバー・タイプに応じて、他のフィールドが表示される場合があります。HTTPS は、一部のサーバー・タイプでは表示されません。

Apache Web サーバーのルート・ロケーション

選択したミドルウェア記述子のバージョンが Apache サーバー用であった場合、この設定を変更して、Apache サーバーがインストールされている場所を指定できます。

Windows インストール・ロケーション
Windows オペレーティング・システムで Apache がインストールされているパスを指定します。 複数のロケーションを指定できますが、その場合、各リスト・エントリーをセミコロン (;) で区切ります。
UNIX インストール・ロケーション
Linux や AIX® などのオペレーティング・システムで Apache がインストールされているパスを指定します。

PHP サーバーのルート・ロケーション

選択したミドルウェア記述子のバージョンが PHP サーバー用であった場合、この設定を変更して、PHP サーバーがインストールされている場所を指定できます。

Windows インストール・ロケーション
Windows オペレーティング・システムで PHP がインストールされているパスを指定します。 複数のロケーションを指定できますが、その場合、各リスト・エントリーをセミコロン (;) で区切ります。
UNIX インストール・ロケーション
Linux や AIX などのオペレーティング・システムで PHP がインストールされているパスを指定します。

WebSphere Application Server Community Edition のルート・ロケーション

選択したミドルウェア記述子のバージョンが WebSphere® Application Server Community Edition サーバー用であった場合、この設定を変更して、WebSphere Application Server Community Edition サーバーがインストールされている場所を指定できます。

Windows インストール・ロケーション
Windows サーバーで WebSphere Application Server Community Edition がインストールされているパスを指定します。 複数のロケーションを指定できますが、その場合、各リスト・エントリーをセミコロン (;) で区切ります。
UNIX インストール・ロケーション
Linux や AIX などのオペレーティング・システムで WebSphere Application Server Community Edition がインストールされているパスを指定します。

セッション・アフィニティー記述子

セッション・アフィニティー記述子は、ODR プロセスで要求された場合に使用されます。

複製 ID の記憶
true として指定すると、ODR はサーブレットに戻される応答で、応答内の Set-Cookie ヘッダーから複製 ID を構文解析します。ルーティング先のサーバーが WebSphere Application Server アプリケーション・サーバーではなく、Cookie 値を構文解析してクローン ID が分かる場合に、このプロパティーを true に設定します。
Cookie 名
セッション情報を渡すために使用できる Cookie 名のそれぞれをコンマで区切ったリストを指定します。
URL 再書き込み
セッション情報として Uniform Resource Locator (URL) を検索するための名前のそれぞれをコンマで区切ったリストを指定します。
複製 ID セパレーター
セッション情報から複製 ID を抽出する場合に、ODR によって使用される区切り文字を指定します。
代替複製 ID セパレーター
複数の区切り文字をサポートするサーバーのオプションの区切り文字を指定します。
アフィニティー・モード
ミドルウェア・プラットフォーム・タイプのアフィニティー・モードを指定します。 この値は「複製 ID の記憶」値と一緒に使用され、セッション・アフィニティー記述子の使用方法を決定します。
  • パッシブ・アフィニティー・モード: サーバー複製情報は JSESSIONID Cookie から取得されます。
  • アクティブ条件付きアフィニティー・モードと「複製 ID の記憶」値が false であると、サーバー複製 ID が内部的に生成され、WSJSESSIONID Cookie 内に設定されます。

サーバー・タイムアウト

サーバー始動または停止操作がタイムアウトになるまでの時間を指定します。

開始タイムアウト
始動操作がタイムアウトになるまでの時間 (ミリ秒) を指定します。
停止タイムアウト
停止操作がタイムアウトになるまでの時間 (ミリ秒) を指定します。


ファイル名: des_other_detail.html