すべてのアプリケーション

このページは、環境内のすべてのアプリケーションを表示および管理する場合に使用します。アプリケーションには、Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーションと、他のサーバー・タイプ上で実行されるアプリケーション・タイプの両方を組み込むことができます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」>「すべてのアプリケーション」をクリックします。

インストールされているミドルウェア・アプリケーションを管理するには、リストの「選択」チェック・ボックスを有効にして、ボタンをクリックします。
表 1. アプリケーションのボタン
ボタン 結果のアクション
追加... アプリケーションまたはモジュール (.jar.zip.tar.ear.war.rartar.gztar.tgz、または .gzip ファイル) をデプロイメント・ターゲットにデプロイするウィザードを開きます。アプリケーションのインストール後に実行するセットアップ・スクリプトを指定したり、アプリケーションをアンインストールする前に実行するクリーンアップ・スクリプトを指定できます。

Liberty プロファイル、Tomcat、JBoss、Weblogic、および Geronimo サーバーの場合、アプリケーションの表現を管理環境に追加できます。アプリケーションは管理コンソールの外部にデプロイする必要があります。

除去 アプリケーションまたはアプリケーションの表現を構成リポジトリーから削除して、構成が保存されてノードと同期された後にアプリケーション・モジュールがインストールされたすべてのノードのファイル・システムから、アプリケーション・バイナリーを削除します。
アクションのサブミット 特定のアプリケーションに選択したアクションを実行します。 アクションを実行する各ミドルウェア・アプリケーションの「選択」チェック・ボックスを有効にし、該当する「アクション」を選択して「アクションのサブミット」をクリックします。

名前

インストールまたはデプロイされているアプリケーションの名前を指定します。アプリケーション名は、セル内のすべてのアプリケーション間で固有でなければなりません。 タイプが異なっていても、2 つの個別アプリケーションに同じ名前を指定することはできません。

エディション

アプリケーションの現在のエディションを指定します。

エディション状態

アプリケーション・エディションがアクティブかどうかを指定します。

タイプ

デプロイされているアプリケーションのタイプを指定します。

表 2. アプリケーション・タイプ
カテゴリー アプリケーション・タイプ 説明
管理対象ミドルウェア・アプリケーション
管理対象ミドルウェア・アプリケーションには、以下のタイプがあります。
  • PHP
  • WebSphere® Application Server Community Edition

PHP アプリケーションなどの一部のミドルウェア・アプリケーションは、アーカイブ・ファイルと、オプションのセットアップ・スクリプトまたはクリーンアップ・スクリプトから構成されています。サポートされるアーカイブ・タイプには、.jar.tar.tgztar.gz、または .zip があります。セットアップ・スクリプトまたはクリーンアップ・スクリプトは、アプリケーションがデプロイされている各サーバーで実行されます。セットアップ・スクリプトは、アプリケーションのインストール後で、アプリケーションが開始する前に実行します。クリーンアップ・スクリプトは、アプリケーションをアンインストールしてアプリケーションの残余の成果物をすべて除去するときに呼び出されます。スクリプトに組み込みできるアクションには、ファイル・アクセス権の設定やディレクトリーの作成および削除などがあります。

WebSphere Application Server Community Edition アプリケーションは、セットアップ・スクリプトまたはクリーンアップ・スクリプトではなく、外部デプロイメント・プランで構成されています。サポートされるアーカイブ・タイプには、.car.ear.jar.rar、または .war があります。外部デプロイメント・プランは、WebSphere Application Server Community Edition と Apache Geronimo 成果物です。このデプロイメント・プランを、スタンドアロン WebSphere Application Server Community Edition 環境のデプロイメント・プランを定義したのと同様に定義します。

非管理対象 Java EE アプリケーション 以下のサーバーで実行される Java EE アプリケーション
  • Apache Tomcat
  • BEA WebLogic
  • Apache Geronimo
  • Liberty プロファイル・サーバー
ODR は要求をこれらのサーバーにルーティングできますが、非管理対象 Java EE アプリケーションのライフサイクルは、オートノミック・マネージャーではどんな方法でも管理されません。管理コンソールにアプリケーションの表現を追加できるのみです。アプリケーションは管理コンソールの外部にデプロイする必要があります。
管理対象 Java EE アプリケーション WebSphere Application Server アプリケーション・サーバーで実行される Java EE アプリケーション。次のアプリケーション・タイプを含みます。
  • すべての標準 Java EE アプリケーション
このアプリケーションは、既存の Java EE インストール・ウィザードでインストールされます。

状況

ミドルウェア・サーバーにデプロイされたアプリケーションが開始しているか、停止しているか、または使用できないかを示します。

表 3. 状況
アイコン 状況 説明
始動済み 始動済み アプリケーションは実行中です。
部分始動 部分始動 アプリケーションは、停止済み状態から開始済み状態に移行中です。アプリケーションは実行し始めていますが、まだ完全には実行していません。1 つ以上のアプリケーション・モジュールにマップされたサーバーが停止しているために、アプリケーションを完全に開始できません。
停止済み 停止 アプリケーションは実行していません。
部分停止 部分停止 アプリケーションは、開始済み状態から停止済み状態に移行中です。アプリケーションは、まだ実行を停止していません。
使用不可 使用不可 状況を判別できません。

状況が使用不可のアプリケーションは、管理コンソールを実行しているサーバーがアプリケーションを実行しているサーバーと通信できないために、実際には実行中であるが状況が使用不可の場合があります。

不明 該当なし アプリケーションは、実行中かどうかの情報は提供しません。
次の表に、その他のミドルウェア・アプリケーションの場合のアプリケーションの全般的デプロイメント状況 (問題がある場合のみ) を示します。
表 4. ミドルウェア・アプリケーションの状況
アイコン 状況 説明
部分的にデプロイ 部分的なデプロイ アプリケーションは、少なくとも 1 つのサーバーで正常にデプロイされましたが、少なくとも 1 つのサーバーの状況が不明です。
部分的にデプロイメント・エラー 部分的なデプロイメント・エラー アプリケーションは、少なくとも 1 つのサーバーで正常にデプロイされませんでした。
デプロイメント・エラー デプロイメント・エラー アプリケーションは、いずれかのサーバーで正常にデプロイされませんでした。
不明なデプロイメント 不明なデプロイメント いずれかのサーバーで状況を判別できません。

アクション

選択されたミドルウェア・アプリケーションで実行する具体的なアクションを指定します。

次のアクションを行うことができます。

表 5. ミドルウェア・アプリケーションのアクション
アクション 結果
開始 アプリケーションがデプロイされているサーバーを始動します。
停止 アプリケーションがデプロイされているサーバーを停止します。


ファイル名: middlewareapps_collection.html