サービス・ポリシーの設定

既存のサービス・ポリシーまたはトランザクション・クラスを変更できます。この 2 つが一緒になって動作ポリシーを作成します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「動作ポリシー」>「サービス・ポリシー」>「service_policy」をクリックします。

サービス・ポリシーおよびトランザクション・クラスを作成、変更、または除去するには、管理者またはコンフィギュレーターの管理特権が必要です。

名前

サービス・ポリシーの名前は、英数字のユーザー定義フィールドです。 一貫性のある分かりやすいサービス・ポリシー名を使用してください。 例えば、PLATINUM、GOLD、SILVER、BRONZE などです。

説明

説明フィールドは名前フィールドを補完し、ユーザー定義のフィールドです。 このフィールドはオプションですが、複数のシステム管理者が存在する環境では、このフィールドに有用な情報を指定することをお勧めします。例えば、PLATINUM ポリシーの説明フィールドに、The PLATINUM service policy is reserved for the highest priority work (「PLATINUM サービス・ポリシーは、最高優先度の作業用に予約されています。」) などと入力します。

目標タイプ

これは選択可能フィールドで、次の 4 つの値のいずれかが可能です。

注: セル・カスタム・プロパティーが disableResponseTimeGoals=true の場合、重要度 の目標タイプはサービス・ポリシー目標タイプのための表示となります。この目標タイプは、サービス・ポリシーの重要度 状況のみを使用することを設定するために利用されます。

目標値

この値は、完了するために充てられる最大時間と等しくなるように設定します。 例えば、PLATINUM 作業は、2 秒を超えないようにします。目標値フィールドは、目標タイプが任意である場合は使用できません。

Session Initiation Protocol (SIP) トラフィックに応答時間目標を使用する場合、目標値は 500 ミリ秒より少なければなりません。

目標百分位数

特定の時間フレームで処理される要求の割合を指定します。 目標百分位数には、1 から 99 までの整数を指定できます。 このフィールドは、目標タイプが百分位数応答時間である場合に使用できます。

重要度

重要度のレベルを示します。重要度値は、目標タイプが任意である場合は使用できません。

パーシスタント・ポリシー違反のモニター

サービス・ポリシー目標タイプに応じて異なる設定をする必要があります。

メンバーシップ

トランザクション・クラスと対応するサービス・ポリシーとの関連を指定します。 それぞれのトランザクション・ポリシーは、1 つのみ のサービス・ポリシーに含まれます。 次のアクションを行うことができます。
新規
新規のトランザクション・クラスを作成します。 そのあと、これを新規または既存のサービス・ポリシーのメンバーにできます。
除去
メンバーシップ・フィールドからトランザクション・ポリシーを選択して この「除去」をクリックすると、 トランザクション・ポリシーとサービス・ポリシーの関連を除去できます。このアクションにより、そのトランザクション・ポリシー全体が削除されます。
変更
既存のトランザクション・ポリシーを変更します。トランザクション・ポリシーを編集するには、 まず編集するトランザクション・ポリシーを選択してから、「変更」をクリックします。
移動
サービス・ポリシーから別のサービス・ポリシーへトランザクション・クラスを 移動します。トランザクション・クラスとサービス・ポリシーの関連が必要なくなった場合、 トランザクション・クラスはサービス・ポリシーの関連がなくては存在できないため、 これ以外の移動のオプションは、除去のみです。トランザクション・クラスを移動するには、 別のサービス・ポリシーと関連付けるポリシーを選択して、「移動」をクリックします。