バージョン・マッピング

「バージョン・マッピング」を使用して、オプティミスティック・ロックに使用されるフィールドを指定します。エンティティーが複数のテーブルに関連付けられている場合、バージョン・マッピングは 1 次テーブルでのみ使用します。バージョン・マッピングは、パーシスタント・エンティティー 1 つについて 1 つのみとする必要があります。バージョン・マッピングが使用できるのは、以下の属性タイプを使用する場合に限られます。

バージョン・マッピングの作成方法は、以下のとおりです。

  1. 「JPA の構造」ビューで、マップするフィールドを選択します。

  2. このフィールドを右クリックしてから、「次としてマップ」>「バージョン」を選択します。「JPA の詳細」ビュー (属性用) に、選択されたフィールドのプロパティーが表示されます。

  3. 以下の表を使用して、「JPA の詳細」ビューの残りのフィールドに入力します。

    プロパティー 説明 デフォルト
    マップされたエンティティーのハイパーリンク マッピングを「バージョン」として定義します。 これは注釈 @Version に対応します。 バージョン
    エンティティー属性にマップされたデータベース列。詳しくは、を参照してください。 デフォルトでは、列は属性と同様の名前を付けられ、INSERT および UPDATE ステートメントに常に含まれると想定されています。
    テーブル データベース・テーブルの名前です。これは属性のエンティティーに関連付けられた 1 次テーブルである必要があります。
    一時的 データの型を指定します。詳しくは、一時的を参照してください。
    • 日付

    • 時間

    • タイム・スタンプ



Eclipse は以下の注釈をフィールドに追加します。

@Version
@Column(table="<COLUMN_TABLE>", name="<COLUMN_NAME>")


 

関連タスク

エンティティーのマッピング

 

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「JPA の構造」ビュー
「JPA の詳細」ビュー (属性用)

 

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