OR マッピングの理解

Dali OR (オブジェクト・リレーショナル) Mapping Tool を使用すると、 エンティティー・オブジェクトがデータ・ソース (または他のオブジェクト) に どのようにマップ されているかを記述できます。このアプローチでは、パーシスタンス情報がオブジェクト・モデルから分離されます。開発者は目的に合ったオブジェクト・モデルを自由に設計でき、DBA も目的に合ったスキーマを自由に設計できます。

このマッピングでは、オブジェクト・データのメンバー・タイプは 対応するリレーショナル・データベースのデータ・ソース表記に変換されます。このような OR マッピングでは、 データベースの他のテーブルに保管されている他のドメイン・オブジェクトを参照する、外部キーで関連付けられたオブジェクト・データ・メンバーも変換されます。

このマッピングを使用して、プリミティブ (int など)、JDK クラス (String など)、 およびラージ・オブジェクト (LOB) 値などの単純なデータ型をマップできます。また、このマッピングを使用して、 データ・ソース表記にオブジェクト ID の保守 (順序付けおよび後方参照など) が必要であり、さまざまな多重度および誘導可能性がある、関連によって、 他のドメイン・オブジェクトを参照するオブジェクト・データ・メンバーを変換することもできます。該当のマッピング・クラスは、第一に、関係のカーディナリティーにより選択されます。

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