サーバー状況 - フィールド・ヘルプ

最新の統計

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サーバー
サーバーは、シンボル名か IP アドレスのいずれかの形式で示した、TCP サーバー・マシンの固有の IP アドレスです。 IP アドレスに解決されない固有名を使用する場合、サーバー・アドレスを指定する必要があります。

サーバー・アドレス
ホスト名または IP アドレス形式のいずれかで表される、TCP サーバー・マシンの 固有の IP アドレス。サーバーが解決不能である場合は、物理サーバー・マシンのアドレスを指定する必要があります。

ポート番号
このサーバーが定義されている先のポートの番号。

クラスター
クライアントが接続するクラスター名またはアドレス。クラスター値は、シンボル名か ドット 10 進形式のいずれかです。
クラスター・アドレス
クライアントの接続先となるアドレス。クラスター・アドレスは、ドット 10 進形式の IP アドレスか、またはマシンのホスト名のいずれかを使用できます。 クラスターの値を解決できない場合、物理マシンのこの IP アドレスを入力する必要があります。

静止状況
このサーバーが静止しているかどうかを指定します。サーバーが静止している場合、 別のクライアントから新規接続を送信することはできません。

隣接状態
隣接探索は サーバーの MAC アドレスを判別するのに使用されるプロセスです。 ICMP パケットが生成され、応答により Load Balancer がサーバーの MAC アドレスを判別します。

隣接探索プロセスで考えられる状況:

  • 送信可能: このサーバーの隣接状態は、送信可能です。
  • 試行中 : このサーバーの隣接状態の確立を試行中です。
  • 使用不可 - エラー : executor で計算処理最中にエラーが発生したため、隣接状態は使用不可です。
  • 使用不可 - インターフェースなし : 隣接探索のためのインターフェースにアクセスする際にエラーが起こりました。
  • 使用不可 - サーバー・ダウン : Load Balancer に、サーバーからの応答がありませんでした。

受信された総パケット数
サーバーで受信したパケット数数の合計。

転送されたパケット数
サーバーに転送されたパケット数の合計。

生成されたパケット数
サーバーに対して Load Balancer で生成されたパケット数の合計。 これらのパケットは、Load Balancer が要求情報に送信する ICMP パケットを含みます。 生成されたパケットは、クライアントから受信されていないパケットです。

廃棄されたパケット数
サーバーに転送されているが廃棄されたパケット数の合計。

ローカルに処理されたパケット数
Load Balancer でローカルに処理されたパケット数の合計。

エラー・パケット数
パケット・エラーのために廃棄されたパケット数の合計。例えば、パケット・ヘッダーが短すぎる場合、パケットは廃棄されます。

接続数/秒
manager が算出したこのサーバーの 1 秒あたりの現在の接続数。 注: manager が稼働している必要があります。

総接続数
このサーバーの接続の総数。

事前準備された接続数
初期パケットを受信するが、接続がまだ完全に確立されていない TCP 接続数。

アクティブ状態にある接続数
アクティブ状態にある接続の数。

終了した接続数
FIN 状態にある接続の数。クライアントは FIN パケットを送信して、 トランザクションが終了したことをサーバーに通知します。


構成設定

「構成設定」タブ上の任意の値を編集して、「構成の更新」をクリックします。

現在の状況
サーバーの現在の状況を指定します。可能な値は次のとおりです。
  • ダウン (停止中)
  • アップ (稼働中)

カプセル化の条件
パケットをカプセル化する場合に指定します。以下のいずれかを選択してください。
  • Auto (自動) - これを指定すると、Load Balancer がカプセル化する必要のあるパケットを判別できるようになります。
  • Always (常時) - これを指定すると、常にパケットをカプセル化します。

カプセル化の転送
カプセル化の転送を使用可能または使用不可に指定します。使用不可がデフォルト値です。

カプセル化を使用すると Load Balancer は同じサブネット上にないバックエンドのサーバーを持つことができるようになります。

カプセル化のタイプ
カプセル化のタイプを指定します。タイプには、IP または GRE を指定できます。これは、それぞれ Load Balancer が IP パケットまたは GRE パケット内のパケットをカプセル化するという意味になります。

固定ウェイト
manager の稼働中、サーバー・ウェイトを固定しておくかどうかを指定します。デフォルトは「いいえ」です。「固定ウェイト」が「いいえ」に指定されていると、manager は最適のパフォーマンスが得られるようにこのサーバーのウェイトを調整します。「固定ウェイト」を「はい」に指定すると、 サーバーのウェイトは「固定され」、manager により更新されません。

HTTP advisor 要求
HTTP advisor がサーバーの正常性を照会するために使用する文字列を指定します。この値は、デフォルトでは "Head/HTTP/1.0" です。これはすべてのサーバーについて表示されますが、HTTP advisor がアドバイスするサーバーにのみ有効です。
: このフィールドは、HTTP advisor が開始されるまで使用できません。

HTTP advisor 応答
サーバーから受信した実際の応答と比較するために HTTP advisor が使用する文字列を指定します。この文字列の値は、デフォルトでは "null" です。
: このフィールドは、HTTP advisor を開始したときのみ使用可能になります。

サーバーのウェイト
同一ポート上のサーバー間のロード・バランシングに使用される、このサーバーのウェイトを指定します。デフォルト値は 10 です。
注: manager が稼働していて、サーバーの「固定ウェイト」の値が「いいえ」(デフォルト) になっているときはサーバーのウェイトを更新できません。 サーバーのウェイトは設定するが、設定したサーバーのウェイトを manager が更新しないようにしたい場合は、「固定ウェイト」の値を「はい」に設定してください。

スティッキー
Load Balancer がサーバーのアフィニティー設定をどのように保守するかを指定します。この値を「はい」または「いいえ」に設定してください。デフォルト値は「はい」です。

スティッキー設定を「いいえ」に設定すると、当該サーバーのアフィニティー・レコードは保守されません。この設定は、他のサーバーが元どおり作動できるようになった場合でもアフィニティー・レコードが既存の接続情報をバックアップ・サーバー (フェイルセーフ・サーバーまたは「ソーリー」サーバー) に送るといったシナリオで使用すると有用な場合があります。


リスト

サーバー・メトリックのリスト
サーバーに追加されたシステム・メトリックとサーバー上でそれらのメトリックを実行した結果のリスト。

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